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元スレ勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「……」
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>>50
読めよ
読めよ
>>51
まぁパパママを赤ちゃんにすれば良いだけとも思える…
まぁパパママを赤ちゃんにすれば良いだけとも思える…
邪魔者を赤ちゃんにし法を掻い潜るその姿はまさしく勇者
当初は魔王の存在も示唆されてたけど
倒すの、魔王??
倒すの、魔王??
勇者「まあ、寝床も確保できたことだし、今日のところはさっさと寝ちまおうぜ」
メロンパン職人「これを寝床の確保と呼ぶのが悲しいですが、仕方ないですね」
勇者(安価についても考えなきゃならんしな)
勇者(確か、光ってあげる、だったかか……)
勇者(光……光……光ってあげる。方法に指定はないんだよな)
??「……あの」
勇者「ん?」
メロンパン職人「これを寝床の確保と呼ぶのが悲しいですが、仕方ないですね」
勇者(安価についても考えなきゃならんしな)
勇者(確か、光ってあげる、だったかか……)
勇者(光……光……光ってあげる。方法に指定はないんだよな)
??「……あの」
勇者「ん?」
女「旅人さん、ですか? こんな時間に、こんな所で……何をしているのですか?」
勇者「いや。ここ、屋根があるだろ?」
女「……屋根? もしかして、この橋のことでしょうか」
勇者「まあ、野晒しで寝るよりは雨風が凌げていいかなって」
女「ま、まさかここで眠るつもりなのですか?」
勇者「うん」
女「……」
勇者「いや。ここ、屋根があるだろ?」
女「……屋根? もしかして、この橋のことでしょうか」
勇者「まあ、野晒しで寝るよりは雨風が凌げていいかなって」
女「ま、まさかここで眠るつもりなのですか?」
勇者「うん」
女「……」
メロンパン職人「勇者さん、俺らめっちゃ怪しまれてますって。通行人が思わず声を掛けちゃうくらい怪しいんですよきっと」ヒソヒソ
勇者「そんなこと言ったって仕方ないだろ。泊まれる宿がないんだからここで寝るしかないじゃないか」ヒソヒソ
女「王都で野宿とは……祭りの時期でもないのに、宿が空いていなかったのですか? もしかして、お金がないとか」
勇者「金ならあるよ。ただ、主が一緒に泊まれる宿がなかったからな」
女「主?」
勇者「主」
勇者「ほら、見ろよこの姿を。神々しいだろ?」
主「キィ」
女「はぁ……大きな鳥さんですね」
女「……」
勇者「そんなこと言ったって仕方ないだろ。泊まれる宿がないんだからここで寝るしかないじゃないか」ヒソヒソ
女「王都で野宿とは……祭りの時期でもないのに、宿が空いていなかったのですか? もしかして、お金がないとか」
勇者「金ならあるよ。ただ、主が一緒に泊まれる宿がなかったからな」
女「主?」
勇者「主」
勇者「ほら、見ろよこの姿を。神々しいだろ?」
主「キィ」
女「はぁ……大きな鳥さんですね」
女「……」
女「これが宿に泊まれない理由……?」
女「言われてみれば確かにそうだけど……」
女「でも……」
キョロキョロ
勇者「……な、なんだなんだ?」
女「……」
女「言われてみれば確かにそうだけど……」
女「でも……」
キョロキョロ
勇者「……な、なんだなんだ?」
女「……」
メロンパン職人「ほら怪しまれてる。何か悪いことしてないかチェックされてる。このままだと俺ら通報されちゃいますよ!」ヒソヒソ
勇者「ばかやろう、うろたえるな。俺たちにやましいことなんて何もないだろ」ヒソヒソ
メロンパン職人「何もない」
勇者「うん」
勇者「ばかやろう、うろたえるな。俺たちにやましいことなんて何もないだろ」ヒソヒソ
メロンパン職人「何もない」
勇者「うん」
勇者「だから胸を張って、堂々としていようぜ。何も見つからなきゃあの人もそのうち飽きて帰るだろうさ」
メロンパン職人「……まあ確かに、やましいことが無いと言われれば嘘になりますけど。俺ら、見られて困るような物なんて何も持ってないですもんね」
女「……」
ズタ袋「……」
勇者「あっ」
メロンパン職人「あっ」
メロンパン職人「……まあ確かに、やましいことが無いと言われれば嘘になりますけど。俺ら、見られて困るような物なんて何も持ってないですもんね」
女「……」
ズタ袋「……」
勇者「あっ」
メロンパン職人「あっ」
女「……ここ、かな?」
ズタ袋「……」
女「……」
ズタ袋「……」
女「……」ジーーッ
ズタ袋「……」
女「これ、開けてみてもいいですか?」
勇者「!?」
ズタ袋「……」
女「……」
ズタ袋「……」
女「……」ジーーッ
ズタ袋「……」
女「これ、開けてみてもいいですか?」
勇者「!?」
勇者「何を言ってるんだお嬢さん。それは俺たちの大事な荷物。勝手に開けちゃあいけないよ。さ、早くその袋から離れるんだ」
女「な、なんだか急に口数が増えましたね……怪しい……何が入っているんですか?」
勇者「ばか言っちゃいけない。いいか、俺たちは決して怪しい者なんかじゃない。それはただの旅の荷物。やましい物なんて何も入っていないよ。俺のこの真っ直ぐな目を見ろ。どうだ、これが嘘を吐いてる人間の目か?」
女「ものすごい勢いで泳いでますね」
女「な、なんだか急に口数が増えましたね……怪しい……何が入っているんですか?」
勇者「ばか言っちゃいけない。いいか、俺たちは決して怪しい者なんかじゃない。それはただの旅の荷物。やましい物なんて何も入っていないよ。俺のこの真っ直ぐな目を見ろ。どうだ、これが嘘を吐いてる人間の目か?」
女「ものすごい勢いで泳いでますね」
勇者「それより、早くそのズタ袋から離れるんだ。ゆっくり。ゆっくりな。そして早くお家に帰りなさい。もう夜だ。女の子ひとりで街を彷徨いていい時間じゃない。そして帰ってご飯を食べて、ゆっくり眠って忘れなさい。」
女「あの……」
勇者「あっ。あと、ここで見たことは誰にも話しちゃけないよ。いいね?」
女「……」
女「あの……」
勇者「あっ。あと、ここで見たことは誰にも話しちゃけないよ。いいね?」
女「……」
メロンパン職人(何だろう、この人に喋らせると何でもないものだとしても途端に怪しさが倍増してしまう気がする)
メロンパン職人(事情を知ってる俺ですら怪しく見えてきてるんだもの)
メロンパン職人(……)
メロンパン職人(事情を知ってる俺ですら怪しく見えてきてるんだもの)
メロンパン職人(……)
女「……」
勇者「……」
女「……」
勇者「……」
女「……えいっ」ペロン
勇者「あっ!」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)
勇者「……」
女「……」
勇者「……」
女「……えいっ」ペロン
勇者「あっ!」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)
氷の魔女「…………」
女「なっ……女の人!?」
勇者「……」
女「こっ、これは……!」
女「……ゆ」
勇者「……ゆ?」
女「誘拐犯ーーーーっ!?」
勇者「……あっ。そう見えるのか」
メロンパン職人「側から見ると確かに。正体を知ってる俺らからするとその発想はありませんでしたね」
女「なっ……女の人!?」
勇者「……」
女「こっ、これは……!」
女「……ゆ」
勇者「……ゆ?」
女「誘拐犯ーーーーっ!?」
勇者「……あっ。そう見えるのか」
メロンパン職人「側から見ると確かに。正体を知ってる俺らからするとその発想はありませんでしたね」
女「どうしよう……邪な気と聖の気、二つが入り混じったような不思議な気配がしたから辿ってみれば……まさかこんな。普通に危ない身近な犯罪者が見つかるだなんて」
勇者「ちょ、ちょっと落ち着いてくれ」
女「お、落ち着いてなんかいられません!」
勇者「君は何かを誤解している。俺たちは決して誘拐犯なんかじゃないんだよ」
女「女の人の手足を縛って袋に詰めておいて何を言っているんですかっ!」
勇者「こ、これには事情があってだな……」
勇者(ど、どう説明したもんか……なんとか切り抜けないと……!)
聖剣「>>81」
勇者「ちょ、ちょっと落ち着いてくれ」
女「お、落ち着いてなんかいられません!」
勇者「君は何かを誤解している。俺たちは決して誘拐犯なんかじゃないんだよ」
女「女の人の手足を縛って袋に詰めておいて何を言っているんですかっ!」
勇者「こ、これには事情があってだな……」
勇者(ど、どう説明したもんか……なんとか切り抜けないと……!)
聖剣「>>81」
聖剣「荷物が一つ増えるだけだ」
勇者「荷物が一つ増えるだけ? どういう意味だっ」
女「荷物が一つ増えるだけ? 今の声は……!」
勇者「……ん?」
女「……え?」
勇者「荷物が一つ増えるだけ? どういう意味だっ」
女「荷物が一つ増えるだけ? 今の声は……!」
勇者「……ん?」
女「……え?」
勇者「……」
女「……」
勇者「何だ、俺の声に反応しただけか……」
女「私の言葉を復唱しただけですか……」
勇者「……ん?」
女「……あれ?」
女「……」
勇者「何だ、俺の声に反応しただけか……」
女「私の言葉を復唱しただけですか……」
勇者「……ん?」
女「……あれ?」
勇者「………………」
女「………………」
氷の魔女「うぅん……なんだ、騒々しい……朝か?」
メロンパン職人「まだ夜ですよ……さすがに寝すぎですってば」
氷の魔女「いつ寝ようとわたしの自由だ。おまえに口出しされる謂れはないぞ」
メロンパン職人「ダメだこの人……」
女「………………」
氷の魔女「うぅん……なんだ、騒々しい……朝か?」
メロンパン職人「まだ夜ですよ……さすがに寝すぎですってば」
氷の魔女「いつ寝ようとわたしの自由だ。おまえに口出しされる謂れはないぞ」
メロンパン職人「ダメだこの人……」
女「今のが誘拐犯とその被害者のやりとり……? でも、それにしては……」
勇者「……なぁ」
女「邪の気は……あの女の人から感じる。なら、それを拘束しているこの人達は……?」
勇者「なぁってば」
女「もしかして、同時に感じる聖の気はこの人から……? 確かに、この人の方から主の声が聞こえたような……」
勇者「おい」
女「あっ、はい」
勇者「……なぁ」
女「邪の気は……あの女の人から感じる。なら、それを拘束しているこの人達は……?」
勇者「なぁってば」
女「もしかして、同時に感じる聖の気はこの人から……? 確かに、この人の方から主の声が聞こえたような……」
勇者「おい」
女「あっ、はい」
勇者「……あんた、もしかして聖剣の安価が聞こえるのか?」
女「聖剣の安価? もしかして、主の声のことですか?」
勇者「主の声? 主なら、そこにいるけど」
主「キィ」
女「……?」
勇者「???」
女「聖剣の安価? もしかして、主の声のことですか?」
勇者「主の声? 主なら、そこにいるけど」
主「キィ」
女「……?」
勇者「???」
氷の魔女「こんな時間に起こして何の用だ、勇者よ」
勇者「こんな時間は普通起きてる時間だぞ魔女さんよ」
勇者「いやな? そこの人が袋の中身が気になるって言って、無理やり開けちゃったんだよ。言っておくけど俺は止めたんだからな。俺は悪くない」
氷の魔女「……お前か」
女「……」
女(……あれ? これってもしかして私が悪い流れ?)
勇者「こんな時間は普通起きてる時間だぞ魔女さんよ」
勇者「いやな? そこの人が袋の中身が気になるって言って、無理やり開けちゃったんだよ。言っておくけど俺は止めたんだからな。俺は悪くない」
氷の魔女「……お前か」
女「……」
女(……あれ? これってもしかして私が悪い流れ?)
女「えぇと……はい。ひとまずお話をしましょう」
勇者「お話?」
女「そうです。ほら、私もあなたに聞きたいことがありますし、きっとあなたもそうでしょう? こんな所で話すのも何ですし、教会とかどうですか?」
勇者「えぇー……俺もう今日は動きたくないんだけど。完全にオフのモードになってたんだけど。ここじゃだめなの? 話くらいできるだろ」
氷の魔女「教会……? ああ、人が神を崇める場所か。わたしは好かんな。そういう雰囲気は嫌いだ」
女「……」
女「……」
女「…………」
女「………………そう、ですか……」
メロンパン職人「あっ、ちょっ」
勇者「お話?」
女「そうです。ほら、私もあなたに聞きたいことがありますし、きっとあなたもそうでしょう? こんな所で話すのも何ですし、教会とかどうですか?」
勇者「えぇー……俺もう今日は動きたくないんだけど。完全にオフのモードになってたんだけど。ここじゃだめなの? 話くらいできるだろ」
氷の魔女「教会……? ああ、人が神を崇める場所か。わたしは好かんな。そういう雰囲気は嫌いだ」
女「……」
女「……」
女「…………」
女「………………そう、ですか……」
メロンパン職人「あっ、ちょっ」
メロンパン職人「行きましょう。行ってあげましょうよ勇者さん! ほら、勇者さんの方も聞きたいことあるんでしょ!?」
メロンパン職人「いやー、俺、なんだか寒くなってきちゃったなぁ。屋根のある場所で暖まりたいなあ!」
女「!」
メロンパン職人「いやー、俺、なんだか寒くなってきちゃったなぁ。屋根のある場所で暖まりたいなあ!」
女「!」
女「こほん。……えぇ、それがいいでしょう。ここは寒いでしょうし、教会に来ていただければ暖かい飲み物くらいはお出ししますよ?」
女「勇者さんと言いましたか。私、あなたに聞きたいことがあるんです」
勇者「……」
勇者「……まあ、いいけどさ。行って話をするくらい」
女「じゃあ……!」
勇者「ただし、一つだけ条件がある」
女「!」
女「勇者さんと言いましたか。私、あなたに聞きたいことがあるんです」
勇者「……」
勇者「……まあ、いいけどさ。行って話をするくらい」
女「じゃあ……!」
勇者「ただし、一つだけ条件がある」
女「!」
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