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    元スレ一方通行「あれから一年か....」美琴「早いもんね....」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - MNW + - きみの + - とある魔術の禁書目録 + - 一方通行 + - 佐々木 + - 削板 + - 番外固体 + - 美琴 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    901 :

    期待して待ってるぜ!

    902 :

    胸が膨らむ     ※変な表現ではありません

    904 :

    楽しみにしてる!

    製作のやつはたぶんみんな本文無いみたいだよ

    905 :

    テイルズ好きなんだね
    いい曲ばかりだよなー

    906 :

    次スレで始めるならこのスレはどうするんだ?

    907 :



    取り合えず、このスレを埋めるためにもエピソード投下するんだよ。
    エピソードってのはあれな、ssみたいなのと思って。

    908 = 848 :






    エピソードONE:四月二十三日








    一方通行が小さく笑っていた頃。


    パタン、と美琴は携帯を閉じた。
    彼女が居るのは寮の自分の部屋。
    そこで彼女はほっ、と息をはいた。


    「よかった……」


    無意識のうちに美琴はそんな言葉を口から出す。
    携帯電話を胸に抱えるように持つその姿は、ためていた何かを解放しているかのように感じた。


    909 = 848 :



    「……」


    自分の持っている携帯をもう一度見て、彼女はにんまりした笑みを浮かべた。



    彼女にとって一方通行は今の所、自分の唯一の友達だ。
    いや、理解者といってもいい。

    同じレベル5で、自分を対当な存在として見てくれる人間。

    彼女は友達というものが全くと言っていい程居ない。
    レベル5というのもあったし、性格の問題もあっただろう。
    リーダーとして輪の中心に居ることは出来ても、輪の中に入ることは出来ない。それが、彼女。


    だけど、あの白い髪の少年は違った。
    面倒そうに自分の攻撃をあしらいながらも、彼は一度として美琴自身を拒否していない。
    受け入れてくれるかまでは分からない、でも、傍に居て騒ぐことぐらいは許してくれる。

    そして、彼女自身も傍に居るのが好きだった。

    910 = 848 :



    「……はぁ」


    そこで美琴はため息を吐いた。
    彼にいつも攻撃していたコトを思い出したからだ。
    負けっぱなしは嫌だ、などと言っているが本当は違う。

    なんだか、本人の前だと素直になれないのだ。
    優しさに耐えれないのかも知れない。


    だが、一番の理由は。


    「……アイツ、私に何もしない……」


    そう、何もしない。
    受け入れながらも、それにどうこうしようとはしないのだ。

    逆に、ゆっくりと優しく自分から離そうとしている感じすらある。
    そこに美琴を拒否している感じは無い。あえて言うなら、自分の傍に居させてはならないという、罪の意識の様な何か。

    911 = 848 :



    「……よし!」


    思考を中断し、美琴は立ち上がる。
    向こうが自分をどう取ろうと、美琴にとっては大事な人物なのだ。
    そこだけは、例え何があろうと変わりは無いだろう。


    コンコン


    「……? はーい?」


    お見舞いに行くためにバックから財布を取ろうとした彼女の耳に、ノックの音が聞こえた。
    美琴はそれに首を傾げつつ、財布をスカートのポケットに入れながらドアへと歩く。


    (誰かしら?)


    疑問を解決するべく、彼女はガチャッ、とドアを押し開く。
    茶色のドアが開かれた先に立っていたのは、一人の少女。

    背的に年は一歳下だろうか?
    自分と同じ常盤台の制服を着ており、黒と茶色が入り混じったような色の髪をツインテールにしている。
    オマケに何が楽しいのかニコニコ顔だ。


    「始めまして。今度からルームメイトとしてお世話になります、白井(しらい)黒子(くろこ)ですの」


    「……へっ?」


    彼女は今日、新たなルームメイト兼相棒(パートナー)と出会う。


    912 = 848 :








    そして、彼女は知らない。
    白い髪の少年が、自分に対して冒した"罪"を。











    ちなみに、


    「リンゴですかそォですか。捨てて来やがれ」


    「電流直接流すぞオイ」


    買ったお見舞い品はリンゴだった。




    913 = 848 :



    こんな風な短編を投下していくつもりです。
    何か希望があったら言ってください。よほどの無茶ぶりじゃないかぎり書きます。
    一応、今の所考えているのは一方さんがミサカ15555号と会話とか、上条達との一日とか、そんなのです。
    それでは、真面目にこのクソ暑い中働いている人、学生でごめんなさい。
    宿題頑張るんで!レポート出さないと……

    914 :

    俺なんか講義中だ、安心しろ

    915 :

    カオスの方だけどていとくんは佐天さんとフラグたってなかったっけ?

    916 = 914 :

    >>915
    そげぶ

    917 :

    仕事中ですがなにか

    918 = 915 :

    >>917
    ひるやすみ!
    お仕事頑張ってください

    919 :

    >>915
    ハーレムって知ってるか?(キリッ
    垣根は女子と仲良くなりたいとか言いつつ、フラグを立てまくるんだよ!上条さんみたいに半分なってるんだよ!

    >>917
    いや、なんか本当すみません。働いてなくてすみません。学生ですみません。


    エピソード行きます。

    920 = 848 :







    エピソードTWO:四月三十日









    早朝。朝の六時。


    「……おや、珍しいですねとミサカは普段は見ない人物に驚きます」


    「……目が冴えたンだよ」


    朝の学園都市。
    少し肌寒いその世界で、一人の少年と少女が居た。
    病院近くの石造りの広場。
    そこにあるベンチに少年、一方通行は腰掛ける。


    「オマエ、こんな朝っぱらからなにやってンだ?」


    「少々格闘術の実施訓練を、とミサカは説明しながら拳を突き出し、ます!」


    ダンッ!とミサカは足を踏み出し、右の拳を若干斜め上へ突き出す。
    もし本当に目の前に敵がいたら、ちょうど顎の辺りだろう。
    そこから腕を引き、体を回転。
    左肘を突き出し、腹を打つ真似をする。


    「……中国拳法か。オマエ、00001号じゃねェな?」


    「はい、ミサカは、検体番号、15555号、です!と、ミサカは!」

    921 = 848 :



    パンッ、パンッ、と足を地面に叩きつけ体を動かす。
    少し奇妙に見える動きだが、その動作の全てに意味がある。
    フェイント、一撃の威力を上げるため、体の血の巡りを促進、などなど。

    膝蹴り、回転してかかと落とし。


    「……なンかそれ、意味あンのかァ?」


    「いつか役に立つかもしれません、覚えておいて損は無いでしょう、とミサカは一旦立ち止まります」


    フー、と息を吐き、彼女は動きを止める。
    そしてテクテクと一方通行に向かって歩いて行く。


    「役に立つ、ねェ。まァ、俺には必要ねェか」


    「反射がありますしね、とミサカは同意しながら隣に座ります」


    「オイ」


    隣に断りなく座った少女に呆れる一方通行。
    漂って来る少女独特の温かな雰囲気を感じながら、ポケットから何かを取り出す。

    922 = 848 :



    「コーヒーですか。胃を壊しますよ、とミサカはカフェイン中毒だから言っても意味無いだろうなーと思いながらも忠告します」


    「黙れ。コーヒーが無かったら俺ァ死ぬ」


    ブラックな、と付け加えながら彼はプルタブを開けた。
    プシュ、と缶の中の空気が反応し音を立てる。


    「つーかオマエら、ここの病院にもいンのな。全員世界中に散らばったのかと思ったぜ」


    「十七名が病院にてお世話になっています。00001号もですよ、とミサカはミサカ00001号の存在を秘かにアピールします」


    「秘かに、ってる時点で秘かじゃねェだろ」


    それもそうですね、と軽くミサカは流す。
    そんな態度に一方通行は怒らず、コーヒー缶を口に含んだ。
    ブラックの甘さなど無い苦さのみが口内に広がる。

    923 = 848 :



    「……やはり」


    「……?」


    突然、何やら今までと違う声音で呟いたので、一方通行は怪訝な目で隣の少女を見る。
    少女は若干俯いており、呆れている雰囲気を出していた。




    「貴方、意外と……その……ヘタレ?」


    「よし、オマエ俺に喧嘩売ってンだな?」


    グシャアッ!と空になっていた缶を握り潰し、こめかみをぴくぴくと痙攣させる。
    そのどう見ても怒っている一方通行を見て、ミサカはうーんと首を傾げ悩む。


    「ヘタレでは無く……なんと言えばよいのでしょうか……とミサカは悩みます」


    「返答次第じゃオマエの骨が一本か二本折れるぞ……」

    924 = 848 :



    ビキビキと血管を浮かせる彼を無視しつつ、彼女は悩む。
    そして「あぁ」と言って手をついた。
    口を開く。


    「臆病なんですね、とミサカは答えが見つけられて幸せ数値上昇中です」


    「オマエの血圧も上昇させて上げましょうかァ?血管壊れるまで」


    一方通行の怒りはますます増加したようだ。
    その修羅になりかけの彼をミサカは再度無視。
    ベンチからよこいしょ、と立ち上がって、










    「失うのが、傷つけるのが怖いのですね?」




    そう、言った。
    ピタッ、と一瞬、一方通行の動きが、呼吸までもが止まる。


    「それでいて、手放すのも怖い、と」


    「……」


    その言葉に、ギリッと一方通行は歯を食い縛る。

    925 = 848 :

    言われなくても、わかっていたことだった。



    自分は臆病者だ。



    罪を犯し、悪党になっても光を捨てられないでいる。
    守るために戦いながらも、罪に怯えている。
    傷付けることを恐れている。


    だけど、彼女達から離れるのも、また怖い。




    「……深い理由は聞きません」


    タンッ、とミサカは喋りながらステップを踏む。


    「ですが、貴方がお姉さまやミサカ達の傍に居たいように、ミサカ達も居たいのです」


    ビュッ!と空気を切り裂き、足が空を切る。
    その姿を見つめながら、一方通行はミサカの言葉を聞く。


    「傷付けるだの、不幸にするだの、細かいことは抜きにして」




    ダンッ!!




    「傍に居る事は、きっと悪いことでは無いはずです」


    最後の一撃を放ち、ミサカはスッと姿勢を正す。

    926 = 848 :



    「と、ミサカは型を終え、言葉を言い終わりました」


    ぺこりと、お辞儀した。


    「……オマエら、本当に学習装置になンか異常でもあったンじゃねェのか?」


    「貴方の実験拒否後、急いで作ったからでは無いでしょうか?とミサカは推論を述べます」


    皮肉気に放たれた一方通行の言葉に、ミサカは無表情のまま返した。






    彼は、どうするのか。
    "悪党"の道を進み続ける彼はーーー








    ちなみに、


    「なんで抜け駆けしてるんですかマジであり得ないんですがとミサミサミサミサミサカはははははは」


    「お、落ち着け……!」


    病室に帰った途端、00001号に揺さぶられまくったそうな。

    927 = 848 :



    最後ミサカが壊れた人形みたいになってるけど気にしないでね!
    ちょっと体がキツイんで寝ます。

    928 :

    おやすみ!
    体に気をつけてね!

    929 :

    起きたー!
    って寝すぎだろ俺ぇぇぇぇぇぇ!?

    まぁ、それは置いといて……
    あと約70スレ、がんばります!

    930 :

    こんな時間に投下してるとかwwwwww


    最高です

    932 :

    >>1です
    長い間、スレを放置してしまい申し訳ありませんでした。
    諸事情で時間に余裕がなくなってしまったため、続ける事が困難になってしまいました。
    大変残念ですが、ここで打ち切りという形にさせて頂きます。
    スレ見ていただいた方どうもありがとうございました。

    933 :

    70スレ…だと…!?

    934 :

    なんという絶倫
    期待して待ってる

    936 :

    テラ長編wwwww

    937 = 915 :

    おいそこは突っ込んでやるなよwww

    938 :

    チゲェよ!
    皆に書き込みさせるために嘘ついたンだよ!
    決して、スレとレスを間違えたとかねェンだよォォォォォォォ!!

    >>932
    荒らしには穏和な自信あるけど言わせてもらう。くたばれ。
    上げるとかの問題じゃない。人の努力をバカにするようなことやってんじゃねぇよ。
    自分のスレならともかく、他ではしないでくれ。




    と、まぁ。
    もう一度言う。
    わざとだからな!?間違えたのわざとだからな!?そこ勘違いすんなよな!?

    939 :

    じゃあ70スレ書くんですか!

    940 :

    >>939
    ナイスツッコミwww

    941 = 936 :

    70スレあれば単行本数冊はだせそうだなw

    942 :

    >>941
    そしたら絶対買うよボク。

    943 :

    >>939
    いや、あの、ごめんなさい。間違えました。だから忘れてくれよォォォォォォォ!!

    >>942
    ええぇぇぇぇぇぇぇっ!?マジで!?


    すみません。>>938の時敬語完璧忘れてました……
    只今、エピソード書きつつ、
    http://to-a.ru/

    上のサイトで画像作ってました。
    まぁ、どれが自分のか一発で分かりますよね!
    そして明日早いので寝ます。
    今日と同じような時間帯に投稿すると思うんで。

    さて、後57レス、頑張るぞー。

    944 :

    この>>1ちょっと痛い子なの?
    腹立つのは分かるけど荒らしにいちいち反応しないほうがいいよ。

    945 = 914 :

    >>944
    みんな触れてないんだから、触れてやるなよ

    946 = 936 :

    この>>1がかまってちゃんなのは自明
    だが面白いから許す

    947 = 933 :

    そんな事より御坂妹は俺の嫁
    異論は認めない

    948 = 944 :

    そうかすまんかった。
    やけに自己主張の激しい>>1だなと思ってたが、生温く見守ってたのか。

    949 :

    かまってちゃんだろうが自己主張が激しかろうが、
    ここは製作板なので書く奴が偉いのです。

    グダグダぬかすな。

    950 :

    こういう>>1がいたって良いじゃない制作だもの


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