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元スレ勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「……」
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バサバサバサバサッバサバサバサッバサッ
バサッバサバサバサッバサバサバサバサバサッ でツボってしまった
バサッバサバサバサッバサバサバサバサバサッ でツボってしまった
王城
勇者「……襲撃って。急にどうしたんだよ、大げさだな」
勇者「街に悪魔が一匹入り込んだってのはさっき聞いたけどさ。そんな言い方するほどのものなのか?」
騎士「し、しかし……」
女騎士「……これは王都に張られている結界に異常があった際に鳴る警報……悪魔の件と言い、嫌な予感がします
女騎士「おそらく、何かが……!」
勇者「……襲撃って。急にどうしたんだよ、大げさだな」
勇者「街に悪魔が一匹入り込んだってのはさっき聞いたけどさ。そんな言い方するほどのものなのか?」
騎士「し、しかし……」
女騎士「……これは王都に張られている結界に異常があった際に鳴る警報……悪魔の件と言い、嫌な予感がします
女騎士「おそらく、何かが……!」
勇者「と言うか、王都に張られた結界とか初耳なんだけど。何だそれ?」
女騎士「王都に常時張られている対悪魔用の結界です。これがある限り、王都に悪魔の類いの者は侵入できません」
勇者「知らなかった……そんなものが張られていたのか」
勇者「ちなみにそれも魔法使いの師匠が張ったやつなのか?」
女騎士「え、えぇ……大部分は彼女が」
勇者「やっぱり師匠ってすごいんだな」
女騎士「王都に常時張られている対悪魔用の結界です。これがある限り、王都に悪魔の類いの者は侵入できません」
勇者「知らなかった……そんなものが張られていたのか」
勇者「ちなみにそれも魔法使いの師匠が張ったやつなのか?」
女騎士「え、えぇ……大部分は彼女が」
勇者「やっぱり師匠ってすごいんだな」
勇者「……」
テクテク
女騎士「ゆ、勇者さん、どこへ?」
勇者「いや。その結界、目を凝らせば窓からでも見えるのかなって思って」
テクテク
女騎士「ゆ、勇者さん、どこへ?」
勇者「いや。その結界、目を凝らせば窓からでも見えるのかなって思って」
勇者「王都全部を覆ってるんだろ?」
勇者「師匠の張った結界なら、一応見ておきたいかなって」
勇者「ここから見えるかなぁ……」
ガララッ
下級悪魔「ギャァァァァァァァァァァァァ!!!!」バッ!!
勇者「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??」ビクッ!!
勇者「師匠の張った結界なら、一応見ておきたいかなって」
勇者「ここから見えるかなぁ……」
ガララッ
下級悪魔「ギャァァァァァァァァァァァァ!!!!」バッ!!
勇者「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??」ビクッ!!
これがもしホラー映画なら窓あけた瞬間噛み殺されてたな
女騎士「なっ!?」
騎士「あっ、あっ、悪魔だ!? 悪魔が、城の中に!?」
下級悪魔「ギャギャギャギャ、ギィッ!!」
勇者「……」
下級悪魔「……ギ?」
ズバッ!!
下級悪魔「––––––––」ドチャッ
勇者「……び、びっくりした……めちゃくちゃびっくりした……!」
勇者「その顔で、開けた窓から急に飛び込んでくるのやめろよ……心臓に悪いだろ……!」シャラン
騎士「あっ、あっ、悪魔だ!? 悪魔が、城の中に!?」
下級悪魔「ギャギャギャギャ、ギィッ!!」
勇者「……」
下級悪魔「……ギ?」
ズバッ!!
下級悪魔「––––––––」ドチャッ
勇者「……び、びっくりした……めちゃくちゃびっくりした……!」
勇者「その顔で、開けた窓から急に飛び込んでくるのやめろよ……心臓に悪いだろ……!」シャラン
女騎士「それより、窓の外の状況はっ!?」
勇者「あ、ああ……」
悪魔の群れ「––––––––––––––––––––!!!」
女騎士「……!!」
勇者「なんだよこの量……!」
勇者「空が、こいつらで埋め尽くされてるじゃないか」
勇者「あ、ああ……」
悪魔の群れ「––––––––––––––––––––!!!」
女騎士「……!!」
勇者「なんだよこの量……!」
勇者「空が、こいつらで埋め尽くされてるじゃないか」
ここから姫を守りつつ聖女のおっぱいを揉んで光って解決するわけか
女騎士「勇者さんッ!!」
勇者「ああ、わかってる!!」
女騎士「えぇ、お願いします! あなたの聖剣が頼りです! まずは聖女様のもとへ!」
勇者「姫を守ればいいんだろ! 城の守りは任せておけ!」
女騎士「……」
勇者「……」
女騎士「え?」
勇者「ん?」
勇者「ああ、わかってる!!」
女騎士「えぇ、お願いします! あなたの聖剣が頼りです! まずは聖女様のもとへ!」
勇者「姫を守ればいいんだろ! 城の守りは任せておけ!」
女騎士「……」
勇者「……」
女騎士「え?」
勇者「ん?」
さっきのシャランでもう10回くらいシャランしてるじゃんwww
恥ずかしい……
恥ずかしい……
女騎士「この状況をどうにかするためにはおそらく、あなたの力と聖女様のお力が必要です!」
女騎士「まずは、先に現れた上位の悪魔と戦っている聖女様の救援に行き、合流してください!」
勇者「いやいや、こんな状況だからこそ守りを固めるべきだろう。聖女は……多分大丈夫だろ」
勇者「それよりもまずは姫の安全を確保しなければならないと俺は思うかな!」
女騎士「王城の守りはこちらに任せてください! 姫は私が責任を持って守ります! なので、あなたはあなたの役割を……」
勇者「いやいや、俺も姫を守らなくちゃいけないんだって。姫も俺と聖剣がここに残ってた方がより安心できるだろ」
女騎士「何故そこまで姫に拘るのですか! 私が守るから大丈夫と言っているでしょう!」
勇者「だって安価が!!」
女騎士「またそれですか!!」
女騎士「まずは、先に現れた上位の悪魔と戦っている聖女様の救援に行き、合流してください!」
勇者「いやいや、こんな状況だからこそ守りを固めるべきだろう。聖女は……多分大丈夫だろ」
勇者「それよりもまずは姫の安全を確保しなければならないと俺は思うかな!」
女騎士「王城の守りはこちらに任せてください! 姫は私が責任を持って守ります! なので、あなたはあなたの役割を……」
勇者「いやいや、俺も姫を守らなくちゃいけないんだって。姫も俺と聖剣がここに残ってた方がより安心できるだろ」
女騎士「何故そこまで姫に拘るのですか! 私が守るから大丈夫と言っているでしょう!」
勇者「だって安価が!!」
女騎士「またそれですか!!」
おっぱい揉ませてくれない聖女と赤ちゃんプレイさせてくれた姫
答えは出てるよなあ?
答えは出てるよなあ?
>>728
聖女と赤ちゃんプレイしながらおっぱいを触れば良いのでは?
聖女と赤ちゃんプレイしながらおっぱいを触れば良いのでは?
姫「勇者さま……」
女騎士「ひ、姫っ」
勇者「……聞こえてたのか」
姫「あれだけ大声で怒鳴り合っていたのですから。聞こえて当然です」
姫「二人とも、こんな時に何を喧嘩しているのですか?」
女騎士「っ、申し訳ありません……」
勇者「……」
女騎士「ひ、姫っ」
勇者「……聞こえてたのか」
姫「あれだけ大声で怒鳴り合っていたのですから。聞こえて当然です」
姫「二人とも、こんな時に何を喧嘩しているのですか?」
女騎士「っ、申し訳ありません……」
勇者「……」
姫「……勇者さま?」
勇者「……」
勇者「俺は……そりゃあ、うん。こんな時に言い合いをしてたのは悪かったよ」
勇者「ごめん、女騎士」
女騎士「……」
勇者「けど、言ってることを曲げるつもりはないぞ。俺はここから離れないからな」
女騎士「! まだそんなことを……!」
勇者「……」
勇者「俺は……そりゃあ、うん。こんな時に言い合いをしてたのは悪かったよ」
勇者「ごめん、女騎士」
女騎士「……」
勇者「けど、言ってることを曲げるつもりはないぞ。俺はここから離れないからな」
女騎士「! まだそんなことを……!」
姫「勇者さま」
勇者「な、なんだよ」
姫「……」
勇者「……」
姫「……」
勇者「……」
勇者「な、なんだよ」
姫「……」
勇者「……」
姫「……」
勇者「……」
姫「先ほどの言い合いは全部聞こえていました。勇者さまは、わたしを守ろうとしてくれていたのですよね?」
勇者「……そうだよ。そもそもこんな時間にここに来たのだって、姫を守れって安価が出たからなんだ」
姫「安価……」
勇者「ごめん、こんな言い方しても姫にはわからないよな」
勇者「だけど言わせてくれ。こいつが、こういう事態でこんな真面目臭い指示を出すのはすげぇ珍しいことなんだ」
勇者「それってやっぱり、それだけ切羽詰まった事情があるんだと俺は思う」
姫「……」
勇者「……そうだよ。そもそもこんな時間にここに来たのだって、姫を守れって安価が出たからなんだ」
姫「安価……」
勇者「ごめん、こんな言い方しても姫にはわからないよな」
勇者「だけど言わせてくれ。こいつが、こういう事態でこんな真面目臭い指示を出すのはすげぇ珍しいことなんだ」
勇者「それってやっぱり、それだけ切羽詰まった事情があるんだと俺は思う」
姫「……」
勇者「今日、多分……いつかはわからないけど……姫には、守られなくちゃならない瞬間ってのが来る気がするんだ」
姫「守られなくてはならない、瞬間……?」
勇者「そうだ。もしも俺が外に出ている間にその瞬間ってヤツが来たらどうする? 誰が姫を守る? 守られなかったら姫はどうなる?」
勇者「俺は絶対、その瞬間に姫の所に居合わせなくちゃならない。そのタイミングを逃すわけには行かない」
勇者「本当に、命の危険があるかもしれないんだから」
姫「……」
女騎士「……」
姫「守られなくてはならない、瞬間……?」
勇者「そうだ。もしも俺が外に出ている間にその瞬間ってヤツが来たらどうする? 誰が姫を守る? 守られなかったら姫はどうなる?」
勇者「俺は絶対、その瞬間に姫の所に居合わせなくちゃならない。そのタイミングを逃すわけには行かない」
勇者「本当に、命の危険があるかもしれないんだから」
姫「……」
女騎士「……」
女騎士「……あの、勇者さん––––––––」
姫「……勇者さま。まずは、それほどわたしのことを思ってくれていることに感謝を」
姫「けれど……やはり行ってください、勇者さま。聖女さまのもとへ」
勇者「!」
女騎士「!」
姫「……勇者さま。まずは、それほどわたしのことを思ってくれていることに感謝を」
姫「けれど……やはり行ってください、勇者さま。聖女さまのもとへ」
勇者「!」
女騎士「!」
勇者「……話を聞いてなかったのか?」
勇者「俺がここを動かないのは、安価が絶対ってのはもちろんあるけど……」
勇者「これで仮に安価を破って外に出て俺に災いがあるだけなら……最悪、何とか飲み込んでやってもいい。本当は嫌だけど」
勇者「けど今回の安価は今までと毛色が違う。姫を守れって安価を破って、一番の被害を受けるのは誰だ?」
勇者「今一番危ないのは、アンタの命なんだよ」
姫「……」
女騎士「……」
勇者「俺がここを動かないのは、安価が絶対ってのはもちろんあるけど……」
勇者「これで仮に安価を破って外に出て俺に災いがあるだけなら……最悪、何とか飲み込んでやってもいい。本当は嫌だけど」
勇者「けど今回の安価は今までと毛色が違う。姫を守れって安価を破って、一番の被害を受けるのは誰だ?」
勇者「今一番危ないのは、アンタの命なんだよ」
姫「……」
女騎士「……」
女騎士「……姫。申し訳ありません。こうなっては、この人は意地でもこの場を動かないでしょう」
女騎士「それに……何故かはわかりませんが、言葉に確信があるというか……。おかしな話ですが、彼には本当に何か起こることが、見えているのかもしれません」
女騎士「……本当に姫の命に危機が迫っていると言うのならば……私は、勇者さんに……姫を––––––––」
姫「なりません」
女騎士「!」
勇者「!」
女騎士「それに……何故かはわかりませんが、言葉に確信があるというか……。おかしな話ですが、彼には本当に何か起こることが、見えているのかもしれません」
女騎士「……本当に姫の命に危機が迫っていると言うのならば……私は、勇者さんに……姫を––––––––」
姫「なりません」
女騎士「!」
勇者「!」
姫「今は国の一大事です。みんな、それに立ち向かうために戦っています」
姫「今一番苦しんでいるのは誰ですか? 今、一番あなたの力を必要としている人は誰ですか?」
姫「それはきっと、わたしではありません」
姫「お気持ちはありがたいのですが、勇者さまの剣はこんなところでわたしが独り占めしてしまって良いものではないと思うのです」
姫「どうか今戦っている人のもとへ行ってくださいませんか、勇者さま」
姫「彼らを、助けてあげてほしいのです」
勇者「……」
姫「今一番苦しんでいるのは誰ですか? 今、一番あなたの力を必要としている人は誰ですか?」
姫「それはきっと、わたしではありません」
姫「お気持ちはありがたいのですが、勇者さまの剣はこんなところでわたしが独り占めしてしまって良いものではないと思うのです」
姫「どうか今戦っている人のもとへ行ってくださいませんか、勇者さま」
姫「彼らを、助けてあげてほしいのです」
勇者「……」
姫「わたしなら大丈夫。ここには城の騎士達が居ますし、女騎士もいます」
姫「女騎士の強さについては、あなたもよく知っているでしょう?」
勇者「……そりゃあ、まぁ」
姫「それに……」
姫「守るために篭ってばかりなのは性に合いません。なんだかむずむずします」
勇者「……えっ」
女騎士「えっ」
姫「女騎士の強さについては、あなたもよく知っているでしょう?」
勇者「……そりゃあ、まぁ」
姫「それに……」
姫「守るために篭ってばかりなのは性に合いません。なんだかむずむずします」
勇者「……えっ」
女騎士「えっ」
姫「そもそも攻められる前に敵を倒してしまえば、守る必要もないのでは?」
姫「早く倒してしまってください。こういうときは、攻撃は最大の防御! と言うのでしょう?」
姫「殲滅あるのみです。あんな悪魔達なんか、やっつけてしまってくださいよ」
姫「このくらい、勇者さまならできるでしょう?」
勇者「……」
姫「早く倒してしまってください。こういうときは、攻撃は最大の防御! と言うのでしょう?」
姫「殲滅あるのみです。あんな悪魔達なんか、やっつけてしまってくださいよ」
姫「このくらい、勇者さまならできるでしょう?」
勇者「……」
勇者「……なぁ。姫ってこんな過激な人だったのか?」
女騎士「い、いえ……そんなことは……」
勇者「……」
勇者「……」
勇者「…………」
勇者「………………」
勇者「姫にそこまで言われちゃぁなぁ……」
女騎士「い、いえ……そんなことは……」
勇者「……」
勇者「……」
勇者「…………」
勇者「………………」
勇者「姫にそこまで言われちゃぁなぁ……」
女騎士「!」
姫「で、では……」
勇者「姫がここまで脳筋な人だとは思わなかった……いや、初めて会った時も結構お転婆な人だったか?」
勇者「それに、守るって言ってもずっと引きこもってるのは確かに俺も性に合わない」
勇者「行くよ。俺、外に行ってくる」
勇者「そんでサクッと敵を倒してきて、こんなこと早く終わらせてやるさ」
勇者「元凶を倒して来れば、それはそれで姫を守ったことになるだろ。多分」
姫「で、では……」
勇者「姫がここまで脳筋な人だとは思わなかった……いや、初めて会った時も結構お転婆な人だったか?」
勇者「それに、守るって言ってもずっと引きこもってるのは確かに俺も性に合わない」
勇者「行くよ。俺、外に行ってくる」
勇者「そんでサクッと敵を倒してきて、こんなこと早く終わらせてやるさ」
勇者「元凶を倒して来れば、それはそれで姫を守ったことになるだろ。多分」
勇者「……っと。丁度、この窓から見える位置に居てくれたな」
勇者「主よ!!」
主「キィ!!」バサバサッ
勇者「……失礼します。また、あなたの背に乗ってしまうことをお許しください」
スタッ
勇者「主よ!!」
主「キィ!!」バサバサッ
勇者「……失礼します。また、あなたの背に乗ってしまうことをお許しください」
スタッ
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