元スレ少年「混血の女の子に一目惚れした」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
403 :
あーめん
405 :
魔法使い「ふむ、なかなか強くなったな」
弟子「」ピクピク
少年「すごい音が…うわぁ!?」
少女「なんですか、この、し、しし…獅子ルンルン!」
少年「死屍累々?」
少女「それです!」
魔法使い「お仕置きの結果」
少年「わ、悪いことしてしまったんですか?」
魔法使い「人が傷つくことを言ったからね」ニッコリ
少年「そ、そうなんですか…」ゾク
魔法使い「やれやれ全く…アフターフォロー大変なんだから」ヒョイ
406 = 405 :
少年「軽々と持ち上げたよ…」
少女「力持ちですね!」
魔法使い「大きくなれば重たいもの持てるようになるよ」
少女「本当ですか!」
少年「それ多分個人差があると思うから」
魔法使い「あー…地面抉れちゃったな…」
少年「ま、まさかこれを弟子くんが食らったんですか?」
魔法使い「いいや、避けたよ。なかなかのものだ」
弟子「あり……ガト………」ピクピク
少年(『魔法使い』って過酷な修行やるんだな…)
407 = 405 :
つ づ く
早く街に行け
409 :
乙
蝙蝠ちゃん…がんばって…
小鷹は結局何者なんだろ
ホントに側近さんの子供だったら側近さんが不憫すぎる
410 :
クソ…
獅子ルンルンにやられた
411 :
胸という概念が無い
つまり壁というこを自覚してたとのか
412 :
しかも将来に渡って胸が成長する可能性は絶望的、と……
いくら努力したって、大きくするなんて夢のまた夢っぽいねwwww
413 :
おっつおっつ!
鳥の種族は基本的に胸が無いのか
でも人間との混血なら増える可能性が………………微レ存?
414 :
魔法使いは種族上仕方なかったんやな…
415 = 405 :
――最寄り街
少女「人がいっぱいです!」キャッキャ
少年「ほら、はぐれちゃうよ!」
魔法使い「仲良いな」
弟子「トシちかいからじゃない?」ズルズル
魔法使い「ああやってじゃれているのは微笑ましいな」フフ
弟子「ボクをキョウセイレンコウしてるのはノータッチだネ」ズルズル
魔法使い「さてと。乾燥食料と、そうだな――水筒を買おうか」
弟子「フクもヒツヨウじゃない?」
魔法使い「あの二人のか。確かに今着てる私の服じゃだぼたぼだし」
416 = 405 :
弟子「まあ、ショウジョはワンピースってかんじでイイとはおもうけど」
魔法使い「問題は少年くんか。動きにくいとこの先辛いな」
弟子「ダネェ」
魔法使い「どっかで見繕うか…。うーん」
弟子「どしたノ?」
魔法使い「私、あまり服に明るくないからさ…タンスの八割がこれだし」
弟子「ローブね。まほうつかいはフクのカズもムネのおおきさもすくな…ハッ!?」
魔法使い「今日は失言が多いようだな、弟子?」ニッコリ
弟子「」
417 = 405 :
弟子「アイタタタ…」タンコブ
魔法使い「おーい、ふたりともー」
少女「はい!」クルッ
少年「あっ、フードがとれちゃうよ」アタフタ
魔法使い(……一応ここの人は混血を認知してるから大丈夫、だけど…)
ちらりと辺りに視線をやる。
今日は外から来た商人が多い。
変に騒ぎを起こし、この街に迷惑をかけるのは避けたい。
それに少女は羊族特有の真っ白でふわふわな髪と形の綺麗な角が生えている。
人身売買を生業としている人間には涎が出るほどのお宝だろう。
418 = 405 :
だから無理矢理に家族と引き離され売られかけた。
魔法使い(私たちのしている行動は、成果がすぐには出ないものとはいえ…)ハァ
魔法使い(まだまだ問題が山積みすぎる)
少年「魔法使いさん?どうかしたんですか?」
魔法使い「あ、ああ、ごめん」
少女「すごく険しい目で屋台のおまんじゅう見ていましたです」
少年「まさかおまんじゅうに恨みが」
魔法使い「ないない」
弟子(おまんじゅうですらフクラみがあるというのに)
419 = 405 :
魔法使い「これから旅一式のあれこれを買おうと思います」
三人「おー」
魔法使い「みんな迷子にならないでね」
弟子「」チラッ
少女「」チラッ
少年「え、僕!?」
魔法使い「まずは食料から。市場は人が多いから気を付けて」
少女「はーい!じゃあ、手を繋ぎましょう!」
少年「ほぇ!?」
弟子「ういういしくてアマいネェ」
魔法使い「まったくだ」
弟子「アンマリまほうつかいもヒトノこといえないケドネ」
魔法使い「?」
420 = 405 :
ニ時間後。
魔法使い「こんなもんか」
弟子「ブンタンしてもつとカルイね」
少年「ね」
少女「お買い物、早く終わりました!」
魔法使い「まさか君たち二人で迷子になるとは思わなかったけどねぇ…」
弟子「さがすほうにジカンかかったってカンジ?」
少年「す、すいません……僕の街と違うのでつい」
魔法使い「気を付けてくれよ。男の子のお尻を襲う奴がいるから」
少年「……女の子じゃないんですか?」
魔法使い「いいや、男の子」
少年「……」ダラダラ
弟子「アーっ」
少女「?」
421 = 405 :
つづく
…魔法使い母はおっきい設定
422 :
なん...だと
この世界に巨乳がいるだと....
424 :
乙
ヤムチャ…僧侶に手を出せないからって男の子を襲うなんて……
426 :
骨が無い墓があるスレはここですか?
427 :
ちっぱいすきなら黙って読もうよ。
ちっぱいほどあるのかしらんが
428 :
おばあちゃんがちっぱいだったら覚醒遺伝って言えるけど…
巨乳だったら着れない服とかあるけどちっぱいだったらそんな心配もn…ギャァァァァァ
まぁ
人魚みたいに虚乳してるより良くね?
429 :
魔法使いにはとり胸肉すら無いのか
430 :
鳩にさえ胸があるというのに
431 :
魔法使い父は鳥の種族では物足りず、巨乳を求めて異種族と結婚したということか……
432 :
>>429
男に間違われるんだから胸板はあるだろ
凹凸が無いだけで
433 :
鳥の一族なんだから飛べるように胸の筋肉はあるんだろうな…筋肉は。
434 :
さらしとはなんだったのか
435 :
さらしとは : 薄い胸板を厚く見せる為に巻く細く帯状にした布
あれ?
436 :
魔法使い「じゃあ後は戻って――」
ザワ…ザワ…
少年「空気が変わった…?」
弟子「ナンカ、オキソウナよかん!」
ノシノシ
少女「わ、わわ、あれ山賊さんですか?」
弟子「モチモノからミルト、そうみたいだネ」
魔法使い「…山からおりてきたのか。熊じゃあるまいし」
そう言うと魔法使いは三人を背中に隠した。
山賊は五人。
雰囲気からしてのんびり買い物に来たのではなさそうだ。
437 = 436 :
弟子「コレまたヤッカイだネェ」
魔法使い「な」
少女「怖い…」
魔法使い(手には斧。背には矢)
魔法使い(ふむ――今まで旅人を襲っていたが、それじゃ物足りなくなったってやつか?)
山賊A「酒だ!酒をよこせ!」
山賊B「もちろん肉もな!断ったらどうなるかぐらい分かるだろ!」
魔法使い「聞いたか。野菜無しとか不健康極まりないな」
少年「魔法使いさん、今はあの人たちの健康を気にしてる場合ではないかと」
438 = 436 :
少女「ど、どうします?こっそり逃げます?」
魔法使い「いま下手な動きしたら見つかるよ」
少女「打つ手無しですか…」
弟子「アルことはアル。ね、まほうつかい」
少年「例えば?」
魔法使い「いやあ…状況見てからじゃないとなんとも言えないかな」
軽く肩を回して、爪先を地面でとんとんと叩いた。
ああ殴りにいくのかと少年は考えた。
魔法使い「嵐ならじっとしていればいいんだがな。ああいうのはまた来る」
439 = 436 :
弟子「と、スルト?」
魔法使い「もう来ないで下さいとお願いするんだ」
少女「お願い、あの人たち聞いてくれますかね?」
魔法使い「なぁに、その時は」
首の骨をこきっと鳴らした。
魔法使い「身体に教え込むんだよ」
少年「いや、何をですか!?」
それには答えず、荷物を弟子に託して魔法使いは山賊の元へ向かう。
少年「あっ…」
弟子「マアだまってみてなヨ」
少年「でも危険だよ!ボコボコにされちゃう!」
440 = 436 :
弟子「ドッチが?」
少年「魔法使いさんが!」
弟子「タダのあたまのワルイにんげんあいてに、まほうつかいはマケルわけないヨ」
少女(頭の悪い人間…この場合は山賊さんたちでしょうか。確かに)
弟子「ソレニ、まほうつかいはこのマチがスキだからネ」
少年「そうなの?」
弟子「ボクたちをうけいれてくれたヒトがおおいからさ。ヤルキだすでしょ」
少年「へぇ……」
少女「あ、魔法使いさんが山賊さんたちと対面しました」
441 = 436 :
二メートルはありそうな、恐らくはリーダーと思わしき山賊を見上げる。
山賊A「なんだぁてめーは?」
魔法使い「ここは命令して物品を得る場所ではない。金を使うところだが、分かってるか?」
山賊B「くだんねぇ!強い奴が弱い奴から搾取するのは自然の摂理だろ!」
魔法使い「あのな、お前たちは理性を持った人間だ。理性を持った生き方をしろ」
山賊C「アアッ!?ふざけてンのか!」
山賊D「しっ、ちょっと待て」ヒソ
山賊E「どうした」
山賊D「こいつ……女じゃないか?」ヒソヒソ
442 :
山賊B「えっなんで?」ヒソ
山賊D「声ちょっと高いし、身体のラインもなんか細いじゃん」ヒソヒソ
魔法使い「……」
山賊C「そういわれてみれば…あとお前キモい」ヒソヒソ
山賊E「でも出るとこ出てないな」ヒソヒソ
山賊B「よし、じゃあ確かめよう」ヒソヒソ
魔法使い(なんだ?作成タイムか)
山賊A「まさかのオイラ仲間外れかよ」
山賊B「うおおおおらぁぁぁぁぁぁぁ!!」ダダッ
魔法使い「っ!」
斧を高く突き上げ突然山賊Bが襲ってきた。
443 = 442 :
即座に魔法使いは反応し、斧を握る腕を掴み、余った片手で腹に重い拳をいれた。
山賊B「ぐっはぁ……」
魔法使い「なんだよいきなり。そんな戦い方でよく生きてこれたな」
山賊D「山賊B!」
山賊B「くそっ……たれ」
山賊A「おま、なんで勝手に動いたりなんかしたんだよ!」
山賊E「ちょっと黙れ」
山賊A「」
山賊B「どさくさに…まぎれて…触ったが……」
魔法使い「は?」
山賊B「固かった……あれは女の感触じゃない…」
山賊D「そんな!殴られ損か!」
山賊C「そんなのってないよ!」
魔法使い「……」
444 = 442 :
魔法使いはぐるりと辺りを見回す。
不安そうな顔は外から来た人間。
冥福を祈るように手を合わせる人間はここの人。
魔法使いの性別を知る馴染みのある人たちがサインを送っていた。
――やっちまえ。
魔法使い「…ま。迷惑はかけてるからいいか」
山賊A「あ?」
魔法使い「お前ら歯ぁ食い縛れ」
山賊A「え、オイラあんまり関わってぎゃあああああああ」
山賊B「」
山賊C「殴られるなら美人なお姉さんが良かっぐわあああああ」
山賊D「不覚だっぎええぇぇぇぇぇ」
山賊E「あれ、出番こんぐべやぁぁぁぁぁ」
445 = 442 :
遠巻きに惨事を眺めながら弟子は呟いた。
弟子「まほうつかい、サラシまいてるイミないほどだからナァ」
少女「サラシ?」
弟子「なんでもないよ」
少年「すごい、あんな大きな人を投げ飛ばしてるよ…」
弟子「イツモよりおおめになげております、なんてネ」
446 = 442 :
続く
サラシ好きです
そういえば巨乳になるためには鶏肉がいいそうですね
447 :
山賊wwww
448 :
乙
>>446
マジで!?部位とか関係あるかな?かな!?
449 :
落ち着くのじゃ魔法使いよ
450 :
サラシっておっさんが祭とかで巻いてる方が普通な使い方だろ?
魔法使いが使うサラシもそのイメージだなww
みんなの評価 : ★★
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