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    元スレまゆり「トゥットゥルー!」岡部「・・・え?」

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    201 = 198 :

    その虚ろな瞳に


       岡部は映っていない。



    岡部(未来)「…………」


    岡部(未来)「全てが、終われば」

    岡部(未来)「また昔みたいに戻れるはずさ」


    岡部(未来)「また皆で、昔みたいに笑いあえるはずさ」


    岡部(未来)「鈴羽さえ、捕まえれば……」


    ラウンダー1『殺した方が、いいのでは?』




    岡部(未来)「できるわけないだろうが」

    岡部(未来)「鈴羽は俺の恩人だぞ?」


    岡部(未来)「アイツだってラボメンなんだ……。絶対に殺しはしない」



    岡部(未来)「もう何もかも無駄なんだよ鈴羽。なのにお前は、何をしようとしている――――?」

    202 = 198 :

    2012年――――


    ダル「ああ゛~」


    岡部「ポテチがあるぞ。冷蔵庫にプリンもある」


    ダル「うんあのさ、何でため息=餌よこせみたいになってるん?」

    岡部「……違うのか?」


    ダル「傷つくわーその本気で分かんないみたいな顔。……ってか牧瀬氏まだなん?あれから時間けっこう経ったけど」


    岡部「確かに遅いな。助手め、どこで道草を食っているのやら」


    ダル「彼氏に会う前に激カワコスメで愛されメイク♪」


    岡部「スイーツ(笑)」


    ダル「スイーツ(笑)」

    203 = 198 :

    ダル「まとめてはみたけど、大体いいのかなこんな感じで」

    岡部「ふむ……助手は俺たちほど強くリーディングシュタイナーが発現していないからな。もう少しわかりやすい方が良いかもしれん」


    ダル「そーさね。ちっと手を加えようか」


    岡部「まぁ、話しながら説明するのならそれほど問題は無いだろう」


    ダル「そう?でも暇だからなー。やっとくお」


    岡部「そうか。……少し、夜風をあびてくる」


    ダル「んー」







    岡部「……鈴羽から連絡、は……無いな。紅莉栖からも無い」



    もちろん、まゆりからも。

    204 = 198 :

    今日はここまで。


    また書きまーす

    210 = 209 :

    鈴羽はまゆりに接触してはいけないと言っていた。

    それは恐らくまゆりの精神状態が不安定なので、時期を見た方がいいということだろう。



    だが最後の言葉は何だ?


    『牧瀬紅莉栖に、椎名まゆりを接触させないで』

    これはどういうことなのだろうか。


    まゆりに紅莉栖を会わせると何かまずいことが起きる、とでも言うのか?




    分からない。

    211 = 209 :

    鈴羽は俺にまゆりに接触してはいけないと言っていた。

    それは恐らくまゆりの精神状態が不安定なので、時期を見た方がいいということだろう。



    だが最後の言葉は何だ?


    『牧瀬紅莉栖に、椎名まゆりを接触させないで』

    これはどういうことなのだろうか。


    まゆりに紅莉栖を会わせると何かまずいことが起きる、とでも言うのか?




    分からない。

    212 = 209 :

    未来から鈴羽が来た。

    タイムマシンで過去へ跳んだ。

    ダルに全てを話した。


    これらの事からダイバージェンスメータの数値は変動しているはずだ。


    だが、頭痛が来ない。

    世界線変動の際に発動するあの痛みが来ない。


    ということは、ダイバージェンスメータはほんの少ししか動いてないのだろう。

    このまま現在にとどまっていても俺のディストピア形成は揺るがない。


    岡部「…………」



    紅莉栖。


    お前の力が必要だ。

    俺たちだけじゃダメなんだ。

    過去に行っても何をすれば未来が変わるか、分からないんだ。



    ――――どうしようもなく脆い俺を支えてくれ。



    紅莉栖。

    213 = 209 :

    店員「ありがとうございましたー」


    紅莉栖「…………」

    紅莉栖(ドクペ、買っちゃった。腐るほどあるんだろうけど)


    紅莉栖(まぁ何にも買っていかないよりはマシよね。……と、もう11時だ。メールくれたからいるとは思うけど、寝ちゃってるかもしれないわね)



    紅莉栖(……夜道怖い)


    紅莉栖(走ってこっと)

    214 = 209 :

    その30分前・フェイリス家――――


    フェイリス「本当に大丈夫?まゆりちゃん……うちにいくらでもいてくれていいんだよ?迷惑なんかじゃないんだよ?」

    まゆり「ううん、ありがとう……でもごめんね。まゆしぃ、お家に帰るよ。こんなに泊めてくれてありがとう」

    フェイリス「ほんと……?うちは全然……」


    まゆり「あと話とか……聴いてくれてありがとう留未穂ちゃん。なんだか色々分かんなくなってたから……。すごく嬉しかった」


    フェイリス「そんなこと……」


    まゆり「まゆしぃはもう、大丈夫なのです!黒木さんもありがとうございました。お世話になりました……」


    黒木「いえいえ。またいつでもいらっしゃってください」

    215 = 209 :

    まゆり「本当にありがとう。今度お菓子、作って持ってくるね」

    フェイリス「……うん。じゃあまた、メイクイーンで会おうね」

    まゆり「うん!さよならー!」


    フェイリス「…………」



    遠ざかっていくまゆりちゃんに手を振りながら。

    彼女が前を向いたのを確認して、私は自分の涙を拭う。


    どうしてかなぁ。

    どうしてかなぁ。


    まゆりちゃんの話、いっぱい聴いた。

    まゆりちゃんの手を握って、慰めた。

    泣いているまゆりちゃんに、タオルを渡した。


    なのにどうしてまゆりちゃんの瞳はあんなに真っ黒なのかなぁ。

    どうしてまゆりちゃんのくまは来たときより深くなってるのかなぁ。



    フェイリス「黒木……」

    黒木「……?」


    フェイリス「私……何にもできなかった。友達なのに、何にもできなかったよ……!」


    黒木「…………」



    赤い目元に、優しいハンカチがあてがわれた。

    216 = 209 :

    路地――――


    紅莉栖「……ふぅ」

    紅莉栖(疲れたから岡部の分のドクペちょっと飲んじゃった)


    紅莉栖(まぁいっか……はっ)


    紅莉栖(これを岡部が飲むってことは、か、か、)


    紅莉栖(…………か)

    紅莉栖(きゃああああああああ///)ダダダダ

    217 = 209 :

    路地――――



    まゆり「…………」ザッザッ


    まゆり「…………」ザッザッ


    まゆり「…………」ザッザッ


    まゆり「…………」ザッザッ


    まゆり「…………」ザッザッ


    まゆり「…………」ザッザッ


    まゆり「…………」ザッザッ


    まゆり「…………」ザッザッ


    まゆり「…………」ザッザッ


    まゆり「…………」ザッザッ


    まゆり「…………」ザッザッ

    218 = 209 :

    路地――――



    紅莉栖(きゃああああああああ///)


    紅莉栖(きゃあああああ……っ)



    ドンッ

    219 = 209 :

    紅莉栖「いたたた……あっごめんなさい。大丈夫ですか?」

    鈴羽「!!」


    鈴羽(紅莉栖さんっ……)


    鈴羽(前方からは……ッ)


    鈴羽(椎名……まゆり!!?)


    鈴羽「くっ!」ガシッ

    紅莉栖「きゃっ!?」


    鈴羽(隠れなきゃっ裏路地へ……ッ)


    鈴羽(急げ……急げッ!!)





    まゆり「…………」ザッザッ

    220 = 209 :

    まゆり「…………」ザッザッ


    まゆり「…………」ザッザッ


    まゆり「…………」ザッザッ





    まゆり「…………」ピタ



    まゆり「…………」


    まゆり「…………」



    まゆり「…………」ザッザッ


    まゆり「…………」ザッザッ

    221 = 209 :

    鈴羽「はー……はーっ……!」


    鈴羽(頭が……痛い!)


    紅莉栖「あ、あの……大丈夫ですか?」

    鈴羽「ラボ……」


    紅莉栖「え?」


    鈴羽「早くラボへいって。岡部倫太郎がアナタを必要としてる」

    紅莉栖「何で岡部のことを……」


    鈴羽「いって!」


    紅莉栖「!は、はい」



    鈴羽「……ふ……ぅ」

    鈴羽「椎名まゆり……」

    222 = 209 :

    ラボ前の階段――――


    紅莉栖「…………あっ」


    紅莉栖「岡部!」


    岡部「……紅莉栖」

    紅莉栖「待っててくれてたの……わっ」

    岡部「…………」グッ


    紅莉栖「……どうしたの?」


    岡部「……」


    紅莉栖「……顔、見せて」


    紅莉栖「…………疲れてる。ったく……」


    岡部「?」


    紅莉栖「ほら!これ飲んで元気出せ!」

    岡部「ドクペ……」

    紅莉栖「ね?」


    岡部「……ああ」


    岡部「ありがとう」

    223 = 209 :

    岡部「フゥーハッハッハッ鳳凰院凶真、復・活!」

    紅莉栖「うるさい!ご近所に迷惑だろ!」

    岡部「む……助手の分際で、」

    紅莉栖「…………」

    岡部「あ、すいません」



    紅莉栖「それで?私を呼んだ理由は?」

    岡部「……話せば長くなる。とりあえずラボに入ろう」


    紅莉栖「そうね」


    岡部「…………紅莉栖」


    紅莉栖「ん?」






    岡部「俺の話を、信じてくれるか?」


    紅莉栖「…………」





    紅莉栖「あんたが信じろって言うんだったら……」




    紅莉栖「信じる」




    岡部「……そうか」

    岡部「そうか」

    224 = 209 :

    今日はここまでです!


    ありがとうございました!


    いやー楽しいですねぇーぃ。

    227 :


    ハラハラする

    228 :

    まゆりぃ……。とりあえず乙! 期待してる。

    230 :

    最近、シュタゲSSあまり見ないんだよな……。
    時間かけてもいいから、完結させてくれ。放置とかマジ勘弁

    231 :

    追いついた
    なんなんだろうこのハラハラ感

    232 :

    少し待ってください必ずきちんと終わらせます

    233 :

    >>1か?
    おk待ってる

    234 :

    俺も待ってるぞー!

    235 :

    期待してる。頑張ってくれ

    236 :

    追いついた
    おもしれええええええ

    237 :

    SG世界線って、大分岐の干渉を受けないんじゃないっけ。

    238 :

    一気に読んだ。おもしれぇ。
    1がんばれ

    241 = 240 :

    ラボ――――


    紅莉栖「ハロー。橋田」

    ダル「おぉー牧瀬氏ー!久しぶりー……でもない件」

    紅莉栖「こないだ会ったばっかりよ。まったく……研究所にも迷惑かけてきたんだから、下らない用事だったらホント、ぶっとば……」


    ダル「そうそう!今回呼んだのはさ、この新しい未来ガジェット開発のためなんだけど」


    そう言ってダルはおもむろに割り箸を取り出した。

    紅莉栖「へ?」


    ダル「うん、今回のは上手くいけば商品化も夢じゃないお!聞きたい?しょうがないなー、驚異の未来ガジェット!その名も『一刀両断!チョップスティックver……」



    紅莉栖「は、橋田ああぁあぁぁ!!!!」

    242 = 240 :

    岡部「くくっダル、その辺にしておけ」


    紅莉栖「えっ?」カシャッ


    ダル「うほー!牧瀬氏のキョトン顔いただきましたぁン!これで勝つる!」


    紅莉栖「は、橋田……」


    ダル「反省はしている、後悔はしていない。でもまぁ、肩の力は抜けたっしょ」


    紅莉栖「アンタねぇ……!ふざけるのもいい加減にっ…………?」


    そこで紅莉栖は気付く。

    ダルの眼光が、真剣なそれに切り替わっていることに。


    ダル「牧瀬氏、今から大事な話をする」

    ダル「だからどうか、リラックスして聞いてほしい。僕たちの話を、熱くならずに聞いてほしい」


    ダル「君の力が必要なんだ」


    紅莉栖「え…………?」

    243 = 240 :

    俺とダルは長い長い話を始めた。


    内容が内容なだけに、なるべく分かりやすく、誤解が生まれないようにゆっくりと説明する。


    紅莉栖は相づちを入れたり、たまに息を飲んだりをしながらも、黙って俺たちの話を聴いてくれた。

    だがこの世界線の未来を話した時だけは、すかさず声を上げた。



    紅莉栖「そんなはずない!」


    ダル「……気持ちは分かるぜ牧瀬氏。オカリンが世界征服なんて、そんなこと……正直想像つかん。けど事実なんだ」


    紅莉栖「いや、岡部はそんなことしないわ!確かに厨二病だけどヘタレだし、度胸も無いし!」


    岡部「おい……」


    紅莉栖「良く分からない……良く分からないけど絶対無いわよ!そんな人間じゃない!」

    244 = 240 :

    『良く分からない』。

    一般人にとっては良く目にする言葉であるし、汎用性が高いため幅広い年代層に使用される。

    単純にそのままの意味で使える、更に後ろめたいことをごまかす時に真価を発揮する、非常に便利な言葉である。



    しかし、彼女は違う。

    牧瀬紅莉栖という少女は、ごまかしも理解不能も許さない。

    そんな曖昧な言葉など彼女にとっては忌むべき存在だろう。



    その紅莉栖が、『良く分からない』を使った。


    未来のことなど未来人の話を真実として受け入れるほかないのに、しなかった。



    ・・・・・・・・・・・・・
    そうまでして、認めなかった。


    ・・・・・・・・・・・・
    岡部倫太郎を信じたかった。



    245 = 240 :

    正直俺は、鈴羽に自分の未来を話された時酷く傷ついた。


    胃が雑巾を絞るように締め付けられるのが分かり、吐き気がした。



    自分の未来なんて知りたくないのに。

    しかもそれが闇の支配者?


    最低だ。


    最悪だ。


    だが受け入れた。

    鈴羽の眼を見ればそれが真実かどうかなど判断するまでも無かった。


    そしてダルに話した。

    ダルも俺の眼を見てすぐにそれを受け入れた。



    しかし。



    紅莉栖は、ダルの話を受け入れない。

    ダルが嘘をついていないということは、三歳児でも分かるだろう。


    それでも彼女は受け入れない。





    俺をそんな人間ではないと信じているから!!


    246 = 240 :

    紅莉栖「えーっと、その……ほら、岡部ってビビりだし」



    ――――泣きそうになる。



    紅莉栖「でっかい事口にするくせに、いざとなったら逃げるし」



    ――――どう考えたって、反論する材料が少なすぎる。



    紅莉栖「カリスマだって……そりゃちょっとはあるけど、大人数の中じゃきっと埋没するわ!」



    ――――それでも必死に俺を庇おうとしてくれる彼女に。



    紅莉栖「ほ、ほら!統率力も無いし、成績もそこまで良くないし、友達も少ないから!」



    ――――俺を悪者にしないように、がんばってくれる彼女に。



    紅莉栖「だ、から、無理なの。無理なのよぉ……」



    ――――本当は庇ってほしかったんだな。

    ――――お前はそんなことするはず無いって、誰かに言ってほしかったんだな。


    ――――……お前が言ってくれた。だから




    岡部「もういいんだ紅莉栖……」



    俺は紅莉栖の肩に、後ろからそっと手を置いた。

    247 = 240 :

    岡部「もういい。ありがとう」


    紅莉栖「岡部……」

    岡部「…………」


    ダル「オカリン。すまん。本当に……」


    ダルが俺に向かって頭を下げる。


    岡部「気にするなダル。誰も悪くない。誰も悪くないんだ。運命なんだ」


    岡部「俺たちは運命を打ち砕くんだ。そうだろう?」


    紅莉栖「…………」


    岡部「…………」フゥ


    岡部「フゥーハッハッハァァ!!!!いつまでしょげているのだぁ助手よぉ!!そんなことでこの鳳凰院凶真をアシストできると思っているのくぅあ!!んん!?」


    紅莉栖「じ、……私はアンタの助手じゃないってあれほど、」


    ダル「未来の海賊王のクルーがよ……そんな顔すんじゃねぇ!」


    紅莉栖「黙れ!!」

    248 = 240 :

    岡部「うーわ。見ろダル、泣いてるぞ。この助手、ちょっと泣いているぞ」


    ダル「感情が昂りすぎちゃって泣けてくるアタシ。スイーツ(笑)」


    岡部「スイーツ(笑)」


    紅莉栖「……前言撤回。アンタなんか魔王でも世界の支配者でも何でもなっちゃいなさいよぉ!!」


    岡部「魔王……?橋田二等兵、この娘は何の話をしているんだ?」


    ダル「はっ!岡部大佐、牧瀬四等兵は『世界の支配者でも何でも』だけだと勢いが足りないので、最初に『魔王』とつけることでセリフに躍動感を増長させたものと推測されます!」


    紅莉栖「ちょ、冷静に分析しないで。何か恥ずかしいから」

    岡部「流石だな橋田二等兵。だが何かムカつくから降格だ」

    ダル「ありがとござっ……え!?」

    249 = 240 :

    時計の針が、日にちが変わったことを示した。


    岡部「こんなところか……」


    ダル「そだね。だいたい話尽くした」


    紅莉栖「……」


    岡部「さて話も終わったところで、天才科学者牧瀬紅莉栖の御考察をお聞かせ願いたいところだが……少々時間が過ぎているな」


    ダル「もう十二時回っちゃってる件」


    紅莉栖「……橋田。その白い紙は何?」

    ダル「あ、これ?牧瀬氏に渡すつもりで書いたやつ。ほい」

    紅莉栖「ん……これ持って帰ってもいい?」


    ダル「勿論。そのつもりで作ったんだお」


    岡部「では、帰るとするか。鈴羽が来るかもしれんな、ラボは開けておこう」


    ダル「えっ」


    岡部「取られても大したものは無いしな」


    ダル「エロゲが……」


    岡部「無いしな」


    ダル「エロ……」

    250 = 240 :

    岡部「とられるのが嫌なら持って帰るがいい」


    ダル「ビジュアル的にOUTでしょ」


    岡部「真夜中に エロゲを抱え 歩く[ピザ] その様まさに 犯罪者かな」


    ダル「一首詠むな。つーか、マジでどうしよう」


    岡部「こんなボロい建物に入る泥棒などおらん!」


    紅莉栖「…………」


    岡部「紅莉栖、出るぞ」


    紅莉栖「あ、うん。……」


    ダル「やっぱ持って……いやでも」


    岡部「捕まるのがオチだぞ?」


    ダル「なんかカバン的なもの無い?」


    岡部「無い。」



    ダル「……その右手に持ってんの何」


    岡部「カバン」


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