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    元スレ楽「俺、小野寺と付き合うことになったから」千棘「!?」

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    551 = 281 :

       
    「……まだ、浮かない顔してるな。そ、そんなに、ショックだった?」

    小咲「ううん。そうじゃなくて……。鍵の、こと」

    「えっ。あ、ああ……。結局、見つからなかったもんな」

    小咲「うん……。明日からは学校もお休みで、探しにいけないし……」

    小咲「ご、ごめんね。私、全然諦め切れてないね……」

    「本当は本棚の鍵じゃ、ないんだろ?」

    小咲「……え?」

    「すまん。前に宮本との会話、聞いちゃってさ……。確か昔、誰かと約束したんだって?」

    小咲「あ、えっ。あ、あの」

    「昔、10年前、男の子と……。その時にもらった、鍵なんだよな?」

    小咲「う、うん……そう、だよ。ごめん、嘘ついて……」

    「……大切な鍵、だったんだな」

    「俺のこの……ペンダントみたいに」

    小咲「!!」

    553 = 281 :

         
    小咲「楽くん……。それ……」

    「ああ。前にも話したよな? 昔、旅先で会った女の子に、貰ったんだ」

    「その子は鍵を持っていて……。次に会えたら、その鍵でこのペンダントの錠を開けて――」

    「結婚、しようって」

    小咲「……私、その話を、聞いたときにね」

    「ああ……」

    小咲「もしかしたら……って、思ったの。私の持ってる鍵が、実は、楽くんが持ってるペンダントの――」

    「ああ。俺も同じこと、思ってた。ていうか小咲に直接、聞いちゃったもんな」

    小咲「うん……。あの時はビックリして、嘘ついちゃったけど……。でも……」

    小咲「本当は、ペンダントに見覚えもあったし、私ももしかしたら……って、思ってた」

    小咲「それでもし本当に楽くんが、昔会った男の子だったなら……。すごく、嬉しいなって」

    「俺もだ……。昔の恋がもしかしたら、今の恋に、繋がってるかもしれないって……」

    小咲「あはは。楽くんも、私と同じこと、考えてたんだ……」

    554 = 297 :

    大変!千棘ちゃんが息してない!

    555 :

    地棘終わった

    556 = 281 :

      
    小咲「……でももうそれも、確かめられないね」

    「……ああ」

    小咲「私、本当に、ドジだなぁ……。なんであんなに大切にしてたものを、失くしちゃうんだろう……」

    小咲「実はね、私。いつか、聞こうって、思ってたの。せっかく楽くんと、恋人同士に、なれ、たんだから……」

    小咲「いつか、ねっ……。楽くんに、うっ、聞いて、みようって……うっ……」ポロポロ

    「小咲……」

    小咲「なのにっ……。うっ……。いつまでたっても、聞けなかった……。わたし、こわくて……」ポロッポロッ

    小咲「あかなかったら、うっ……。どう、しよぉ……って……ひっく……」

    小咲「そしたら、うっ……、なく、しちゃ、ったぁ……。わたし、が、もたもた、してた、からぁ……」

    小咲「も、もう、にどと、たしかめ、られないよぉ……。ご、ごめん、ねっ。どじで、ごめん、なさ……うっ、ううぅう」グスッ

    「……」グイッ

    小咲「えっ……?」

    557 :

    こういう話は胃が痛くなってくる

    558 :

    寝れない

    559 = 555 :

    小野寺さんほど幸せになって欲しいキャラはそういない

    560 = 398 :

    これの間に割って入ろうとするには相当図太くねえと無理だよなぁ

    561 = 281 :

     
    ブロロロロロ……

    ギュッ……

    「……く、車が、さ。危なかったから」

    小咲「……」グスッ

    「で、でも、せっかくだし、もう少し、こうしてようか」

    小咲「……うん。らくくん、あったかい……」

    「う、うん。小咲も、あったかいよ」

    小咲「……初めて男の人に、抱かれちゃった」

    「そ、その言い方はちょっと……」

    小咲「……? あれ。楽くん、ドキドキしてる……」

    「小咲も、人のこと言えないぞ。心臓の音、全部伝わってるからな」

    小咲「あはは、はずかしいなぁ」

    「恥ずかしいな……」

    小咲「でも、あったかい……」

    「うん。あったかいな……」

    562 = 325 :

    楽の計画も気になるね

    563 :

    もう寝ることは諦めたよ

    564 = 281 :

      
    「……関係ないよ、もう。『約束の女の子』なんて」

    小咲「え……?」

    「小咲が『約束の女の子』かどうかなんて、どうでもいいんだ。確かめる必要も、ない」

    「錠が開けば『ロマンチック』だし、開かなければ『そりゃそうか』、そう思うだけさ」

    小咲「……」

    「そして、今後もし本当の、『約束の女の子』が、俺の前に現れたとしても……」

    「……『久しぶり』。それだけだよ」

    小咲「……楽、くん」

    「俺は、『約束の女の子』よりも……。いや、他の誰よりも――」

    「小野寺 小咲のことが、大好きだ」

    小咲「!!」

    小咲「あり、がとぉ……。楽くん……。嬉しい……」グスッ

    565 = 297 :

    図太いゴリラよりなら毛深いゴリラがいい!

    支援

    566 :

    萌え豚御用達の漫画アニメを観てブヒブヒ言いやがってキモい

    お前らのせいで作品のクオリティーが下がるんだよボケ供

    568 = 281 :

      
    小咲「本当に、ゆめみたい……。えへへ」

    「顔、真っ赤だよ。小咲」

    小咲「グスッ……。楽くんも、だよぉ?」

    「マ、マジ……? うわっ。ていうか俺、超恥ずかしいこと言ってたな……」

    小咲「でも、嬉しかった……。本当に、嬉しかったよ」

    小咲「私も、大好きだよ。楽くん」

    「ありがとう。嬉しいよ」

    「だから、もう――」

    ブロロロロ

    小咲「……? あっ。楽くん、また車――」

    「これはもう、いらない」

    569 = 324 :

    マミーとつぐみが仲介に入ってくるはず

    570 = 315 :

    なんだって

    571 = 297 :

    うわぁああああ千棘さんの計画のキモがぁああああああああ

    572 = 298 :

    ゴリラ死亡のお知らせ

    573 = 318 :

    圧倒的小野寺ルートだな
    これ書いてる本人が逆転考えてるとしたらどう逆転するんだろ

    574 = 325 :

    小野寺蜂の巣にされるんじゃねw

    575 :

    追いついた
    暴力系ヒロイン嫌いだしもっとフルボッコにしてまえ!

    576 = 324 :

    とりあえず仲直りできればいいや

    577 = 281 :

      
    ポイッ

    グシャァ! バキバキッ

    ブロロロロ……

    小咲「……っ! い、いいの……?」

    「いいんだ。これはもう、必要ない」

    「『約束の女の子』より大切な人が、目の前にいるんだから……」

    小咲「……ふふっ。楽くんまた、恥ずかしいこと言ってるよ?」

    「うわっ……。か、からかうなよ……」

    小咲「あははっ」

    578 :

    千棘ちゃんさん息してない

    579 = 512 :

    その点らぶひなの景太郎って流石だよな

    580 = 431 :

    幸せになってきた
    いいカップルや…

    581 = 567 :

    ポイ捨てしやがった
    しかも車の目の前に

    582 = 324 :

    >>581
    これは酷いな

    583 = 578 :

    >>581
    デザイン的には車パンクしてもおかしくない

    584 = 454 :

    グシャァ! バキバキッ

    トラックのおっちゃん「あ?なんか踏んだか?んー?まぁ大丈夫か。さて、高速か。」

    『ガコッ・・・ガコッ・・・』

    585 = 281 :

         
    千棘「お、小野寺さんっ!!」

    小咲「っ!?」ビクッ

    千棘「あ、あの、えっと、あ、あはは、えっと……」

    小咲「え……? 桐崎さん? な、なんでここに……」

    千棘「あ、あのね、わ、わた、わたし……」

    小咲「……ま、まさか、ずっと見てたの?」

    千棘「みっ! み、見てないわよ、私は、な、なにも、見てない……」

    小咲「な、なんでそんなに震えてるの……? それに汗も、ビッショリ……」

    千棘「あ、あはは、こ、これは、ちが、違うのよ。これは、その……」

    「……」

    586 = 398 :

    コミュ障ww

    587 = 519 :

    車スリップしたりしないのか

    589 = 297 :

    抗争中だしきっと戦車だったんだよあの車

    590 = 324 :

    楽も徹底してゲスいわwwww

    591 = 512 :

    もう俺が千棘ちゃんもらってくわ

    592 = 281 :

       
    千棘「私、これ、小野寺さんに、わ、渡そうと……」

    小咲「えっ。これ、私の鍵……」

    千棘「う、うん。小野寺さんが、大事な鍵を失くした、って、き、聞いたから……」

    千棘「私、さ、探して、たの。ず、ずっと……。そしたら、ほら、見つかったよ……?」

    小咲「……探してくれてたんだ。ありがとう。桐崎さん」

    千棘「あ、あははっ! い、いいのよ、別に」

    小咲「でもね、桐崎さん。これはもう、必要ないの……」

    千棘「……そ、そんなこと、言わ、ないで」

    小咲「ごめん。せっかく見つけてくれたのに……。気持ちは本当に、嬉しいよ」

    千棘「……うぅ」チラッ

    「……」

    千棘「あっ! あの、一条、くん。ご――」

    「行こうか」

    小咲「う、うん……」

    千棘「……」ガクッ

    593 = 535 :

    車事故ったらどうすんねん

    594 :

    ヤクザなんだからそんなこと知ったこっちゃねーんだろ

    595 = 298 :

    やったぜ。

    596 :

    最悪の事態は回避したな

    598 = 324 :

    中々風呂敷を畳まないなwwww
    そこがいいんだけど

    599 = 567 :

    これ見て喜ぶのFさんじゃなくて無関係なYさんKさんだな

    600 = 297 :

    千棘ちゃんの霊圧が…消えた…?


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