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    元スレ銀時「ひぐらしのなく……ってオイ、これ前も見たんだけど?」

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    651 = 646 :

    銀時「……その前に、もう一つだけ聞きてーんだが…」

    詩音「?」

    銀時「間宮リナの金遣いが荒くなった『最近』っつーのは大体いつぐれーからだ?」

    詩音「さ、さぁ…多分ここひと月くらいじゃないかと思いますけど」

    銀時「ひと月…か……」

    詩音「それが…何か……?」

    銀時「……やっちゃったなーオイ、これやっちゃったなー」

    詩音「………?」

    652 = 646 :

    ---
    同日、放課後

    魅音「さーて…じゃあ部活、始めるよ!」

    レナ「ごめんね魅ぃちゃん…今日もレナ、早く帰らなきゃいけなくて…」

    魅音「……そう、分かった!じゃあレナ!また明日ね!」

    圭一「ずいぶん最近は忙しいんだな?何か俺たちに出来ることがあれば手伝うぜ?」

    レナ「大丈夫だよ、そんなに大したことじゃないからね」

    圭一「そうか…じゃあレナ、また学校でな!」

    沙都子「ご機嫌よう、レナさん」

    梨花「また明日…会いましょうです」

    銀時「………」

    653 = 646 :

    ---
    ゴミ山

    レナ(どうして…用があるなんて嘘ついちゃったんだろ……)

    レナ「………」

    銀時「何だお前、こんなところにいやがったのか」

    レナ「せ、先生!?」

    銀時「しっかし懐かしいなオイ、この夢の島…最初に冨樫に会ったのもここだったか?」

    レナ「……冨樫?」

    銀時「本筋にゃ関係ねーから気にすんな」

    レナ「……先生、ここに何しにきたのかな?」

    銀時「……余計なおせっかいをしにな」

    654 = 647 :

    冨樫が帰ってくるのを俺はいつまでも待ってる冨樫仕事しろ

    655 :

    富樫は仕事しないのがデフォ

    656 = 646 :

    ---

    レナ「………」

    銀時「……で、どうも雛見沢で引っかかってる奴がいるらしくてな」

    レナ「………」

    銀時「話を聞く限りじゃどうもテメーの」

    レナ「もういいよ、先生…分かった…いや、分かっていたから……」

    銀時「………」

    レナ「リナさんがお父さんと仲良くしてるのはお父さんを好きだからじゃない…」

    レナ「自分のためにお金を使ってくれる人なら誰でも良かったんだよ」

    レナ「でも…レナはお父さんの気持ちが収まるなら…リナさんと再婚してもいいと思ってた」

    レナ「レナが甘かったんだね…それも間違いだったんだ……」

    657 = 646 :

    レナ「先生、最後に確認させて…リナさん、お父さんと結婚する気はないんだね?」

    レナ「美人局に結婚詐欺…そんなことをやってるのも本当なんだよね?」

    銀時「……ああ、まず間違いはねーな」

    レナ「……そう、分かった…ありがとう先生、大切なことを教えてくれて」

    銀時「……やる気か、テメー」

    レナ「…何のこと?」

    銀時「テメー一人で…全部のケリを付けるつもりなのかって聞いてんだよ」

    レナ「あはは…大丈夫、ちゃんとお父さんとお話するから」

    銀時「………」

    658 = 646 :

    ---
    レナ宅

    レナ「……ただいま、お父さん」

    リナ「あら礼奈ちゃん、お帰り」

    レナ「………」

    リナ「どうしたの?すっごく怖い顔してるけど…何か嫌なことでもあったのかしら?」

    レナ「ううん…気にしないでください」

    レナ「………」

    レナ「リナさん、もう少し経ってお父さんがこなかったら…二人で散歩でもどうかな?」

    リナ「散歩?うーん…散歩ねぇ……」

    レナ「レナ、とっても静かで星がよく見える場所知ってるんだよ!」

    リナ「そう…じゃあ行きましょうか、私も礼奈ちゃんと二人で話したかったし」

    659 = 646 :

    ---
    一時間後

    リナ「来ないわねお父さん…どこに行ってるのかしら」

    レナ「じゃあリナさん……」

    リナ「ええ…行きましょうか、良いわね…女二人で夜の散歩って」

    レナ「あはは、そうですね!」

    ---
    通り道

    リナ「綺麗ね…本当に綺麗、ここからでも十分綺麗に見えるのに」

    レナ「あっはは!レナのとっておきの場所はもっと凄いんだから!」

    リナ「そうなの?楽しみね」

    銀時「いやホント楽しみだな、うん」

    リナ「」

    レナ「」

    660 :

    またシレーッと居るもの坂田先生wwwwww

    661 :

    さりげなく混ざるなwwwwwwwwwwww

    662 = 646 :

    銀時「……何お前ら、『え?誰これ、何なのこの人?』みてーな面しやがって」

    リナ「まさにそう思ってるからね」

    レナ「先生…何しにきたのかな?」

    銀時「いや、ただ何となくふらっふらしてたら偶然テメーらを見かけてよ」

    レナ「へえ…『何となく』……?」

    リナ「あなた確か…礼奈ちゃんの先生だったかしら?」

    銀時「………」

    レナ「ねえリナさん、ちょっと先に行っててくれるかな?」

    レナ「この道をまっすぐ歩いて突き当たった所…そこで待っててね?」

    リナ「あらあら、先生とお話?ま…いいけどね、じゃあごゆっくり」

    663 = 646 :

    ---

    レナ「それで…本当は何をしにきたのかな?正直に答えないと…レナ、怒るよ?」

    銀時「そんだけ殺気立ってるテメーを放置しとくわけにゃいかねーだろ」

    レナ「ふーん…レナのことを見張ってたんだ?」

    銀時「張り込みだよ張り込み…まさか本当に二人で出てくるたァ思わなかったぜ」

    レナ「リナさんに本当のことを確かめようとしただけ…深い意味はないよ」

    銀時「それを確かめるだけならわざわざ外に出るから必要はねーだろ、それに…」

    銀時「この道の先にあんのは…テメーお気に入りのゴミ置き場じゃねーか」

    銀時「誰もいねー夜にそんな所で何やらかすつもりだった?」

    664 = 646 :

    レナ「………どいて」

    銀時「馬鹿言ってんじゃねーよ」

    レナ「どかないと…先生でも怒るよ?」

    銀時「オイ…やっぱお前、何かおかしいんじゃねーか?」

    レナ「どこもおかしくないよ…レナは普通」

    銀時「どうも…今のテメーは突っ走りすぎてるように見えて仕方ねェ」

    銀時「テメーは一人じゃねーんだ…周りみりゃ頼れる奴らがたくさんいるじゃねーか」

    665 = 646 :

    レナ「仲間…あははははは!そう、確かにみんなは仲間だよね!でもレナは違う!」

    レナ「レナはみんなの仲間なんかじゃない…それはみんなも分かってることだよ」

    銀時「お前…あんだけのダチ公に恵まれてんのにそいつらを信じられねーってのか?」

    レナ「信じてたよ…最初は信じてた、みんなはレナにとって大切な仲間だって」

    レナ「でも…みんなはレナのことを助けてくれなかった…手を差し伸べてくれなかった!」

    レナ「だからレナは決めたの…どんなことでも最後は自分一人でやり抜くって」

    銀時「………」

    666 :

    銀時「なら…テメーからは手を伸ばしたのか?」

    レナ「………」

    銀時「テメーは助けられるのを待つだけで…自分から助けを求めなかったんだろ?」

    銀時「仲間に手ェ伸ばす度胸のねえテメーがアイツら責めんのはお門違いじゃねーか?」

    レナ「……沙都子ちゃんは?」

    銀時「………?」

    レナ「沙都子ちゃんもレナと同じで助けを求めなかった…むしろ拒否してたよね?」

    沙都子『わ、私は一人でもやれるんですのよ!一人でも……』

    レナ「それでも沙都子ちゃんは助けられた……じゃあレナは?」

    レナ「レナは沙都子ちゃんより前から…ずっと一人で悩んでた……」

    レナ「なのに…どうして沙都子ちゃんだけ…」

    銀時「………」

    667 :

    リアルタイムで遭遇したの始めてだ

    668 = 666 :

    銀時「………」

    銀時(どうなってんだオイ、言ってることがめちゃくちゃじゃねーか……)

    銀時「お前…一体……」

    レナ「レナは頼らない…頼っちゃいけない…そう言われたんだもの……」ガリガリ

    銀時「な、何やってんだテメー…手首から血が出てんぞ……!」

    レナ「レナは間違ってないよ…だって…オヤシロ様がそう言ったんだもの」ガリガリガリ

    銀時「オヤシロ……?」

    レナ「圭一君たちに助けを求めたら…また祟られちゃう…嫌!もう注射は嫌ぁぁぁ!」

    669 = 666 :

    銀時「待て待て待て、痛い!見てるだけで痛いから!うん分かった、一旦落ち着こう?」

    レナ「オヤシロ様が来るの!言うことを聞かないとまた不幸になっちゃう!!」

    銀時「オモシロだか桃城だかダンクスマッシュだか知らねーが落ち着け!」

    銀時「何度でも言ってやらァ、テメーにゃ信用出来る野郎たちがいんだろうが!」

    銀時「沙都子ん時だけじゃねェ…鬼隠しの時もテメーら全員で戦ったんだろうが!」

    レナ「!」

    670 :

    やっぱレナより魅音だな

    671 :

    今回でそれがよくわかったよ

    672 :

    知恵先生とカレープレイ

    673 :

    >>672 それはつまりスkいやなんでもない

    674 = 666 :

    レナ(そうだ…鬼隠しの時は先生も一緒に……先生も一緒?)

    レナ(そんなわけないよ…先生が来たのはつい最近…鬼隠しの時にはいなかった…)

    レナ(でも…何で?何で…銀さんがいたように感じてるの?)

    レナ「う…ああああぁぁぁ!」ダッ

    銀時「ま、待てテメー!どこに行きやがる!」

    ---

    銀時「くっそ、見失ったか…土地勘がねーとやっぱダメだなオイ」

    銀時(さっきの症状…あれが…前に聞いた雛見沢うんたらとかいうヤツか?)

    銀時「……参ったな、まさかここまで大事になっちまうとはよ」

    675 = 670 :

    うんこくってる時にカレーの話するんじゃねぇ

    676 = 666 :

    色々あって書きため吹き飛んだので今日はここまでで…
    レナ派の人は大変気を悪くしてるかもしれませんが展開上の都合なので勘弁してください

    銀八「言っときますけどフレッシュと人造人間18号は出てきません…赤坂?誰それ?」

    677 :

    赤坂はあれか、エスエス製薬の団員として忙しいのか。

    ともあれ今日も面白かった乙!

    678 :

    一瞬銀さんが誠ちゃんになってたな

    679 :

    誠ちゃんってだれだよ

    680 = 670 :

    私だ

    681 :

    なんだお前か

    682 = 671 :

    いいや私だ

    683 :

    こんなレナも好きだから嬉しいさ

    684 :

    フレッシュはともかく大活躍したポカリさんにはお礼を言うべき

    686 :

    >675
    >675
    >675

    687 = 666 :

    ペース遅くなりますが再開します

    688 = 666 :

    ---
    梨花宅

    梨花「………」

    銀時「やっちゃったなーオイ…やっちゃったよ~、あんな暴走するとは思わないものな~」

    梨花「………」

    銀時「……何か言えよお前、こうなったらもう笑うしかねーだろ」

    梨花「笑えるわけないじゃない…でも…まさかそんな……」

    銀時「お前には色々と聞きてーことがあんだけどよ、今はそれどころじゃねーしな」

    梨花「………」

    銀時「……今はアレだな、とりあえずは親父の目ェ覚まさせねーと」

    銀時(良い機会だ、魅音とかも呼んで現状を教えといたほうが良さそうだな……)

    689 = 666 :

    ---
    レナ宅
    ピンポーン

    レナ父「はい…あの、どちら様ですか?」

    銀時「どーもどーもお父さん、もう帰ってきてたんすね」

    魅音「私たち、レナの友達なんです」

    レナ父「ああ、うちの子がお世話になってます…ただあいにく今は家に居ないんですよ」

    レナ父「もう夜も遅いのに…どこに行ってるんだろうなぁ……」

    銀時「いやいや、俺たちが用があんのはお父さんのほうでして」

    レナ父「私…ですか?」

    690 = 666 :

    ---

    レナ父「リナさんが詐欺?まさか…何かの冗談でしょう!」

    圭一「冗談でこんなこと言うほど…俺たちは根性腐っていないです」

    詩音「信じられないかもしれませんが確かな情報です…間宮リナは……」

    レナ父「き、きっと何かの間違いですよ!リナさんはそんな人じゃない!」

    詩音「………」

    沙都子『レナさんのお父様…相当に間宮リナという女性を信頼してますわね』

    魅音『うん…それだけに説得も大変だね』

    銀時『……ここは俺が行くしかねーな』

    魅音『先生、なるべくオブラートな感じでね……』

    銀時『はいはい、オブラートね…』

    691 :

    っしゃ続ききたぁ!

    692 = 666 :

    銀時「あのねーお父さん、気持ちは分かるんですけどねー現実見ましょうよ現実」

    銀時「想像していたよりもずっと未来は現実的だし、車も暫く空を走る予定はないんすよ」

    圭一「すいません銀さん、例えがよく分からないです」

    レナ父「しかし…彼女はとても良く私に接してくれて…」

    銀時「いやそんな主観的なこと言われてもねー、実際に色々とネタが上がってんですよ」

    レナ父「し、しかし………」

    693 = 666 :

    銀時「お父さん…仮にあの女があんたの言うように最高の女だったとしますよ、でもね?」

    銀時「面もスタイルも良くって性格も良いなんて女にゃ既に彼氏がいんのが普通でしょ」

    銀時「カワイイ娘は大体、中学高校でバカみたいな男にやられちゃってるのと同じ理屈です」

    圭一「いやそれ何の話!?聞きたくないですよそんな生々しい現実!」

    魅音(そしてどの辺がオブラートだったのか全然分からないんだけど)

    詩音(そのものズバリでしたよね……)

    694 = 666 :

    レナ父「そんな…リナさんが……」

    魅音「…………」

    魅音(考えてみたら…レナのお父さんも凄く苦労してるんだよね)

    圭一(銀さん…さすがに言い過ぎだったんじゃ)

    詩音(大丈夫ですよ、銀さんはこの後でフォローしますから…多分)

    レナ父「私は…一体これから何を信じれば……」

    銀時「ホワッタアアアアァァァァァ!!」バキッ

    レナ父「ぶべら!?」

    圭一「」

    魅音「」

    詩音「」

    沙都子・梨花「………」

    695 = 673 :

    レナ「圭ェェェェェェェェェェ一くゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン?!?!?!」

    697 = 684 :

    ええぇぇぇ!!

    698 :

    さすが銀さん
    レナ父は殴られるべき

    699 = 666 :

    レナ父「い、いきなり何を…!」

    銀時「女に引っ掛かったくれーでんなこと言うとか真面目すぎんぞお父さんんん!」

    圭一「………は?」

    銀時「こういう惚れた晴れたの紆余曲折を経て男っつーのは磨かれていくんだよ!」

    銀時「そりゃアレだよ、一回や二回くれーは悪い女にちょろまかされるもんよ」

    銀時「実際俺の身内もそういうヤツにコロッとやられかけたしね?」

    魅音「あのー…先生?」

    詩音(だんだん話が迷走してるような……)

    700 :

    >>699
    赤坂「さすが銀さん。よく分かってる」


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