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    元スレほむら「拳でワルプルギス倒す」

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    701 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 15:02:31.48 ID:/tV43lxD0 (+33,+30,-261)
    織莉子(準備はどう?)

    ほむら(終わったわ。そっちは全員揃ったかしら?)

    織莉子(もうすぐよ)

    ほむら(それなら、作戦通りに)

    織莉子(ええ。成功を祈ってるわ)



    キリカ「どうだって?」

    織莉子「終わったわ。あとは待つだけね」

    キリカ「……勝てるよね?」

    織莉子「弱気なんてあなたらしくないわね」

    キリカ「一つ、告白するよ。私の秘密」

    織莉子「何かしら」

    キリカ「いつも明るくて陽気な呉キリカは、魔法少女の願いから生まれた。本当の呉キリカは、友達にも恋愛にも向き合えないいじけた子だなんだ」

    織莉子「……どうして、今それを」

    キリカ「もし死んだら、キミに隠し事をしたままになっちゃうからね。今までごめん、私の嘘に付き合わせちゃって」

    織莉子「……許さない」

    キリカ「………」

    織莉子「絶対に許さない。私を欺いた罪は必ず償ってもらう」

    キリカ「どう償う…?」

    織莉子「ずっと傍にいなさい。一生、永遠に私の傍に」

    織莉子「勝手に死ぬなんて…絶対に許さないわ……!」

    キリカ「わかった。約束する」




    キリカ「必ず生きて、キミの傍にいるよ」



    702 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 15:59:14.12 ID:/tV43lxD0 (+30,+30,-301)
    ゆま「キョーコまだかな」

    詢子「こんなところで何してるんだ?」

    タツヤ「なーしてる?」

    ゆま「キョーコ待ってるの」

    詢子「待ってるって…今からヤバい嵐が来るのに外にいたら危ねぇよ。この先に避難所があるから、そこで待った方がいいんじゃないの?」

    ゆま「平気。ゆま強いもん」

    詢子「なかなか良い根性だね。それなら、アタシもキョーコが来るのを待つかな」

    タツヤ「たっくもー!」

    ゆま「一人で大丈夫だよ?」

    詢子「いいのさ。飲み物買ってくるけど、ココアでいいか?」

    ゆま「うん」

    詢子「タツヤ。ここで待ってるんだぞ」

    タツヤ「あい!」

    ゆま「ママのこと、好き?」

    タツヤ「すきー」

    ゆま「ふーん」



    『お前が可愛くないからパパは帰ってこないんだよ』

    『なんでお前なんか産んじゃったんだろうね』

    『お前なんか何もできないんだよバカガキ!』



    杏子『ありがとな。ゆま』



    ゆま(寂しくない。キョーコがいるもん)

    杏子(ゆま)

    ゆま(キョーコ!)

    杏子(もうすぐそっちに着くから、お前も向かってこい)

    ゆま(わかった)


    ゆま「ゆま、もう行くね」

    タツヤ「ろこに?」

    ゆま「キョーコのところ。バイバイ」シュタッ

    タツヤ「ばいばーい」

    詢子「買ってきたぞー。ってあれ?タツヤ、あの子は?」

    タツヤ「とんでった」

    詢子「ええ?」
    703 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 16:00:58.92 ID:/tV43lxD0 (+27,+29,-6)
    ここまで。次から遂にスレタイの話になるよ
    705 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 16:58:57.17 ID:MWbYQhu4o (+17,+27,-2)
    がんばれ、超がんばれ
    706 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 17:13:40.52 ID:3LqaQtLYo (-11,+0,+0)
    wktk
    707 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 17:40:58.54 ID:m5/W/mMP0 (+19,+29,-1)
    ほむほむの本領発揮か
    708 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 17:51:34.90 ID:8CfkkmSfo (+24,+29,-18)
    おりこきりかがものすごいしぼうふらぐをたてていきました
    709 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 18:36:14.81 ID:d6tapODJo (+24,+29,-6)
    一方でしっかり生存フラグを立てるゆまっちマジ策士
    710 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 20:05:59.49 ID:ooof4bTPo (+27,+29,-9)
    ほむほむが独りで猛攻撃するイメージしかできない
    711 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 21:00:15.45 ID:hjQ3wEBFo (+24,+29,-12)
    ワルプルギスに北斗百列拳叩き込む姿が容易に想像できる
    712 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 21:47:30.74 ID:oyH0reSyo (+24,+29,-27)
    おりキリは露骨すぎて逆に安心感がある
    むしろヤバ気なのは覚悟完了しちゃってるほむほむ
    713 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 21:56:52.94 ID:f6674N1Ho (+25,+29,-17)
    絶対絶命のピンチでほむほむがほむらさんになって
    悪を蹴り飛ばす映像が…
    714 : VIPにかわりま - 2012/04/09(月) 22:59:19.71 ID:zP1BP59qo (+24,+29,-3)
    おりキリとはどういう話をしたのか気になるな
    715 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 00:22:49.38 ID:y1EvG68m0 (-1,+9,+0)
    >>713
    716 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 00:53:45.75 ID:gBItE4/G0 (+22,+29,-3)
    始めよう。一気にいくぞおおおお!!
    717 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 01:17:07.58 ID:gBItE4/G0 (+38,+30,-272)
    避難所


    まどか「ほむらちゃん……」

    QB「やあ、まどか」

    まどか「QB…」

    QB「みんなの戦いが心配かい?」

    まどか「……うん」

    QB「ここでボクと契約して魔法少女になれば、確実にワルプルギスの夜は倒せるよ」

    まどか「ううん、私は魔法少女にはならない。みんなが必ず勝つから」

    QB「どうしてそう言い切れるんだい?」

    まどか「信じてるから。みんなを、ほむらちゃんを」

    QB「他人を信じる。ボクには理解できないけど、それが君達人間の強さの一つなのは認めるよ。今のキミが契約しないのもわかってたからね」

    まどか「それならどうして、私のところに来たの?」

    QB「キミに教えようと思ってね。時間遡行者、暁美ほむらの最後の秘密とその末路を」

    まどか「え…?」
















    ワルプルギスの夜出現ポイント


    ほむら「……来る」

    3

    ほむら「今度こそ決着を付ける」ヘンシン

    2

    ほむら「みんなと未来と」

    1

    ほむら「まどかの未来を」

    0

    ほむら「救ってみせる!」





    ゴォオオオオオオオ!!




    ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハ!!!」
    718 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 01:42:45.75 ID:gBItE4/G0 (+33,+30,-183)
    集合場所 街外れの港


    さやか「え!?な、なんであそこにワルプルギスが!?」

    マミ「どうなってるの!?」

    織莉子「問題ないわ。出現ポイントはあそこよ」

    杏子「テメェ!騙したのか!」

    織莉子「静かに、始まるわ」



    バアアアアアン!!



    ゆま「わあ!?」

    さやか「ば、爆発!?」

    キリカ「始まったね」

    杏子「あのトラック……ワルプルギスに突っ込むぞ!」


    ドドーン!



    ザバァ!



    さやか「こ、今度はミサイル!?」



    ドドドドドドド!!!



    マミ「ミサイルで…!」

    杏子「ワルプルギスがこっちに…!」

    さやか「ぶっ飛んできたああああああ!?」



    ズドォオオオオオン!!









    シュタッ



    ほむら「街外れへの誘導」

    織莉子「成功ね」
    719 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 02:03:07.02 ID:gBItE4/G0 (+33,+30,-176)
    さやか・杏子「ほむらぁああああああああ!!!」

    ほむら「どうしたの?」

    さやか「どうしたのじゃない!何なのさ今の!」

    ほむら「近くの自衛隊から借りたものよ。少しでも避難所から離れさせるために使わせてもらったの」

    杏子「それならそうと前もって言え!心臓が止まりかけたじゃねーか!」

    ほむら「織莉子から聞いてないの?」

    織莉子「必要ないと思って黙ってたわ」

    キリカ「私は知ってたけどね」

    さやか・杏子「お前ら…」ジャキ

    マミ「落ち着いて二人とも!」



    ガラッ



    ほむら「遊びはそこまでよ」



    バアアン!



    ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハ!!」




    さやか「うそ…無傷…!?」

    杏子「なんて奴だ…!」

    マミ「最初から全力でいくわよ!」

    ゆま「うん!」

    織莉子「常に私の声に耳を傾けて!攻撃のタイミングを教えるわ!」

    キリカ「りょーかい!」

    ほむら「はあああ!!」
    720 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 03:49:20.55 ID:gBItE4/G0 (+33,+30,-241)
    ズズズ……

    シモテ「キャハハ」

    ソデ「ウフフフ」

    カミテ「キヒヒヒ」

    杏子「なんだこいつら!」

    マミ「魔法少女…!?」

    ほむら「ヤツの使い魔よ!気をつけて!」


    シモテ「キャハハ!」ドドド!

    マミ「くっ!なんて弾幕なの!」

    ソデ「ウフフフ」パアアア

    キリカ「倍速魔法…!私と反対の魔法か!」

    シモテ「キヒヒヒ!」シュッ!シュッ!

    さやか「こいつ、ほむらと同じ肉弾攻撃を…!」

    ほむら(―時間停止!)


    カチッ


    ドッ!ドッ!ドッ!


    ほむら(―解除)

    カチッ


    シモテ「キャハ!?」

    ソデ「ウフ!?」

    カミテ「キヒ!?」


    さやか「え…いきなりぶっ飛んだ」

    杏子「ほむらのヤツ、時間を止めやがったな」

    ほむら「こいつらは倒してもすぐに復活するわ!極力避けてワルプルギス本体を!」

    マミ「ええ!ティロ・フィナーレ!」ドーン!

    さやか「いっけええええ!」カシュン!

    杏子「おらあああああ!」ブォン!


    ドドドドドドドドド!!!


    シュタ!


    ほむら「うりゃぁあああああああああ!!!」


    ドン!!


    ワルプルギスの夜「アハハハハハハハ!」

    杏子「チッ!全然効いてね!」

    さやか「まだまだぁ!」

    ゆま「ええーい!」
    721 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 04:27:48.82 ID:gBItE4/G0 (+33,+30,-190)
    ワルプルギスの夜「キャハハハハ!」

    織莉子「まずい…!来るわ!火炎魔法よ!」


    ゴォオオ!!


    さやか「でかい…!」

    杏子「避け切れねぇぞ!」

    キリカ(速度低下!)

    ゴォオ…オオ…!


    キリカ「今だ!散れ!」


    ババッ!


    マミ「ナイスよ!呉さん!」

    キリカ「今度ケーキでも奢ってね!」

    杏子「そん時はアタシも呼べよな!」

    ゆま「ゆまもね!」

    さやか「無駄話してる場合かー!」

    ほむら「攻撃範囲が広いわ!みんなは二人一組で散らばって!」

    マミ「暁美さんはどうするの!?」

    ほむら「時間操作があるから大丈夫!さあ早く!」














    タッタッタッタ!


    まどか「はぁ…!はぁ…!」



    ドドドーン!



    まどか(あっちだ。お願い、間に合って!)
    722 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 04:46:51.14 ID:gBItE4/G0 (+33,+30,-248)
    ズドオオオン!!


    マミ「きゃあああ!」

    ほむら「マミ!」

    杏子「ゆま!マミに治癒魔法を!」

    ゆま「うん!」パァアアア

    マミ「ありがとう。でも、まずいわね……」

    さやか「街まで押し切られた…この先には避難所があるのに…」

    織莉子「ダメージは蓄積されてる。けど、決め手となる攻撃がない」

    キリカ「グリーフシードも少ない。このままじゃ、魔力も底を尽きる」

    ほむら「……ここまでね」

    マミ「暁美さん!?」

    さやか「ほむら…あんた諦めるの……!?」

    織莉子「………」

    ほむら「いいえ。そういう意味じゃないわ」

    杏子「過去に戻る気か…」

    ほむら「それもハズレ」

    さやか「じゃあ何なのさ!」

    ほむら「みんなと戦うのが、ここまでってことよ」

    杏子「どういう、ことだ…?」

    ほむら「みんながいなければ、きっとここまで来れなかった」

    マミ「暁美さん…何をするつもりなの」

    ほむら「まどかには、私は街を去ったって言っといて。あの子には、幸せでいて欲しいの」

    さやか「ほむら!」

















    ほむら「ありがとう。元気でね」
    723 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 04:47:35.55 ID:gBItE4/G0 (+22,+29,-1)
    ここまで。もすぐ最終回!
    724 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 06:32:10.77 ID:jbSrTsP5o (-2,+12,-1)
    ゴクリ
    725 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 06:34:35.88 ID:+dwQL6ig0 (+19,+29,-3)
    こんな時間にお疲れ様です
    726 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 07:05:04.98 ID:/gDqXfU3o (+24,+29,-19)
    通常火力効かないこととか使い魔のこととか
    そういう重要なことは事前に通達しておこうよほむほむ
    そんなんだからコミュ障言われるんだゾw
    727 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 07:22:31.97 ID:TQuHBWl/o (+19,+29,-9)
    御利口「私は知っていたわ(ドヤ」
    728 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 07:43:00.79 ID:VHLFVfFMo (-18,-15,-1)
    命がけのSASUKEが始まる
    729 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 07:55:00.90 ID:FEqcJCMDO (+22,+29,-14)
    >>728
    元漁師「SASUKEと聞いて」
    730 : VIPにかわりま - 2012/04/10(火) 12:11:01.02 ID:YGNHDce4o (+19,+29,-4)
    楽しみに待つ!乙ぅ!
    731 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 01:05:35.93 ID:Iv1OYbfe0 (+22,+29,-1)
    ラストスパート行ってみよう
    732 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 01:05:42.00 ID:Iv1OYbfe0 (+22,+29,-1)
    ラストスパート行ってみよう
    733 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 01:23:11.94 ID:Iv1OYbfe0 (+33,+30,-148)
    シュタ!


    マミ「待って!暁美さん!」


    ザッ


    織莉子「待つのはあなた達よ」

    さやか「あんた達…どういうつもりよ」

    キリカ「ほむらとの約束だ。ここから先は彼女だけを戦わせる」

    ゆま「ダメ!そんなの死んじゃうよ!」

    杏子「退きやがれ!アイツを死なせるつもりか!?」

    織莉子「……ええ。そうよ」

    マミ「なんですって…!?」

    織莉子「彼女の命と引き換えにワルプルギスの夜は倒される」











    ワルプルギスの夜「アハハハハハハハ!!」


    ほむら「行かせない…!」


    ズォオオオ…!


    ほむら「ぐっ……最初から、全開よ……」


    グッ


    ほむら「喰らいなさい!!」
    734 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 02:54:03.50 ID:Iv1OYbfe0 (+30,+30,+0)
    織莉子「見えるかしら。ワルプルギスの夜と戦う、紫黒色の光……暁美ほむらの、命の灯火が」

    さやか「どういう意味だよ……」

    織莉子「あの光は全て彼女の魔力。鎧の様に纏いことで、肉弾攻撃を魔法攻撃として相手に与えているの」

    杏子「そうじゃねぇ!あの光がほむらの命ってのどういう意味だって聞いてんだ!」

    キリカ「あれはただの魔力じゃないんだ。ソウルジェムの中にある魂を、魔力に変えてるのさ」

    織莉子「ただ魔力を使うだけでは、ソウルジェムは濁りやがて魔女になる。それを防ぐ為に彼女は希望も絶望も残らない、魂を燃やし戦う方法を見つけた」

    マミ「そんな……!」

    さやか「燃え尽きたら、ほむらはどうなるの……?」

    織莉子「死ぬわ」

    杏子「バカ…野郎…!」

    さやか「あんた達、知っててどうして止めなかったの!」

    織莉子「この作戦を決めたのが、他でもない彼女だからよ」

    マミ「止めないと!」




    ドオオオオオン!!



    ゆま「キョーコ、あれ!」

    杏子「ワルプルギスが……地面に叩き付けられた……」

    さやか「ほむらが……押してる…?」








    ズォ…オォオ…!


    ほむら「まだよ……まだ、燃え尽きないで……あいつを…倒すまで!」


    ガラァ!!


    ワルプルギスの夜「アハハハ……ハハハ…!」

    ほむら「あああああああああ!!」


    ズドン!!


    ワルプルギスの夜「アハ…ハ、ハ…」

    ほむら「はああああ!」


    ギュオ! ドスッ!


    ほむら「か、はっ…!」メリッ


    ドサッ


    ほむら「はぁ……はぁ……まど…かぁ……」
    735 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 03:22:55.45 ID:Iv1OYbfe0 (+33,+30,-172)
    ほむら(限界…ね……でも)

    ワルプルギスの夜「アハ…ハ……」

    ほむら「お前も、そうみたいね…」ググッ…!


    ズォ…オォ…オオオオオオオオオオオオオオオオ!!


    ほむら「私の全て、あなたにあげるわ」


    ドン!!!


    ワルプルギスの夜「ア……ハ…」


    ―サァアアア



    ほむら「まどか……みんな……終わった……よ…」



    ドサッ



    ほむら(ごめん…疲れちゃった………ちょっとだけ、眠るね……)



    シュゥウウウ……





















    マミ「暁美さん!起きて!起きなさい!」

    さやか「起きろってば!ねぇ!」

    杏子「よせ、二人とも」

    さやか「そうだ!あたしとゆまの二人で治癒魔法を掛ければ…!」

    杏子「もう、手遅れだ」

    さやか「うるさい!やってみなきゃわからないでしょ!」

    杏子「ほむらのソウルジェムを見ろ!透明だ!コイツの魂はないんだよ!」
    736 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 03:50:52.70 ID:Iv1OYbfe0 (+33,+30,-245)
    杏子「どうやっても…生き返らないんだよ……!」

    マミ「暁美さん…いやだよ……目を開けてよぉ……」

    ゆま「ほむら…ひっく……お姉ちゃん…」

    織莉子「これでいいのよ。彼女の望みは、これで叶った」

    さやか「何だよそれ……ふざけんな!」ガバッ!

    さやか「こんなのが…こんなのがほむらが望んだ結末だって言うの!?」

    織莉子「離して」

    さやか「あんた達が無理にでも止めてればほむらは死なずに済んだ!あんた達のせいだ!」

    杏子「やめろさやか!」

    さやか「離して!ほむらが…ほむらがぁ……」

    杏子「ちくしょう……」

    織莉子「……」

    キリカ「織莉子……」

    織莉子「大丈夫。気にしていないわ」

    キリカ「でも、涙が…」

    織莉子「あなたも、出ているわよ」

    キリカ「え?あ…っ」

    織莉子「間違っていなかった。これで良かったの」

    織莉子「良かった…筈なのに……!」

    キリカ「キミのせいじゃない……誰のせいでもないんだ……」














    まどか「ほむら…ちゃん……」
    737 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 04:14:35.28 ID:Iv1OYbfe0 (+33,+30,-262)
    さやか「まどか……」

    まどか「うぁ…うぁあああっ!」


    まどか「どうして……死んじゃうってわかってたのに…」

    マミ「鹿目さん……」

    まどか「私なんか助けるより…あなたに生きていて欲しかったのに……!」

    QB「その言葉は本当かい?」

    織莉子「QB…!」

    QB「鹿目まどか。その祈りの為にキミは魂を掛けられるかい?」

    さやか「この期に及んで…!」

    杏子「聞くなまどか!ほむらの願いを守り通せ!」

    QB「暁美ほむらの願いか。残念だけど、それは守り通せそうにないね」

    キリカ「どういう意味さ」

    QB「まだ気付かないのかい?自分達と周りの異変に」





    ……ォオオ



    キリカ「な、なんだ…!?」

    織莉子「そんな……どうして…!?」




    ォオオオオオ



    ゆま「キョーコ……これって…」

    杏子「どうなってんだ…!?」



    ゴォオオオオオ!!!


    さやか「何でよ…何でなのよ!?」

    マミ「うそ…でしょ…?」





















    ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハハハハ!!!」
    738 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 04:15:38.73 ID:Iv1OYbfe0 (+22,+29,-5)
    ここまで。次の次で終わる予定だよ
    739 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 04:20:40.25 ID:7ZKIW1YBo (+27,+29,-12)


    どうなるんだ一体・・・
    早く続き見たいけど終わっちゃうのは寂しいっていうジレンマ
    740 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 04:21:36.01 ID:kWxiqS91o (-9,+5,-2)
    741 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 04:22:41.47 ID:euAECe1DO (-3,+11,-3)
    乙ん
    742 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 10:42:05.88 ID:TYPV/4+IO (+14,+29,-14)
    ほむら生きろ
    743 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 11:15:32.03 ID:IaQ99NyHo (+24,+29,-6)
    みんなが1万超人ソウルずつ魂を分け与えれば…!
    744 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 11:34:52.82 ID:SK5woEdAO (+75,+30,-38)
    暇つぶし腕立て伏せとかほむほーむのパーティーの時はこうなると思わなかったのに…




    あと、もしもしでごめん
    745 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 13:16:19.72 ID:rKKscg36o (+14,+29,-5)
    QBわろた
    746 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 14:03:00.41 ID:0yh2mGbFo (+18,+28,-4)
    ムンクの叫びかよ
    747 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 14:04:46.37 ID:7ZKIW1YBo (+19,+26,+0)
    ムンクの話はやめろ
    748 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 14:15:33.50 ID:c6CpvefIO (+24,+29,-17)
    イザベラより強い使い魔は関係ないだろ
    749 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 15:10:42.35 ID:Dwxfgt5n0 (+16,+28,-1)
    始めよう 
    750 : VIPにかわりま - 2012/04/11(水) 15:42:45.03 ID:Dwxfgt5n0 (+33,+30,+0)
    マミ「どうして…暁美さんが倒した筈じゃ」

    QB「簡単なことだよ。ワルプルギスの夜のグリーフシードが孵化に必要な穢れを溜めきり、新たに誕生した」

    杏子「おい待て、使うどころか…そもそもアタシ達はグリーフシードを回収すらしてなかったぞ!」

    QB「極稀なことだけど、グリーフシードが勝手に穢れを吸収したのさ。その証拠に、キミ達のソウルジェムは濁りが無いだろ?」

    さやか「ホントだ……ソウルジェム、綺麗になってる……」

    QB「魂を燃やすことで手に入れた力でワルプルギスの夜を倒し、なおかつ魔女の呪いごと燃やし尽くし魔女になるのを防ぐ。そこまでは良かったけど、暁美ほむらはこの事態は予測できなかったみたいだ」

    織莉子「無駄死にと言いたいの…」

    QB「いや、寧ろお手柄だ。暁美ほむらを失った今、ワルプルギスの夜を倒せる方法はただ一つ」

    杏子「うるせぇ!必要ない!」

    さやか「今度こそ、あたし達でアイツを倒す!」

    QB「それは無理だ。ソウルジェムが全快でも、キミ達にワルプルギスの夜は倒せない。それこそ無駄死にだ」

    マミ「だからって、引く訳にはいかないわ」

    ゆま「負けないよ!」

    織莉子「昏い未来しか視えないのなら、陽を灯すまでよ」

    キリカ「そーいうことだ」

    さやか「いくぞ!」

    まどか「待ってみんな!」




    まどか「私、QBと契約する」
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