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    元スレ勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「……」

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    151 = 143 :

    「じょ、状況を考えてください! 今はそんなことしてる場合ではないはずですっ」

    勇者「ばっかお前、今を逃したらいつ揉めるっていうんだよ。人目のない所であのご多忙な聖女様と二人きりなんて状況そうそうないだろうが」

    勇者「それともお前は人前で揉まれたいってのか? 聖女じゃなくて痴女だな。恥を知るといいと思うぞ」

    「またあなたはそういうこと言う! そんなこと言ったって騙されませんからね! 恥ずかしいことを言っているのは絶対あなたの方なんですから!」

    152 = 143 :

    勇者「ええい、ごちゃごちゃとうるさい奴だな! 安価に従わないと俺がどうなるかわからないんだよ!」

    勇者「こうなったら……」クルッ

    「な、何をするつもりですか」

    勇者「大丈夫。痛くしないから」

    153 = 143 :

    「!?」

    勇者「ちょっとだけ。どんな形であれ一回揉めれば聖剣も許してくれると思う」

    勇者「逃げ場はないんだから大人しくしていてくれ」

    「きゃああああ!? こんな所で何をするつもりですかっ!」

    「変態! 痴漢! 人でなしっ!」

    勇者「普通に傷つくからそういうこと言うのやめろよ! 俺の意思じゃないんだぞ!」

    154 = 143 :

    「…………あっ。」

    「勇者さん、前、前! 前を見てください!」

    勇者「なんだよ、古臭い手だな。俺も前に女騎士にやったことあるけど、俺がそんな手にかかるほどマヌケな男と思うなよ」

    「いいから前を見てください!」

    勇者「往生際の悪い奴だ。いいから大人しく––––––––」


    下級悪魔「ギギャギャギャ!! …………ギ?」

    勇者「……ん?」クルッ


    ゴチーーン!!

    勇者「ぶべらっ!!」

    155 = 143 :

    勇者「……」

    フラッ…


    「ゆ、勇者さん!」

    ガシッ


    「むむむ……!! お、重い……!!」プルプル

    156 = 143 :

    「キィキィ!?」バサバサッ

    フラフラ


    「ああっ、上で暴れたおかげで鳥さんのバランスが!?」


    「お、落ちるーーーー!?」

    157 :

    おっぱいがいっぱい

    158 = 143 :

    教会

    メロンパン職人「あわわわわわわ……外が大変なことに……!」

    神父「この量の魔物が王都に侵入してくるとは……」

    159 = 143 :

    メロンパン職人「こ、ここは大丈夫なんですか!?」

    神父「この場所は、王都でも神の聖なる力を最も受けやすい場所ですからな。下級悪魔達も、本能でここに近寄ろうとはしないでしょう。……ただ、」

    メロンパン職人「……ただ?」


    神父「その気になれば普通に近づけると思うのであまり安心はできませんね」

    メロンパン職人「いやあああああああ!!」

    160 = 143 :

    メロンパン職人「勇者さん、早く帰ってきてぇ……」

    メロンパン職人「このままだと俺死んじゃうかも……」

    メロンパン職人「主よ……鳥じゃない方の主よ……教会の主よ……どうか俺にお助けを……!!」



    ガシャァァァン!!

    メロンパン職人「ぎゃあああああああああああああああああああ!!?」

    161 = 143 :

    どちゃっ


    メロンパン職人「あ、あ、悪魔!! 悪魔が窓から侵入してきた!!」

    メロンパン職人「頼むから命だけは……そうだ、メロンパンいかがですか!?」


    神父「……おや?」

    162 = 143 :

    メロンパン職人「あの氷の魔女の舌をも唸らせたおいしいメロンパンです。きっと悪魔さんの口にも合うかと! 俺を食べちゃったらもう二度とこのメロンパンは食べられませんよ!」

    神父「メロンパン職人さん」

    メロンパン職人「なんですか神父さん、このままだと俺ら食べられちゃいますよ! あなたも必死に命乞いをして! ほら早く!」

    神父「よく見てくださいメロンパン職人さん」

    メロンパン職人「よく見てって…………えっ?」



    「……キィ…………」

    「あわわわわ、生きてる……生きてました……もうダメかと……」

    勇者「……」

    ズタ袋「……」

    163 :

    しえん

    164 = 163 :

    しえん

    166 = 143 :

    メロンパン職人「しゅ、主!? それに聖女様と、勇者さんまで!?」

    メロンパン職人「……」

    メロンパン職人「祈ってみるもんだなぁ……」


    勇者「……う、うぅん。なんかちょっと意識が飛んでたような」

    勇者「あっ。またお前か! 都合悪くなるとすぐそうやって暴力に訴える癖、直した方がいいと思うぞ!」

    「言っておきますけど私は今回何もしてませんからね!?」


    ズタ袋「……くっ、もっと丁寧に運ばぬか……!!」

    「キィ……」

    168 = 163 :

    連投回避には何レス必要なんだろ

    169 :

    ずた袋さん可愛い

    173 = 143 :

    王城前


    死霊騎士「……」

    妖術師「死霊騎士殿、ここに居られたか」

    死霊騎士「妖術師。人間の術師との化かし合いは済んだのか?」

    妖術師「ええ。向こうも手を尽くしていたようですが、こちらに完全に読み取られていることを察したのか、諦めたようなので」

    死霊騎士「そうか」

    174 = 143 :

    妖術師「ところで、目的のものは?」

    死霊騎士「まだだ。……だが、この様子だとそう時間もかかるまい」

    死霊騎士「人間め、長き平和の間に完全に腑抜けたらしい。かつて敗北を喫したこちらが牙を研いでいる間にこのザマとはな。興醒めだ」

    妖術師「……」

    175 = 143 :

    妖術師「貴方がここに居るということは、この城に目当てのものが?」

    死霊騎士「まだわからん」

    死霊騎士「が、有ろうと無かろうとどちらでも良い。ここまで来たついでと言う奴だ」

    死霊騎士「人の王が、敵の大将首が獲れる位置にあるのだ。殺しておくに越したことはあるまいよ」

    妖術師「ふむ」

    176 = 143 :

    死霊騎士「だが……これが邪魔だな」シャラン…

    ブンッ!!


    バチバチバチィッ!!


    妖術師「結界ですか」

    死霊騎士「平和ボケしているくせに、妙な所で用心なものだ。人間という奴は」

    177 = 143 :

    死霊騎士「お前、これを解けるか?」

    妖術師「やってみましょう。なに、王都外側の結界と同様に、メインを担当している術師が同じであればそう時間はかかりますまい」

    妖術師「それなりに優秀なようだが、たっぷりと時間はあったのです。癖を知り尽くすだけの解析は済んでいる」

    死霊騎士「やってみろ。俺はここで待つ」

    妖術師「探し物は良いので?」

    死霊騎士「なに、王の首を獲ってからでも遅くはあるまい。頭を失えば統率も失う。その後の方が手間が省けて楽だ」

    妖術師「……承知しました」

    178 = 163 :

    しえん

    179 = 163 :

    しえん

    180 = 163 :

    しえん

    181 :

    この聖女の必死さ…さては詰め物で増量しておるな?

    183 :

    やべえよやべえよ・・・安価は絶対なのにst

    184 :

    メロンパンパッド

    185 :

    揉めるほど無かったら安価失敗で勇者に災いが

    186 :

    >>181
    聖女の胸はパッド入りか……

    187 = 163 :

    むしろ揉もうとする度に勇者に災いが…

    189 :

    >>187
    逆だろ。
    これだけ時間かけてまだ揉めてないから災いが降り続けてるんだろ

    190 :

    揉むだけじゃなく吸わないとそろそろ性剣も許してくれなくなりそ

    191 :

    これ書き貯め?即興だとしたら物凄い

    192 = 143 :

    王都、市街


    戦士「うおおおっ!!」

    ズバッ!

    下級悪魔A「ギィィィ……!」ドサッ

    戦士「はぁ、はぁ。まったく、いくら倒してもキリがねえ……雑魚悪魔どもめ」

    弓使い「おい、そこのお前! 後ろだ!」

    戦士「……あん?」


    下級悪魔B「ギャハハハハ!!」

    バッ!

    戦士「なっ––––––––!?」


    ザシュッ!!

    193 = 143 :

    下級悪魔B「……ガ、……ギィィ」

    ドサッ


    傭兵「……気を付けろ。ここはもう戦場だ。秒たりとも気を抜くのは感心しない」チャキン


    戦士「チッ。いけ好かねえ傭兵野郎に助けられたか」

    傭兵「安心していい。今ので金を取りはしない。今は少しでも戦える者が惜しいのでね」

    戦士「……そういう所が気に入らねえんだよな」

    194 = 143 :

    傭兵「しかし困ったものだ。北の都市から帰って来てすぐこれだ」

    傭兵「少しは休ませて欲しいのだがね……。今回は雇い主がいないし、タダ働きだ」

    戦士「今はそんなこと言ってる場合じゃねえだろ、守銭奴め!」

    弓使い「そこのお前も、今はケンカしてる場合じゃないだろう! 手を動かせ、手を」

    戦士「わかってるよ!」

    195 = 143 :

    バタバタバタ……


    傭兵「む?」

    戦士「あれは……城の騎士達か?」

    弓使い「怪我をしているみたいだぞ」


    騎士B「はぁ、はぁ…………むっ。君たちは王都を拠点にしている冒険者達か?」

    傭兵「私はただの雇われの兵士だ。最も、今は仕事中ではないのだが」

    騎士B「……いや、今はいい。王都の危機に戦ってくれているのだな。それだけでも十分だ」

    196 = 143 :

    戦士「アンタら、どうしたんだよ。向かってるのは城の方向か? 今何が起きてんのか俺たちにも説明してくれよ」

    騎士B「今回の件はまだ我らにも詳しい事情が掴めていない。もともと、今城の外に居るのも別の任務のためだった」

    騎士B「一度城に戻って今知り得る情報の報告と、指示を仰ぐつもりなのだが……」


    下級悪魔「ギギャギャギャギャ!!」


    騎士B「くっ!」


    ズバッ!

    197 = 143 :

    傭兵「……」チャキン

    騎士B「す、すまない」

    傭兵「……今知り得る情報とは何だ? 私たちも戦っている。今、他の場所でも戦っている者たちは決して無関係ではないはずだ」

    傭兵「教えてくれてもいいと思うのだがね」

    騎士B「……」

    198 = 143 :

    騎士B「今……まだ敵のことはよくわかっていないが、事態の収束のために聖女様と、聖剣の勇者殿に動いてもらっている」

    傭兵「!」

    戦士「聖女様と……聖剣の勇者だぁ?」

    弓使い「知らないのか? 今、北の都市の問題を解決してきたと話題になっている、時の人じゃないか」

    戦士「……ああ、アレか」

    傭兵「……」

    199 = 143 :

    戦士「で、聖女様と、その勇者殿とやらが今何してるんだって?」

    騎士B「聖女様には何やら策があるようだ。教会に行けば、ある特別な聖言が発動できるとのこと。勇者殿には聖女様の護衛を頼み、共に教会に向かってもらっている」

    傭兵「特別な聖言、か」

    騎士B「ああ。それを発動できればこの状況を打破できるかも知れないとのこと。我らはこれを王城に報告しに戻っている所だ」

    200 = 143 :

    傭兵「……」クルッ

    戦士「おい、どこに行くつもりだ」

    傭兵「……教会だ。聖剣の勇者とは少し顔見知りでね。城への報告はそこの騎士に任せておけばいいだろう」

    傭兵「金にならない仕事だ。手早く終わらせるためにも、解決の鍵を握る聖女達に協力した方が効率が良いと判断した」

    傭兵「君たちはどうするつもりだ? ここで延々と雑魚と斬り結んでいるつもりか?」

    戦士「……」

    弓使い「……」


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