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    元スレ上条「アンタは私のものになんのよ」美琴「……不幸だ」

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    みんなの評価 : ★★★
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    351 = 334 :


    上条「結構面白そーだな。幻想殺しがあれば、その島に行けるかもしれないし。遺跡調査かー」

    ステイル「不気味なくらい物分りがいいね……」

    上条「細かいことは気にすんなよ。ステイルだってインデックスと一緒で嬉しいだろ?」

    ステイル「なっ!? ぼ、僕はあの子をそういう対象として見ていない!!」


    禁書「そーいう対象って、なぁに?」ヒョコ

    ステイル「い、インデックス!?」

    禁書「私のこと話してたでしょう? だったら私にも教えてほしいな」

    ステイル「ええとだね、その、軽々しく言うことじゃないんだ」アタフタ

    禁書「むうーーっ、私だけ仲間はずれは酷いかも!!」

    ステイル「そんなつもりは…」

    禁書「じゃー教えて?」

    ステイル「うっ…」




    上条「仲いいなー、あのふたり」

    神裂「いいのですか…?」

    上条「ん? 何が?」

    神裂「あなたとあの子は、その……」

    上条「あー、そういう事か。……別にいいと思うけどな。俺が口出しするのは筋違いだし」

    アロウン(おお、当麻の建てたフラグを折るつもりか! お前、意外とエグイな)

    上条(うっさい!)

    352 = 334 :


    神裂「そうですね。無粋な事を聞いてすみません」

    上条「謝る必要なんてねーよ。それより仕事の内容を詳しく説明してくれないか」

    神裂「遺跡調査と言っても、私たちの仕事は先遣隊として島の発見と安全の確保です」

    上条「さっきステイルが言ってた伝説ってのは?」


    神裂「私は詳しくありませんが、たしか……神話の時代に、神と敵対していた魔王とその軍勢が拠点にしていた巨大な城塞があったそうです」

    神裂「その城塞は、神の力さえ届かないほど堅牢で難攻不落でした。しかし神の軍勢は、魔王を城塞の外へ誘い出し……」

    神裂「死闘の末、見事討ち果たしました。そして神は、魔王の城塞を島ごと封印して誰も近づけないようにしました」

    神裂「もう二度と、魔王が復活しないように……」



    上条(まさか……アンタのことじゃないでしょーね)

    アロウン(はて? 年を取ると物忘れが激しくて困るな)

    上条(あからさまに怪しい振りすんな!)

    アロウン(まあ行けば分かるさ。しかし……アヴァロンか…)

    上条「アヴァロン…?」

    353 = 334 :


    神裂「そうです。魔王が根城にしていた古の城塞の名がアヴァロン、ご存知でしたか」

    上条「き、気にしないで」

    神裂「??」

    上条「えっと、俺は、島にかけられた封印を解けばいいのかな?」

    神裂「はい。危険は少ないと思いますが、気を引き締めて事にあたりましょう」

    上条「魔王の島なのに危険じゃないの?」

    神裂「伝説というより御伽噺ですからね。大天使と戦うことに比べれば、子供のお使い程度の仕事ですよ」

    上条「そっか。まあ何かあっても、俺たちがインデックスを守ればいいか」

    神裂「その時は頼りにさせてもらいます」

    上条「え? 頼りにされてるの?」

    神裂「右方のフィアンマを単独で撃破したあなたを、今更素人扱いしません」

    上条「それって凄いこと?」

    神裂「当たり前です。あの時のフィアンマは、垣根なしに最強と言える存在でしたから」

    上条「そ、そうなんだ」

    アロウン(確かに最強だったな。…俺が代わりに戦おうと思うくらいに……)

    上条(アイツ……無茶ばかりして)


    禁書「とうまー、お腹がすいたんだよ!」タッタッタ

    ステイル「今サンドイッチを食べたばかりじゃないか!?」タッタッタ

    354 = 334 :


    禁書「晩御飯抜きだったんだよ! 全ッ然、足りなーーいッ!!」

    ステイル「上条当麻!! この子の管理者は君だろう!? 何とかしてくれ!」オロオロ

    禁書「とーうーまー」ギラリ

    上条(怖っ!! 目が血走ってる!?)

    上条「す、ステイルがあそこのレストランで奢ってくれるって!」

    ステイル「え……?」

    禁書「すている! 早く行くんだよ!!」ダダダダダダッ

    ステイル「こ、こらっ、引っ張るんじゃない!」


    上条「おー、ギネスを更新しそうな速さでレストランに入っていったなぁ」

    神裂「私たちも行きましょう」

    上条「先に行ってくれ。ちょっと電話しておきたい奴がいるからさ」

    神裂「はい。迷子にならないよう気をつけて下さい」スタスタスタ

    355 = 334 :


    アロウン(当麻に電話するのか?)

    上条(うん。アイツも心配してるだろうし、アンタの策を実行するためにもね)

    アロウン(そうこなくてはな。アレの追い込み方を教えるから、きっちり覚えろよ)

    上条(私を誰だと思ってんのよ)




    超電磁砲(幻想殺し)の堕としかた 説明中―――




    アロウン(――以上だ)

    上条(本当に大丈夫なの? アイツは男で、上条当麻なのよ?)

    アロウン(大丈夫だ、問題ない。今のアレは女で、御坂美琴でもあるからな)

    アロウン(因みに今のお前は男で、上条当麻でもあるんだぞ。アレの事を考えても冷静でいられるだろう?)

    上条(!?、……確かにこれならいけるかも…)pipi

    上条「……」ヨビダシチュウ


    美琴『もしもし御坂か!』pi

    上条「当たり前じゃない、アンタの携帯からかけてんだから」

    上条(賽は投げられた。絶対にアイツを……当麻を振り向かせてみせるッ!!)

    356 :

    >アロウン(確かに最強だったな。…俺が代わりに戦おうと思うくらいに……)
    アロウンさん上条さんに握りつぶされたじゃないですか

    357 = 334 :

    今回はこれで終了
    ティアーズ・トゥ・ティアラとのクロスオーバーです。超マイナーですね
    とは言ってもアロウンと舞台装置だけなんで元ネタをしらなくても無問題です
    上条さんの「光を掲げる者」つながりで、電波を受信しちまったんです

    358 :



    とりあえず今現在上条さんの中にはオッサンと美少女が同居している事はわかった

    359 = 344 :

    乙、バトル描写来るかな

    360 :

    にゃるほど・・・
    美琴編も面白そうだな、wktkwktk

    361 :

    乙。アレの原作も神話や伝承からきてるし、魔術サイドとの相性もいいかもね。エロ魔王だけど。

    362 :

    T3か
    門てアロウンじゃないと開けられないんだっけ?

    363 :

    乙!
    続きが楽しみだ

    364 :

    美琴(上条)の相方がフィアンマ(アヒル)で、上条(美琴)の相方がアロウン(魔王)か

    365 :



    >アロウン(おお、当麻の建てたフラグを折るつもりか! お前、意外とエグイな)

    なんか知らんけど吹いたww

    366 :

    >>365
    まぁ確かにエグイしなwwwwww

    367 :

    オカマとオナベとか心臓移植の記憶共用とか北条司か

    368 :

    別に脳移植をしたわけじゃないんだから
    ただのゴーストの入れ替わりだろ
    脳に残ってる記憶にアクセスしただけじゃね

    369 = 367 :

    あと、まだ美琴だからねーちんのおっぱいに反応しないかもだけど
    JOJOに身体に同調していったら、元女としての知識で
    ねーちんの服装(ノーブラ?ノーパン?)が、より隙だらけというか無防備というか
    なんというか、こう……おっぱい最高

    370 = 367 :

    >>368

    >>345の喩え話と男が女で女が男でっていう状況でね……
    あぁ北条司かなと、ね

    ロケットおっぱい

    371 :

    おっぱい

    372 :

    心臓移植とか臓器移植した後に臓器提供者の行動や記憶を少し持つケースは実際にある
    臓器に記憶する器官があるって説があるし
    記憶する心臓とか色々ネタとして使われる事もある(キイナとかエンジェルハートとか)
    麻酔で眠ってる間に医師とかが臓器提供者の情報を話してたりしたのを潜在意識が記憶してて
    無意識に臓器提供者の変わりになろうとしてるんじゃないかという反対の説もあるけど…
    ごめんスレチだったかも

    373 = 368 :

    知ってるよ
    なにそのドヤ顔
    スレチだろ

    374 :

    TtTってPCとコンシューマでシナリオに違いあるのか?
    絵とシステムがぜんぜん違ったから触ってないんだよね

    PCのほうはやったんだけどな

    375 :

    にゃあーん


    にゃあにゃあぁ











    ニャー ミャ~ンwwwwwwwwwwwwwwww

    376 :

    つづきまだー

    377 :

    上条「お れ の 子 を 産 め 」

    御琴「あぁあぁあァァァァ…」

    378 :

    はたして出産の痛みに男である上条さんの精神は耐えられるのか

    379 :

    これ上条さん訴えたら勝てるよな

    380 :

    元の体に戻らない限り何このメンヘル扱いされて終わりじゃね?

    381 :

    法廷でラブコメになるだけじゃね?

    382 :

    あれ?これって完結したの?

    383 :

    えっ

    384 :



    え?









    え?

    388 :

    oh……まだ完結してないです。急がしすぎて投下できませんでした
    申し訳ないっす
    今日は休みなんで、なんとか朝までには投下します

    389 :

    待ってるぜ!

    390 :

    完結まで投下してくれるならいつまでも待つぜ

    391 = 388 :

    おはようございます。今から投下します

    392 = 388 :






    美琴『お、俺はただ…』

    上条「だからもう遠慮しない! 躊躇も! モラルなんか知ったことか!!」

    美琴『ッ!?』

    上条「宣言するわ。上条当麻を私のものにする」

    上条「戻ったらたっぷり可愛がってやるからな」

    上条「楽しみに待ってろ 美 琴 」pi





    上条「……」

    アロウン(やるじゃないか。素晴らしい演技力だったぞ)

    上条「……」

    アロウン(ククッ、当麻の奴め、随分と良いリアクションだったな。いっそ入れ替わったまま堕としてしまうか?)

    上条「!?ッ」

    393 = 388 :

    アロウン(どうした? 何か気になる事でもあるのか)

    上条(……演技なんかじゃない…)

    アロウン(ああそうか、お前の当麻を想う心は本物だもんな。演技なんて言ってすまない)

    上条(違う、そうじゃないの……。演技なんかじゃなくて…本気で…)

    上条(アイツのこと、滅茶苦茶にしてやりたいって、壊してしまいたいって思っちゃった……)

    上条(力ずくでアイツの全てを、奪って、穢して、私のものにしたいなんて……)

    アロウン(まあなんだ、男なら割と普通だ。おかしな事じゃない。むしろその年頃なら女とセックs)

    上条(言わせないわよ!!!)

    394 = 388 :


    アロウン(えー、いいじゃないかやっちまえよ。アレをお前色に染め上げてやれ)

    上条(何煽ってんのよ!? ここは私を諌める場面でしょ!?)

    アロウン(だが敢えて背中を押してやろう)

    上条(このクソ魔王……ケンカ売ってんのか…?)

    アロウン(ハッハッハ、冗談だ冗談。まあアレのフラグ体質には些かうんざりしていたし、丁度いいかとも思ったんだが)

    上条(フラグ体質?)

    アロウン(無節操に女を虜にする能力で、被害者は一万人以上いるな。これには俺もびっくりだ)

    上条(……インデックス…姫神…妹達…風斬…オルソラ…神裂…アニェーゼ…五和…!? ママにまで……ッ!!)

    アロウン(本人に自覚が無いから性質が悪い。ちゃんと責任を……おい、どうした?)

    上条(アハハ、そっか…そうよね。女の子にしてしまえば、フラグなんて……建てられないわよねぇ)

    上条(ありがとう、アロウン。これは一考の余地ありね)

    アロウン(……藪蛇だったか)

    395 = 388 :

    イギリス ロンドン・ヒースロー空港 一般駐車場――




    ステイル「あり得ない……財布が空になるなんて」

    禁書「んぅ~~~~。お腹いっぱいなんだよ♪」ノビノビ

    上条「良かったな、インデックス。ステイルにお礼を言うんだぞ」

    禁書「すている、ありがとう」ニコ

    ステイル「……満足したならいいんだ」プイッ


    上条「これからどう動くんだ?」

    神裂「まず車で港に向かいます。そこで船に乗り換えて遺跡の探索に出る予定です」

    上条「船かぁ、……どんな船に乗るの?」ワクワク

    アロウン(少年マンガ的な船を期待してやがる……ゴーイングなメリーは無いだろ)

    神裂「ハァ……。学園都市製の高速艇です。あなたは何を期待しているのですか」ヤレヤレ

    上条「いや~未知の島を探すなら、やっぱ帆船でしょう。雰囲気でるだろーし」

    神裂「そろそろ迎えが到着するハズなのですが…」

    上条「華麗にスルーすんなってば。あれ…? もしかしてあの車か?」

    神裂「ええ」



    麦野「上条君久しぶりー」

    上条「!?」

    上条(あの時のオバサン!? 何でこんなとこにいんのよ)

    浜面「よう、上条。この仕事、俺たちも同行すっからよろしく頼むぜ」

    上条「お、おう」

    禁書「はまづらー、むぎのー、久しぶりなんだよ!」

    浜面「インデックスも元気そうだな」

    麦野「あんたは相変わらず幸せそうねぇ」

    396 = 388 :



    上条(『麦野沈利、超能力者の第四位。怒らせると怖いお姉さん。浜面の愛人?』……愛人って)

    上条(『浜面仕上、元スキルアウトで美鈴さんを殺そうとしたクソッタレ……だった』)

    上条(『けど次に会った時は恋人を守るために戦う、凄い奴になってた。愛人までいやがるし、正直妬ましい』……アンタが言うな)

    アロウン(まったくだ。……それよりこの男は、お前の母親を殺そうとしたんだが、気にならないのか?)

    上条(今更どうこう言うつもりは無いわよ。当麻が解決したんでしょ?)

    アロウン(解決したかは微妙だが、浜面とは和解したな)

    上条(だったらいいじゃない。今の私は上条当麻なんだし)

    アロウン(わめき散らすかと思ったが、杞憂だったか)

    上条(普段の私なら暴れてたでしょーね)

    アロウン(当麻の影響か。アレは底抜けにお人好しだからな)


    浜面「何してんだ上条? 他の連中はとっくに乗り込んだぞ」

    上条「悪い、すぐ乗る」

    禁書「とうま、どこか具合が悪いの…?」オズオズ

    上条「心配すんな。どこも悪くないよ」ナデナデ

    禁書「えへへ、うん!」

    麦野「全員乗ったようだし、浜面、出してちょうだい」

    浜面「へいへい」

    397 = 388 :



    移動中 車内――




    浜面「無理やり連れてこられたのか。お互い扱いが悪くて苦労するな……」ヤレヤレ

    上条「苦労ってほどじゃないさ。土御門は乱暴だったけど神裂たちは優しいし、仕事も面白そうだし」

    浜面「やけにポジティブだな。何かいい事でもあったのか?」

    上条「ふっふっふ、何時までも彼女もちが自分だけと思ったら大間違いだぜ?」チッチッチ

    禁書「……」ピク

    神裂「……」ピク

    ステイル「……」ピキ

    麦野「なん……だと…? 脅威の鈍感力を誇る、あの上条君が!?」

    浜面「告白を受け入れた!? それ以前に告白されたことに気づいた!? 安心と信頼のスルースキルはどうしたの!?」

    上条「何で告白されるのが前提なんだよ。俺が相手に好きって伝えただけですよ。絶対モノにしてみせるけど」

    浜面「お前は誰だ! 付き合いは短いけど、お前が上条じゃねぇ事くらいわかるぞ!」

    上条「酷い言い草だな。まあ無理ないけどさ」

    禁書「……」プルプル


    アロウン(おい! 何いきなり爆弾を投下してやがる!! もっと慎重にだな…)

    上条(さっき言ったでしょ? 遠慮も躊躇もしないって)

    アロウン(それにしたって、あぁ、インデックスが今にも泣きそうじゃないか!?)

    398 = 388 :



    禁書「と~う~ま~」ギラリ

    上条(怖っ!? どこが泣きそうなのよ! 今にも噛み付きそうの間違いじゃない!)

    上条「インデックス? 落ち着いて…」

    禁書「問答無用ー!!」ピョーン

    上条「ちぃッ!」ガシッ カオツカム

    神裂「白刃取り……やりますね」

    禁書「大人しく噛まれるんだよ。とうまーッ!!」ジタバタ

    上条「なんて力!? こうなったら……ステイル、パス!」ポイッ

    禁書「ふぇ…?」

    ステイル「あ、あぶなッ!?」キャッチ

    麦野「ナイスキャッチー」

    禁書「とうまっ! 女の子を放り投げるのは酷すぎるかもッ!!」

    上条「噛み付くのも酷いだろ!!」

    麦野「ところで上条君、相手は誰?」

    浜面「そうだよ! お前がイカレちまう女って、どんなのなんだ?」

    上条「え? 御坂美琴だけど……」


    麦野「あァ? 第三位ィ?」イラッ

    浜面「常盤台の超電磁砲かよ……」

    禁書「短髪ぅー?」イライラ

    399 = 388 :



    上条「な、なんだよ」

    禁書「信じられない……あんな品のない女のどこがいいの?」

    麦野「そーだなぁ。ありゃ小便臭いクソガキだ。やめとけ」

    浜面「超電磁砲がどんな人間かは知らねぇけど、中学生だろ? ロリコンはヤバイって、マジ犯罪だから」

    上条「……」ムカッ

    アロウン(ハッハッハ、言いたい放題じゃないか! こりゃマジで手加減してる余裕は無いな)

    浜面「悪いことは言わねえ。考え直せ、な?」

    禁書「それがいいかも。とうまはビリビリされて喜ぶ変態さんじゃないもん」

    麦野「女ならもっと良いのがいるだろーが。あんな乳臭いガキを選ぶ必要はねえよ」

    浜面「そうだぜ。俺たちは、お前の事を思って言ってるんだ。恩人がロリコンに成り下がるなんて、忍びねぇんだよ」

    麦野「浜面の言う通りだ。ロリコンは病気だからなぁ」

    上条「……」ムカムカ

    アロウン(むぅ……、ロリコンは病気か……手厳しいな)

    400 = 388 :


    麦野「あんたなら引く手数多だろう? 五和とか神裂にしとけ」

    神裂「わ、私は、その、あなたは恩人であって……別に特別な感情があるわけでは…///」ボソボソ

    禁書「なんで私の名前が出ないの!? 酷いんだよ、むぎの!」

    浜面「インデックスもアウトだろ。ロリ的に考えて……そろそろ着くぞー」

    ステイル「インデックスにはまだ早いかもしれないね」

    禁書「そんな事ないもん!! とうまのパートナーはわたしだもん!!」

    上条「……」ブチッ


    アロウン(あーあ、収拾つかないぞ。どうするん…だ…?)

    上条「アンタらねえ……散々好き勝手言ってくれちゃってさぁ……喧嘩売ってるわけ…?」

    麦野「あァン? 何言ってるんだ?」

    禁書「とうま…?」

    上条「誰が何と言おうと、当麻への気持ちは曲げないし、負けるつもりも無いわ」

    アロウン(冷静になれ! この程度でキレるんじゃない!)

    上条「いいわよ…。私が当麻に相応しくないって、本気で思っているのならッ!」

    上条「まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す!!」



    禁書神裂ステイル麦野「…………………はぁ???」

    浜面「港に着いたぞー……って、どうしたんだ?」


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