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    元スレ男「俺に与えられた魔法がくっそ使えなくて笑えない」

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    51 = :

    まだかな

    52 = :

    「いってててて、皆~大丈夫~?」

    「ったく、イケメンの野郎……」

    不良「おえっ、吐きそ。振動とか駄目なんだ、アタシ……」

    剣士「女不良ちゃん、だ、大丈夫?」

    イケメン「ぼ、僕としたことが、プリティガール達、大丈夫かい……」

    ナ、ナントカー

    イケメン「良かった……」ホッ

    ギロン

    イケメン「な、なんか視線を感じるんだが……」

    剣士「」

    「お、女剣士ちゃん、どうした……のって……」

    不良「は、初めて見た……」

    「げぇ、中型、しかも黒竜かよ……」

    黒竜「わが眠りを妨げる者よ。いかような理由を持って来た」

    53 = :

    ガチムチ先生の活躍に期待

    54 = :

    「や、ヤバイ系の竜か?」ヒソヒソ

    「ヤバイ所じゃねぇよ……」ヒソヒソ

    「……あーその、竜さん竜さん、これは何かの間違いなんだ、あ、謝るからゆる……」

    イケメン「ふっ、ふははははは、竜とは都合が良い!」

    黒竜「……小さき者、なんと小さき者」

    「ば、ばっかお前なに言って」

    イケメン「僕がぶっ倒してやる!」

    イケメン君カッコイイー

    「あー、あー」

    「何あーあー言ってんだよ、女剣士ちゃんもしっかりしてくれ~」ユッサユッサ

    剣士「ハッ」

    「お、おい、男、どうすりゃいいんだこれ」

    「無理、無理。怒らしちった」

    「倒す方法とか無ぇの!?」

    「無い。黒竜の特性は一部の魔法を除いて全てを無効果しちゃう所だから、太刀打ち無理。逃げるしかない。けど、多分逃げるの無理。死んだな俺ら」

    55 = :

    おはよう

    56 = :

    ゼロ魔みたいで面白いぞ

    57 = :

    58 = :

    「そんな事言うなよ~」

    「無理なもんは無理だろ」

    「なんでこんなのがいんだよ~」

    「……多分、試験かなんかで使う竜なのかもな。黒竜の特性に対処出来るなら、同じクラスの竜は
    全て倒せる」

    イケメン「はははっ、大丈夫さ、僕の電撃でこんがり焦げ目をつけてやるさ!」バチバチバチバチ

    黒竜「ふぅむ。愚か、あまりに愚か」グオン

    「竜が……」

    不良「立った……」

    「そんなク○ラが立ったみたいに言うなよ……」

    「冷静なツッコミは今はどーでもいい」

    イケメン「行けぇええええ僕の電撃ィイイイ」バチイイイイインン

    黒竜「なんと、この我にそのような粗末な魔法を……」バクン

    イケメン「ハアアアアアアア!? ぼ、僕の電撃ィイイイイイ!?」

    「く、食った……」

    「だから普通の魔法は無理だって……」

    59 = :

    すげぇ展開が気になる

    60 = :

    イケメン「く、くそっ、ならもう一度ォオ」

    「やめろって余計怒らせるだけだ」

    イケメン「じゃあどうしろっていうんだよ!」

    黒竜「オークの腸よりも不味いものを食わせおって……」ゴオオオオオ

    「な、何か竜さんのお口から、黒い光が……」アワワワワ

    「ちっ、全員伏せろ!」

    全員「ッ!?」

    ガオオオオオオオオンン

    剣士「ひ、ひぃいいいいおどーさんおがーさ~ん!」ガクガクブルブル

    不良「な、なんだ今の……」

    「今のは黒竜の息吹だ」

    「そ、そのまんまじゃねーか! どう危ないのか教えてくれって」

    「端的に言うとだな、あの息吹をまともに食らうと、魂が燃える。つまり死ぬ」

    全員「」

    イケメン「や、やっぱり僕の電撃をもう一度……」

    61 = :

    「だからやめろって」

    「ああくそっ、こんな所で死にたくねーぞ……」

    「母さんか父さんが居ればな……」

    「お前の親ならなんとかなるってか」

    「父さんならあの息吹を受けても死なない。つーかそのまま飲み込んで倍加して返す。母さんなら
    真っ二つだな」

    「お前の親スゲーな……ならお前もって」

    「俺の魔法、忘れたか?」ニコ

    「アレだもんなぁ」

    「短い人生だった、まぁ悔いは無い。どうせ生きていてもこのクソ魔法」

    イケメン「何諦めてるんだよぉおおおお!」

    イケメン「駄目だろ! 僕たちだけじゃないんだぞ、女の子も居るんだ!」

    「そうは言うけどお前がこうなった原因じゃん」

    イケメン「ウッ」

    「生命の危険だというのに人間はなんと醜いものか……」

    不良「悟り開いてる場合じゃないだろ」

    62 = :

    まだかなあ

    63 = :

    黒竜 コオオオオオオオッ

    「二発目くんぞ……」

    イケメン「く、くそ、僕の電撃でやっぱり」

    「やめろやめろぶつけても逆にあの黒竜の息吹が拡散するだけだ」

    イケメン「けど、僕は女の子は守らなきゃいけない……それが紳士ってものだろう」

    イ、イケメン君……キュウン

    「なんだよこの空気……ちっ、しょうがねぇな」ザッ

    「お、お前まさか力をかくし……」

    「マジでサーセンしたっ! 許してつかあさあああああい!」ジャンピング土下座

    「……だよなー」

    黒竜「……」コオオオオオアアアアアアッ

    「あっ、やっぱり駄目……」

    ダダダダダダ

    「ん? なんだよ今度は上から音?」

    担任「お前らぁああ無事かあああ!!」

    64 = :

    担任「オラアアアア!」ガアアン

    黒竜「ぬぅ……」カポ、ン

    イケメン「ふ、不発……。せ、先生……」

    ザッ

    担任「……お前ら、ここは俺に任せて早く逃げろ」ニカッ

    「お、おおう! さすが肉体派魔法のガチムチィ先生! 頼りになるぅ!」

    イケメン「よ、良かった……」

    「……先生、中型とは言え黒竜相手、多分先生でも死にますよ?」

    担任「ん? なんだドラゴンに詳しいな。まぁそうかも知れないな」

    イケメン「せ、先生でも?」

    担任「……いいから行け。生徒は俺が護るさ……」

    黒竜「……」ガアアアアアアア ビリビリビリ ド、ドォウウゥウン

    担任「んん!?」

    「げ、げっ、咆哮の振動で、通り道っつぅ通り道全部塞ぎやがったコイツ……」

    黒竜「せっかくの玩具、逃がすと思うてか……」コアアアアアア

    65 = :

    担任「こ、これは……護りながらとなると、キツいな……」ボソッ

    イケメン「ぼ、僕だって」

    「だからやめろって……」

    イケメン「先生の魔法が効いてるんだぞ、僕のもやっぱり、次は全力で……」

    「先生のは肉体付与系だから効いただけだ」

    イケメン「やってみないとわからないだろ!」

    「だからお前のは食われてたじゃん」

    「……ま、まぁまぁ落ち着けよ」

    不良「こ、ここは男の魔法を使うべきじゃないか?」

    「はっ?」

    不良「使えないと思え、と言うほど強力なんだろ。今使わなきゃいつ使うんだよ」

    (やべ、こいつ勘違いしてんだっけか)

    イケメン「そんな強い魔法なら出し惜しみしないでくれよ!」

    「あ、あのね……」

    剣士「おが~さ~ん」ヒックヒック

    66 = :

    見てるぞ

    67 = :

    68 = :

    担任「……おいおい、あんまり騒がないでくれ」

    「そうだぞ!そうだぞ!」

    イケメン「くっ、き、君はなんて卑怯なんだ……」

    イケメン「自分の魔法を見せたくないからと、全員が死んでもいいと言うのだな」

    「いやそういうワケじゃ……」

    イケメン「そして自分だけ助かるって事かい?」

    (う~ん、追い詰められた人間がどういう思考になるかと言うのがよくわかるな)

    「……まぁ落ち着けって、とりあえずどうすりゃいいんだ」

    「……お前かイケメンの魔法でとりえあえず塞がれた道に穴開ければいいと思うけど。女不良のも
    見てないけど、強いならぶっ放して見ればいい」

    「だそうだ」

    不良「男の魔法は使わないのか?」

    「まぁ、俺のはどうせ効かないだろうしな」

    不良「……ふ~ん。見たかったんだけどな」

    「見ても良い事ないって」

    「さっ、ともかくともかく、担任がなんとかしてる間に、穴開けて逃げるぞ!」パンパン

    69 = :

    なんで友は腰振ってんだよ

    70 = :

    この魔法はステルス行動と組み合わせたら最強だろ
    無理やり自分から視線を外させてナイフで死角からやれる 強いわ 走りながら特攻しつつ発動するのでも強い攻撃を確実に視認出来なくできるんだぞ?一発で仕留める獲物さえあればくっそ強い

    71 = :

    黒竜 コココアアアアアア

    (アレは、やばいな……直撃したら先生でも死ぬぞ。肉体付与もなんのそのの魂焼きだからな。
    けど、俺らが後ろに居る。避け切れないヤツが出たらそいつも死ぬ。先生は多分避けないだろうな……)

    「う~ん、この魔法、竜にも効果あるんだろうか。試してみるか?」ボソッ

    「何か言ったか?」

    「別に」

    イケメン「い、今は争ってる場合じゃなかったね。いいだろう、僕の雷撃で穴を開けよう」バチチチッチチ

    (穴空ける前に先に黒竜の息吹が来るな。やってみるか)クッ

    黒竜 ゴアッ

    「ふん」グイッ

    黒竜「グアッ?!」ゴゴゴゴン

    担任「な、なんだ……見当違いのほうに息吹を……」

    「すっげ効くんだ……」ボソッ

    黒竜「な、何をしたあああああああああ!」ギアアアアアアア

    「おーけど余計に切れちゃった……」

    72 = :

    男の魔法って使い方よって最強かも知れぬぞ…もし全て方向強制変更出来るなら一方通行の能力並にでも行けるな

    73 = :

    果たしてそっち向いてになんの隠し効果があるのか

    74 = :

    対象指定自由なら無双可能やな

    75 = :

    (う~ん。黒竜に効果あるってことは、一部の側の魔法だよな……つまり属性無しか空間系か?)

    「肉体系統じゃないのは確実だが……よくわからないなぁ……」

    ガガーン

    「あっ、開いた」

    イケメン「さぁ、行くよレディ達!」

    黒竜「今の魔法、誰ぞ」ギロリ

    イケメン「ひっ……な、なんの事だよぉ」

    担任「誰かが、魔法を使ったのか?」

    黒竜「我が体を操るなど、ありえぬ……誰ぞ」ギロン

    (この驚き様……これ、普通の操作の魔法じゃないって事か……)フムフム

    (うわぁまたなんか考え事してる……)

    「お、おーい早く逃げるぞ」

    「あっ、そうだな」

    76 = :

    あっち向いてとこっち向いてを連続で使えば相手をアホに出来るな

    77 = :

    はよ

    78 = :

    おもしろい

    79 = :

    >>76
    高速で発動したら脳味噌揺らせそう

    80 = :

    「……あ、あと、その、こ、黒竜さん寝起きですから、ちょっと体が鈍ってるとかそんな感じじゃないですかね……」

    (あっ、この言い方、今のやったの男か。あれ竜にも効果あんのか)

    黒竜「ふぅむ、であるか……」

    「ですです」

    黒竜「……なるほど、貴様か」

    「え?」

    黒竜 カパッ パッ

    「危ねっ」グイ

    黒竜「ガアアッ」ゴウ

    担任「ま、また違う方向に、ど、どうなってるんだ……」

    黒竜「……言い訳は効かぬぞ」

    「や、やだなぁ……」

    黒竜「……ふん」ドシン

    イケメン「竜が急に大人しく……?」

    黒竜「攻撃が当たらぬ。遊ぶ意味も無し。行くが良い」

    81 = :

    こう、左右に首振りながら火吹いたらあっち向いて無効化できるよな

    82 = :

    植木でいうメガネ好きにするっていう支配系と同じ能力とかヤバすぎ
    転載禁.止だぞ糞アフィ

    83 = :

    担任「よ、良くは分からないが、逃げられるのなら逃げるぞ! しんがりは先生がやる。不意打ちがあるかも知れない」

    黒竜「黒竜の誇りにかけてせぬよ。認めよう。我の負けだ」

    担任「……そうか。すまなかった」

    黒竜「良い、気にするな」

    イケメン「い、いこう」

    イケメン君待ッテー

    「俺らも行こう!」

    「あー女剣士ちゃん立てる?」

    剣士「お、おどーさ~ん~」ヒックヒック

    「……おぶるから、はいはい」

    剣士「うわ~~ん!」ヨジヨジ

    (う~ん泣きながらもよじ登ってくるとは)

    不良(今のは誰が……)


    黒竜「ふぅむ……」

    黒竜(一瞬とは言え我の体の自由を完全に奪うなど……まさか)

    84 = :

    連続しようで首がねじれるな

    85 = :

    黒竜『小僧』

    「うおっ!」

    「ん? どした?」

    「い、いや……」

    (竜族のテレパスか……)

    『な、なんでしょうか……』

    黒竜『……その魔法、人の理では禁呪では無いのか』

    『禁呪……?』

    黒竜『知らぬか? 違うか? ふむ、すまなかった』

    『い、いえ……』

    黒竜『しかし、ものは試しと思いテレパスを使ってみたが、通じるとはな……』

    『俺の家系は竜の適性があるので……』

    黒竜『……ほう』

    (う~ん。竜とテレパス出来てるって事は、やっぱ俺は本来竜関係の魔法を授与されるハズだよなぁ……)

    黒竜『ふっ、心の声が駄々漏れであるぞ。……がしかし、あながち間違いでは無いのだぞ。その魔法が我の思う通りであれば、竜との関係はあろう』

    86 = :

    ジー

    87 = :

    寝るから完結しておけよ

    88 = :

    仕事行ってくるから完結しやがれください

    89 = :

    90 = :

    龍にあっち向いてとかこっち向いてで乗って操作できるな

    91 = :

    なんかワクワクすんな

    92 = :

    (げっ、聞こえてたか。危ない危ない。竜は自分は暴れるくせに礼儀にうるさいんだよなぁ……)

    (つか、テレパス用の言葉と普通の思考の差ってあんまり分からんのよね)

    『あーなんかすんません』

    黒竜『良い』

    『……ところで一つ聞いて良いですか』

    黒竜『なんだ』

    『この魔法の事、知ってるんですか? 教えて頂いても?』

    黒竜『違うのやも知れぬ。確証にも無き事を伝えるは……』

    『竜族の恥、ですか』

    黒竜『ほう、竜族の規律が分かるではないか。……が、しかし、折角だ。一つ教えよう』

    『……どうもです』

    黒竜『我々は、その術の総称を始祖の力と呼ぶ』

    『始祖の、力、ですか……。それに、総称……?』

    黒竜『左様。先ほどのは、あくまで断片でしか無い。あまりに強すぎる力よのう。あまり使わぬ事だな。
    後は自分で調べるが良い。違うやも知れぬのだから』

    『……いえ、お教え頂いて感謝します』

    93 = :

    94 = :

    95 = :

    96 = :

    97 = :

    ……


    職員2「だっつー話」

    職員3「マジで?」

    職員2「マジマジ、あくまで噂だけどなー」

    職員3「あそこにあるのって古代魔法だっけか? 鍵開いてたとかやばくね?」

    職員2「そうそう、んで、誰かがそれ盗んだんじゃねーかって。変な噂だよなー」

    秘書「……あなた達、何の話をしているの」

    職員3「あっ、秘書さんちわーっす」

    職員2「うーっす」

    秘書「挨拶はいいから、何の話をしてたのかって」

    職員3「あーはい、なんつーかあくまで噂なんですけど、誰かが古代魔法を盗んだって噂があって」

    職員2「古代魔法の封印部屋の鍵が開いてたとかなんとかで。面白そうなんで俺ちょっくら見には行ってみたんですけどー」

    職員3「えっ、お前行ったのかよ」

    職員2「おう。けど、鍵閉まってたし、やっぱ噂は噂かなーと」

    98 = :

    99 = :

    ねむ

    100 = :

    気になる


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