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元スレ勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「……」
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女騎士「……ところで、どうして姫の部屋の方向がわかるんですか? いや、合っていますけど」
勇者「内緒!」
勇者「内緒!」
姫の部屋の前
勇者「はぁ、はぁ……ここだなっ!」
女騎士「なぜ部屋の場所まで……」
勇者「いいからいいから。さっ、開けるぞ」
女騎士「あっ! 扉は私が––––––––」
バン!!
勇者「姫!! ご無事ですか!?」
姫「えっ?」
勇者「…………あっ」
勇者「はぁ、はぁ……ここだなっ!」
女騎士「なぜ部屋の場所まで……」
勇者「いいからいいから。さっ、開けるぞ」
女騎士「あっ! 扉は私が––––––––」
バン!!
勇者「姫!! ご無事ですか!?」
姫「えっ?」
勇者「…………あっ」
姫「……」
勇者「……」
姫「……あの」
勇者「……はい」
姫「へ、部屋に入る前に、ノックくらいはしてほしいのですが……」
勇者「……」
勇者「……」
姫「……あの」
勇者「……はい」
姫「へ、部屋に入る前に、ノックくらいはしてほしいのですが……」
勇者「……」
女騎士「……勇者さん」
勇者「っ!?」ビクッ!
女騎士「あなたは、こんなことのためにわざわざ姫のもとへ来たのですか?」
勇者「あ、いや、その。まさか、タイミング悪くお着替え中とは……」
女騎士「……まずは部屋を出て。外でお話をしましょうか」
勇者「っ!?」ビクッ!
女騎士「あなたは、こんなことのためにわざわざ姫のもとへ来たのですか?」
勇者「あ、いや、その。まさか、タイミング悪くお着替え中とは……」
女騎士「……まずは部屋を出て。外でお話をしましょうか」
……
……
姫「……あの、大丈夫ですか?」
勇者「だ、大丈夫」
姫「顔が倍くらいに腫れ上がっているように見えますが……」
勇者「大丈夫だから……」
女騎士「……」
……
姫「……あの、大丈夫ですか?」
勇者「だ、大丈夫」
姫「顔が倍くらいに腫れ上がっているように見えますが……」
勇者「大丈夫だから……」
女騎士「……」
女騎士「では、約束通り。事情を説明してください」
勇者「は、はい……」
姫「事情?」
女騎士「勇者さんが、どうしても姫に会いたいとこんな時間に押しかけて来たのです」
女騎士「緊急の件かと思い、ここまで通しましたが……」
勇者「すいませんでした」
勇者「は、はい……」
姫「事情?」
女騎士「勇者さんが、どうしても姫に会いたいとこんな時間に押しかけて来たのです」
女騎士「緊急の件かと思い、ここまで通しましたが……」
勇者「すいませんでした」
女騎士「では、約束通り。事情を説明してください」
勇者「は、はい……」
姫「事情?」
女騎士「勇者さんがどうしても姫に会いたいと、こんな時間に押しかけて来たのです」
女騎士「緊急の件かと思い、ここまで通しましたが……」
勇者「すいませんでした」
勇者「は、はい……」
姫「事情?」
女騎士「勇者さんがどうしても姫に会いたいと、こんな時間に押しかけて来たのです」
女騎士「緊急の件かと思い、ここまで通しましたが……」
勇者「すいませんでした」
勇者「お、俺が姫の所へ来たのは……」
姫「来たのは?」
女騎士「……」
勇者「……えー、……姫を守りにここへ来ました」
姫「わたしを?」
女騎士「守りに?」
勇者「はい……」
姫「来たのは?」
女騎士「……」
勇者「……えー、……姫を守りにここへ来ました」
姫「わたしを?」
女騎士「守りに?」
勇者「はい……」
姫「……」
女騎士「……」
勇者「……」
勇者「……あれぇ? 姫、何とも無さそうなんだけど。俺はいったい何から姫を守ればいいんだ?」
女騎士「何を言っているのかよくわかりませんが、少なくとも今撃退される立場にあるのはあなたなのでは?」
女騎士「……」
勇者「……」
勇者「……あれぇ? 姫、何とも無さそうなんだけど。俺はいったい何から姫を守ればいいんだ?」
女騎士「何を言っているのかよくわかりませんが、少なくとも今撃退される立場にあるのはあなたなのでは?」
王都周辺、平原
下級悪魔「王都の結界処理、完了しました! いつでも破れるとのことです!」
死霊騎士「……頃合いだな。号令を出す」
死霊騎士「妖術師に伝えておけ。合図と共に結界を破壊しろと」
死霊騎士「一気に雪崩れ込むぞ」
下級悪魔「はっ!」
下級悪魔「王都の結界処理、完了しました! いつでも破れるとのことです!」
死霊騎士「……頃合いだな。号令を出す」
死霊騎士「妖術師に伝えておけ。合図と共に結界を破壊しろと」
死霊騎士「一気に雪崩れ込むぞ」
下級悪魔「はっ!」
王城
バタバタ……
姫「……?」
姫「なんだか外が慌ただしいようですが」
女騎士「何かあったのでしょうか?」
勇者「!」
勇者「お、俺が見てくるよ」バッ
女騎士「あっ! 逃げた!」
バタバタ……
姫「……?」
姫「なんだか外が慌ただしいようですが」
女騎士「何かあったのでしょうか?」
勇者「!」
勇者「お、俺が見てくるよ」バッ
女騎士「あっ! 逃げた!」
廊下
勇者「なぁ、なんだか騒がしいみたいだけど。何かあったのか?」
騎士「ゆ、勇者殿!? 何故こんな時間に……いや、でも、この人が居るのはある意味丁度良いのか……!?」
勇者「?」
女騎士「勇者さん、話はまだ終わって……」
騎士「緊急事態です! 王都の市街に、悪魔が現れました!」
勇者「!」
女騎士「!」
勇者「なぁ、なんだか騒がしいみたいだけど。何かあったのか?」
騎士「ゆ、勇者殿!? 何故こんな時間に……いや、でも、この人が居るのはある意味丁度良いのか……!?」
勇者「?」
女騎士「勇者さん、話はまだ終わって……」
騎士「緊急事態です! 王都の市街に、悪魔が現れました!」
勇者「!」
女騎士「!」
騎士「貴族の身辺調査、監察官からの報告です!」
騎士「現在、護衛の騎士と聖女様が応戦中です!」
勇者「護衛の騎士と……聖女が? と言うか、王都で悪魔ってお前……」
騎士「聖女様曰く、相手は上位の悪魔らしいです! このままでは苦戦は必至とのこと……至急、救援に––––––––」
ジリリリリリリリリリリリリ!!!!
騎士「!? こ、これは……」
女騎士「この警報は……まさか……!?」
勇者「今度は何だよ!」
女騎士「…………王都の結界に、何かがあったみたいです」
勇者「……えぇと、つまり?」
女騎士「王都が……何者かに襲撃されています!」
騎士「現在、護衛の騎士と聖女様が応戦中です!」
勇者「護衛の騎士と……聖女が? と言うか、王都で悪魔ってお前……」
騎士「聖女様曰く、相手は上位の悪魔らしいです! このままでは苦戦は必至とのこと……至急、救援に––––––––」
ジリリリリリリリリリリリリ!!!!
騎士「!? こ、これは……」
女騎士「この警報は……まさか……!?」
勇者「今度は何だよ!」
女騎士「…………王都の結界に、何かがあったみたいです」
勇者「……えぇと、つまり?」
女騎士「王都が……何者かに襲撃されています!」
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