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    元スレ楽「俺、小野寺と付き合うことになったから」千棘「!?」

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    1 :

    「それだけだ。じゃあな」

    千棘「ちょっ、ちょっと! 待ちなさいよ!」

    「なんだよ」

    千棘「なんだよって……。えっ、じゃあなに? 私との関係は、どうなるの?」

    「お前とは……。うん、これからは普通の友達だ。よろしくな」

    千棘「ふっざけないでよ! それじゃ私とのニセコイ関係は、もうおしまいってこと!?」

    「そういうこと。だから、明日から学校で会ったらもう、俺とお前はただの友達同士だからな」

    千棘「あんたと友達になんかなるかっ!」

    2 = 1 :

    千棘「ていうかこれ、クロードや他の誰かが見てたら、やばいんじゃない?」

    「誰もいないだろ。いたら俺もう、殺されてるだろうし」

    千棘「……それもそうか」

    「ああ。じゃ、そういうことで」

    千棘「待ちなさいって! だからその、クロードやみんなには、なんて説明すんのよ!?」

    「……『一条 楽は小野寺 小咲と付き合うことになったので、私たちはもう別れます』」

    千棘「そのまんまじゃない!」

    4 = 1 :

    千棘「忘れたの!? 私たちがカップルを演じなければ、どうなるか……」

    「……抗争がまた、始まっちまうな」

    千棘「そうでしょ!? 私たちの仲が良くないと、また二つの組が、争うことになるのよ!」

    千棘「この町も、大変なことになるわ! 無関係の人が巻き込まれて、死んじゃうかもしれない!」

    千棘「だから、嘘でも……。本当はあんたと仲良くなんか、なりたくないけど――」

    千棘「ニセモノの恋でも、それを続けなければならないの!」

    「……」

    「……めんどくせえ」ボソッ

    千棘「……今、なんて……」

    「仲が良ければいいなら、友達でいいじゃん」

    千棘「えっ」


    「ニセモノの友達でいいじゃん。ニセトモでいいじゃん」

    千棘「……」

    5 :

    これは好感がもてる楽ですねえ

    7 :

    見てるぞ

    8 = 1 :

    千棘「と、友達じゃ、弱いわよ……。やっぱり、愛し合ってるぐらいじゃないと」

    「なんだそりゃ……。一回、試してみようぜ。もしかしたら案外、すんなりいくかも」

    千棘「だ、ダメよ! 仲が悪い状態から友達になるならまだしも……。私たち、愛し合ってるって設定なのよ?」

    千棘「それから友達になった、じゃ……。印象、悪いでしょうが」

    「まあ……」

    千棘「だから……。やっぱりこの関係は、続けるべきだと思う」

    「……じゃあなんだ。小野寺とホンモノの恋をしつつ、お前とも、ニセコイ関係を続けろってのか」

    千棘「そ、それじゃあ二股みたいなもんじゃない。あんた、クロードに殺されたいの?」

    「殺されたくねえな。となると、もう……。いやでも、この案は……」

    千棘「……なに?」

    10 :

    たかが子供同士の仲良いぐらいで止まる抗争なんて大した事無さそう

    11 :

    キムチでもいい?

    12 = 1 :

    「……クロードたちが見てる前では、お前とカップルを演じる」

    「そして、小野寺とは友達のフリをする」

    「お前とはニセコイ関係。小野寺とはニセトモ関係を、築く」

    千棘「その言い回し、気にいってるの?」

    「でもなぁ。小野寺とせっかく付き合えたのに、友達のフリをするってのは……」

    「……仕方がないか。ヤツらが見てる時だけだしな。見てない時に、その分イチャイチャしてやるぜ」

    千棘「きもい」

    「うるせえ」

    13 :

    作中で「ニセコイ」って言ってたっけ?

    14 = 1 :

    「いや、でもやっぱり、なぁ……」

    千棘「なっさけなくウジウジしてるとこ悪いけど、その案も、却下よ」

    「……はぁ?」

    千棘「だってそんな関係、いつかはバレるに決まってるじゃない」

    「今までお前とのニセコイ関係は、バレなかったのにか?」

    千棘「危ない場面は、何度もあったでしょ。それでこれからは、さらに小野寺さんとも……。なんだっけ」

    千棘「……ニセトモ、関係? を演じるってんでしょ?」

    「……」

    千棘「ちゃんと両立できんの? 無理でしょ? 大体あんた――」

    「……いい加減にしろよ、お前」

    千棘「は?」

    15 = 1 :

    「俺だって、嫌なんだよ。それともなにか?」

    「お前俺に、小野寺と別れろって、言うのか」

    千棘「っ! ち、ちがっ! 別にそんなこと……」

    「他に案も出さねえで……。いいか、もう一度言うぞ。俺だって、嫌なんだ」

    「なんでだよ。せっかく勇気を出して、告白したのによぉ……」

    「人生で一番、緊張したんだよ……。のどがカラっカラに渇いてさ……」

    千棘「……」

    「それでも、勇気を振り絞ってさ。小野寺に励まされながら、なんとか想いを伝えてさ……」

    「あの時の俺、今思い出しても、すっげえダサかったよ。でも――」

    「小野寺、『私も一条くんのこと、好き』って、言ってくれて……」

    千棘「……っ!」

    16 = 1 :

    「嬉しくて、その場で泣いちまったんだ……。小野寺が、見てるのにさ……」

    「夢みたいだった……。小野寺も、俺のことが好きだったなんて……」

    「本当に、夢みたいで……。信じられなくて……。涙が、止まらなくて……」

    「なっさけねえよ。男のくせに、小野寺が見てる前で、ボロっボロ泣いちまって」

    「そんで、小野寺を困らせたらダメだ……って、やっとの思いで、顔を上げてみたらさ……」

    「……小野寺も、泣いてた……。『夢みたい』って……。俺とおんなじこと言ってさ……」

    「『夢みたい』、『嬉しい』って……。ずっとずっと、おんなじこと言いながら……。顔をくしゃくしゃにして、泣いてたんだ」

    千棘「……」

    「……そんな、小野寺と――」

    「なんでっ! そんな小野寺と、友達のフリなんか……しなくちゃいけねえんだよっ!!」

    17 = 1 :

    「なんて説明すんだよ! 小野寺によぉ!」

    千棘「な、なに怒ってんのよ」

    「うるせえ! 畜生、なんでだよ……! 勝手に、お前なんかと恋人同士にされて……」

    「小野寺との恋愛を、なんで我慢しなくちゃいけないんだよ!」

    千棘「……私だってあんたとなんか、願い下げよ!」

    千棘「でも、仕方ないでしょ!? そうしないと抗争が、止まらないんだから……」

    千棘「他に案がないんだから! あんたが小野寺さんとどうなろうが、知ったことじゃないけど、でも――」

    千棘「私とはこれからも、ニセモノのカップル同士で、いてもらうからね!」

    18 :

    つまんねぇSS。さっさと落せ、こんな糞スレ。

    20 = 1 :

    千棘「はぁ……はぁ……」

    「……そうかよ」

    「いいよ……。そこまで言うなら、やってやる。どうなっても、知らねえぞ」

    「後悔しても、知らねえからな……」

    千棘「なによ、もやしのくせに……」

    「……じゃあな……」

    千棘「ふんっ……」

    千棘(……こんな別れ方したら、明日から演じづらくなるじゃない……)

    21 = 18 :

    文才ない奴がSS書くと、ホント悲惨だな。本人は受けると思ってんだろうが。

    22 = 1 :

    ――

    千棘「おっはよー! ダーリン!」

    「やあ、マイハニー! 今日も、素敵だよ!」

    千棘「やあん、もう! ダーリンったらぁ!」

    「ヒュー。今日も熱いねぇ、二人とも」「ほんっと、なんで一条なんだか……」

    千棘(うん、大丈夫。演技に支障はないわ)

    千棘(ていうかクロード、木の上からガッツリこっちを見てるわね……。危ない危ない)

    千棘(もやしも昨日、あんなこと言ってたけど……。しっかり、演技してるじゃない)

    「……」

    「よう、集! 元気ねえな、どうした」

    「……いや、なんかおかしくないかい?」

    「はぁ? 何がだよー! 俺とハニーのラブラブっぷりが、そんなにおかしいかー?」

    「おかしいだろ。だって――」

    ガラッ

    23 :

    >>21
    きも一生ROMってろ

    24 :

    >>21
    香ばしいな

    26 :

    >>21
    お前が書いてみろよ

    27 = 1 :

    千棘「! ……小野寺、さん。おはよう」

    小咲「おはよー。あ、一条くんも……。その、おはよう」

    「……おはよう、小野寺」

    小咲「あ、あの、一条くん……」

    千棘「……?」

    「おい、集。今なにか、言いかけたか?」

    「……いや、べっつにー?」

    小咲「一条くん!」

    「お、おう。どうした? 小野寺」

    小咲「一条くん、あのね……。どうしても、聞きたいことがあって」

    「……なんだ?」

    小咲「き、昨日のアレって……。夢じゃ、ないよね?」

    千棘(……えっ)

    「……」


    小咲「私たちって、その……。付き合うことに、なったんだよね?」

    28 = 18 :

    いい歳こいたキモブサが必死でこんな糞SS書いてるとこ想像したら、
    惨め通り越して憐れみさえ感じるぜ。

    で、お前らクズはこのSSのどこが面白いと思うのか、言ってみろよ。

    29 :

    下の名前だと...

    30 = 11 :

    ゴリラキチ怖いわぁ

    31 = 1 :

    ザワッ

    「えっ、どういうこと……?」「あ、あれ? 一条のヤツ、桐崎さんと……」

    千棘(……そんな、なんで……?)

    「……ああ、そうだよ」

    「俺も夢かと思ってた……。でもどうやら、現実だったみたいだな」

    小咲「……うんっ!」

    小咲「じゃあ今日から恋人だね。なんか、恥ずかしいな……」

    「……っ! 本当に、夢みたいだ……」

    千棘(な、なによ、これ……)

    千棘(なんで……? なんでこんなことに、なってるの?)

    千棘(だって、これじゃあ――)

    32 = 23 :

    >>28
    黙れハゲ
    NGしとく

    33 :

    >>28
    お前、打てば響くような反応してくれて面白いよ

    34 :

    千棘厨発狂すんな落ちつけ

    35 = 1 :

    「だよなぁ。なんかおかしいと思ってたんだよ。だって昨日お前、電話で俺に、泣きながら報告してくれたもんな」

    「お、おい、言うなよ。恥ずかしい……」

    るり「あ、同じ。私も小咲から――」

    小咲「る、るりちゃん!」カァァァ

    「う、嘘だろ!?」「一条、どういうことだ! 説明しろぉ!」

    小咲「あ、あのね。みんな、落ちついて……?」

    「いいよ小野寺。俺から、説明するから」

    千棘(せ、せつめい……? だ、ダメよ。そんな、そんなことしたら――)

    「いいか、みんな。今日から俺は、小野寺と付き合うことになった。そして――」


    「桐崎との関係は、全部ニセモノだったんだ。俺と桐崎は、恋人同士でもなんでもない」

    パァン!

    37 = 1 :

    パリィン! チュウン!

    「……」

    シュウウ

    「ひっ……。な、に……?」「え、今の、銃声……? えっ……」

    るり「……! だ、だれか外に、木の上に、いる……」

    「……う、わ……。マジで、あの人が、撃ったんだ……」

    小咲「……っ! ……っ!」ブルブル

    「う、うわああああああああ!」「や、やべえぇ! や、ヤクザじゃねえか!?」

    「に、逃げ……」「こ、殺されるううううう!」

    千棘「ク、クロード……」

    クロード「……」ガチャ

    38 = 1 :

    「……よう、メガネ」

    クロード「……貴様。今言ったことは、本当か?」

    「ああ、全部本当だ。いや、全部嘘だったんだ」

    クロード「……」

    「ニセモノだったんだよ、俺たちの恋は。お前たちの抗争を、止めるためのな」

    クロード「ぐっ……。道理で、怪しいと……」

    「……殺すなら、殺せよ」

    クロード「……貴様……。一条 楽ゥゥ!!」

    千棘「や、やめて! クロード!!」

    39 :

    誠士郎ちゃんなんとかするんだ!

    40 = 1 :

    クロード「っ! お、お嬢!?」

    千棘「殺さないでっ! これには、事情があるの!」

    千棘「あ、あとで、ちゃんと説明するから……。だから今は、引いて……」

    クロード「お嬢が、そう言うなら……」

    クロード「……一条 楽、命拾いしたな。だが、明日も生きていられるかどうかは、分からんぞ……」

    「……上等だ。俺はも、逃げない」

    クロード「ふん……」シュッ


    千棘「……は、ふぅ……」ヘナッ

    「……無事か、小野寺」

    小咲「い、ちじょう、くん……。わた、し……」ガタガタ

    「ごめん、怖がらせちまって……。本当に、ごめん」

    千棘「……」

    41 :

    遅い

    42 = 1 :

    ――

    千棘「なん、ってこと、してくれてんのよ!!」バキッ!

    「うぐっ!」

    千棘「あんた、言ったじゃない! 私とのニセコイ関係は、続けるって……」

    「ああ……。続けるつもりだったさ。『俺は』な……」

    千棘「っ! あんたね……」

    千棘「そもそも、なんで小野寺さんや舞子くんに、事情を説明してなかったのよ!?」

    「言ったろうが……。説明なんか、できるわけない」

    43 = 1 :

                                              
    千棘「あんた昨日、『やってやる』って……」

    「お前とのニセコイ関係は、続けてやるって言ったんだ」

    「小野寺との関係もヤツらにはできるだけ、隠すつもりだった。『俺は』な。だけど――」

    「まさか小野寺の方からあんな風に、言ってくれるなんてな……」

    千棘「あ、んた……。ふざ、けてんの……?」

    「仕方ねえよなぁ。あの状況じゃもう、全部バラすしかないよなぁ?」

    「小野寺と付き合ってるのに、お前ともラブラブだなんて……。おかしいもんなぁ!!」

    千棘「……っ!」

    バキィッ!

    44 = 1 :

    千棘「はぁ……はぁ……」

    「……」

    千棘「どう……すんのよ……? クラスのみんなにバレて……。クロードにもバレて……」

    千棘「また、抗争が始まるわ……。あんたが、あんなこと言ったせいで……」

    「……ああ、そうだな……」

    千棘「どうすんの? ねえ。この町は、どうなっちゃうのよ?」

    「知らねえよ……」

    千棘「っ! あんたが好きな小野寺さんだって、巻き込まれちゃうかもしれないのよ!?」

    「……小野寺は、俺が守る」

    千棘「はぁ……?」

    「小野寺は、小野寺だけは、死んでも俺が守る」

    「なんなら二人で、こんな町捨てて、どこか遠くへ逃げたっていいんだ」

    千棘「あんた、ねえ……」

    45 = 1 :

                                                                                      
    千棘「……いっぱい、人が死ぬわよ。それでも、いいの?」

    「……いいわけねえだろ。なんで小野寺と付き合うってだけで、人が死ななきゃいけねえんだ」

    千棘「仕方ないでしょ!? それを防ぐためにはやっぱり、あんたと私が―― 」

    「……おまえのせいだ」

    千棘「……は?」

    「お前が来てから、全部おかしくなったんだ。ギャングとの抗争、ニセモノのカップル、クロードの監視――」

    「おかしなことにばかり、巻き込みやがって! これじゃあ、まるで――」

    「『漫画』の主人公じゃねえかよっ! 俺はそんなのものに、なりたいわけじゃねえ!」

    千棘「……っ!」

    46 = 1 :

                                                            
    「お前が転入してきたあの日から、俺の平穏な日常は、崩れ去ったんだ!」

    千棘「わ、私だって、来たくてここに来たんじゃない! パパが、ビーハイブが――」

    「お前の事情なんて知らねえ。俺にとってはそんなの、関係ない」

    「俺はお前が憎くて憎くて、仕方がない。お前さえ、いなければ……。お前さえ、転入してこなければ!」

    千棘「うるさい! 黙れっ!!」

    バキッ ドゴォッ

    「うっ……」ドサッ

    千棘「わ、私のせいじゃない……。私の、せいじゃ……」

    47 :

    右京「人を殺していい理由にはなりませんよ」

    48 = 1 :

                                                           
    「い、いつも、いつも、人を、殴りやがって……」

    千棘「……!」

    「ぐっ……。こ、っちは、その度に、死ぬ思いを、してんだ……」

    千棘「っ! それは、その」

    「やっぱり、ギャングの娘だよなぁ。お前もいつか、人を殺す時が来るのかな……」

    千棘「っ!!」

    ドゴォ

    「……うっ」

    49 :

    恥を知りなさいッ!!プルプル


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