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元スレ勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「……」
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この世界のメロンパンは紡錘形なのか、円形なのか
将又、それ以外の形なのか
謎である
将又、それ以外の形なのか
謎である
ずだ袋にメロンパン突っ込んどいたら魔女が冷やしメロンパンにしてくれそう
バサッ!!
主「キィーーーー!」
勇者「……おいおい。窓からも見えてはいたけどさ」
勇者「本当にどこもかしこも360度悪魔の群れじゃないか」
ズバッ!
下級悪魔「ギギャッ!?」
主「キィーーーー!」
勇者「……おいおい。窓からも見えてはいたけどさ」
勇者「本当にどこもかしこも360度悪魔の群れじゃないか」
ズバッ!
下級悪魔「ギギャッ!?」
勇者「聖女のやつ、どこにいるんだ? わかんねえなぁ……」
勇者「確か、今は上位の悪魔と戦ってるんだっけ?」
ドシュッ!
下級悪魔A「ギィィ……!!」
勇者「なんか派手なことでもしてくれていれば見つけやすいんだけどなぁ」
ザンッ!
下級悪魔B「ギャアア!?」
勇者「……ところで、聖女が戦ってるって、どうやって戦ってるんだろ」
勇者「もしかして素手とか? あいつのビンタ、強烈だったもんな」
ズバッ!
下級悪魔C「ギャギャギャ……!!」
勇者「確か、今は上位の悪魔と戦ってるんだっけ?」
ドシュッ!
下級悪魔A「ギィィ……!!」
勇者「なんか派手なことでもしてくれていれば見つけやすいんだけどなぁ」
ザンッ!
下級悪魔B「ギャアア!?」
勇者「……ところで、聖女が戦ってるって、どうやって戦ってるんだろ」
勇者「もしかして素手とか? あいつのビンタ、強烈だったもんな」
ズバッ!
下級悪魔C「ギャギャギャ……!!」
勇者「うーん……俺一人じゃ見つけるのに時間がかかりそうだな……」
勇者「……」
勇者「……」
勇者「……そうだ!」
勇者「おーい、ズタ袋。起きてるか?」
ズタ袋「……」
勇者「……」
勇者「……」
勇者「……そうだ!」
勇者「おーい、ズタ袋。起きてるか?」
ズタ袋「……」
勇者「起きてるなら返事してくれ」
ズタ袋「……」
勇者「日中あんだけ寝てるんだからまさかまだ寝てるとか言わないだろ?」
ズタ袋「……」
勇者「……起きてるんだろ?」
ズタ袋「……」
勇者「なぁ、ズタ袋ってば」
ズタ袋「……」
ズタ袋「……お前……ついにわたしの名前さえ呼ばなくなったな……!」
ズタ袋「……」
勇者「日中あんだけ寝てるんだからまさかまだ寝てるとか言わないだろ?」
ズタ袋「……」
勇者「……起きてるんだろ?」
ズタ袋「……」
勇者「なぁ、ズタ袋ってば」
ズタ袋「……」
ズタ袋「……お前……ついにわたしの名前さえ呼ばなくなったな……!」
勇者「やっぱり起きてるじゃん。急いでるんだからさっさと返事しろよな」
ズタ袋「……お前の呼びかけに応えてやる必要を感じない」
ズタ袋「そもそも、わたしの名前はズタ袋などではないからな」
勇者「拗ねるなよ、めんどくさい……」
ズタ袋「……お前の呼びかけに応えてやる必要を感じない」
ズタ袋「そもそも、わたしの名前はズタ袋などではないからな」
勇者「拗ねるなよ、めんどくさい……」
勇者「氷の魔女、謝るから頭出してくれよ。頼みがあるんだ」
ズタ袋「……」
モゾモゾ…
スポッ
氷の魔女「……わたしに何の用だ」
ズタ袋「……」
モゾモゾ…
スポッ
氷の魔女「……わたしに何の用だ」
勇者「人を探してるんだ。お前も下見て手伝ってくれよ」
氷の魔女「人探しだと……?」
勇者「うん。ほら、この間橋の下で会った聖女だよ」
氷の魔女「聖女」
勇者「空は悪魔だらけでイマイチ下が見難いし、俺はこいつらの相手もしなきゃいけないからあんまりじっくり探せないんだ……っと」
ズバッ!
下級悪魔「ギギャッ!?」
氷の魔女「人探しだと……?」
勇者「うん。ほら、この間橋の下で会った聖女だよ」
氷の魔女「聖女」
勇者「空は悪魔だらけでイマイチ下が見難いし、俺はこいつらの相手もしなきゃいけないからあんまりじっくり探せないんだ……っと」
ズバッ!
下級悪魔「ギギャッ!?」
勇者「聖女、結構苦戦してるって話だったし。早く見つけてやらないとだろ? 頼むよ」
氷の魔女「……手伝ってやる義理がないな」
氷の魔女「そもそもわたしはお前の敵だぞ。何故わたしに声をかけたのだ」
勇者「暇そうだったし」
氷の魔女「この男……!」
氷の魔女「……手伝ってやる義理がないな」
氷の魔女「そもそもわたしはお前の敵だぞ。何故わたしに声をかけたのだ」
勇者「暇そうだったし」
氷の魔女「この男……!」
氷の魔女「そもそもわたしはあの聖女が嫌いなのだ。奴がどこで野垂れ死のうとも知ったことではない」
勇者「嫌いって。お前、嫌いになるほどあの聖女と関わったことないんじゃないか?」
氷の魔女「……」
勇者「橋の下と教会で会った時もそんなに話したことないだろ」
氷の魔女「……」
勇者「嫌いって。お前、嫌いになるほどあの聖女と関わったことないんじゃないか?」
氷の魔女「……」
勇者「橋の下と教会で会った時もそんなに話したことないだろ」
氷の魔女「……」
氷の魔女「……」
氷の魔女「……お茶出さなかった」
勇者「ん?」
氷の魔女「教会に行った時、あの女はわたしにだけお茶出さなかった」
勇者「……」
氷の魔女「……お茶出さなかった」
勇者「ん?」
氷の魔女「教会に行った時、あの女はわたしにだけお茶出さなかった」
勇者「……」
氷の魔女「まぁわたしは熱いお茶は嫌いだし、冷たいお茶しか飲まない主義だが」
氷の魔女「それとこれとは別の話だ」
氷の魔女「お前とあのメロンパン職人にだけお茶を出して、わたしにだけ何も出さなかった。それが気に入らぬ」
勇者「お前って結構小っさいこと根に持つタイプなんだな」
氷の魔女「それとこれとは別の話だ」
氷の魔女「お前とあのメロンパン職人にだけお茶を出して、わたしにだけ何も出さなかった。それが気に入らぬ」
勇者「お前って結構小っさいこと根に持つタイプなんだな」
氷の魔女「どうとでも言え。そもそもあの聖女に関係あろうとなかろうと、お前に協力してやるつもりはない」
氷の魔女「せいぜい苦しむと良いだろう。わたしはお前が無様に困ってる様を見て笑ってやる」
氷の魔女「ふふっ、これはいい暇潰しを見つけたな」
スポッ
勇者「こいつ……首を引っ込めやがった」
氷の魔女「せいぜい苦しむと良いだろう。わたしはお前が無様に困ってる様を見て笑ってやる」
氷の魔女「ふふっ、これはいい暇潰しを見つけたな」
スポッ
勇者「こいつ……首を引っ込めやがった」
下級悪魔「ギギャギャギャギャ!」
勇者「ああもうっ、邪魔くせえ!」
ズバッ!
勇者「ズタ袋はこんなんだし、自力でなんとかするしかないか……ッ!」
勇者「せめて、あいつの居場所にわかりやすい何かがあればいいんだが……」
勇者「ああもうっ、邪魔くせえ!」
ズバッ!
勇者「ズタ袋はこんなんだし、自力でなんとかするしかないか……ッ!」
勇者「せめて、あいつの居場所にわかりやすい何かがあればいいんだが……」
王都、市街
聖女「そんな……なぜ、王都にこの量の悪魔が?」
聖女「悪魔避けの結界はどうしたというのですか……!?」
騎士B「ッ! 聖女様、危ないっ!!」
隻腕の悪魔「グオオオオオオ!!」
ドガッ!!
騎士B「ぐああっ!!」
聖女「騎士さんっ!?」
聖女「そんな……なぜ、王都にこの量の悪魔が?」
聖女「悪魔避けの結界はどうしたというのですか……!?」
騎士B「ッ! 聖女様、危ないっ!!」
隻腕の悪魔「グオオオオオオ!!」
ドガッ!!
騎士B「ぐああっ!!」
聖女「騎士さんっ!?」
聖女「大丈夫ですかっ」
騎士B「はぁ、はぁ……なんとか……聖女様の加護のおかげで……」
聖女「……ッ」
聖女(目の前の隻腕の悪魔だけでも手一杯だと言うのに、こんなことが……)
聖女(これでは救援も望めそうにない……)
聖女(どうすれば……!!)
声「>>845」
騎士B「はぁ、はぁ……なんとか……聖女様の加護のおかげで……」
聖女「……ッ」
聖女(目の前の隻腕の悪魔だけでも手一杯だと言うのに、こんなことが……)
聖女(これでは救援も望めそうにない……)
聖女(どうすれば……!!)
声「>>845」
声「勇者の持ってるズタ袋の住人に助けを請え」
聖女(これは……主の声……!?)
聖女(ズタ袋の住人って、あの氷の魔女のことですよね……?)
聖女(今は無害とは言え、あの魔女が人間に手を貸してくれるとは思えません……)
聖女(そもそもどうやって会いに行けばいいと言うのですか)
聖女(確かにあの袋は勇者さんが持ち歩いているようですが……)
聖女(……勇者さんが…………)
聖女「……」
聖女「…………」
聖女「…………あっ」
聖女「今王都には、あの伝説の聖剣と、それに選ばれた勇者さんがいるんでした」
聖女(これは……主の声……!?)
聖女(ズタ袋の住人って、あの氷の魔女のことですよね……?)
聖女(今は無害とは言え、あの魔女が人間に手を貸してくれるとは思えません……)
聖女(そもそもどうやって会いに行けばいいと言うのですか)
聖女(確かにあの袋は勇者さんが持ち歩いているようですが……)
聖女(……勇者さんが…………)
聖女「……」
聖女「…………」
聖女「…………あっ」
聖女「今王都には、あの伝説の聖剣と、それに選ばれた勇者さんがいるんでした」
助けてやるから胸揉ませろとかいうゲス発言するのかな
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