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元スレ銀時「魔法少女まどか☆マギカ?」
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銀時「…………」
キュゥべえ「まさかそんな方法でワルプルギスの夜を倒せるとは思わなかったよ」
キュゥべえ「個人的にはワルプルギスを倒せずにまどかたち全員が絶望して魔女化してくれたほうが良かったんだけれど…」
銀時「失せろコノヤロー…テメーの面なんざ見たかねーよ」
キュゥべえ「……じゃあ、君の望み通り僕はこの場から立ち去ることにするよ…でもね、一つだけ言っておくよ」
銀時「……?」
キュゥべえ「確かに君たちはワルプルギスの夜を倒してこの世界を救った、魔女という存在自体を消滅させた」
キュゥべえ「それによって過去と未来の魔法少女たちの運命も変えられたわけだけれど…」
キュゥべえ「君たちの行った改変がすべて正しかったと思うのは大きな間違いだ」
銀時「…………」
それだけ言うとキュゥべえはどこへともなく立ち去って行く、言葉の意味するところを問いただしてもよかったがそれはしなかった。
訊かずとも大体の意味は分かっていたからだ。
キュゥべえ「まさかそんな方法でワルプルギスの夜を倒せるとは思わなかったよ」
キュゥべえ「個人的にはワルプルギスを倒せずにまどかたち全員が絶望して魔女化してくれたほうが良かったんだけれど…」
銀時「失せろコノヤロー…テメーの面なんざ見たかねーよ」
キュゥべえ「……じゃあ、君の望み通り僕はこの場から立ち去ることにするよ…でもね、一つだけ言っておくよ」
銀時「……?」
キュゥべえ「確かに君たちはワルプルギスの夜を倒してこの世界を救った、魔女という存在自体を消滅させた」
キュゥべえ「それによって過去と未来の魔法少女たちの運命も変えられたわけだけれど…」
キュゥべえ「君たちの行った改変がすべて正しかったと思うのは大きな間違いだ」
銀時「…………」
それだけ言うとキュゥべえはどこへともなく立ち去って行く、言葉の意味するところを問いただしてもよかったがそれはしなかった。
訊かずとも大体の意味は分かっていたからだ。
まどか「せ、先生……?」
銀時「よう、気が付いたか」
さやか「あれ…私たち……?」
マミ「魔力を使いすぎて…意識を失っていたみたいね……」
杏子「そんなことよりあの魔女は……!」
銀時「ああ、何とかなったわ、うん」
杏子「いや…あれだけ苦労させられて何とかなったわ、の一言かよ……」
銀時「つーかこれ銀さん英雄だよホント、王様から表彰とかされたりしねーの?」
まどか「あはは、それはないんじゃないかな……」
杏子「ていうか全部自分の手柄みたいに言ってんなよ!」
さやか「ま、まあまあ……」
銀時「よう、気が付いたか」
さやか「あれ…私たち……?」
マミ「魔力を使いすぎて…意識を失っていたみたいね……」
杏子「そんなことよりあの魔女は……!」
銀時「ああ、何とかなったわ、うん」
杏子「いや…あれだけ苦労させられて何とかなったわ、の一言かよ……」
銀時「つーかこれ銀さん英雄だよホント、王様から表彰とかされたりしねーの?」
まどか「あはは、それはないんじゃないかな……」
杏子「ていうか全部自分の手柄みたいに言ってんなよ!」
さやか「ま、まあまあ……」
ほむら「…………」
何でもないような言い合い、くだらないことで笑いあう仲間たち。
それはとても代えがたく尊いもので…戦いの日々が終わりを迎えたことを意味していた。
ほむら「うっ…うう……」
少女の目から零れ落ちた涙、それは決して悲しみのものでも絶望のものでもなく
まぎれもない、喜びの涙だった。
杏子「ったく…ポロポロ泣いてんじゃねーぞ」
ほむら「私…私はやっと……!」
杏子「だから…泣くなって言ってんだろ…馬鹿……」
銀時「…………」
何でもないような言い合い、くだらないことで笑いあう仲間たち。
それはとても代えがたく尊いもので…戦いの日々が終わりを迎えたことを意味していた。
ほむら「うっ…うう……」
少女の目から零れ落ちた涙、それは決して悲しみのものでも絶望のものでもなく
まぎれもない、喜びの涙だった。
杏子「ったく…ポロポロ泣いてんじゃねーぞ」
ほむら「私…私はやっと……!」
杏子「だから…泣くなって言ってんだろ…馬鹿……」
銀時「…………」
銀時「ま、とりあえず世界の危機ってのも終わったみてーだし、ひとまずはよかったじゃねーか」
まどか「うん…みんなと先生のおかげだよね」
さやか「うえっ…もしかして明日からまたテストとかあるんじゃ……!」
銀時「心配すんな、あんなモンもう二度とやらねーよ」
さやか「えっ。そうなの?よかった…あんなんで成績つけられたらたまったモンじゃないからさ」
銀時「ああ…そうだな……」
あんなテストはもうない、その言葉の意味するところをその場にいる全員が理解していなかった。
まどか「うん…みんなと先生のおかげだよね」
さやか「うえっ…もしかして明日からまたテストとかあるんじゃ……!」
銀時「心配すんな、あんなモンもう二度とやらねーよ」
さやか「えっ。そうなの?よかった…あんなんで成績つけられたらたまったモンじゃないからさ」
銀時「ああ…そうだな……」
あんなテストはもうない、その言葉の意味するところをその場にいる全員が理解していなかった。
銀時「じゃあなテメーら」
さやか「……え?」
耳を疑った、今一体彼は何と言った?
ほむら「な…何を言ってるの……?」
銀時「何って…言葉そのままの意味に決まってんだろ」
銀時「俺とお前らはここでお別れだ」
杏子「お、オイ…それってどういう……!」
銀時「……説明してる時間もほとんどねェらしいな」
まどか「せ、先生!?」
目を疑う光景だった、目の前にいる人間が足の先から光のようになって消えていっている。
少女たちには何が起きているのか理解できなかった。
さやか「……え?」
耳を疑った、今一体彼は何と言った?
ほむら「な…何を言ってるの……?」
銀時「何って…言葉そのままの意味に決まってんだろ」
銀時「俺とお前らはここでお別れだ」
杏子「お、オイ…それってどういう……!」
銀時「……説明してる時間もほとんどねェらしいな」
まどか「せ、先生!?」
目を疑う光景だった、目の前にいる人間が足の先から光のようになって消えていっている。
少女たちには何が起きているのか理解できなかった。
ほむら「ぎ、銀時!これはいったいどういうこと!?」
叫ぶかのような大声を出してほむらが銀時に問いかける、対する銀時は至って冷静だった。
銀時「まどかの奴が言ったのは…『全員が過ごすはずだった平和な日々を取り戻す』ってことだったろ?」
銀時「まあアレだよ…元々テメーらが過ごすはずだった世界には俺は存在してねェってわけだ」
ほむら「!」
忘れていた、彼は前に自分で言っていた…異世界から来た人間であると。
銀時「まどかの願いが叶って魔女がいなくなったってんなら…俺もこっからは消えることになるんだろうよ」
ほむら「そ…そんな……!」
叫ぶかのような大声を出してほむらが銀時に問いかける、対する銀時は至って冷静だった。
銀時「まどかの奴が言ったのは…『全員が過ごすはずだった平和な日々を取り戻す』ってことだったろ?」
銀時「まあアレだよ…元々テメーらが過ごすはずだった世界には俺は存在してねェってわけだ」
ほむら「!」
忘れていた、彼は前に自分で言っていた…異世界から来た人間であると。
銀時「まどかの願いが叶って魔女がいなくなったってんなら…俺もこっからは消えることになるんだろうよ」
ほむら「そ…そんな……!」
杏子「ちょっと待てよ…それじゃアンタが消えちまうだけじゃない……!」
杏子「アンタの存在自体がこの世界じゃあり得なかったことになる…ってことは」
杏子「私たちがこうして出会ったことも…全部なかったことになるじゃねぇか!」
まどか「そ、それって……!」
さやか「先生のことも…私たちは忘れちゃうってこと…!?」
銀時「…………」
キュゥべえの言っていた言葉…それはつまり、こういうことだったのだ。
さやかを救うため共に戦ったことも、馬鹿をやって騒いだことも、魂を預けて魔女と戦った記憶も
すべてがなかったことになる。
杏子「アンタの存在自体がこの世界じゃあり得なかったことになる…ってことは」
杏子「私たちがこうして出会ったことも…全部なかったことになるじゃねぇか!」
まどか「そ、それって……!」
さやか「先生のことも…私たちは忘れちゃうってこと…!?」
銀時「…………」
キュゥべえの言っていた言葉…それはつまり、こういうことだったのだ。
さやかを救うため共に戦ったことも、馬鹿をやって騒いだことも、魂を預けて魔女と戦った記憶も
すべてがなかったことになる。
銀時「ま、大したことじゃねェだろ。テメーらが気にすることじゃねェ」
ほむら「でも…でもあなたは!私たちのために命を懸けて戦って!何度も何度も死にそうな目にあって!」
ほむら「それなのに…この世界の誰からも忘れ去られて…あなたが世界を救ったこともなかったことにされて…!」
それは、幾度にもわたって時をさかのぼってきた暁美ほむらだからこそわかる痛み。
誰かから忘れ去られる痛みを誰よりも知っている彼女だからこそ分かる痛みだった。
銀時「…………」
銀時「俺ァ誰かの記憶に残りたくてこんな面倒くせーことやってたわけじゃねェ…」
自らの体が光となって消え行く中、銀時は目を閉じて口元で静かに笑っていた。
銀時「今回は目の前の大切なモンをこぼさずに掬い取れた…俺ァそれだけで十分だ」
ほむら「銀時……!」
ほむら「でも…でもあなたは!私たちのために命を懸けて戦って!何度も何度も死にそうな目にあって!」
ほむら「それなのに…この世界の誰からも忘れ去られて…あなたが世界を救ったこともなかったことにされて…!」
それは、幾度にもわたって時をさかのぼってきた暁美ほむらだからこそわかる痛み。
誰かから忘れ去られる痛みを誰よりも知っている彼女だからこそ分かる痛みだった。
銀時「…………」
銀時「俺ァ誰かの記憶に残りたくてこんな面倒くせーことやってたわけじゃねェ…」
自らの体が光となって消え行く中、銀時は目を閉じて口元で静かに笑っていた。
銀時「今回は目の前の大切なモンをこぼさずに掬い取れた…俺ァそれだけで十分だ」
ほむら「銀時……!」
さやか「でも…こんな終わり方なんて…こんな別れ方なんて……!」
銀時「止めろ馬鹿、俺ァ湿っぽいのは好きじゃねェ…なら、もうやるしかねーな」
銀時「全員並べェ!出席を取るぞォォォォォ!」
まどか「!」
杏子「は…はぁ……?」
マミ「しゅ、出席……?」
銀時「止めろ馬鹿、俺ァ湿っぽいのは好きじゃねェ…なら、もうやるしかねーな」
銀時「全員並べェ!出席を取るぞォォォォォ!」
まどか「!」
杏子「は…はぁ……?」
マミ「しゅ、出席……?」
銀時「アレだよ、こっちじゃ一応教師ってことになってるし?やることはやっとかねーとな」
銀時「めんどくせーからアイウエオ順な、じゃあ最初…暁美ほむらー!」
ほむら「は、はい……?」
銀時「……今までよくやったじゃねーか、中学のガキとは思えねーよ」
銀時「ただ…これからはてめーを作らねェで正直に生きな、泣きてェ時には泣いて笑いたきゃ笑え、いいな」
ほむら「……そうね、検討してみ…」
銀時「それだそれ、もうそういう冷静キャラみてェなの作らなくていいだろ?」
ほむら「……フフ、確かにね」
ほむら「……ありがとう、銀時先生」
銀時「めんどくせーからアイウエオ順な、じゃあ最初…暁美ほむらー!」
ほむら「は、はい……?」
銀時「……今までよくやったじゃねーか、中学のガキとは思えねーよ」
銀時「ただ…これからはてめーを作らねェで正直に生きな、泣きてェ時には泣いて笑いたきゃ笑え、いいな」
ほむら「……そうね、検討してみ…」
銀時「それだそれ、もうそういう冷静キャラみてェなの作らなくていいだろ?」
ほむら「……フフ、確かにね」
ほむら「……ありがとう、銀時先生」
銀時「じゃあ次は…鹿目まどかー」
まどか「は、はい」
銀時「悪かったな、最後の最後に契約させちまってよ」
まどか「ううん…あれは私が自分で考えて決めたことだから……!」
銀時「お前に言いてェのはアレだな…もう少し適当になれってことだな」
まどか「て、適当……?」
銀時「何でもかんでも真面目に一人で背負いこみすぎなんだよお前は、たまには他人に迷惑かけてもいいじゃねーか」
銀時「お前には迷惑かけられるダチ公がたくさんいるんだろ?」
まどか「……そうだね、私…もっと気楽に生活してみるよ!」
まどか「ありがとうね、先生…!」
まどか「は、はい」
銀時「悪かったな、最後の最後に契約させちまってよ」
まどか「ううん…あれは私が自分で考えて決めたことだから……!」
銀時「お前に言いてェのはアレだな…もう少し適当になれってことだな」
まどか「て、適当……?」
銀時「何でもかんでも真面目に一人で背負いこみすぎなんだよお前は、たまには他人に迷惑かけてもいいじゃねーか」
銀時「お前には迷惑かけられるダチ公がたくさんいるんだろ?」
まどか「……そうだね、私…もっと気楽に生活してみるよ!」
まどか「ありがとうね、先生…!」
銀時「じゃあ次…佐倉杏子ー」
杏子「わ、私は別にアンタの教え子ってわけじゃ……」
銀時「とある母ちゃんが言ってたぞ、田舎じゃ誰かの家の母ちゃんはみんなの母ちゃんだ、みてーな?」
杏子「……??」
銀時「まあ細かいことは置いといてだ…最初はよくも石ぶつけてくれやがったなコノヤロー」
杏子「お、覚えてたのかよ…あれはわざとじゃないって……」
銀時「ま…あれがなけりゃこうして顔合わせてることもなかったわけだしな……」
杏子「…………」
銀時「何はともあれお疲れさんだったな…さやかを元に戻せたのもお前が必死こいて戦ったからだしよ」
杏子「……別に感謝されるようなことしてねェよ馬鹿、調子狂うんだよ」
杏子「……ありがとな、色々と」
銀時「……あ、言い忘れてたわ…お前間違ってもチンピラになるんじゃねーぞ、椿平子とかそんな感じの」
杏子「…………???」
杏子「わ、私は別にアンタの教え子ってわけじゃ……」
銀時「とある母ちゃんが言ってたぞ、田舎じゃ誰かの家の母ちゃんはみんなの母ちゃんだ、みてーな?」
杏子「……??」
銀時「まあ細かいことは置いといてだ…最初はよくも石ぶつけてくれやがったなコノヤロー」
杏子「お、覚えてたのかよ…あれはわざとじゃないって……」
銀時「ま…あれがなけりゃこうして顔合わせてることもなかったわけだしな……」
杏子「…………」
銀時「何はともあれお疲れさんだったな…さやかを元に戻せたのもお前が必死こいて戦ったからだしよ」
杏子「……別に感謝されるようなことしてねェよ馬鹿、調子狂うんだよ」
杏子「……ありがとな、色々と」
銀時「……あ、言い忘れてたわ…お前間違ってもチンピラになるんじゃねーぞ、椿平子とかそんな感じの」
杏子「…………???」
銀時「えー次は…巴マミ(ノーマット)ー」
マミ「どうしてあなたは巴マミと書いてノーマットと読むの……?」
銀時「本気と書いてマジと読むのと同じ理屈です、ありがとうございました、はいじゃあ次ー」
マミ「終わり!?私、まだ何の言葉も受け取ってないんだけれど!?」
銀時「心配すんな、一割冗談だから」
マミ「九割は本気ってことよね、それ」
銀時「冗談は置いといてだ……えー……」
マミ「…………?」
銀時「……特にないんでパス」
マミ「何で私だけそんな感じ!?」
マミ「どうしてあなたは巴マミと書いてノーマットと読むの……?」
銀時「本気と書いてマジと読むのと同じ理屈です、ありがとうございました、はいじゃあ次ー」
マミ「終わり!?私、まだ何の言葉も受け取ってないんだけれど!?」
銀時「心配すんな、一割冗談だから」
マミ「九割は本気ってことよね、それ」
銀時「冗談は置いといてだ……えー……」
マミ「…………?」
銀時「……特にないんでパス」
マミ「何で私だけそんな感じ!?」
>>874
野中藍さんだな
野中藍さんだな
銀時「まあアレだ、お前の場合はもう少し汚れてもいいんじゃねーか?」
マミ「よ、汚れて……?」
銀時「綺麗なやり方ばっかじゃ見えてこねぇこともあんだろ、泥臭ェやり方でもいいじゃねーか」
銀時「どんなことでも最後までやり抜いてみな、そうすりゃ新しい道だって見えてくんだろ」
マミ「諦めない心…ね、先生…ありがとう」
マミ「よ、汚れて……?」
銀時「綺麗なやり方ばっかじゃ見えてこねぇこともあんだろ、泥臭ェやり方でもいいじゃねーか」
銀時「どんなことでも最後までやり抜いてみな、そうすりゃ新しい道だって見えてくんだろ」
マミ「諦めない心…ね、先生…ありがとう」
銀時「最後…美樹さやかー」
さやか「はい!」
銀時「お前はいろいろ引っ掻き回してくれやがって…こっちの身にもなれってんだ」
さやか「ご、ごめん……あの時の私、どうかしてて……」
銀時「あんだけのことがあったんだ、もう進んでく方向を間違えはしねェだろ」
さやか「え…うん、多分」
銀時「心配いらねェよ、テメーはもう大切なモンを持ってる…俺が保証してやらァ」
さやか「ありがと…先生」
さやか「はい!」
銀時「お前はいろいろ引っ掻き回してくれやがって…こっちの身にもなれってんだ」
さやか「ご、ごめん……あの時の私、どうかしてて……」
銀時「あんだけのことがあったんだ、もう進んでく方向を間違えはしねェだろ」
さやか「え…うん、多分」
銀時「心配いらねェよ、テメーはもう大切なモンを持ってる…俺が保証してやらァ」
さやか「ありがと…先生」
>>875
これゾンの人?
これゾンの人?
銀時「さて…と、もういよいよ時間がねーな……」
さやか「……行かないでよ、先生」
銀時「そればっかは無理だな、俺にもどうにもならねーしよ」
杏子「…………」
銀時「テメーらが俺を忘れようがそれでつながりが切れるわけじゃねェ…」
銀時「魂がつながってるなら…俺とテメーらはずっとダチ公なんだからよ」
さやか「……私、絶対忘れないから!先生のこと、全体に!」
杏子「私も…絶対に!」
マミ「また…いつか必ず!」
まどか「必ずまた一緒に……先生!」
ほむら「……これが永遠の別れだなんて言わせない、また会う日を楽しみに待ってるわ」
銀時「……ああ、いつか…な」
―――そして、次の瞬間
―――坂田銀時という名の存在はまどかたちの世界から完全に消え失せた。
さやか「……行かないでよ、先生」
銀時「そればっかは無理だな、俺にもどうにもならねーしよ」
杏子「…………」
銀時「テメーらが俺を忘れようがそれでつながりが切れるわけじゃねェ…」
銀時「魂がつながってるなら…俺とテメーらはずっとダチ公なんだからよ」
さやか「……私、絶対忘れないから!先生のこと、全体に!」
杏子「私も…絶対に!」
マミ「また…いつか必ず!」
まどか「必ずまた一緒に……先生!」
ほむら「……これが永遠の別れだなんて言わせない、また会う日を楽しみに待ってるわ」
銀時「……ああ、いつか…な」
―――そして、次の瞬間
―――坂田銀時という名の存在はまどかたちの世界から完全に消え失せた。
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銀時「…………」
新八「銀さん、何でトイレの前で寝っころがってんですか…風邪ひきますよ?」
銀時「なあぱっつぁん、もしお前魔法が使えたらどうするよ?」
新八「何ですか急に魔法って…でも…そうだな、多分最初はありきたりなことからやると思いますよ?空を飛んだりとか」
銀時「だったらアレだ、あと二十年間彼女作らねェでムラムラしながら過ごせば魔法使いになれるから、頑張れよ」
新八「しばき倒しますよアンタ」
銀時「…………」
新八「銀さん、何でトイレの前で寝っころがってんですか…風邪ひきますよ?」
銀時「なあぱっつぁん、もしお前魔法が使えたらどうするよ?」
新八「何ですか急に魔法って…でも…そうだな、多分最初はありきたりなことからやると思いますよ?空を飛んだりとか」
銀時「だったらアレだ、あと二十年間彼女作らねェでムラムラしながら過ごせば魔法使いになれるから、頑張れよ」
新八「しばき倒しますよアンタ」
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まどか「ほむらちゃん!おはよう!」
ほむら「まどか!おはよう!」
あの日以降、私の持っていたソウルジェムは跡形もなく消え去っていて、魔女の姿もキュゥべえも見ることはなくなった。
それはまどかたちも同じなようで今の私たちは平和な日々を過ごしている。
……ただ、私を除く全員は魔女の存在を覚えていない。
魔女がきっかけとなった杏子とさやかの出会いも私が知っているものとは食い違いが発生している。
二人はゲームセンターでダンスゲームを一緒に対戦したことがきっかけで知り合いになったことになっているらしい。
何故私だけが魔女の記憶を持っているのかは分からない…時間遡行の能力を持っていたことが関係しているのだろうか?
……もっとも、今はそんなことはどうでもいい。
まどか「ほむらちゃん!おはよう!」
ほむら「まどか!おはよう!」
あの日以降、私の持っていたソウルジェムは跡形もなく消え去っていて、魔女の姿もキュゥべえも見ることはなくなった。
それはまどかたちも同じなようで今の私たちは平和な日々を過ごしている。
……ただ、私を除く全員は魔女の存在を覚えていない。
魔女がきっかけとなった杏子とさやかの出会いも私が知っているものとは食い違いが発生している。
二人はゲームセンターでダンスゲームを一緒に対戦したことがきっかけで知り合いになったことになっているらしい。
何故私だけが魔女の記憶を持っているのかは分からない…時間遡行の能力を持っていたことが関係しているのだろうか?
……もっとも、今はそんなことはどうでもいい。
そう、魔女の存在を忘れているということは…一緒に戦ったあの人のことも忘れているのだ。
仕方のないことだとは思ってもやはり心のどこかでは割り切ることができない。
まどか「あっ、さやかちゃんたちだ!」
さやか「よっ!まどかとほむらじゃん!今日も仲がよさそうで…妬けちゃうなー」
マミ「おはよう、二人とも」
杏子「しっかしいい天気だなー、あの白い雲とかのんびり浮かんでてさぞかしいい気分だろうな」
ほむら「…………」
ふと、彼のことが頭をよぎった…彼は今も元気でやっているのだろうか……
仕方のないことだとは思ってもやはり心のどこかでは割り切ることができない。
まどか「あっ、さやかちゃんたちだ!」
さやか「よっ!まどかとほむらじゃん!今日も仲がよさそうで…妬けちゃうなー」
マミ「おはよう、二人とも」
杏子「しっかしいい天気だなー、あの白い雲とかのんびり浮かんでてさぞかしいい気分だろうな」
ほむら「…………」
ふと、彼のことが頭をよぎった…彼は今も元気でやっているのだろうか……
杏子「私さ、ああいう雲見てると…思い出しちゃうんだよな」
ほむら「!」
マミ「そうね、元気でやっているといいんだけれど……」
さやか「大丈夫だって!またいつかひょこっと顔だしたりするんじゃない?」
ほむら「……!?」
まさか…覚えている……?魔女たちのことは完全に忘れているのに……?
ほむら「みんな…もしかして……」
まどか「ほむらちゃん、それ以上は……ね?」
見ればまどかは笑いながら口元に指を当てて、それ以上の言葉は言うべきでないとのしぐさをした。
ほむら「ま…まどか……?」
まどか「……さあ、学校に行こう!みんなも遅刻しちゃうよ!」
ほむら「…………」
ほむら「フフ……」
そうか…つまりは、そういうことだったのだ。
ほむら「!」
マミ「そうね、元気でやっているといいんだけれど……」
さやか「大丈夫だって!またいつかひょこっと顔だしたりするんじゃない?」
ほむら「……!?」
まさか…覚えている……?魔女たちのことは完全に忘れているのに……?
ほむら「みんな…もしかして……」
まどか「ほむらちゃん、それ以上は……ね?」
見ればまどかは笑いながら口元に指を当てて、それ以上の言葉は言うべきでないとのしぐさをした。
ほむら「ま…まどか……?」
まどか「……さあ、学校に行こう!みんなも遅刻しちゃうよ!」
ほむら「…………」
ほむら「フフ……」
そうか…つまりは、そういうことだったのだ。
銀時
私たちは忘れないわ
いつでも、どこででも、私たちのために戦ってくれていたあなたがいたことを
私たちが生きている限り、私たちとあなたの繋がりは…永遠に途切れたりしないわ
あなたのおかげで…私は…私たちは……
だから、もう一度だけ言わせて?
―――ありがとう
fin
ED『SIGNAL』(KELUN)
私たちは忘れないわ
いつでも、どこででも、私たちのために戦ってくれていたあなたがいたことを
私たちが生きている限り、私たちとあなたの繋がりは…永遠に途切れたりしないわ
あなたのおかげで…私は…私たちは……
だから、もう一度だけ言わせて?
―――ありがとう
fin
ED『SIGNAL』(KELUN)
乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙ああぁぁぁぁ!!
超乙ううううううううぅぅぅぅぅ
流石我らが鬱フラグブレイカー銀さんやで
流石我らが鬱フラグブレイカー銀さんやで
またこのシリーズやるならすごく読みたいです!!
QB生贄一番笑った
その時授業中だけど!wwwwwwwwww
QB生贄一番笑った
その時授業中だけど!wwwwwwwwww
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