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    元スレ咲「まさかこれが最終試験ですか?」

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    151 = 60 :

    赤土「第四試合は宮永咲と末原恭子」

    赤土「一方的な試合展開だったが、末原はなかなか諦めなかった」


    末原「はぁっはぁっ…。子供があんなに頑張ったんや…私が簡単にメゲるわけにはいかん」ゼェゼェ

    末原(怪物相手に凡人が出来る事は『考える』事や!思考停止したらホンマの凡人…なんとか突破口を)キッ

    「~~~~っ♪」ゾクゾク


    赤土「或いは穏乃の試合以上に、見ていて気の毒になる程弄ばれ続け」

    赤土「最後は倒れた末原に宮永がまた耳打ちをして、その直後に今度は末原が絶望した顔で負けを宣言した」

    穏乃(…何を言ったんだろ)アセ

    152 = 60 :

    赤土「第五試合の大星淡vs弘世菫は、開始と同時に大星が戦線離脱」


    「全く、ホントあの会長性格悪いよね」ハァ

    「なに…?」

    「安心していーよ。悪いけど、あなたとは戦う気がしないからね~」アワッ


    赤土「恐らく、次で勝てると判断したんだろうな」

    穏乃(淡らしいなぁ…)

    赤土「だが」

    154 = 60 :

    赤土「第六試合新子憧と末原恭子の試合は」

    「いや…明らかにまだ戦える状態じゃないでしょ」

    末原「」カタカタカタカタ

    赤土「憧が末原の精神的ダメージを理由に延期を要求して、先に大星とギタラテルが戦うことになった」

    赤土「そして。あの子にとって、最大の誤算がそこにあった」


    藤田「始め!!」

    「さ~てとっ。一撃でふっ飛ばしちゃうから覚悟しといてね~」グルグルッ

    ギタラテル「…………」

    ギタラテル「久し振りだね。淡」

    「?」

           ギュルルルルル!!! ビリビリビリビリッ!!

    「うそ……なんでっ……」ダラダラ

    157 = 60 :

    「テルー……!!」

    「や」ヒョイッ


    「…………」

    「風圧で覆面を外した…。意外と整った顔をしていたんだな」

    「そんな事より、あのガキんちょの様子…。もしかしてあの二人って知り合いだったの?」

    「どうなんでしょう…。淡のあの怯え様を見るに…あまり良い関係では無いみたいですが」

    158 = 60 :

    「どうしてテルがここに居るの…?」

    「次のお仕事の都合で、プロ雀士の資格が欲しかったんだ。でも、奇遇だね」

    「淡がプロ雀士になりたいと思ってるなんて知らなかったよ」

    「…別に、なりたかった訳じゃないよ。ただ何となく暇潰しに受けてみただけ」

    「そっか。それを聞いて安心したよ。心おきなく忠告できる」

    「淡にプロ雀士なんて向いてないよ。淡はずっと家の中で……」

        「――私の傍に居ないと駄目だから」ギュルルルル!!!
     

    161 = 60 :

    穏乃「本当にそう言ったんですか?話は聞いてたけど、凄い家族だなぁ」

    穏乃(…あの時の淡の言葉)


    『んー。私はずっと閉じ込められてたから、外の世界が見てみたくなったんだ』

    『私のコト、溺愛してるから。テルは』

    穏乃『?テルって、誰の事?」

    『んー…私のお姉ちゃん、みたいな人かな』

              『―――本当のお姉ちゃんじゃないけどね』


    穏乃(珍しく沈んだ顔して言ってたから印象に残ってたけど…)

    穏乃(淡。淡のこれまでは…何があったの?)

    162 = 143 :

    しえしえ

    163 = 60 :

    「淡が望むなら、私は何でもしてあげる。何でも好きなものを与えてあげるのに」

    「どうして私の所から逃げ出したりしたの?」

    「…………っ!」ゾゾゾッ!!


    「…………」

    (な、なんなの!?このプレッシャー尋常じゃない!!)

    (あの淡が完全に圧倒されている…!)

    (或いは咲さ…宮永さん以上の圧力を放っています)

    164 = 60 :

    「欲しいものが…あったの」ブルブル

    「うん。だからそれなら言ってくれれば良かったのに」

    「おもちゃでもゲームでもお菓子でも、欲しいものなら何でも私が「無理だよっ」

    「だって私が欲しいのは…テルには絶対用意出来ないものだから」

    「私が用意出来ない?なに、それ?」

    「…………っ」グッ

    「嘘つき。本当は欲しいものなんて無いんでしょ」

    「あるもん!私は………」


       「穏乃と…友達になりたい」
     
     

    165 = 149 :

    穏乃の命が危ない

    167 = 60 :

    「………っ!」

    「もう閉じた暗い世界で、人殺しするのなんてうんざりだよ…」

    「普通にシズノと友達になって…普通に遊びたい」

    「それは無理。淡に友達なんて必要無い」

    「淡の世界には私だけ居れば良い。私だけを見ていれば良いんだから。だから……」

    「私は――テルの妹の代わりじゃない!!!」

    「――――っ」

    「これまで育ててくれて、愛してくれて、テルにはすっごく感謝してるよ」

    「けど私には、私の人生があるのっ!自由に生きてっシズノと…ひっ!」ビクッ!

    「……………」ゴゴゴゴゴゴ…!!

    169 = 60 :

    「あ、あわわわ…………」カタカタ…ペタンッ

    「お痛が過ぎたね…淡。すぐに謝れば許してあげるつもりだったけど…お仕置きだよ」ギュルルルルル

    「いや………」グスッ

    「それとね、淡。そもそも淡には友達なんて出来っこないんだよ」

    「淡は相手を殺せるか殺せないかでしか判断出来ない。そう教え込まれたからね」

    「今の淡には彼女がまぶし過ぎて、測りきれないでいるだけ。友達になりたい訳じゃない」

    「違う……」

    「側に居たら、きっといつか淡は穏乃を殺したくなるよ。殺せるか殺せないか試したくなる」

    「何故なら淡は、根っからの麻雀狂だから」

    「違うもん…っ」プルプル

    170 = 60 :

    「…………」ザッ

    藤田「さっきも言ったが…」サッ

    「分かってるわよ。手は出さない」

    「淡!!アンタのお姉ちゃんか違うのか何か知らないけど、言わせてもらうわよ!」

    「そいつはバカ野郎のイカレ野郎!聞く耳持つ必要無い!」

    「いつもの調子でさっさとぶっ飛ばして合格しちゃいなさい!」

    「シズと友達になりたいぃ?寝ぼけんな!!」

        「とっくにアンタ達友達同士でしょうが!!」

    「っ!」

    172 = 60 :

    「少なくともシズはそう思ってるはずよ!…何か悔しいけど」ボソッ

    「最後は余計でしたが…私も同意です。淡、穏乃を見くびってはいけませんよ」

    「…そうなの?」きょとん

    「当たり前でしょバーカ!!」

    「そっか…困ったな。向こうはもう友達のつもりなんだ」フム… ポンッ!

        「よし、穏乃を殺そう」

    「―――っ!?」

    173 = 60 :

    「可哀想だけど、仕方無いよね」

    「私と淡の間に勝手に入って来たんだから、どいて貰わないと」スタスタ

    藤田「おい。ちょっと待て、試験はまだ終わって…」

    「ドロボウ猫はどこ?」ゴォッ!!!!!

    藤田「…っ!!!と、隣の控室……だ」ガタガタ

    「ありがとう」スタスタ

    「!」


    「…………」 和「…………」 辻垣内「…………」

    「通せんぼ…」ムゥ

    175 = 60 :

    「困ったな…。ここでこの人達を殺しちゃったら」

    「私が落ちて、自動的に淡が受かっちゃう…。あ、それは穏乃を殺しても同じか」

    「どうしよう………そうだ」

        「まず合格してから、穏乃を殺そう」

    「っ…………」ガクガク

    「それなら仮にここの人を全部私が殺しても、合格は取り消されないですよね?」

    健夜「うん。ルール上は問題無いね」

    176 = 60 :

    「聞いた?淡」

    「私と戦って勝たないと、穏乃を助けられない」

    「…………」

    「友達の為に、『本気の』私と戦える?」ギギギ…

    「出来ないよね。淡の中ではもう答えは出てる」

    「『私の力じゃお姉ちゃんを倒せない』」

    178 = 60 :

    「勝ち目の無い敵とは戦うなって私がいくら言っても、喧嘩っ速い淡は聞いてくれなかったけど…」

    「流石に私と戦ったらどうなるか位は…」

    「分かるよね?」

    「…ぅ……あ…」ヨロ・・・

    「動かないで」

    「少しでも牌に触れたら、戦闘開始の合図とみなす」

    「同じく、私の手が山に触れた瞬間から、戦い開始とする。止める方法は一つだけ…」ス…

    「…………」ブルブル

    「だけど淡、忘れないでね。淡が私と戦わないと、大事な穏乃が死ぬことになるよ」

    「やっちまいなさい淡!!どっちにしろアンタもシズも殺させやしない!!」

    「そいつは何があっても私達が止めるから、アンタのやりたい様に――


                「まいった」


    「私の……負けです」

    180 = 60 :

    「ふー良かった。これで戦闘解除だね」フー

    「あはは。冗談だよ淡。穏乃ちゃんを殺すなんて嘘」ナデナデ

    「ちょっと淡を試してみただけ。でも、これではっきりしたね」

      「――淡に友達を作る資格なんてない。必要も無い」

    「今迄通り母さんと私の言う事をよく聞いて、私の傍に居てくれれば良いから…」ギュッ…!

    「……………」ウツロ

    182 = 60 :

    赤土「その後は抜けがらの様だったな」

    赤土「和や憧が何を言っても、反応すらしていなかった」

    赤土「それが突然―――」


          「ダブリー一発ツモ」ザシュッ!!!


    末原「」バタッ ドクドクドクドク…

    「な………?」

    「……………」


    赤土「憧と末原の試合開始と同時だった。そしてそのまま…」

        「麻雀協会は、大星淡を不合格とみなした」

    183 = 60 :

    さる避け兼ねて休憩
    どしたー?ツッコミが足りないぞー?

    184 :

    みんな読んでんだよ
    察しろよ

    185 = 149 :

    まだ帰ってきてない組が多い時間帯だし仕方ないね

    186 :

    ヤンデレはええのう

    187 :

    オチまでは読む

    188 = 69 :

    ギタラテルさん咲さんとはただの赤の他人なのか、それともこんなんはもう私の妹じゃないか?

    189 = 138 :

    >>1がどこにどう突っ込んでほしがっているのかわからず困惑中)

    190 = 187 :

    咲さんがはじめちゃんみたいなタトゥー入れてるのか
    あれはシールだけど

    191 = 72 :

    今戻ってきた
    イイヨイイヨ

    192 :

    (突っ込むとこ?……どこだ?)

    193 :

    なんで麻雀で人が死んでるんです?

    194 = 72 :

    そりゃ麻雀だし人が死ぬこともあろう

    195 :

    ハンターのセリフなぞってるだけで全然麻雀関係ない件

    196 :

    ダブリー一発ツモごときで死ぬ末原wwwwww


    末原ァ…………………

    197 = 143 :

    かまって欲しかったのか・・・

    198 :

    オリジナリティが足りない

    199 :

    >>188
    姉妹だけど元々仲なんてよくなかったんだろう
    お互い無関心状態

    200 :

    咲のキャラでやる必要あるのこれ?


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