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元スレ銀時「魔法少女まどか☆マギカ?」
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そういえばマミさんて設定的には、魔法少女の中で
かなり強い部類に入るんだっけか
かなり強い部類に入るんだっけか
銀時「いってーなオイ、何しやがるコノヤロー!」
杏子「ち、違う!絶対にわざとじゃないからな!」
銀時「言い訳する前にごめんなさいの一言はねーのかテメー!わざととかんなことどうでもいいんだよ!」
銀時「まあ仮にわざと当てたってんなら許さないけどね、後ろから当てていいのは女の子の胸だけだからね」
銀時「当ててんのよ、とかって言われたらもうその瞬間に気分はもうフライアウェイだからね」
杏子「……??」
何を言っているのかはよくわからなかったが、とりあえず断片的に聞き取れたことを実践する。
面倒事を起こすのは嫌だったし、石をぶつけた非はこちらにあるのだ。
杏子「さ、さっきの石ならわざと当てたんだっての!」
銀時「よしお前こっち来い、警察だ」
杏子「何で!?当ててるって言えば上機嫌になるんじゃないのかよ!?」
銀時「誰がわざと石ぶつけられて上機嫌になるっつったよ」
杏子「ち、違う!絶対にわざとじゃないからな!」
銀時「言い訳する前にごめんなさいの一言はねーのかテメー!わざととかんなことどうでもいいんだよ!」
銀時「まあ仮にわざと当てたってんなら許さないけどね、後ろから当てていいのは女の子の胸だけだからね」
銀時「当ててんのよ、とかって言われたらもうその瞬間に気分はもうフライアウェイだからね」
杏子「……??」
何を言っているのかはよくわからなかったが、とりあえず断片的に聞き取れたことを実践する。
面倒事を起こすのは嫌だったし、石をぶつけた非はこちらにあるのだ。
杏子「さ、さっきの石ならわざと当てたんだっての!」
銀時「よしお前こっち来い、警察だ」
杏子「何で!?当ててるって言えば上機嫌になるんじゃないのかよ!?」
銀時「誰がわざと石ぶつけられて上機嫌になるっつったよ」
・・・・・駄目だ。杏子さんも星の巡りが悪いとしかいえませんね・・・・・・。
杏子「アンタ…名前は?」
銀時「坂田…銀時、金じゃなくて銀だからな」
杏子「坂田銀時……?」
杏子(ま、まさか…コイツがキュゥべえの言っていたもう一人のイレギュラー!?)
銀時「で、テメーはどこの悪ガキだ?」
杏子「…………」
この男は暁美ほむらと異なり、こちらの情報は持っていないのだろうか?
仮にこの男が自分の障害となるのならば、むやみにこちらの情報を教えるのは得策ではない。
だが……
杏子「……佐倉杏子」
この男が自分の敵だとはどうしても思えなかった。
銀時「坂田…銀時、金じゃなくて銀だからな」
杏子「坂田銀時……?」
杏子(ま、まさか…コイツがキュゥべえの言っていたもう一人のイレギュラー!?)
銀時「で、テメーはどこの悪ガキだ?」
杏子「…………」
この男は暁美ほむらと異なり、こちらの情報は持っていないのだろうか?
仮にこの男が自分の障害となるのならば、むやみにこちらの情報を教えるのは得策ではない。
だが……
杏子「……佐倉杏子」
この男が自分の敵だとはどうしても思えなかった。
杏子「ねえ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
銀時「あん?」
杏子「美樹さやかって…知ってる?」
銀時「……知らなくはねーけどよ、それが何だってんだ?」
杏子(知ってるってことは…魔法少女に関係のある奴だってことは間違いないな)
杏子「私もソイツと同じ…魔法少女なんだよな」
銀時「!」
杏子「ほら、コイツが私のソウルジェム」
少女の見せた赤い宝石、それは以前に巴マミが見せたものに酷似していた。
銀時はあからさまに嫌そうな顔をしてため息をつき
銀時「……まーためんどくせーことになりやがったな」
銀時「あん?」
杏子「美樹さやかって…知ってる?」
銀時「……知らなくはねーけどよ、それが何だってんだ?」
杏子(知ってるってことは…魔法少女に関係のある奴だってことは間違いないな)
杏子「私もソイツと同じ…魔法少女なんだよな」
銀時「!」
杏子「ほら、コイツが私のソウルジェム」
少女の見せた赤い宝石、それは以前に巴マミが見せたものに酷似していた。
銀時はあからさまに嫌そうな顔をしてため息をつき
銀時「……まーためんどくせーことになりやがったな」
杏子「私は回りくどいことが嫌いなんだ、だから一番最初に直球で聞くけどさ」
杏子「アンタ…魔法少女についてどこまで知ってるんだい?」
銀時「詳しくは知らねーよ、魔女と戦ってるとかそんぐれーだな」
杏子「キュゥべえのことは?」
銀時「ああ、ウサギみてェな無限残機だろ?」
杏子(無限残機ってのはよくわからねぇけど…とりあえずキュゥべえは見えてるんだな)
杏子「アンタ…魔法少女についてどこまで知ってるんだい?」
銀時「詳しくは知らねーよ、魔女と戦ってるとかそんぐれーだな」
杏子「キュゥべえのことは?」
銀時「ああ、ウサギみてェな無限残機だろ?」
杏子(無限残機ってのはよくわからねぇけど…とりあえずキュゥべえは見えてるんだな)
杏子「……そうだ、ちょっと聞きたいことがあってさ」
銀時「?」
この男が仮に暁美ほむらたちとつながっているのならば聞きたいことは山ほどあった。
アイツの能力について何か聞き出せればそれだけで十分な収穫になる。
それが最も聞くべきことであるはずなのはわかっている、だが彼女の口から出た問いは
杏子「美樹さやかってやつが何を願って魔法少女になったか…知ってるかい?」
銀時「?」
この男が仮に暁美ほむらたちとつながっているのならば聞きたいことは山ほどあった。
アイツの能力について何か聞き出せればそれだけで十分な収穫になる。
それが最も聞くべきことであるはずなのはわかっている、だが彼女の口から出た問いは
杏子「美樹さやかってやつが何を願って魔法少女になったか…知ってるかい?」
---
数日後、病院
看護婦「あら、上条君のお見舞い?」
さやか「は、はい」
看護婦「ごめんなさい、実は上条君…少し早めに退院してるの」
さやか「え……?」
看護婦「症状の回復が異常に早かったから特例でね…連絡できなくてごめんなさい」
さやか「いえ…ありがとうございました」
さやか(退院…良かった、ちゃんと恭介の腕…治ったんだ…!)
数日後、病院
看護婦「あら、上条君のお見舞い?」
さやか「は、はい」
看護婦「ごめんなさい、実は上条君…少し早めに退院してるの」
さやか「え……?」
看護婦「症状の回復が異常に早かったから特例でね…連絡できなくてごめんなさい」
さやか「いえ…ありがとうございました」
さやか(退院…良かった、ちゃんと恭介の腕…治ったんだ…!)
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恭介宅前
さやか「………」
幼馴染の家の玄関先でさやかは立ち尽くしていた、家の中からはバイオリンと思しき楽器の音色が聞こえてくる。
演奏しているのは誰か、それは考えるまでもないだろう。
本心では恭介と話がしたかった、だが…今、彼は諦めていたバイオリンとの対話をしているのだ。
それを中断させてまで家に上がりこむのは幼馴染でもさすがに気が引ける。
いや、気心の知れた幼馴染だからこそ遠慮したのかもしれない。
さやか「……フフッ」
ほんの少し微笑みを浮かべて上条の家を後にしようとするさやかの前に
杏子「会いもしないで帰るのかい?今日一日追い掛け回してたくせに」
さやか「!」
彼女にとっては最も会いたくない相手が現れてしまった。
恭介宅前
さやか「………」
幼馴染の家の玄関先でさやかは立ち尽くしていた、家の中からはバイオリンと思しき楽器の音色が聞こえてくる。
演奏しているのは誰か、それは考えるまでもないだろう。
本心では恭介と話がしたかった、だが…今、彼は諦めていたバイオリンとの対話をしているのだ。
それを中断させてまで家に上がりこむのは幼馴染でもさすがに気が引ける。
いや、気心の知れた幼馴染だからこそ遠慮したのかもしれない。
さやか「……フフッ」
ほんの少し微笑みを浮かべて上条の家を後にしようとするさやかの前に
杏子「会いもしないで帰るのかい?今日一日追い掛け回してたくせに」
さやか「!」
彼女にとっては最も会いたくない相手が現れてしまった。
さやか「お前は…」
杏子「知ってるよ、この家の坊やなんだろ?アンタが契約した理由って」
杏子は心の底から呆れたような表情を浮かべていた、溜め息まじりに言葉を続ける。
杏子「まったく…たった一度の奇跡のチャンスををくっだらねぇことに使い潰しやがって」
あからさまな挑発、だがその挑発に耐えられるほどさやかは大人ではなかった。
何より挑発だろうと今の杏子の言葉はさやかにとっては許しがたいものだった。
さやか「お前なんかに何が!」
杏子「…………」
言い返すさやかの姿を見て一瞬、数日前の記憶が蘇る。あの天然パーマからさやかの願いを聞いた時の記憶を。
杏子「知ってるよ、この家の坊やなんだろ?アンタが契約した理由って」
杏子は心の底から呆れたような表情を浮かべていた、溜め息まじりに言葉を続ける。
杏子「まったく…たった一度の奇跡のチャンスををくっだらねぇことに使い潰しやがって」
あからさまな挑発、だがその挑発に耐えられるほどさやかは大人ではなかった。
何より挑発だろうと今の杏子の言葉はさやかにとっては許しがたいものだった。
さやか「お前なんかに何が!」
杏子「…………」
言い返すさやかの姿を見て一瞬、数日前の記憶が蘇る。あの天然パーマからさやかの願いを聞いた時の記憶を。
---
数日前
杏子「美樹さやかは…そんなことのために願いを使っちまったってのか……!」
他人のために魔法を使う、それがどれだけ誤った行為であるか杏子はすでに知っていた。
自分がそれで取り返しのつかない失敗を犯している経験があるだけに、さやかがこの上なく愚かに思えてしまう。
銀時「俺ァ一応止めたんだけどな…アイツがてめーで決めたことだ、これ以上とやかく言うことは出来ねーよ」
杏子「どんだけアイツは頭が悪くて…馬鹿なんだ!」
銀時「…………」
数日前
杏子「美樹さやかは…そんなことのために願いを使っちまったってのか……!」
他人のために魔法を使う、それがどれだけ誤った行為であるか杏子はすでに知っていた。
自分がそれで取り返しのつかない失敗を犯している経験があるだけに、さやかがこの上なく愚かに思えてしまう。
銀時「俺ァ一応止めたんだけどな…アイツがてめーで決めたことだ、これ以上とやかく言うことは出来ねーよ」
杏子「どんだけアイツは頭が悪くて…馬鹿なんだ!」
銀時「…………」
銀時「アイツの選択を正しいと思え…とは言わねェ、ただ…分かってくれや」
杏子「……?」
銀時「自分の身を犠牲にしてまで他人を助けるのが素晴らしいとは言わねーが…」
銀時「今のアイツにとっちゃ、そんだけ譲れねェモンがあったってことだ」
杏子「…………」
銀時「ま、その辺はテメーに任せるとするぜ」
杏子「な、何で私がアイツのことを!」
銀時「テメーならアイツの力になってやれんだろ、ダチ公」
杏子「ダチ…公?」
杏子「……?」
銀時「自分の身を犠牲にしてまで他人を助けるのが素晴らしいとは言わねーが…」
銀時「今のアイツにとっちゃ、そんだけ譲れねェモンがあったってことだ」
杏子「…………」
銀時「ま、その辺はテメーに任せるとするぜ」
杏子「な、何で私がアイツのことを!」
銀時「テメーならアイツの力になってやれんだろ、ダチ公」
杏子「ダチ…公?」
---
友達、自分と同じ始まりをしたアイツのなら…もしかしたら……
確かにそう思っていた…だが、やはり今のコイツを見ているとどうしてもイラつくのだ、まるで過去の自分を見ているようで……
知らず知らずのうちに感情的になり、口調も厳しいものになっていく。
杏子「分かってねぇのはそっちだ馬鹿、魔法ってのは徹頭徹尾、自分だけの願いをかなえるためのモンなんだよ」
杏子「他人のために使ったからってろくなことにはならないのさ」
つい挑発的な言葉になってしまう、本当はこんな口調で語りかけるつもりではなかったのに。
だがやはり先日に激しく刀を交えていることもあり、思うように言葉を紡ぐことができなかった。
何より、今までずっと一人で生きてきた自分が急に素直になるなんて……できっこなかった。
友達、自分と同じ始まりをしたアイツのなら…もしかしたら……
確かにそう思っていた…だが、やはり今のコイツを見ているとどうしてもイラつくのだ、まるで過去の自分を見ているようで……
知らず知らずのうちに感情的になり、口調も厳しいものになっていく。
杏子「分かってねぇのはそっちだ馬鹿、魔法ってのは徹頭徹尾、自分だけの願いをかなえるためのモンなんだよ」
杏子「他人のために使ったからってろくなことにはならないのさ」
つい挑発的な言葉になってしまう、本当はこんな口調で語りかけるつもりではなかったのに。
だがやはり先日に激しく刀を交えていることもあり、思うように言葉を紡ぐことができなかった。
何より、今までずっと一人で生きてきた自分が急に素直になるなんて……できっこなかった。
だが、さやかはそんな杏子の心まで読み取ることは出来ない。杏子の発した言葉をそのまま挑発として受け取ってしまう。
さやか「アンタだけは……絶対に……!」
杏子「………」
その反応に杏子もさらに気分が悪くなる。
何だよその目は…自分がどれだけ間違ってずれたことをしてるのか本当に気づいてないのかよ。だったら…
杏子「場所変えようか…ここじゃ人目につきそうだ」
言って分からないなら…ぶん殴ってでもわからせてやるしかない。
さやか「アンタだけは……絶対に……!」
杏子「………」
その反応に杏子もさらに気分が悪くなる。
何だよその目は…自分がどれだけ間違ってずれたことをしてるのか本当に気づいてないのかよ。だったら…
杏子「場所変えようか…ここじゃ人目につきそうだ」
言って分からないなら…ぶん殴ってでもわからせてやるしかない。
---
鉄橋の上
杏子「ここなら遠慮なくやれるよね、いっちょ派手にいこうじゃない?」
杏子のソウルジェムが赤く輝くと、以前に見た多節槍を使う魔法少女の姿になった。
さやか「!」
対抗してさやかも魔法少女に変身しようとソウルジェムを取り出す、その時
まどか「さやかちゃん!」
自分の名を呼ぶ友人の声が聞こえてきた。
鉄橋の上
杏子「ここなら遠慮なくやれるよね、いっちょ派手にいこうじゃない?」
杏子のソウルジェムが赤く輝くと、以前に見た多節槍を使う魔法少女の姿になった。
さやか「!」
対抗してさやかも魔法少女に変身しようとソウルジェムを取り出す、その時
まどか「さやかちゃん!」
自分の名を呼ぶ友人の声が聞こえてきた。
三年Z組ー銀八先生!
銀八「はい、全然進まなくてアレですが今日はここまでです」
銀八「『もっとサクサク進めろよコノヤロー』って声が聞こえてきそうですが、勘弁してください」
銀八「もう物語も半ばまでは進んだんで…これからはテンポがよくなる気がしないでもないと思う、多分」
銀八「あ、せっかく生き残ったマミの奴がほとんど空気とか決して言わないようにー」
銀八「はい、全然進まなくてアレですが今日はここまでです」
銀八「『もっとサクサク進めろよコノヤロー』って声が聞こえてきそうですが、勘弁してください」
銀八「もう物語も半ばまでは進んだんで…これからはテンポがよくなる気がしないでもないと思う、多分」
銀八「あ、せっかく生き残ったマミの奴がほとんど空気とか決して言わないようにー」
乙!この後直ぐに第二の山場な訳だ。
銀さんがどう引っかき回してくれるか楽しみなんだぜ。
銀さんがどう引っかき回してくれるか楽しみなんだぜ。
>>1乙
まどかは余計なことさえしなければみんな助かると思う
まどかは余計なことさえしなければみんな助かると思う
乙
よく考えたら魔法少女たちのBADENDにいつもなにかしら関わっているまどか
よく考えたら魔法少女たちのBADENDにいつもなにかしら関わっているまどか
乙
そのうち超電磁砲の黒子の時みたいに銀さん誰かとフラグを立てたり…さすがに無いか
そのうち超電磁砲の黒子の時みたいに銀さん誰かとフラグを立てたり…さすがに無いか
さやか「まどか…どうして……?」
まどか「キュゥべえにさやかちゃんが危ないって言われて……」
さやか「……邪魔しないで、これはまどかには関係ない!」
あれはさやかの友人だろうか、考えてみれば前にも一緒にいた気がする。
魔法少女ではないようだが…それでも、さやかとはある程度の信頼関係はあるのだろう。
杏子「はっ……ウザいやつにはウザい仲間がいるモンだねぇ」
もう剣を抜いてしまったからには退くわけにはいかない…そう自分に言い聞かせ、攻撃を仕掛けようとしたとき
ほむら「じゃああなたの仲間はどうなのかしら?」
杏子「!」
銀時「なんでテメーらこんなところで乳繰り合ってんだ」
背後から聞き覚えのある声が二つ聞こえてきた。
まどか「キュゥべえにさやかちゃんが危ないって言われて……」
さやか「……邪魔しないで、これはまどかには関係ない!」
あれはさやかの友人だろうか、考えてみれば前にも一緒にいた気がする。
魔法少女ではないようだが…それでも、さやかとはある程度の信頼関係はあるのだろう。
杏子「はっ……ウザいやつにはウザい仲間がいるモンだねぇ」
もう剣を抜いてしまったからには退くわけにはいかない…そう自分に言い聞かせ、攻撃を仕掛けようとしたとき
ほむら「じゃああなたの仲間はどうなのかしら?」
杏子「!」
銀時「なんでテメーらこんなところで乳繰り合ってんだ」
背後から聞き覚えのある声が二つ聞こえてきた。
銀時「ほむらのヤツに呼ばれたから来てみりゃ…何やってんだお前ら」
銀時「つーか女二人が鉄橋の上で決闘ってどんな構図?何これバトル漫画だったっけ?」
杏子「何しにきやがったお前ら、コイツは私たちの問題だ」
さやか「そうよ…横から余計なことしないで!」
まどか「………!」
『正しすぎるその子の分まで、誰かが間違えてあげればいい』
以前聞いた母の言葉がまどかの頭に響いてくる、もう親友を止めるには自分が間違えるしかない。
嫌われようと罵声を浴びせられようと、親友には怪我をしてほしくない。まどかは意を決すると
まどか「さやかちゃん…ごめん!」
さやかの手からソウルジェムを掴みとると鉄橋から道路へ投げ捨てた。
銀時「つーか女二人が鉄橋の上で決闘ってどんな構図?何これバトル漫画だったっけ?」
杏子「何しにきやがったお前ら、コイツは私たちの問題だ」
さやか「そうよ…横から余計なことしないで!」
まどか「………!」
『正しすぎるその子の分まで、誰かが間違えてあげればいい』
以前聞いた母の言葉がまどかの頭に響いてくる、もう親友を止めるには自分が間違えるしかない。
嫌われようと罵声を浴びせられようと、親友には怪我をしてほしくない。まどかは意を決すると
まどか「さやかちゃん…ごめん!」
さやかの手からソウルジェムを掴みとると鉄橋から道路へ投げ捨てた。
ほむら「!」
それを見たほむらが一瞬驚愕の表情を浮かべた、直後に忽然として姿を消す。
何らかの能力で姿を消したのだろうか、だが今のさやかにとってはそんなことはどうでもいいことだった。
さやか「まどか…アンタなんてことを!」
戦う術を奪い取ったまどかに食って掛かる、さらに何かを言いかけた瞬間のこと
さやか「…………」
ひもの切れた操り人形の如くさやかの体から力が抜け、まどかの胸へと倒れこんだ。
それを見たほむらが一瞬驚愕の表情を浮かべた、直後に忽然として姿を消す。
何らかの能力で姿を消したのだろうか、だが今のさやかにとってはそんなことはどうでもいいことだった。
さやか「まどか…アンタなんてことを!」
戦う術を奪い取ったまどかに食って掛かる、さらに何かを言いかけた瞬間のこと
さやか「…………」
ひもの切れた操り人形の如くさやかの体から力が抜け、まどかの胸へと倒れこんだ。
まどか「さ、さやかちゃん…?」
何が起こったのかわからず名前を呼びかけるも反応は全くない、混乱するまどかにキュゥべえは
キュゥべえ「今のはまずかったよ、まどか…友達を放り投げるなんてどうかしてるよ!」
まどか「そ…それって一体……」
事態を見ていた杏子はさやかの首を掴みあげる、それと同時にそこから伝わる感覚に愕然とした。
杏子「どういうことだオイ…コイツ死んでるじゃねぇか!」
銀時「!」
まどか「え……!?」
言葉では言い表せない絶望が辺りの空気を覆い尽くした。
何が起こったのかわからず名前を呼びかけるも反応は全くない、混乱するまどかにキュゥべえは
キュゥべえ「今のはまずかったよ、まどか…友達を放り投げるなんてどうかしてるよ!」
まどか「そ…それって一体……」
事態を見ていた杏子はさやかの首を掴みあげる、それと同時にそこから伝わる感覚に愕然とした。
杏子「どういうことだオイ…コイツ死んでるじゃねぇか!」
銀時「!」
まどか「え……!?」
言葉では言い表せない絶望が辺りの空気を覆い尽くした。
まどか「さやかちゃん…どうしたの…ねえってば……」
杏子「何がどうなってやがんだ……オイ!」
説明しろと言わんばかりにキュゥべえを怒りの目で睨みつけた。
だが、当の本人は何に腹を立てているのかわからないといった様子で事態の説明を始める。
キュゥべえ「君たち魔法少女が肉体をコントロールできるのはせいぜい百メートルが限度だからね」
杏子「百メートル…どういう意味だ!」
キュゥべえ「こういう事態はめったに起こることじゃないんだけど……」
まどか「何言ってるのキュゥべえ…さやかちゃんを死なせないで!」
キュゥべえは倒れたさやかにしがみ付いて懇願するまどかを一瞥すると、呆れてため息を交えながら言い放った。
キュゥべえ「まどか…そっちはさやかじゃなくて、ただの抜け殻なんだってば…さやかは君が投げて捨てちゃったじゃないか」
杏子「何がどうなってやがんだ……オイ!」
説明しろと言わんばかりにキュゥべえを怒りの目で睨みつけた。
だが、当の本人は何に腹を立てているのかわからないといった様子で事態の説明を始める。
キュゥべえ「君たち魔法少女が肉体をコントロールできるのはせいぜい百メートルが限度だからね」
杏子「百メートル…どういう意味だ!」
キュゥべえ「こういう事態はめったに起こることじゃないんだけど……」
まどか「何言ってるのキュゥべえ…さやかちゃんを死なせないで!」
キュゥべえは倒れたさやかにしがみ付いて懇願するまどかを一瞥すると、呆れてため息を交えながら言い放った。
キュゥべえ「まどか…そっちはさやかじゃなくて、ただの抜け殻なんだってば…さやかは君が投げて捨てちゃったじゃないか」
銀時「どういうことだテメー…」
キュゥべえ「ただの弱い肉体で魔女と戦えなんてとてもお願いできないよ」
キュゥべえ「今の君たちにとって肉体は外付けのハードディスクでしかない」
キュゥべえ「だから君たちの本体としての魂には魔力を効率的に運用できるコンパクトで安全な姿が与えられているんだ」
そういうと一呼吸を置き、すべての確信となる部分を口にする。いつもと変わらぬ、無表情のままで。
キュゥべえ「魔法少女との契約を取り結ぶ僕の役目は……」
キュゥべえ「君たちの魂を抜き取ってソウルジェムに変えることなんだ」
キュゥべえ「ただの弱い肉体で魔女と戦えなんてとてもお願いできないよ」
キュゥべえ「今の君たちにとって肉体は外付けのハードディスクでしかない」
キュゥべえ「だから君たちの本体としての魂には魔力を効率的に運用できるコンパクトで安全な姿が与えられているんだ」
そういうと一呼吸を置き、すべての確信となる部分を口にする。いつもと変わらぬ、無表情のままで。
キュゥべえ「魔法少女との契約を取り結ぶ僕の役目は……」
キュゥべえ「君たちの魂を抜き取ってソウルジェムに変えることなんだ」
杏子「ふざけんじゃねぇよ!それじゃ私たち、ゾンビにされたようなモンじゃないか!」
怒りを爆発させてキュゥべえを掴みあげる、キュゥべえはそれでも全く動じることなく言葉を続けていた。
キュゥべえ「君たちにとっても便利じゃないか、ソウルジェムさえ壊れなければ君たちは無敵なんだよ?」
キュゥべえ「たとえ心臓が破れても、どれだけ骨を砕かれようとね」
機械のような声だった。いや、機械というのは少々誤りであるかもしれない。
だが…機械を思わせるほど、感情のかけらも感じ取れない無機質な声であったのは間違いないだろう。
まどか「そんなのひどいよ…こんなのってないよ!」
指一本動かないさやかにすがりついてむせび泣く、絶望の涙がさやかの制服を濡らしていった。
キュゥべえ「君たち人間はいつもそうだ、事実を伝えるといつもきまって同じ反応をする」
キュゥべえ「わけがわからないよ」
怒りを爆発させてキュゥべえを掴みあげる、キュゥべえはそれでも全く動じることなく言葉を続けていた。
キュゥべえ「君たちにとっても便利じゃないか、ソウルジェムさえ壊れなければ君たちは無敵なんだよ?」
キュゥべえ「たとえ心臓が破れても、どれだけ骨を砕かれようとね」
機械のような声だった。いや、機械というのは少々誤りであるかもしれない。
だが…機械を思わせるほど、感情のかけらも感じ取れない無機質な声であったのは間違いないだろう。
まどか「そんなのひどいよ…こんなのってないよ!」
指一本動かないさやかにすがりついてむせび泣く、絶望の涙がさやかの制服を濡らしていった。
キュゥべえ「君たち人間はいつもそうだ、事実を伝えるといつもきまって同じ反応をする」
キュゥべえ「わけがわからないよ」
その時、絶望で覆い尽くされた空気を打ち破る声を出すものが一人。
銀時(裏声)「四番、バッター…坂田銀時」
キュゥべえ「え?」
銀時「言いてェことは腐るほどあるけどな…とりあえず、今は……」
銀時は大きく息を吸い込んで振りかぶった木刀を力いっぱい握りしめ
銀時「そんなクソ大事なこと説明してなかった責任とってソウル何とかはテメーで取ってこいやァァァァァァ!」
キュゥべえ「きゅっぷい!?」
そのままフルスイングした。
―――キュゥべえ(三号)、輝く夜空の星になる。
銀時(裏声)「四番、バッター…坂田銀時」
キュゥべえ「え?」
銀時「言いてェことは腐るほどあるけどな…とりあえず、今は……」
銀時は大きく息を吸い込んで振りかぶった木刀を力いっぱい握りしめ
銀時「そんなクソ大事なこと説明してなかった責任とってソウル何とかはテメーで取ってこいやァァァァァァ!」
キュゥべえ「きゅっぷい!?」
そのままフルスイングした。
―――キュゥべえ(三号)、輝く夜空の星になる。
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