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    元スレ楽「俺、小野寺と付き合うことになったから」千棘「!?」

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    451 = 324 :

    集英組側はどんなことになってるのか
    向こうも復縁を望まれているのか

    452 :

    つーか1話の流れ忘れちゃった
    なんで血棘はこっちに来てんだっけ
    なんで争ってるんだっけ

    453 :

    娘が娘なら父も父ってことか

    454 :

    追いついた
    マミーとつぐみ居ねーのかよ

    455 = 281 :

      
    ――

    「さぁ、小咲。探しに行こうぜ」

    小咲「ご、ごめんね楽くん。付き合わせちゃって」

    「いいって。大切なもの、なんだろ」


    千棘「……」

    『ハァ!? なんで私がそんな物探すの、手伝わなきゃなんないのよ』

    『てめーの膝蹴りのせいで失くしたんだから、てめーにも責任あんだろ!!』

    千棘(今のあの二人を見てると、あの時を思い出すわ……)

    千棘(アイツの失くしたペンダントを、私も探すことになって……)

    千棘(探してる途中に、アイツに酷いこと言っちゃって……。喧嘩して)

    千棘(だから仕方なく、私一人で必死になって探して……見つけて)

    千棘(英文の手紙をくくりつけて、ペンダントをアイツに、ぶん投げて返してやったんだっけ)

    千棘(そしたら普通に仲直りできて……。いや、その後も、アイツとは顔を合わせるたびに喧嘩してたんだけど)

    456 :

    マミーワロタ

    457 = 297 :

    マミーは俺の嫁

    458 = 368 :

    マミーってなんだよオムツかよ

    459 :

    >>454
    ミイラかよ

    460 = 324 :

    お母さん大好きなんだな

    461 = 298 :

    たまには森永マミーのことも思い出してあげてください

    462 :

    マミーと聞くと、たけしのマミーが思い浮ぶ

    463 = 281 :

         
    千棘(思えば私、一度似たような方法で、アイツと仲直りできてるのよね)

    千棘(……あの時と比べると、状況はさらに悪いけど……。でも、きっと今回も、仲直りできるよね)

    千棘(今回はペンダントじゃなくて、鍵だけど……)

    千棘(……ていうかよく考えたらこれ、かなり良い作戦じゃない? だって――)

    千棘(一度アイツは私に、大切なペンダントを見つけてもらってる)

    千棘(そして今度は私に、自分の大切な小野寺さんの、大切な鍵を、見つけてもらうことになる)

    千棘(……ってことはもしかしたら私、アイツの中で『嫌いなヤツ』を通り越して、『恩人』までいくんじゃない?)

    千棘(あ、あはは。もしかしたら、謝る必要もなかったり?)

    千棘(そうよ。だって私は、二人の大切な、ペンダントと鍵を見つけた――)


    ドクン


    千棘「『ペンダント』と……。『鍵』……?」

    464 = 324 :

    なんかあかん方向に考えてしまってるやん…

    465 = 322 :

    ドクンwww

    466 = 298 :

    ここでゴリラに電流はしる・・・!

    467 = 302 :

    ざわ……
              ざわ……
       ざわ…

    468 :

    追いついたが、もう本当に見てるだけでつらいSSは久しぶりだな

    470 = 281 :

        
    千棘「こ、これ……。この鍵って……」

    『子供の頃、親父に連れられて行った旅行先で、ある女の子と仲良くなってな』

    千棘(そういえば、アイツが持ってた、ペンダント……)

    『また会おうって再会の印として、貰ったんだ』

    千棘(アイツのペンダントには確か、鍵穴が……)

    『顔も名前も思い出せねーけど、その約束だけは覚えてて……』

    千棘(そんなこと、有り得るの? そんな、偶然が……)

    『持ってればまた会えるんじゃねーかと思ってな』

    千棘(……でも、もしこれが、本当にそうなんだとしたら――)


    千棘「小野寺さんが、アイツと昔約束したっていう、女の子……?」

    471 = 298 :

    いや小野寺じゃなくてマミーだよ

    472 = 446 :

    >>471
    もう許してやれよ

    473 = 297 :

    マミーやめろwwwwwwwwwwwwww

    474 = 281 :

          
    千棘「ま、まさか……ね……。あはは、私、なに考えてんだろ」

    千棘「そ、そんなはずない。これはただの、本棚の鍵で……」

    『本棚によっぽど大切なものが入ってるのか……。それともその鍵自体が、大切なものなのか……』

    千棘「……」

    千棘(……もし小野寺さんが、『約束の女の子』で――)

    千棘(そしてこれが、『約束の鍵』なんだとすれば――)

    千棘「……アイツはずっと、『約束の女の子』を想って、今までペンダントを大切にしてきた」

    千棘「そして小野寺さんもきっと、『約束の男の子』を想いながら、この鍵を――」

    千棘「――そして今、その二人が、知らないうちに再会を果たしていて……。そして、恋人同士に……」

    千棘「こんな素敵なことって、ある……? こんな、ロマンチックなことが、現実に……」

    千棘「……でも――」

    ドクン

    千棘「――今この鍵を持ってるのは、『私』……、よね」

    476 = 322 :

    何となく予想はしていたが....まさか....

    478 = 298 :

    ほんとこのゴリラはゴリラだわ
    本物のゴリラを越えるゴリラだわ

    479 = 402 :

    いいからはよ渡せ

    480 :

    いいぞ頑張れ血棘

    481 = 452 :

    いくら血棘でもここまで馬鹿だろうか
    もう既におかしくなってるのか

    482 = 281 :

      
    千棘(……私、は)

    ドクン

    千棘「じゃあもしこの鍵を、『私のもの』だってことに、したら……?」

    ドクン

    千棘(私は、なにを考えてるの……)

    ドクン

    千棘「私が『約束の女の子』に、なれば……」

    ドクン

    千棘(そんなこと考えちゃ、ダメなのに……)

    ドクン

    千棘「……アイツもきっと、振り向いてくれる」

    ドクン

    千棘(今度は、ニセモノなんかじゃない)

    ドクンッ!

    千棘「『ホンモノ』の恋人にだって、なれる……っ!」

    483 = 297 :

    血棘という字面から滲み出る中二臭パネエ

    支援

    484 = 324 :

    これは精神が正常ではないな
    舞子くん黒幕扱いして悪かった

    485 = 322 :

    ドクンッ!

    486 = 297 :

    だから言ったろ?
    舞子くんは正義のヒーローだってよ

    487 = 298 :

    「力が欲しいか?」

    ドクンッ

    千棘「欲しい!楽を倒せるだけの力・・・っ」

    ドクンッ

    「ならばくれてやるっっ」

    千棘「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

    488 = 281 :

         
    千棘(……確かに小野寺さんが『約束の女の子』だったら、ロマンチックかもしれない)

    千棘(でもそれが、私だったら?)

    千棘(変な時期にいきなり転入してきた、隣の席に座る転入生が――)

    千棘(集英組の敵である、ビーハイブの令嬢が――)

    千棘(犬猿の仲でいつも喧嘩ばかりしてた、その相手が――)

    千棘(ニセモノのカップルという、奇妙な関係を築いていた、そのニセモノの恋人が――)

    千棘(――実は『約束の女の子』だったっていうのも……。なかなかドラマチックで、いいわよね)

    千棘(まるで……『漫画』みたいで)

    489 :

    朝まで保守頼んだぞマジで

    490 = 325 :

    ダメだこいつwwww

    491 = 297 :

    ダメだこのゴリラ……自分に酔ってる……はやくなんとかしないと……

    492 = 281 :

      
    ――

    「……やっぱり、外で落としたのかな」

    小咲「うーん。でも昨日の朝、教室に来た時は、持ってた覚えがあるの……」

    「昨日は体育もなかったし……。となると、この教室か、廊下か……」

    小咲「それか、理科の実験室か……。でも、そこまでの廊下も含めて、もう全部……」

    「……探したな。もう誰かに拾われちゃったのかな」

    小咲「でも先生に聞いたら、鍵なんて届いてないって言ってたし……」

    「そうなると、誰かが拾って、そのまま持ってるのか……?」

    小咲「な、なんで、そんなこと……? 何の鍵かも、分からないはずなのに……」

    「……うーん」


    千棘「……」

    493 = 324 :

    お薬…いる?

    494 = 281 :

    千棘(……大丈夫。アイツには、バレない)

    千棘(確か、プールに行った時だったかしら。アイツが女子更衣室の鍵を持って、なにかコソコソやってた記憶があるわ)

    千棘(あれは、今思えば……)

    千棘(更衣室の鍵を小野寺さんが持ってた鍵だと勘違いして、自分のペンダントが開くかどうか、試していたんじゃないかしら)

    千棘(それなら、アイツの不自然な行動も、頷ける……。ということは――)

    千棘(アイツは、小野寺さんの鍵がどんな形をしてるかなんて、知らないっていうこと)

    千棘(だからこの鍵が私のものだと言っても、分からないはず)

    千棘(……問題は、小野寺さんか)

    495 = 452 :

    実際、ずっと恋人ごっこをしてた自分の好きな人にいきなり嫌われて無視されて何やっても空回りでついには友達まで無くしてしかも自分の行動次第で家族がヤクザと戦争し始めて怪我人まで出てるってんだからおかしくもなる

    496 :

    やっと追い付いた

    497 = 298 :

    精神病院エンドかにゃー

    498 :

    ドクンwwwwwwドクンwwwwww

    499 = 281 :

    千棘(小野寺さんには、流石にバレるわよね。ずっと肌身離さず、持ってた鍵だもん)

    千棘(だから、彼女がいないところで、アイツと二人っきりになってから、この鍵を、取り出す)

    千棘(この鍵を取り出して……。実は、私が『約束の女の子』だって、告げて……)

    千棘(……でも、そううまく、いくかな)

    千棘(この作戦、はっきり言って、穴だらけなのよね……)

    千棘(そもそもこんなタイミングで私が急に鍵を取り出したら、それこそ盗んだものだって疑われかねないし――)

    千棘(だけど、時間がない。今日中に、全てを終わらせなければならない。だから――)


    千棘「だからあなたにも協力してほしいのよ。舞子くん」

    「……ふーん」

    500 = 322 :

    舞子君白目


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