元スレほむら「思い出せない…私は何者だ?」3
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
552 :
>>551
くそっ、こんなので……!
554 :
ところで魔法少女にくま☆マギカの続きはまだですか
556 :
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1330265526/792
これか
まずそもソファーの暗喩がよくわけわかめ
558 :
ソファー=暁美ほむらの能力って事かな
使いづらい=制約がある、もしくはほむらの能力での限界を感じるって事だと想像
559 :
想像に任せられたので妄想してみたら、ソファー=ほむらの心みたいな感じもする
寝そべると一部(=頭)しか支えられない=まどかの存在だけが支え
真っ直ぐなソファーにしておけば~=素直になって他の仲間を頼れば支えてもらえたかも
新しいソファーを~→お金がない=もう精神的に限界になってしまい、素直になることすらできない
まぁ、勝手な解釈だけどなっ
561 :
そんな時は安価だよマム!
562 :
>>560
にくまマギカの続きマダー?
567 :
この肉まん腐ってやがる
中国産だったんだ……
569 = 561 :
負けるなマム!
もう一度安価でネタを募集するんだ!
570 :
(*・∀・)じゃあ下2つのうちコンマ大きい方にするワネ
571 :
バニーガールあんこちゃんとDr.ホームズ
572 = 567 :
ワトソンのお気楽な一日
574 = 571 :
トリ消し忘れがヤバイ
575 :
逆に考えるんだ
寧ろ今までのが番外編だったと考えるんだ
576 = 570 :
(*-∀-)φ ワトソンのお気楽な一日
黒猫「うみみゃあ」
僕は猫である。名はワトソン。
食にあぶれていたところを、ある人間に雇われて、今は住み込みの最中だ。
ほむら「……」
黒猫「……」
机の上で突っ伏して寝ているこの人間が僕の雇い主。
名前をほむら、というらしい。
所によって呼ばれ方は違うみたいだけど、僕にとってはわりとどうでもいい話だ。
黒猫「うみゃみゃ」
ほむら「んー…」
僕の朝は、ほむらを起こすことから始まる。
577 = 570 :
ほむら「……んお、もうこんな時間か」
いつもの事だが、ほむらはいつも僕が起こしてやっているということに気付いていないのかもしれない。
ゆっくり起きては首を回し、それから僕の朝食を出す。
住み込みとはいえ、こちらもタダで働いているわけではないのだから、ちゃんとやるべきことはやってほしいものだ。
ほむら「いただきます」
黒猫「にゃ」
まぁ、それなりに朝食の質は良いので、多少の文句も飲みこむのだけど。
偏っているのが珠に瑕か。
ほむら「じゃあワトソン、今日もショーがあるからね、心の準備をよろしく頼むよ」
黒猫「にゃぁ」
はいはい、行ってらっしゃい。
まったく。ほむらはいつも袖を汚して食事をする。
黒猫「ペロペロ」
僕のように綺麗に食べる癖をつけるべきだ。
578 = 561 :
そういや袖にカップめんの汁つけてたな
579 = 570 :
黒猫「にゃ」
ほむらの部屋からは窓をつかって外出ができるようになっている。
外出は僕の権利だ。ほむらが帰るまでは、好き勝手に外へ出てもお咎めは無いだろう。
黒猫「にゃぁー」
ロンドンのようなシックな路地を抜けると、そこは大通りだ。
人間も車も多い喧噪だが、僕はこの通りを気に入っている。
他の猫と出会う事もあるし、人間は僕を見ただけでチップをくれる。
それはきっと、日頃のほむらの下での知名度もあるのだろう。そこは素直に、ほむらに感謝しなきゃいけない。
黒猫「……」
隣街まで散歩するのは、いつもの習慣だ。
580 = 570 :
杏子「お?よう、久々だな」
黒猫「にゃあ」
彼女は僕達猫の気持ちを解ってくれる、数少ない友好的な人間の一人だ。
身体の造りは人間そのものだが、口の中に見える八重歯は立派な僕達の仲間の証だろう。
杏子「ほれ、残さず食えよ」
黒猫「にゃ!」
彼女が分け与えてくれる食事は日によって質がとんでもなく左右されるが、文句は言うまい。
まだまだ若造の僕には栄養がいるのだ。朝にマグロを食べただけでは到底足りるものではない。
白鳩「くるっぽー」
黒猫「にゃ」
そして今日も彼女の出す食事に釣られて、風来の白鳩がやってきた。
彼の名前はレストラード。僕の仕事仲間だが、僕よりもオフの時間は長い。
それに彼は住み込みだったり、そうでなかったりする。きっと僕よりも有能な助手なのだろう。
杏子「よしよし、ちっちゃな粕もな」
白鳩「ぽー」
黒猫「にゃにゃ」
横取りされるようで癪ではあるが、当然彼にも食事を取る権利はある。
文句は言うまい。僕は職場の空気を乱すのは嫌なのだ。
581 = 570 :
昼間はもっぱら、公園の日向でのんびりしている。
虫も陰もない良いポジションを一人占めだ。
広いこの街では、そうそう日向を取りあうような戦いは起こらない。
カラスさえ出なければ平和なものだ。
「あー、猫ー!」
いや訂正しよう、カラスよりも恐ろしい生き物がいた。
「ねこ、ねーこ」
黒猫「にゃ」
小さな人間に首の皮を摘まれる。人がせっかくのんびりしていたのに、ぶち壊しだ。
「こらタツヤ、可哀そうだろう、やめなさい」
「はーい」
そして急に手を離すものだから、尻を打ってしまう。
人間は身勝手だ。
「あ、ちょうちょ!」
「本当だ、綺麗な蝶だねえ」
ふん、勝手にやってろ。
騒がしくなる頃には、僕は場所を変える。
そろそろ家に戻っていなければほむらの仕事に支障をきたすだろうし、余裕をもって早めに帰ろう。
582 = 570 :
黒猫「にゃ?」
QB「ん?」
帰り道、たまにほむらと一緒にいる白い生き物に出会った。
身体は猫のようだが、無臭であるし生き物のような感じはしない、不気味な生き物だ。
黒猫「……」
QB「おかしいな、僕を認識できているのか」
黒猫「にゃあ」
それに人間の言葉を話すものだから、なおさら不気味だ。
QB「知類以外に強い感情エネルギーがあるわけではないのに、変な現象だね。まあ、イレギュラーな事は今に始まったことではないから、気にするほどではないのかもしれないけど」
黒猫「……」
白いそいつは何かを喋っていたが、生憎と人間の言葉を全て理解できるほど、僕は言語に長けているわけではない。
さっさと無視してほむらの家に戻らせてもらう。
583 :
ワトソンの最初の鳴き声から某ローグライクフリゲの黒猫思い出した
584 :
本当に食べてしまったのか?
586 :
ウマイ! これはあなたの大好きな肉まんだ!
587 = 583 :
QB「その魂を代価にして、キミは何を願う?」
まどか「q!!」
588 :
エヘカトル様に祈りを奉げながら乙
589 = 584 :
「うっみゅーうみゅうみゅ」
590 :
番外編良いな
こういうスピンオフ好きだ
591 :
??「まどかさんやさやかさんの親友の緑髪の少女を優遇すると人気スレになれますわよ」ニヤリ
592 :
なんてことだ
さっきエヘカトル様からクミロミ様に改宗してきたばかりだというのに
593 :
>>591
核だ!核持ってこい!
594 :
??「…本当に海藻メインにしてしまったのですか?」
595 :
ロミ公が仁美ならラーなんとかさんは誰になるんだ?
596 :
いつぞやのほむらのマジックを手伝う
バニーの杏子はないのですか?
597 :
ゆま「お姉ちゃん!」「お姉ちゃん?」「お姉ちゃんっ」
598 = 591 :
そういやゆまは妹と色も髪型も同じだな
まさか
599 = 585 :
黒猫「にゃ……」
部屋に戻ってきたはいいが、やれやれ、散らかしっぱなしだ。
商売道具の調整をするのは良いが、ほむらには整理整頓を心がけてほしいものだ。
昨日も何かを探して、あちこちひっかき回していたし。
ほむら「ただいまー」
おっと、噂をすればほむらだ。
ほむら「やあワトソン、早速出かけるぞ!」
黒猫「にゃあ…」
ほむら「盾の中は窮屈かもしれないが、まあ我慢だ、さあ行こう、すぐ行こう」
黒猫「にゃぁー」
やれやれ、またあのよくわからない目の回る空間の中に入れられるのか。
まぁ、少しの辛抱だから構わないけど。
ほむらも、観客にはあの景色を見せてやればいいのに。
600 = 585 :
ほむら「さあ、このハットから~……」
おっと、そろそろ出番のようだ。
ぐるぐると渦巻き模様を眺めているのも辛抱ならなくなってきた頃合いだ。良かった。
かちりと時計の音が鳴る。
ほむら「うむ、すまなかったね、ワトソン」
黒猫「にゃ」
気にすることはないよ、ほむら。
これは僕の役目だからね。
みんなの評価 : ★★
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