元スレ勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
651 = 507 :
勇者「……手伝ってくれたりしないの?」ゴリゴリ、ゴリゴリ
傭兵「その剣は君にしか使えないのだろう。私が動くだけ無駄と思うが」
勇者「そうだけどさぁ……なんか、こう、あるじゃん」
傭兵「手を休めるな」
勇者「はい」
652 :
下着漁りしてんだからそれくらいはね
653 = 507 :
倉庫内
傭兵「ここが魔石倉庫か」
勇者「滅茶苦茶疲れた」
654 = 507 :
傭兵「可燃石は……あれか」
勇者「うわ、でっかいドクロマークと注意書きが掲示されてるぞ」
勇者「なになに……強い衝撃を与えると発火するのか」
傭兵「それだけの危険物と言うことだ。実際、この量の魔石が一度に燃えたら大変なことになるぞ」
傭兵「くれぐれも、扱いには気をつけてくれ」
勇者「ああ!」
656 = 507 :
傭兵(しかし、これだけの量の魔石があろうと、持てる数には限りがあるな)
傭兵(運搬方法は……倉庫内にある用具を使わせてもらうとして)
傭兵(それでも二人で持てる量には限界がある)
傭兵(問題は使い方、か……)
勇者「お、可燃石以外にも色んな魔石があるじゃん。すげえ。初めて見た。傭兵も見てみろよ」
傭兵「少し黙っててくれないか」
657 = 589 :
傭兵ちゃんのパンティくわしくst
658 = 519 :
ポケットから魔石出す時にパンツも出てくるパターンやな
659 :
いや、女に見えない傭兵稼業やってる奴のパンツとか…ご褒美です安価下
660 = 507 :
勇者「ノリの悪い奴だな。なんか一人で考え込み始めちゃったぞ」
勇者「傭兵には男のロマンがわからないんだな」
勇者「まあいいか」
テクテク
661 = 507 :
勇者「やっぱり危険物を扱う倉庫だけあって、壁は頑丈そうだな」
勇者「……お。これは風を発生させる魔石か」
勇者「色んな種類の石があるんだなぁ。俺の田舎にはこんなのなかったし、見てるだけでワクワクするぞ」
勇者「……さて」
勇者「安価を達成する方法を考えないとな」
662 = 507 :
……
……
勇者「おい、少し外に出てくるぞ」
傭兵「……構わないが、はしゃぎ過ぎて敵に見つかるんじゃないぞ」
勇者「わかってるって」テクテク
傭兵「どこに行くつもりなんだか」
傭兵「……うん? あいつ、何か背負ってないか?」
傭兵「……」
傭兵「まあ良い。とにかく魔石の運用方を考えなければ」
663 = 507 :
外
勇者「まずは屋根に登るか」
ヨジヨジ
勇者「聖剣が氷に刺さってくれるから登りやすいな」ザックザック
勇者「着いた。なかなか良い景色じゃないか。一面氷の世界だけど」
勇者「氷の城は……向こうの方向か」
勇者「……」
勇者「さて、倉庫から持ってきたいくつかの可燃石」
ドン!
勇者「まずはこいつで屋根を燃やします」
664 = 507 :
傭兵「……」
傭兵「……」
パチパチ…
傭兵「……うん?」
665 = 507 :
パチパチ…
傭兵「何の音だ……?」
傭兵「……」
傭兵「……上か?」
傭兵「!!」
傭兵「て、天井が、燃えている……!?」
666 = 507 :
ガチャッ
勇者「よしよし、ちゃんと燃えてるな。魔力の通った炎だから、氷もちゃんと溶けてくれてる」
傭兵「勇者!?」
勇者「あ。悪いな。先に注意しておくべきだったかもだけど、なんか考え事してたみたいだったからつい」
傭兵「この屋根の火事は君の仕業か!」
勇者「そ、そんなに怒鳴るなよ」
667 = 507 :
傭兵「一体どう言うつもりだ!」
勇者「いや、街中に可燃石をバラまかないと」
傭兵「バ、バラまく!?」
勇者「この量の石を持って手分けしてバラまいてたら時間かかるだろ?」
勇者「そこで俺はある魔石を見つけて、いいことを思いついたんだ」
傭兵「ある魔石……? と言うか、バラまくとは」
勇者「まあ見てろって。絶対上手く行くから」
668 :
絶対上手くいくってフラグだよな
669 :
やったな!
670 = 507 :
外
傭兵「倉庫の中に居ると危ないからと勇者に追い出されてしまったが」
傭兵「彼は一体何を考えているんだ」
傭兵「……」
傭兵「……」
傭兵「……む。倉庫から勇者がすごい形相で走りながら出てきたぞ」
タタタタッ!
勇者「伏せろおおお!!!」
傭兵「え?」
ガバッ
ドカァァァァァン!!!!!
傭兵「!?」
671 = 507 :
傭兵「……」
傭兵「……」
傭兵「倉庫が爆発した……」
672 = 507 :
勇者「いやぁ、上手く行った」
傭兵「何を考えているんだ!?」
勇者「いやさ。そもそもとして、俺たちって熱源を都市にバラまくってのがまず第一の目的だろ?」
傭兵「そんな話は初耳なんだが!?」
勇者「可燃石の他に風を発生させる魔石もいっぱい見つけたからさ」
勇者「屋根を取っ払って、風の魔石で可燃石をコンテナごと空に打ち上げたんだ」
傭兵「頭おかしいんじゃないのか」
673 = 508 :
これ監視なくても魔女自ら飛んでくるだろ
674 :
魔女はメロンパン食うので忙しいから…
675 = 507 :
傭兵「うん? ……空に?」
傭兵「じゃ、じゃあ……」
バラバラバラ……
傭兵「……」
傭兵「都市に火の雨が降り注ぐ……」
勇者「大成功だな」
傭兵「地獄絵図だが」
676 = 517 :
誰がここまでしろと言った
677 = 669 :
氷に火は効果抜群だからな
678 :
まさに勇者
679 = 508 :
>>676
今までで一番忠実に安価達成できている気はする
680 = 519 :
ある意味メテオじゃん
681 = 507 :
パチパチパチパチ……!
タタタタッ
傭兵「……街が……家が、燃えている。どんどん燃え広がって行く」
勇者「可燃石で氷が溶けるのは実証済みだからな。計算通りだ」
傭兵「街を救うどころか壊滅させているじゃないか!」
勇者「でもそのおかげで、あいつら苦しそうだぜ?」
氷像A「––––––––」ギシギシ…
氷像B「––––––––!」ギシギシ…
ズバッ!
ガラガラ…
勇者「こりゃあいくら出て来ても楽勝だな! このまま魔女の城まで突っ走ろうぜ!」
傭兵(これが終わったら英雄どころかテロリストだな、私達……)
684 :
捏造すんな
姫とは赤ちゃんプレイで王とアッー!したんだぞ
685 = 533 :
魔女さえ倒せれば復興はいくらでも出来るしセーフセーフ
686 = 507 :
氷の城
傭兵「門の前に何かがいるな」
勇者「ああ」
傭兵「大きいな。二頭の、あれは虎か?」
勇者「そうだな」
傭兵「……苦しそうだな」
勇者「これだけ周りが炎上してればな」
氷虎A「グルルルル……」
氷虎B「…………」
ズバッ! グシャァ…
勇者「おいおいこんなのに門番任せてて良いのかよ、魔女さんよぉ!」
傭兵「もはや何も言うまい」
687 = 614 :
重ね着パンツで暑くないのかな
688 = 517 :
もうどっちが悪党か分からんな
689 :
これから毎日家を焼こうぜ
691 :
全部魔女ってやつが悪いんだ
692 :
高価な交易用産品を町中にばら蒔く1翻
その倉庫を爆破する 2翻
結果町中に火を放つ 2翻
女傭兵と赤ちゃんプレイを楽しむ 5翻
挙げ句パンティを懐で弄ぶ 2翻
立直 1翻
役満です
693 = 669 :
>>692
赤ちゃんプレイも街に放火も魔女を倒す為だから仕方ない
694 = 507 :
少し休憩
生活リズム狂ったから今日はまだ眠くない
695 :
>>694
つ コーヒー
696 = 517 :
俺が眠くなってきた……
697 :
楽しませてもらってるぜ!
699 :
>>696
純粋な質問だけど、保守マシーン動かしてる?
700 :
氷の魔女「……」
氷の魔女「下が騒がしいな」
コツ、コツ、
氷の魔女「……ほう。やってくれる」
氷の魔女「折角この街をわたし好みの色に染めてやったというのに、それを破壊してくれるか」
みんなの評価 : ○
類似してるかもしれないスレッド
- 勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「……」 (967) - [100%] - 2018/11/17 15:45 ○
- 勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「……」 (683) - [100%] - 2018/11/28 9:30 ○
- 勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「……」 (962) - [100%] - 2018/11/23 19:15 ○
- 勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「>>4」 (991) - [91%] - 2018/11/6 22:45 ○
- 勇者「ここが次の街だな」魔法使い「ずいぶんと賑やかじゃない」俺「……」 (160) - [44%] - 2015/4/7 23:15 ○
- 御坂「ねえ、ワカメ酒ってなに?」上条「どっからそんな言葉を…」 (142) - [44%] - 2011/6/27 10:32 ★★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について