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    元スレ兄「このお兄ちゃん代行業って何ですか?」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - お兄ちゃん代行業 + - 未完 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    ~ハローワーク~

    「どんな仕事かよく分からないんですけど」

    「必要とされる家でそのように振舞えば良いのです。一月の契約で20万です」

    「まじか。結構美味しいですね」

    「そのかわり一ヶ月拘束ですよ。ただ住み込みで食事は支給されますが」

    「ふーん、結構簡単そうですね」

    「失礼ですがお兄ちゃん経験はありますか?」

    「いや、一人っ子だったんで」

    「ふうむ、難しそうですね……経験がものをいう仕事ですから」

    「頑張るからなんとかひとつ!このままじゃ冬越せないんですぅっ!」ガバァ

    「五体投地されても困ります」

    3 :

    ちょっとハロワ行ってくる

    4 :

    とりあえず続けてみろよ

    5 = 1 :

    ~数日後~

    「もうすぐ着くと思うんだけど……」テクテク

    「資料によると、母と娘の二人暮らしの家だそうだが」

    「うーん、世の中には変わった仕事があるもんだな」

    「何か事件にでも巻き込まれたら嫌だなぁ」

    「とはいえ他にろくな仕事も見つからないし……」

    「おっと、ここかな」

    「……普通の家だな。結構大きいぞ」

    ピンポン

    「はーい」

    「ドキドキ……」

    7 :

    もう11月で冷えてんだからはやくして

    8 :

    むしろ一人っ子の方が妹に幻滅していないから、いい兄を演じられると思うんだ

    9 :

    ジャイ子

    10 = 1 :

    「こ、こんにちわ」

    「あら……?貴方は……」

    「あ、あのー『お兄ちゃん代行』の……(き、綺麗な女の人だな…)」

    「…………」

    「(こ、この沈黙はなんなんだろう……やっぱ騙されてるのか、俺は?)」

    「お帰り、お兄ちゃん」ニコ

    「へ?」ドキ

    「お母さんこれからお仕事なの、留守番しててくれない?」

    「え……あ……はい」

    「ふふ、はいなんて他人行儀な子ね、変なの」

    「(も、もう……始まってるのか)」

    11 = 1 :

    「あ、あの、留守番っていきなり……」

    「晩御飯は作ってあるからね、食器も洗っておいてくれると嬉しいな」

    「え、えーと……はい」

    「夕方になったら妹ちゃんも帰ってくるから、一緒に食べて」

    「あぁ、えっとはい」

    「じゃあ、お願いね……お兄ちゃん」

    「!?」

    「どうしたの?ふふ」

    「い、いえなんでも……慣れてないので」

    12 = 1 :

    チクタクチクタク

    「いきなり知らない人の家で留守番とは」

    「うーん、すごく肩がこるなぁ……退屈だし」

    「勝手に人の家でくつろぐわけにもいかないし」

    「……いや、お兄ちゃん代行なんだからいいのか。でもなぁ……」

    「……まだこの家の資料、ちゃんと読んでなかったな」

    「資料と呼べるほどちゃんとしたもんでもなかったが」

    「えっと、母が3○才……結構若いな」

    「5年前に旦那さんを亡くしてるのか、ふむふむ」

    13 :

    つづきはよ

    14 :

    勃起が止まりません

    15 :

    ふぅ...

    17 = 1 :

    「仕事は、子供服会社の社長さんかぁ」

    「こんなサービスにぽんとお金払うんだから、やっぱそれなりにお金持ちなんだな」

    「で、娘さんが……じゅう……若いな、まだ」

    「写真もないからどんな子かわからないのが痛いな」

    「ぶっちゃけ見た目でこの仕事にかかるやるが大いに違ってくるんだが」

    「……」

    「あれ、なんか資料の途中のPが無い……」

    「ま、いいか。あとで貰いにいけば」

    19 :

    転職すっか

    20 :

    ぁもしろい

    21 = 1 :

    「というわけで夕方になってしまった」

    「うぅ、ずっと座りっぱなしでお尻が痛い」

    「あんまり体を伸ばしてくつろぐわけにもいかないしなぁ」

    「いきなり失敗やらかして首になったら困るし」

    「……もうそろそろ妹ちゃんが帰ってくる時間なんだろうけど」

    「うぉぉ……どんな子なんだろう……」ドキドキ

    「こういうサービスを頼むってことはきっと、お兄ちゃんが欲しいってことなんだよな」

    「うーん……うまくできるのかなぁ、俺」

    「……あれ、玄関が開いてる……」

    「はふぅっ!来たっ」

    22 :

    >>19
    チェンジで終わりに決まってんだろ

    24 = 1 :

    「えっと、おかえりー……でいいのかな?」

    「ゲププw誰なのよアンタ」

    「うがっ!なんだこのデブスは……」

    「人の家に勝手に上がりこんで……泥棒じゃね?レイプ魔?いやあああああああ」

    「だ、誰がお前みたいなクリーチャーを…!」

    「やられちゃうわー!きゃーイヤー!せめてゴムつけてあと上のお口だけは死んでも守るから!」

    「こ、コイツが妹かよ……ちょっといろいろと無理なんですけどっ!」

    「妹友ちゃん、どうしたの?」

    「え?」

    「あ……」

    26 :

    これは俺得スレ

    27 :

    よろしい続けたまえ

    28 = 1 :

    「あ、あの……(こっちの子…かな)」

    「……おかえりなさい、お兄ちゃん」ニコ

    「……(か、かわいい)!」ドキン

    「は?お兄ちゃん?レイプ魔じゃないの?」

    「……私のお兄ちゃんなのです。しばらく家にいなかったけど」

    「へー……お兄ちゃんいたんだ」ジュル

    「な、なんで舌なめずりしてんの……」

    「妹友ちゃん、お部屋に行ってて?私飲み物もって行くから」

    「コーラだったら赤コーラね。なかったら甘けりゃなんでもいい」

    「お前みたいのはお茶を飲めお茶を」

    29 = 1 :

    「……」カチャカチャ

    「あの……はじめまして、今日から一緒に」

    「その先は言わなくていいのです」

    「え?でも……」

    「お母さんが勝手に頼んだのです。私には関係ないのです」

    「そ、そんな……でも俺」

    「……別に出て行けとは言わないです。一ヶ月私が我慢すればいいだけですから」

    「……さっきはでも、笑ってくれたのに」

    「あぁしないと嘘だって事がばれます。こんなの頼んだなんて恥ずかしいですから」

    「……」

    「……私にお兄ちゃんなんて必要ないのです。それじゃごゆっくり」

    「あ、あの……」

    「……」

    「これってかなり厳しいのでは……」

    31 = 1 :

    ~兄の部屋~

    「資料によるとここが俺の部屋か」

    「ここで一ヶ月生活するのかぁ」

    「……さっきの女の子の様子からすると、かなり難易度が高そうだったけど」

    「なんつうか、もっとウェルカムな環境を想像していたのに」

    「ここまでの状況を整理すると……この仕事を頼んだのはお母さんで」

    「それを妹ちゃんはあんまり快く思ってない、と」

    「母親の自分があんまり家にいられないから、このサービスを頼んだってところかなぁ」

    プルルル

    「なんだ、ケータイか?」

    「もしもーし」

    『うふふふ、お仕事頑張ってマスカー?』

    「あ、ハロワの?さんですか」

    『デスー』

    32 = 1 :

    「なんつうか、あんまり歓迎されて無い感じなんですけど」

    『おや、おかしいデスネーそんなはずないんですケドー』

    「お母さんはともかくとして、妹ちゃんがちょっと」

    『仕事デスからー頑張って下さいー』

    「棒読み腹立つんでやめてください」

    『だから難しいっていったじゃないデスカー』

    「うぅ、それは確かに」

    『失敗したらBL載せて以後仕事紹介しないんでそこんとこよろシコー』プツ

    「ちょ、まじか」

    35 :

    本日のデュフ男スレと聞いて。
    最近完結率低下を今日こそ克服すべし

    37 = 1 :

    >>34
    なんだよどっちも男じゃねーか
    いじめられたら腹パンして逃げればいいだろ

    38 :

    BLがそっち系のBLと読み違えてしまった・・・

    39 :

    ここはハロワに斡旋された企業の上司に対して電話する所ではなかろうか

    40 = 1 :

    コンコン

    「あのー……」

    「え……あ、はい」

    「……晩御飯です」

    「あ、もうそんな時間か。お友達は?」

    「帰ったのです」

    「そっか、そういや今日は何にも食べてなかったなぁ」グギュルルル

    「……朝から食べてなかったんですか?」

    「うん、お金なくてさ……あはは」

    「…………」

    「う、情けない男だと思われちゃったかな……」

    「……ご飯なら好きなだけ食べればいいのです。用意できてますから」

    「ひゃっほー」

    41 = 1 :

    「はむはむはむはむ」

    「す、すごい食欲です……」

    「うまいっ!五臓六腑に染みわたるぅっ」

    「……」

    「お母さん、料理上手だね」

    「ほとんど出来合いのものばかりです。買ってくるだけです」

    「そ、そうか……忙しいんだろうね」

    「……おかわりどうぞなのです」

    「え、……あぁ、ありがとう」

    「……」

    「(根は優しい子……なのかな)」

    43 = 1 :

    「うー……食った食った」

    「お、おひつが空になりました……すごいです」

    「皿とか俺が洗うから貸して」

    「い、いいです……私がやりますから。お客さんは黙って座っててください」

    「お客さん、って位置づけなのか、俺は」

    「……」

    「あのさ、うまく出来るかわからないけど……お兄ちゃんの役目」

    「……」

    「一生懸命やってみるからさ、すぐには無理だろうけど」

    「……ウソのお兄ちゃんなんかいらないのです」

    「ウソも百篇言えば本当になるって言うし」

    「……ならないです」

    「と、ともかく……妹ちゃんの生活を楽しくするためにここに来たと思うんだ、俺」

    「……」

    44 :

    いもぺろさるよけ

    47 = 1 :

    「正直、兄貴ってのがどういうのかよくわかってないんだけど」

    「……」

    「頑張るからさ、あんまり邪険にしないで欲しいな、なんて。あはは……」

    「……」

    「あ、そうだ。宿題見てあげようか?それとも一緒にゲームでも…俺の部屋にあったし」

    「……わ、私に構わなくていいですから!私の生活に入ってこないでください!」

    「ま、待って……」

    「ふぅ……だめだこりゃ」

    48 :

    エロゲだなあ

    49 = 35 :

    爆発する準備はできているぞ。いつでも来い!

    50 = 35 :

    しかし今日のデュフ男はキレがいいぞ。頑張れ


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