のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,433,589人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

私的良スレ書庫

不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitter
ログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。

元スレほむら「拳でワルプルギス倒す」

SS+ スレッド一覧へ / SS+ とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニュー
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 : ★★
タグ : - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
レスフィルター : (試験中)
←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter
701 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 15:02:31.48 ID:/tV43lxD0 (+33,+30,-260)
織莉子(準備はどう?)

ほむら(終わったわ。そっちは全員揃ったかしら?)

織莉子(もうすぐよ)

ほむら(それなら、作戦通りに)

織莉子(ええ。成功を祈ってるわ)



キリカ「どうだって?」

織莉子「終わったわ。あとは待つだけね」

キリカ「……勝てるよね?」

織莉子「弱気なんてあなたらしくないわね」

キリカ「一つ、告白するよ。私の秘密」

織莉子「何かしら」

キリカ「いつも明るくて陽気な呉キリカは、魔法少女の願いから生まれた。本当の呉キリカは、友達にも恋愛にも向き合えないいじけた子だなんだ」

織莉子「……どうして、今それを」

キリカ「もし死んだら、キミに隠し事をしたままになっちゃうからね。今までごめん、私の嘘に付き合わせちゃって」

織莉子「……許さない」

キリカ「………」

織莉子「絶対に許さない。私を欺いた罪は必ず償ってもらう」

キリカ「どう償う…?」

織莉子「ずっと傍にいなさい。一生、永遠に私の傍に」

織莉子「勝手に死ぬなんて…絶対に許さないわ……!」

キリカ「わかった。約束する」




キリカ「必ず生きて、キミの傍にいるよ」



702 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 15:59:14.12 ID:/tV43lxD0 (+30,+30,-300)
ゆま「キョーコまだかな」

詢子「こんなところで何してるんだ?」

タツヤ「なーしてる?」

ゆま「キョーコ待ってるの」

詢子「待ってるって…今からヤバい嵐が来るのに外にいたら危ねぇよ。この先に避難所があるから、そこで待った方がいいんじゃないの?」

ゆま「平気。ゆま強いもん」

詢子「なかなか良い根性だね。それなら、アタシもキョーコが来るのを待つかな」

タツヤ「たっくもー!」

ゆま「一人で大丈夫だよ?」

詢子「いいのさ。飲み物買ってくるけど、ココアでいいか?」

ゆま「うん」

詢子「タツヤ。ここで待ってるんだぞ」

タツヤ「あい!」

ゆま「ママのこと、好き?」

タツヤ「すきー」

ゆま「ふーん」



『お前が可愛くないからパパは帰ってこないんだよ』

『なんでお前なんか産んじゃったんだろうね』

『お前なんか何もできないんだよバカガキ!』



杏子『ありがとな。ゆま』



ゆま(寂しくない。キョーコがいるもん)

杏子(ゆま)

ゆま(キョーコ!)

杏子(もうすぐそっちに着くから、お前も向かってこい)

ゆま(わかった)


ゆま「ゆま、もう行くね」

タツヤ「ろこに?」

ゆま「キョーコのところ。バイバイ」シュタッ

タツヤ「ばいばーい」

詢子「買ってきたぞー。ってあれ?タツヤ、あの子は?」

タツヤ「とんでった」

詢子「ええ?」
703 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 16:00:58.92 ID:/tV43lxD0 (+27,+29,-6)
ここまで。次から遂にスレタイの話になるよ
705 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 16:58:57.17 ID:MWbYQhu4o (+17,+27,-2)
がんばれ、超がんばれ
706 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 17:13:40.52 ID:3LqaQtLYo (-15,+0,+0)
wktk
707 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 17:40:58.54 ID:m5/W/mMP0 (+19,+29,-1)
ほむほむの本領発揮か
708 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 17:51:34.90 ID:8CfkkmSfo (+24,+29,-18)
おりこきりかがものすごいしぼうふらぐをたてていきました
709 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 18:36:14.81 ID:d6tapODJo (+24,+29,-6)
一方でしっかり生存フラグを立てるゆまっちマジ策士
710 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 20:05:59.49 ID:ooof4bTPo (+27,+29,-9)
ほむほむが独りで猛攻撃するイメージしかできない
711 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 21:00:15.45 ID:hjQ3wEBFo (+24,+29,-12)
ワルプルギスに北斗百列拳叩き込む姿が容易に想像できる
712 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 21:47:30.74 ID:oyH0reSyo (+24,+29,-27)
おりキリは露骨すぎて逆に安心感がある
むしろヤバ気なのは覚悟完了しちゃってるほむほむ
713 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 21:56:52.94 ID:f6674N1Ho (+25,+29,-17)
絶対絶命のピンチでほむほむがほむらさんになって
悪を蹴り飛ばす映像が…
714 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 22:59:19.71 ID:zP1BP59qo (+24,+29,-3)
おりキリとはどういう話をしたのか気になるな
715 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 00:22:49.38 ID:y1EvG68m0 (-1,+9,+0)
>>713
716 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 00:53:45.75 ID:gBItE4/G0 (+22,+29,-3)
始めよう。一気にいくぞおおおお!!
717 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 01:17:07.58 ID:gBItE4/G0 (+38,+30,-272)
避難所


まどか「ほむらちゃん……」

QB「やあ、まどか」

まどか「QB…」

QB「みんなの戦いが心配かい?」

まどか「……うん」

QB「ここでボクと契約して魔法少女になれば、確実にワルプルギスの夜は倒せるよ」

まどか「ううん、私は魔法少女にはならない。みんなが必ず勝つから」

QB「どうしてそう言い切れるんだい?」

まどか「信じてるから。みんなを、ほむらちゃんを」

QB「他人を信じる。ボクには理解できないけど、それが君達人間の強さの一つなのは認めるよ。今のキミが契約しないのもわかってたからね」

まどか「それならどうして、私のところに来たの?」

QB「キミに教えようと思ってね。時間遡行者、暁美ほむらの最後の秘密とその末路を」

まどか「え…?」
















ワルプルギスの夜出現ポイント


ほむら「……来る」

3

ほむら「今度こそ決着を付ける」ヘンシン

2

ほむら「みんなと未来と」

1

ほむら「まどかの未来を」

0

ほむら「救ってみせる!」





ゴォオオオオオオオ!!




ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハ!!!」
718 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 01:42:45.75 ID:gBItE4/G0 (+33,+30,-183)
集合場所 街外れの港


さやか「え!?な、なんであそこにワルプルギスが!?」

マミ「どうなってるの!?」

織莉子「問題ないわ。出現ポイントはあそこよ」

杏子「テメェ!騙したのか!」

織莉子「静かに、始まるわ」



バアアアアアン!!



ゆま「わあ!?」

さやか「ば、爆発!?」

キリカ「始まったね」

杏子「あのトラック……ワルプルギスに突っ込むぞ!」


ドドーン!



ザバァ!



さやか「こ、今度はミサイル!?」



ドドドドドドド!!!



マミ「ミサイルで…!」

杏子「ワルプルギスがこっちに…!」

さやか「ぶっ飛んできたああああああ!?」



ズドォオオオオオン!!









シュタッ



ほむら「街外れへの誘導」

織莉子「成功ね」
719 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 02:03:07.02 ID:gBItE4/G0 (+33,+30,-175)
さやか・杏子「ほむらぁああああああああ!!!」

ほむら「どうしたの?」

さやか「どうしたのじゃない!何なのさ今の!」

ほむら「近くの自衛隊から借りたものよ。少しでも避難所から離れさせるために使わせてもらったの」

杏子「それならそうと前もって言え!心臓が止まりかけたじゃねーか!」

ほむら「織莉子から聞いてないの?」

織莉子「必要ないと思って黙ってたわ」

キリカ「私は知ってたけどね」

さやか・杏子「お前ら…」ジャキ

マミ「落ち着いて二人とも!」



ガラッ



ほむら「遊びはそこまでよ」



バアアン!



ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハ!!」




さやか「うそ…無傷…!?」

杏子「なんて奴だ…!」

マミ「最初から全力でいくわよ!」

ゆま「うん!」

織莉子「常に私の声に耳を傾けて!攻撃のタイミングを教えるわ!」

キリカ「りょーかい!」

ほむら「はあああ!!」
720 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 03:49:20.55 ID:gBItE4/G0 (+33,+30,-239)
ズズズ……

シモテ「キャハハ」

ソデ「ウフフフ」

カミテ「キヒヒヒ」

杏子「なんだこいつら!」

マミ「魔法少女…!?」

ほむら「ヤツの使い魔よ!気をつけて!」


シモテ「キャハハ!」ドドド!

マミ「くっ!なんて弾幕なの!」

ソデ「ウフフフ」パアアア

キリカ「倍速魔法…!私と反対の魔法か!」

シモテ「キヒヒヒ!」シュッ!シュッ!

さやか「こいつ、ほむらと同じ肉弾攻撃を…!」

ほむら(―時間停止!)


カチッ


ドッ!ドッ!ドッ!


ほむら(―解除)

カチッ


シモテ「キャハ!?」

ソデ「ウフ!?」

カミテ「キヒ!?」


さやか「え…いきなりぶっ飛んだ」

杏子「ほむらのヤツ、時間を止めやがったな」

ほむら「こいつらは倒してもすぐに復活するわ!極力避けてワルプルギス本体を!」

マミ「ええ!ティロ・フィナーレ!」ドーン!

さやか「いっけええええ!」カシュン!

杏子「おらあああああ!」ブォン!


ドドドドドドドドド!!!


シュタ!


ほむら「うりゃぁあああああああああ!!!」


ドン!!


ワルプルギスの夜「アハハハハハハハ!」

杏子「チッ!全然効いてね!」

さやか「まだまだぁ!」

ゆま「ええーい!」
721 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 04:27:48.82 ID:gBItE4/G0 (+33,+30,-189)
ワルプルギスの夜「キャハハハハ!」

織莉子「まずい…!来るわ!火炎魔法よ!」


ゴォオオ!!


さやか「でかい…!」

杏子「避け切れねぇぞ!」

キリカ(速度低下!)

ゴォオ…オオ…!


キリカ「今だ!散れ!」


ババッ!


マミ「ナイスよ!呉さん!」

キリカ「今度ケーキでも奢ってね!」

杏子「そん時はアタシも呼べよな!」

ゆま「ゆまもね!」

さやか「無駄話してる場合かー!」

ほむら「攻撃範囲が広いわ!みんなは二人一組で散らばって!」

マミ「暁美さんはどうするの!?」

ほむら「時間操作があるから大丈夫!さあ早く!」














タッタッタッタ!


まどか「はぁ…!はぁ…!」



ドドドーン!



まどか(あっちだ。お願い、間に合って!)
722 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 04:46:51.14 ID:gBItE4/G0 (+33,+30,-247)
ズドオオオン!!


マミ「きゃあああ!」

ほむら「マミ!」

杏子「ゆま!マミに治癒魔法を!」

ゆま「うん!」パァアアア

マミ「ありがとう。でも、まずいわね……」

さやか「街まで押し切られた…この先には避難所があるのに…」

織莉子「ダメージは蓄積されてる。けど、決め手となる攻撃がない」

キリカ「グリーフシードも少ない。このままじゃ、魔力も底を尽きる」

ほむら「……ここまでね」

マミ「暁美さん!?」

さやか「ほむら…あんた諦めるの……!?」

織莉子「………」

ほむら「いいえ。そういう意味じゃないわ」

杏子「過去に戻る気か…」

ほむら「それもハズレ」

さやか「じゃあ何なのさ!」

ほむら「みんなと戦うのが、ここまでってことよ」

杏子「どういう、ことだ…?」

ほむら「みんながいなければ、きっとここまで来れなかった」

マミ「暁美さん…何をするつもりなの」

ほむら「まどかには、私は街を去ったって言っといて。あの子には、幸せでいて欲しいの」

さやか「ほむら!」

















ほむら「ありがとう。元気でね」
723 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 04:47:35.55 ID:gBItE4/G0 (+22,+29,-1)
ここまで。もすぐ最終回!
724 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 06:32:10.77 ID:jbSrTsP5o (-2,+12,-1)
ゴクリ
725 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 06:34:35.88 ID:+dwQL6ig0 (+19,+29,-3)
こんな時間にお疲れ様です
726 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 07:05:04.98 ID:/gDqXfU3o (+24,+29,-19)
通常火力効かないこととか使い魔のこととか
そういう重要なことは事前に通達しておこうよほむほむ
そんなんだからコミュ障言われるんだゾw
727 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 07:22:31.97 ID:TQuHBWl/o (+19,+29,-9)
御利口「私は知っていたわ(ドヤ」
728 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 07:43:00.79 ID:VHLFVfFMo (-19,-17,-1)
命がけのSASUKEが始まる
729 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 07:55:00.90 ID:FEqcJCMDO (+22,+29,-14)
>>728
元漁師「SASUKEと聞いて」
730 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 12:11:01.02 ID:YGNHDce4o (+19,+29,-3)
楽しみに待つ!乙ぅ!
731 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 01:05:35.93 ID:Iv1OYbfe0 (+22,+29,-1)
ラストスパート行ってみよう
732 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 01:05:42.00 ID:Iv1OYbfe0 (+22,+29,-1)
ラストスパート行ってみよう
733 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 01:23:11.94 ID:Iv1OYbfe0 (+33,+30,-147)
シュタ!


マミ「待って!暁美さん!」


ザッ


織莉子「待つのはあなた達よ」

さやか「あんた達…どういうつもりよ」

キリカ「ほむらとの約束だ。ここから先は彼女だけを戦わせる」

ゆま「ダメ!そんなの死んじゃうよ!」

杏子「退きやがれ!アイツを死なせるつもりか!?」

織莉子「……ええ。そうよ」

マミ「なんですって…!?」

織莉子「彼女の命と引き換えにワルプルギスの夜は倒される」











ワルプルギスの夜「アハハハハハハハ!!」


ほむら「行かせない…!」


ズォオオオ…!


ほむら「ぐっ……最初から、全開よ……」


グッ


ほむら「喰らいなさい!!」
734 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 02:54:03.50 ID:Iv1OYbfe0 (+30,+30,+0)
織莉子「見えるかしら。ワルプルギスの夜と戦う、紫黒色の光……暁美ほむらの、命の灯火が」

さやか「どういう意味だよ……」

織莉子「あの光は全て彼女の魔力。鎧の様に纏いことで、肉弾攻撃を魔法攻撃として相手に与えているの」

杏子「そうじゃねぇ!あの光がほむらの命ってのどういう意味だって聞いてんだ!」

キリカ「あれはただの魔力じゃないんだ。ソウルジェムの中にある魂を、魔力に変えてるのさ」

織莉子「ただ魔力を使うだけでは、ソウルジェムは濁りやがて魔女になる。それを防ぐ為に彼女は希望も絶望も残らない、魂を燃やし戦う方法を見つけた」

マミ「そんな……!」

さやか「燃え尽きたら、ほむらはどうなるの……?」

織莉子「死ぬわ」

杏子「バカ…野郎…!」

さやか「あんた達、知っててどうして止めなかったの!」

織莉子「この作戦を決めたのが、他でもない彼女だからよ」

マミ「止めないと!」




ドオオオオオン!!



ゆま「キョーコ、あれ!」

杏子「ワルプルギスが……地面に叩き付けられた……」

さやか「ほむらが……押してる…?」








ズォ…オォオ…!


ほむら「まだよ……まだ、燃え尽きないで……あいつを…倒すまで!」


ガラァ!!


ワルプルギスの夜「アハハハ……ハハハ…!」

ほむら「あああああああああ!!」


ズドン!!


ワルプルギスの夜「アハ…ハ、ハ…」

ほむら「はああああ!」


ギュオ! ドスッ!


ほむら「か、はっ…!」メリッ


ドサッ


ほむら「はぁ……はぁ……まど…かぁ……」
735 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 03:22:55.45 ID:Iv1OYbfe0 (+33,+30,-172)
ほむら(限界…ね……でも)

ワルプルギスの夜「アハ…ハ……」

ほむら「お前も、そうみたいね…」ググッ…!


ズォ…オォ…オオオオオオオオオオオオオオオオ!!


ほむら「私の全て、あなたにあげるわ」


ドン!!!


ワルプルギスの夜「ア……ハ…」


―サァアアア



ほむら「まどか……みんな……終わった……よ…」



ドサッ



ほむら(ごめん…疲れちゃった………ちょっとだけ、眠るね……)



シュゥウウウ……





















マミ「暁美さん!起きて!起きなさい!」

さやか「起きろってば!ねぇ!」

杏子「よせ、二人とも」

さやか「そうだ!あたしとゆまの二人で治癒魔法を掛ければ…!」

杏子「もう、手遅れだ」

さやか「うるさい!やってみなきゃわからないでしょ!」

杏子「ほむらのソウルジェムを見ろ!透明だ!コイツの魂はないんだよ!」
736 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 03:50:52.70 ID:Iv1OYbfe0 (+33,+30,-244)
杏子「どうやっても…生き返らないんだよ……!」

マミ「暁美さん…いやだよ……目を開けてよぉ……」

ゆま「ほむら…ひっく……お姉ちゃん…」

織莉子「これでいいのよ。彼女の望みは、これで叶った」

さやか「何だよそれ……ふざけんな!」ガバッ!

さやか「こんなのが…こんなのがほむらが望んだ結末だって言うの!?」

織莉子「離して」

さやか「あんた達が無理にでも止めてればほむらは死なずに済んだ!あんた達のせいだ!」

杏子「やめろさやか!」

さやか「離して!ほむらが…ほむらがぁ……」

杏子「ちくしょう……」

織莉子「……」

キリカ「織莉子……」

織莉子「大丈夫。気にしていないわ」

キリカ「でも、涙が…」

織莉子「あなたも、出ているわよ」

キリカ「え?あ…っ」

織莉子「間違っていなかった。これで良かったの」

織莉子「良かった…筈なのに……!」

キリカ「キミのせいじゃない……誰のせいでもないんだ……」














まどか「ほむら…ちゃん……」
737 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 04:14:35.28 ID:Iv1OYbfe0 (+33,+30,-261)
さやか「まどか……」

まどか「うぁ…うぁあああっ!」


まどか「どうして……死んじゃうってわかってたのに…」

マミ「鹿目さん……」

まどか「私なんか助けるより…あなたに生きていて欲しかったのに……!」

QB「その言葉は本当かい?」

織莉子「QB…!」

QB「鹿目まどか。その祈りの為にキミは魂を掛けられるかい?」

さやか「この期に及んで…!」

杏子「聞くなまどか!ほむらの願いを守り通せ!」

QB「暁美ほむらの願いか。残念だけど、それは守り通せそうにないね」

キリカ「どういう意味さ」

QB「まだ気付かないのかい?自分達と周りの異変に」





……ォオオ



キリカ「な、なんだ…!?」

織莉子「そんな……どうして…!?」




ォオオオオオ



ゆま「キョーコ……これって…」

杏子「どうなってんだ…!?」



ゴォオオオオオ!!!


さやか「何でよ…何でなのよ!?」

マミ「うそ…でしょ…?」





















ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハハハハ!!!」
738 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 04:15:38.73 ID:Iv1OYbfe0 (+22,+29,-5)
ここまで。次の次で終わる予定だよ
739 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 04:20:40.25 ID:7ZKIW1YBo (+27,+29,-12)


どうなるんだ一体・・・
早く続き見たいけど終わっちゃうのは寂しいっていうジレンマ
740 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 04:21:36.01 ID:kWxiqS91o (-7,+7,-2)
741 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 04:22:41.47 ID:euAECe1DO (-1,+13,-3)
乙ん
742 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 10:42:05.88 ID:TYPV/4+IO (+14,+29,-14)
ほむら生きろ
743 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 11:15:32.03 ID:IaQ99NyHo (+24,+29,-6)
みんなが1万超人ソウルずつ魂を分け与えれば…!
744 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 11:34:52.82 ID:SK5woEdAO (+75,+30,-38)
暇つぶし腕立て伏せとかほむほーむのパーティーの時はこうなると思わなかったのに…




あと、もしもしでごめん
745 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 13:16:19.72 ID:rKKscg36o (+14,+29,-5)
QBわろた
746 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 14:03:00.41 ID:0yh2mGbFo (+18,+28,-4)
ムンクの叫びかよ
747 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 14:04:46.37 ID:7ZKIW1YBo (+19,+26,+0)
ムンクの話はやめろ
748 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 14:15:33.50 ID:c6CpvefIO (+24,+29,-17)
イザベラより強い使い魔は関係ないだろ
749 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 15:10:42.35 ID:Dwxfgt5n0 (+16,+28,-1)
始めよう 
750 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 15:42:45.03 ID:Dwxfgt5n0 (+33,+30,+0)
マミ「どうして…暁美さんが倒した筈じゃ」

QB「簡単なことだよ。ワルプルギスの夜のグリーフシードが孵化に必要な穢れを溜めきり、新たに誕生した」

杏子「おい待て、使うどころか…そもそもアタシ達はグリーフシードを回収すらしてなかったぞ!」

QB「極稀なことだけど、グリーフシードが勝手に穢れを吸収したのさ。その証拠に、キミ達のソウルジェムは濁りが無いだろ?」

さやか「ホントだ……ソウルジェム、綺麗になってる……」

QB「魂を燃やすことで手に入れた力でワルプルギスの夜を倒し、なおかつ魔女の呪いごと燃やし尽くし魔女になるのを防ぐ。そこまでは良かったけど、暁美ほむらはこの事態は予測できなかったみたいだ」

織莉子「無駄死にと言いたいの…」

QB「いや、寧ろお手柄だ。暁美ほむらを失った今、ワルプルギスの夜を倒せる方法はただ一つ」

杏子「うるせぇ!必要ない!」

さやか「今度こそ、あたし達でアイツを倒す!」

QB「それは無理だ。ソウルジェムが全快でも、キミ達にワルプルギスの夜は倒せない。それこそ無駄死にだ」

マミ「だからって、引く訳にはいかないわ」

ゆま「負けないよ!」

織莉子「昏い未来しか視えないのなら、陽を灯すまでよ」

キリカ「そーいうことだ」

さやか「いくぞ!」

まどか「待ってみんな!」




まどか「私、QBと契約する」
←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+ スレッド一覧へ
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 : ★★
タグ : - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

類似してるかもしれないスレッド


トップメニューへ / →のくす牧場書庫について