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    元スレ勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「……」

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    101 = 1 :

    勇者「……って、そうじゃない、俺が言いたいのは」


    下級悪魔「ギャギャギャ!!」


    勇者「……」

    ズバッ!

    勇者「ええい、うっとうしい」

    102 = 1 :

    勇者「おい聖女、お前教会に用があるんだろ?」

    「え、えぇ」

    勇者「なら俺が送ってやる。急ぐぞ」

    「!」

    103 = 1 :

    勇者「走ることは……できないか。その身体じゃあな」

    勇者「仕方ない、主の背中に乗せていただくことにしよう」

    勇者「主よ、お疲れのところ申し訳ない。また力を貸してくれませんか」

    「キィ」バサバサ


    勇者「お前もそれでいいな?」

    「は、はいっ」

    104 = 22 :

    ズタ袋

    105 = 1 :

    勇者「……悪いが、騎士さん達は」

    騎士B「ああ、私たちのことは構わない」

    勇者「すまないな。主も、最初はもうちょっと大きかったんだが。今の大きさじゃあまり大人数は乗れないんだ」

    騎士B「私たちは勇者殿と聖女殿の今後の動きを王城に報告してこよう。もしかすると、連携が必要になる機会が訪れるかもしれない」

    騎士B「それに……先の隻腕との戦闘による負傷者も多い。どの道、城には行かなければならない」

    騎士B「本当は我々も同行したい気持ちもあったが……勇者殿ならば、聖女様を安心して任せることができる」

    騎士B「……勇者殿。頼みます」

    勇者「……ああ」

    106 = 96 :

    主活躍し過ぎで草

    107 = 33 :

    これはズタ袋さんが封印したのも納得

    108 :

    しかもかわいい

    109 = 73 :

    パンツ被れば大きくなるのか?

    110 = 1 :

    勇者「あっ。そう言えばズタ袋は?」

    騎士B「そこに転がっております」


    ズタ袋「……」


    騎士B「悪魔どもは見向きもしませんでしたな」

    勇者「そりゃ良かった。騎士さん達の手間が増えてたら申し訳ないと思ってたんだ」

    111 = 1 :

    勇者「主よ!」

    「キィ!」バサッ!


    ガシッ

    ズタ袋「……」プラーン

    112 = 1 :

    勇者「……失礼します」スタッ

    勇者「ほら。お前も乗れよ」

    「は、はいっ。では……」

    勇者「あっ。主の背中に乗る前に、ちゃんと一礼するのを忘れるなよ」

    「一礼……わ、わかりました」

    113 = 1 :

    「失礼します」ペコリ

    「キィ」


    「……」

    「……」


    「……」

    勇者「どうした、早く乗れよ」

    「す、すいません」

    114 = 1 :

    「……」

    「……」


    「……」

    「あ、あの……もう少し背中の位置を下げてもらうことは」

    「……?」


    勇者「……どんくさい奴だな。乗れないなら乗れないって早く言えよ」

    「う。」

    115 = 1 :

    勇者「まあ怪我してるなら仕方ないか。ほら」ガシッ

    「……すいません」グイッ

    116 = 1 :

    勇者「……」

    勇者「……主よ、重くはないですか?」

    「し、失礼なっ!」

    勇者「うるさいな。今までこんなに乗ったことないんだから確認しておくだろう」

    「……」


    「キィキィ」バササッ

    勇者「でも、大丈夫そうだな。さすが主だ。力強い」

    勇者「よーし、じゃあ教会まで行くぞ。しっかり掴まっとけよ」

    「はい、お願いします!」


    バサッ!!

    117 :

    その怪我じゃ走れないなと言っておきながら飛び乗れない事を考慮しない勇者……

    119 :

    てか今のでおっぱい揉めない?

    120 :

    ジェントルだからね

    121 :

    botさん消えてる?

    122 :

    botは高性能だから空気を読むのだ

    125 :

    重くはないですかって言い方じわじわくる

    144 = 143 :

    王都上空


    下級悪魔「ギギィ! ギギャギャギャ!!」

    ズバッ!


    勇者「ここまで来るのにも空は飛んでたけど、さっきよりヤケに悪魔が集ってくるな。とりあえずお前が狙われてるのは間違いないみたいだぞ」

    「そのようですね……けど」

    勇者「?」

    (……考えすぎでしょうか)


    「いえ、何でもありません」

    145 = 143 :

    バサッ、バサッ、

    勇者「……」

    「……」


    勇者「……なぁ」

    「はい」

    勇者「教会と聞いて、何か思い出すことはないか」

    「? いえ、特には……」

    勇者「……」


    勇者「……暴力聖女」ボソッ

    「!?」

    146 = 143 :

    「あ、あ、あれは……!」

    勇者「騎士さん達の目も無くなったことだし、ようやくこの話ができるな」

    勇者「あの時はよくもやってくれたなお前」

    「仕方ないじゃないですか! あ、あんなのダメに決まってます!」

    勇者「それが神の声だとしてもか」

    「う。」

    147 = 143 :

    「それを言われると弱いですけど……」

    「でも、ダメったらダメです! そんな……む、胸を揉ませるなんて」

    「私、聖女なんですよっ!」

    勇者「指示を出したのは神だろ!」

    「あんなの、主の戯れです! 真に受ける方がおかしいのです」

    「大体、私の胸を揉むことに何の意味があると言うのですか」

    勇者「ぐぬぬ……聖女のくせに」

    148 = 143 :

    勇者「それだけじゃないぞ。お前、人が気絶してるのをいいことに都合の良い嘘をペラペラ喋りやがったな」

    「嘘って……あっ」

    勇者「なんだよ、滑って転んで頭打って気絶したって。吐くならもうちょっとマシな嘘にしろよ」

    勇者「あーあ。メロンパン職人がこのことを聞いたらガッカリするだろうな」

    勇者「憧れの聖女様がまさか暴力を振るうわ嘘を吐くわ神に逆らうわで全然聖女してないだなんて」

    勇者「これを知ったら傷つくだろうなぁ」

    「うぅ」

    149 = 143 :

    勇者「と言うわけで、そろそろいいか?」

    「!? もう終わった話なのでは!?」

    勇者「終わってるわけがないだろ。安価は継続中だ。俺がこれを諦めるか、達成するまでは続くと思え」

    「まだ諦めていなかったというのですか!」

    勇者「前者については期待するだけ無駄だぞ」

    150 :

    おっぱい!おっぱい!


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