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    元スレ村娘「勇者様ですよね!」勇者?「……違うが」

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    101 = 98 :



    白服2「どうも『淫魔』の疑いがありましてね、追っていたのですが……」


    ?「それは大変ですね、さっきの男性と女性ならその路地に入って行きましたよ」

    白服「協力に感謝する」ヒュバァッ

    白服2「良い散歩を、お嬢さん方」ヒュバァッ


    ?「……」ニコニコ

    「……」


    ?「……行ったか」


    102 = 98 :



    ?「当面はこの姿でいるか、おいお前」

    「……」

    ?「……おい?」

    「い、いきなり……女になった」

    ?(…面倒な奴だな)


    「凄い、『母』からある程度は聞いてたけど、まさか変装も出来るなんて……」


    ?「…………厳密には変装ではなく変身に近いが、まあいい行くぞ」


    103 = 98 :



    勇者?「……そうか、お前が村娘の子供か」

    「まあね、その辺は手紙で知ってるよね」

    勇者?「……」

    「どうかした?」

    勇者?「村娘の夫、つまりお前の父親についても手紙で知った」


    「ああ…そうよ、死んだわ」


    104 = 98 :



    「半年前よ、私の父が連中にあらぬ疑いをかけられて処刑されたのは」

    勇者?「連中、とはやっぱり『王立十字軍』か」

    「? ……ああ、21年もどこかに行ってる事になってたのよね」


    「ついて来て、家で『日記』を渡すから」

    勇者?「……」

    勇者?(全く……次から次へと)


    105 = 98 :



    < ガチャッ


    「ちょっと待ってて、今とってくるから」タタッ

    勇者?(……)


    < 「んー、どこかな……ここ?」


    勇者?(やれやれ)ズズ

    勇者?(……)チラッ

    コトッ

    勇者?(これは、写真? カメラが普及してるのか)


    106 = 98 :



    勇者?(……右が村娘か? 随分と大人びたな)

    勇者?(抱いているのが少女か、少なくとも15年は前か)


    < 「ああ、あったあった」

    「おまたせ、母が勇者に渡すようにって言ってたの」

    スッ

    勇者?「そうか」パラパララッ

    「ちゃんと書いてあるわよ」

    勇者?「ああ、色々あったみたいだな」


    107 = 98 :



    勇者?「しかし対淫魔の為だけに作られた騎士団か……そんな人間の味方がなぜお前達家族を?」

    「私達だけじゃない、十字軍がこの村が淫魔と関わっていたのを知ってから村で魔女狩りが……」

    勇者?「お前の父親は、日記の通りならば突然捕まって処刑されたな? 何故だ」


    「こっちが聞きたいわ、母も捕まってしまった以上知る術はないけどね」

    勇者?「・・・捕まったのか」


    「あなたが来るのが遅かったの、捕まったのは先週よ」

    勇者?「あの最後の手紙はお前が送ったのか」

    「そうよ」


    108 = 98 :



    「2ヶ月住んだのは嘘だけどね、まさか本当に来るとも思わなかったし」


    勇者?「……だがお前の考え方は正解だったぞ」

    「え?」

    勇者?「いやいい、それより」

    勇者?「…日記にあるこの『サキュバスが捕まっている』について詳しく聞かせろ」


    「……淫魔に興味あるの?」

    勇者?「…違うが」


    109 = 98 :



    「12年位前なんだけどね、私が五歳の時サキュバスが近くの民家で捕まったのよ」

    勇者?「捕まったのは1人か?」

    「らしいわね、噂だとあなたが連れて行った淫魔達のはぐれとか」

    勇者?「………」

    「思えばあの日からね、十字軍の連中がこの村の女を怪しみだしたのは」


    勇者?(発端は捕まった淫魔、そして火種が燃え移った結果が村娘達か)

    勇者?「……所で、十字軍の騎士は全員がさっきの奴等のように身体能力が高いのか」


    「ええ、でなきゃ淫魔の軍勢と戦えないでしょ」


    110 = 98 :



    勇者?(……ただの人間が一度の跳躍で数十m、有り得ないな)

    勇者?(だが納得はいくか? それなら淫魔達がただの数の差で押される訳だ)


    「早速だけど勇者、あなたには私の母を助け出して貰いたいの」

    勇者?「わざわざ脅迫してまでか」

    「元はといえば、あなたが早く来てくれなかったから父も母も大変な目にあってるのよ!」

    「ただでさえ滅茶苦茶なのに……! 母を助け出してもここには住めないのにっ!」


    勇者?「助け出してやるから落ち着け、処刑されるのはいつだ」

    「……来月よ」


    111 = 98 :




    勇者?「まだ時間はあるな、なら数日かけて脱獄させればいい」

    「でもグズグズしてたら……」

    勇者?「17の子供に何が出来る、いいからお前はこの家で待っていろ」


    勇者?(………~)

    勇者?(面倒だ)


    勇者?(だが、『王立十字軍』の騎士達の身体能力……見過ごせないか)



    112 = 98 :





    白服3「……」スタスタ



    < シュルッ

    白服3「?」


    < ギチィ・・・!!


    白服3「なっ……!?」

    白服3「誰だ!!」ググッ


    ―――― ブチィッ!


    < 「!?」


    113 :

    いいぞ

    114 = 98 :



    白服3「何だかは知らないが、糸なんかで縛ろうとはいい度胸だ」シャキ

    白服3「だが我らパラディンを嘗め過ぎたな……」グッ


    ―――― ヒュバァッ!


    < (っ、速い……!!)

    白服3「捉えた」ヒュン


    < ドズッ

    < 「がっ……」

    白服3「トドメを刺す前に聞く、何者だ」ズブッ

    < 「………」


    115 = 98 :



    < 「………し」


    白服3「なに?」


    < 「……」

    < 「少し、迂闊過ぎないか? 刺しただけで死ぬ相手かどうかも確認せず近くにいるのは」


    白服3「………ぇ」

    ―――― メシャッゴキィッッ


    白服3「ごぁン、っ! ?ッ……ぅぐ、ゲボァ…………」

    ドサッ


    < 「……さて、とりあえずコイツに聞くか」


    116 = 98 :




    「……zZZ」


    < ギシ……

    「……?」ぴくん

    勇者?「起こしたか」

    「!?」ガバッ


    「な、なんでいるのよ! 鍵は!?」

    勇者?「民家の鍵くらい、造作もない」

    勇者?「それより聞きたいのは『聖十字教会』とは、どこにあるどういう建物だ」


    117 = 98 :




    < バタン


    勇者?「……ただの教会らしいな」

    白服3「ンー!! ンムッ、ンー!!ンゥゥー!!」

    勇者?「……」スタスタ


    勇者?「人間の体で最も痛覚がある部位はどこか、わかるか」スッ


    白服3(な、なんなんだコイツ……なんなんだコイツ!!)ガタガタ

    勇者?「……ここに一本の針がある」

    白服3(?)

    勇者?「この針を刺したら、当然痛いだろう……な」ズドッ


    白服3「―――― ッッ!!?」


    118 = 98 :



    勇者?「……そこまで痛く無いはずだ、かなり深く刺した」

    白服3(ひっ……ひっ……ぃ)ガタガタ

    勇者?「………」スッ


    < するっ


    白服3「た、頼む助けてくれ……」

    勇者?「正直に答えろ、『聖十字教会』に本当に村娘がいるんだな」

    白服3「い、いる! まだ移動されてないならいる!」

    勇者?「では、サキュバスは?」


    白服3「…………」


    勇者?「……」チャキ


    121 :



    白服3「ひ、ぎぃぃぃいい!! ぎっ! ぃぁ……」


    勇者?「人間の『痛覚』は皮膚の下に最も多くある、何より神経の隙間に針を刺すならともかく」


    < ズブッ

    白服3「たっ、頼むやめてくれ……ぎぃっ!?」

    勇者?「……知ってる事は話した方が楽だぞ、そのうち神経に針が直撃すれば発狂する程の痛みが走る」


    勇者?「さあ、話して貰おうか」チャキ


    白服3「ひ、ひぃ……っ」


    123 = 121 :



    < カツ……カツ…ッ


    白服α「只今帰還致しました、団長」

    < 「フム、どうだったかね? 『本土』は」

    白服α「何やらまた新たな兵器が開発されたようです」

    < 「兵器?」

    白服α「『 銃 』と言う、遠距離からほぼ確実に敵に致命傷を負わせられる物だそうです」


    < 「はは、しかしそれでも我々『聖教騎士団』の力には程遠いのだろう?」


    白服α「……はい、私のような未熟者ですら『銃』の豆粒を捉える事が出来ました」


    124 = 121 :



    < 「謙遜は止したまえ、君は私が知る中でも最も『インキュバス』に近い男だ」

    白服α「お褒めの言葉、光栄です」


    < 「しかし数十年前までは考えられなかったものだ、汚らわしい淫魔を犯すなど……」

    < 「……おっと、犯すではなく儀式だったか」


    白服α「……」

    < 「α君、この後すぐに淫魔と儀式を交わして力を蓄えておきなさい」

    白服α「は、了解しました」

    白服α(………)


    125 = 121 :




    白服「チッ……締まりが悪いな」ジュプッジュプッ

    白服2「むしろ良い方だ、『本土』の儀式用に飼育されてる淫魔なんてただの肉塊だぞあれ」

    白服4「あれに比べたらたった12年しか使い込まれてないコイツは最高の女だぜ」ジュプッ


    白服β「お前らそろそろ出ろ、『本土』から帰ったαが儀式に使う」

    白服2「あぁ!? αの奴、帰ったのかよ……」

    白服「所で3の奴、まだ巡回から戻らないのか」

    白服4「知らねえよ糞がッ、あのエリートの前に射精しておくか」ビュルビュルッ!


    白服β「嫌がらせかお前」

    白服4「ふぅ、ざまあみろ」


    126 = 121 :



    < ……ガチャ


    白服α「入るよ」

    白服α「……酷い臭いだ、待っててくれ」スッ


    淫魔兵「……ぅ…あ?」

    白服α「……」シュゥゥ

    白服α「『本土』で学んだんだ、私の魔力を一時的に内部暴走させれば物質を消滅させられる」

    淫魔兵「ぁ……ぁぅ?」

    白服α「汚れも臭いも、全部消したんだ」ナデナデ


    127 = 121 :



    淫魔兵「……ぁ」ポフッ

    白服α「ゆっくり今日はおやすみ、私がいる間は他の騎士は手を出さないよ」

    白服α「さて、じゃあ私はそろそろ戻るよ」スッ

    < ぐいっ

    淫魔兵「……」

    白服α「! ……もう少し居た方が良いかい?」

    淫魔兵「……」

    白服α「……たまたま、か…おやすみ」スタスタ


    128 = 121 :



    < バタン

    白服α「……!」


    白服β「『また』、手を出さずか?」

    白服α「私は充分強い、これ以上彼女を汚してまで魔力を得る必要なんてない」

    白服β「彼女って……ありゃ淫魔、モンスターだぞ」

    白服α「…違う、彼女には『壊れる事が出来る心があった』んだ」


    白服β「心が壊れるのは当然だ、何人の犠牲者を出した化け物だと思ってやがる」

    白服α「彼女は何もしてない」

    白服β「そういう問題じゃねえんだよ馬鹿が」


    129 = 121 :



    白服β「いい加減、区別をつけろってんだよ! あれは人間じゃない、敵である化け物だ!」


    白服α「……」ギロッ

    白服β「っ……」

    白服α「……なら敵じゃなくなれば良いんだろう、この戦争を終わらせれば良い」


    < スタスタ


    白服β(実力はあんのになぁ……どうしてああ堅いのか)


    130 = 121 :



    「おはよう」

    勇者?「ああ」


    「……昨日の夜、何してたの」

    勇者?「情報搾取というやつだ」スタスタ

    (さ、搾取……?)

    「って、どこいくのよ」

    勇者?「『聖十字教会』に行って来る」


    131 = 121 :



    勇者?(……)スタスタ

    勇者?(街なのに随分と入り組んでるな、治安は大丈夫なのか)

    勇者?(しかし『レンガ』造りの建物か……)スタスタ

    勇者?(たった20年でここまで進化するものなのか?)




    白服「!」

    白服(あいつは……昨日の!)


    132 = 121 :



    白服(……挙動不審な上に、どこに向かってるんだ?)


    勇者?「……」スタスタ


    白服(とりあえず後を尾行して、そこで取り押さえるか)

    < シュルッ

    白服(ん? なんだ今の)


    ―――― スパッ


    < ゴトン……ブシャァァァ


    勇者?(切れ味が増したタイプのワイヤーだったが、ここまで簡単に首を落とせるとはな)シュルッ


    133 = 121 :



    勇者?「……」ゴソゴソ

    勇者?(なるほど、これなら良いかもな)

    < ズズ・・ッ


    白服?「……行くか」スタスタ


    < シュルッ

    白服?(ワイヤーは……念の為しまっておく)


    134 = 121 :



    神父「はぁ、新入騎士様ですか……」


    白服?「今日から配属されたのですが、何分慣れていない身……ここに収監された囚人の警護をしたいのよ」

    白服?「構わないわよね? 神父さん♪」

    神父「し、しかし『通達書』もなく勝手にそんな……」

    白服?「あら、勝手じゃないわよ? 『王立十字軍』の騎士たる私が命令したの」


    神父「………」

    白服?(通達書、か……細かい点まで進化しているな…押し切れるか?)


    135 = 121 :



    < 「構わない、私が許可する」


    神父「!! これは……α様」

    白服?(なに……?)


    白服α「そこの彼女は恐らく私が用意した『移送隊』だ、秘密裏にという話だからごまかしたんだろう」

    白服α「随分早かったね、他の騎士はどこに?」

    白服?(これは…思わぬ展開だな)


    白服?「私が1人よ、『上』からの命令であなたと私の2人だけが効率が良いから」

    白服α「……団長が? 確かに秘密裏に移送するなら少数が良いかもしれないが」


    136 = 121 :



    白服α「……」

    白服α「君、名前は?」

    白服?「名前はともかく宜しくね、早く移送の準備にかかりましょ?」

    白服α「ダメだ名乗って貰う、後々君に支給出来なくなる」


    白服?「α様はそんなの気にしなくて良いんですよ、私は代理も同然なので♪」

    白服α「代理……そうか、君は他の騎士の代わりなのか」

    白服?「ええそうですよ?」ニコッ


    137 :

    まってるよぉ乙

    138 = 121 :




    白服4「急ぐぞ、移送隊として派遣されたってのに遅刻なんてヤバすぎる!!」

    白服2「他の移送隊は先に行ったのか!?」シュバァッ

    白服β「らしいな、αの事だから直ぐに出発するかもしれんぞ」

    白服2「まじかよ…」


    < ニチャッ

    白服4「うぉあ!」ドシャァッ


    白服2「何やってんだおま……えっ?」


    139 = 121 :



    白服β「うっ……!? これは……」

    白服4「ぎゃああああ!! 首が、血がぁあ!?」


    白服2「こいつ、白服の奴だ……何に殺られたんだ!?」


    白服β(断面が不自然に綺麗過ぎる……こんな刃の剣、あるのか?)

    白服β(いや、αや団長クラスなら『魔導』でどうにでも…)

    白服β(だがだとしても、一体誰に?)


    140 = 121 :




    移送隊「な……に?」



    神父「で、ですから……騎士様なら先に囚人を連れて出発しました」

    騎士「ここにいるぞ」

    神父「し、しかし……」

    移送隊「α様は誰と出発したんだ」


    神父「……ぇ? いや、あれ」

    神父「申し訳ない、何故か……霧がかったように『女』ということしか思い出せません」


    騎士(……まさか、淫魔の類か?)


    141 = 121 :




    白服?「あなた、お名前は?」

    囚人「……」

    白服?(さすがにこの姿では分からないか)

    白服?(……村娘、か……)スタスタ


    ―――― 「勇者様ですよね!」


    白服?(最後に別れて3日も経ってないのに、村娘は20年の歳月を経ている)

    白服?(どこか寂しい気もするな)


    白服α(……)スタスタ

    142 = 121 :



    < バタン


    白服?「ここは?」

    白服α「この建物を抜けたら移送先の騎士に受け渡します」


    白服α「……が、貴女に聞きたい」

    白服?「?」


    囚人(……)


    白服α「『彼女』が言う、  ユーシャ  とは何ですか?」

    白服?「!……私に聞く事なのかしら?」

    囚人(……!!)


    143 = 121 :



    白服α「……やはりか」


    < ヴゥ・・ン


    白服?「っ!!」

    白服?(『魔剣』? 人間なのに『夢魔』クラスの魔導が行使出来るのか)


    白服α「貴女の心が読めない時点でおかしいとは思ってたが、まさか淫魔とはね」

    白服α「私はな、他者の心が読めるんだ」スタスタ

    白服α「先程から『彼女』が何度も呟いてたよ、心の中で『ユーシャ様が来てくれた』ってね」


    白服?「お前…気づいてたのか」チラッ

    村 娘「ゆ、勇者様……やっぱり本当に勇者様なんですね!」


    144 = 121 :



    白服α「答えて貰おう、君は何者だ」ヴゥン


    白服?「……」

    白服?「悪いが、俺は女でも無ければ淫魔ですらない」

    白服α「なら何者なんだ」


    < ズズッ・・


    勇者?「勇者でも淫魔でもないのは確かなんだがな」

    白服α「……!!」バッ


    白服α(変身? 何なんだこの男……!)


    145 = 121 :



    勇者?「言っておくが動かない方が良いぞ」

    白服α「なに? ……」


    < シュルッ


    白服α「糸……?」

    勇者?「視認出来るのか、とても人間とは思えないな」

    白服α(……金属に見える糸、この鋭利さでは切れ味は相当の物…)


    勇者?「行くぞ村娘、お前の娘が待ってる」

    村 娘「はい!」ぎゅっ


    146 = 121 :



    < タッタッタッ


    白服α(……よし)

    白服α「はァッ!!」


    ―――― ジャキィィィン!!


    白服α(全身から魔剣を剣山のように出せば容易く斬れる……切れ味はあっても耐久性は皆無か)

    白服α(あの2人、間違いなくどこかに逃げたな)スッ

    白服α(隠れ場所を突き止めて全員捕縛だ……!!)


    147 :

    ヘルシングのウォルターさんを知ってから
    俺の中ではワイヤーが最強の武器

    148 = 121 :




    村娘「ゆ、勇者様……っ、はぁ……私…っ」

    勇者?「どうした、もっと走れ」

    村娘「あっ」ガッ


    < ドサッ


    勇者?「!」

    勇者?(……そうか、村娘は昔ほど走れない)

    村娘「あぅ……あはは、おばさんだなぁ私」フラフラ


    149 :

    乙?
    厨二病の代名詞の一つブギーポップさんを忘れないであげてください

    150 = 121 :



    < 「そこまで、のようだな」


    勇者?「……」

    白服α「何者かは問わない、抵抗するならすれば良い」

    白服α「だが私は強いぞ、少なくともあんな糸では傷1つ付けられない程度に」

    白服α「さぁどうする」


    勇者?「なら抵抗させて貰おう」シュルッ

    白服α(また糸か…!)



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