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    元スレ大臣「あなたは私たちの期待に足りうる人材ですか」勇者「……あっ」

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    301 = 231 :

    勇者は僧侶の寿命の事気づいてないんかな

    304 :

    ねむい

    306 = 297 :

    そろそろ眠い

    313 = 311 :

    ほい

    314 :

    まだ残ってたのか
    保守

    315 :

    >>304-306
    あなたはだんだん眠くな~る~。

    320 :

    ほっしゅ

    322 = 311 :

    324 :

    まだあったのか
    良かった

    329 = 282 :

    330 = 243 :

    魔法使い「……何?」ギロ

    戦士「いや、その(違うそんなノリじゃない!)」

    魔法使い「用がないならどっか行ってよ、私たち先を急いでんだから」

    僧侶「あわわ、魔法使いさん冷たいですよー」

    戦士(……爽やかに、言うしかねえよなもう!)

    戦士「お、俺を仲間にしてくれ下さい!(やっべえちょっとミスったあ!)」

    魔法使い「……はあ?」ジト

    僧侶「勇者さーん、勇者さーん」オロオロ

    勇者「……あ、俺は全然、その良いよ。心強いし」

    333 = 243 :

    戦士「ほ、ほんとうか!?(うおお、嫌われないようにしよう!)」

    魔法使い「ちょっと勇者、正気?」

    勇者「戦闘手伝ってくれないどっかの誰かさんよりはマシでしょう」

    魔法使い「……あ、あんたも言うようになったじゃない。っていうか城の隠し財宝で仕事したじゃない」

    勇者「勇者たちの仕事ではねえよ……」

    僧侶「よろしくお願いしますね!」

    勇者「あ、よろしく!」

    魔法使い「……っち」

    戦士「よろしくな!」

    僧侶「四人目の仲間ですね! 勇者さん!」

    勇者「うん、ようやく勇者のPTっぽくなってきたのかな」

    334 = 233 :

    猿よけ支援

    335 = 243 :

    戦士「改めて、俺は……『戦士』だ」

    勇者「あ、勇者」

    僧侶「僧侶です!」

    魔法使い「……」

    勇者「こっちは魔法使い」

    戦士「すっげえ睨まれてら……」

    勇者「でもどうして? 前まで凄く嫌がってたのに」

    戦士「そういう性分なんだよ」

    魔法使い「立派な性分ねー」

    戦士「というかまあ、その、俺もまた外を旅しても良いかなーって」

    勇者「うん。あ、じゃあ出発しようか?」

    戦士「ああ、そうしようぜ」

    僧侶「しゅっぱーつ!」

    336 = 320 :

    しえん

    337 :

    やっと追いついた
    支援

    339 = 243 :

    ―街の外―

    魔法使い「思えば最初の街なのよね、まだ」

    僧侶「なんかすっごい長く感じましたね……」

    戦士「ここから魔王の城までどのくらいなの」

    魔法使い「ずーーーっと向こうよ、逃げ出しても良いんだからね?」

    戦士「んなことしねえって……」

    勇者「露天商さんにはあいさつしたの?」

    戦士「……はあ!? 別にあんなやつにあいさつなんていらねえし! 黙って来たんだよ!」

    僧侶「えー、友達って言ってたじゃないですかー?」

    戦士「うぐっ」

    魔法使い「野郎のツンデレとかやめなさいよ気持ち悪い」

    戦士「ちっげえよ、もうあの街に飽きたからお前らについて行こうと思っただけだ!」

    勇者「まあ何はともあれ、次の街に進もうか」

    341 = 243 :

    魔法使い「ここから魔王の城目指すなら、次は村を目指すのが最短ルートね」

    勇者「最短ルートで良いかな?」

    僧侶「私は良いですよ! 村行ってみたいです!」

    戦士「……」


    露天商『対象者の寿命のほんの少しを大幅に拡張させて治癒、再生、蘇生させるのが本来回復魔法っつわれてるんだ』

    戦士『だとしたらよ、僧侶ちゃんってどうなってんだ? 自分の寿命使ってるんだろ?』

    露天商『そういう体質のやつは数は少ないがいる。だが当然早死にするかそもそも僧侶になんてならねえ』

    戦士『その体質自体少ない上に、そんなんで僧侶になるやつなんざほぼいねえってわけか。ますますもって謎だなあの子』

    露天商『あの勇者、思った以上にワケあり物件抱え込んでそうだぜ? お前もその仲間に加われよ?』ニヤ

    戦士『……うっせーよ馬鹿、死ね』


    僧侶「なに考えごとしてるんですかー?」

    戦士「……ん! いや、ぼーっとしてただけだ、なんでもねえなんでもねえ!」

    345 = 243 :

    …夜…

    勇者「森に入る前にここらで野宿するか」

    戦士「テント張っといたぜ」

    魔法使い「手際良いわねずいぶん」

    戦士「見直したか!?」

    魔法使い「……あと一兆回ぐらいやってくれれば見直すかもねー」

    戦士「よっしゃ! テント崩してあと一兆回だ!」

    魔法使い「今しなくて良いのよバカ!」

    ギャーギャー

    勇者「ふんふんふーん」ジュージュー

    僧侶「料理作ってるんですか!?」

    勇者「……ああ、お城の料理には見劣りするけどね、母さんが野宿でもしっかりした物食べなさいって」

    僧侶「私勇者さんの料理好きですよ! 食べたらすっごい力が湧いてくるんです!」

    勇者「ハハハ、ありがとう」

    346 :

    鼻歌歌いながら家事こなせれば一人前だってかあちゃんが

    347 = 243 :

    戦士「うめえうめえ」モグモグ

    僧侶「美味しいです!」

    勇者「ありがとう」

    魔法使い「もういっそのこと料理担当勇者にさせる?」

    勇者「それは勘弁してくれよー、俺は魔法使いの作った料理も食べてみたいのに」

    魔法使い「……」

    戦士「あれ、お前顔赤くねえ?」

    魔法使い「うるせえ」グサ

    戦士「グオオオオオオ! フォークで刺すなよバカ!」

    勇者「……食事が終わったら寝ようか。俺、外見張ってるから」

    戦士「俺も交代で見張るぜ」

    勇者「……あ、ありがとう。助かるよ!」

    349 = 243 :

    …深夜…

    勇者「……」

    戦士「よっ、見張り交代しようぜ。中で寝てこい」

    勇者「うーん、そう、しようかな」スク

    戦士「……なあ、『勇者』ってどういう気分なんだ?」

    勇者「……少なからず俺は、良い気分じゃないな」

    戦士「っは、やっぱそうなのか。それあ『勇者』本人になってみねえとわからねえんだろうな」

    勇者「でも、まあ、俺にしかできないことが最初から決められてるってのも気楽なのかもね」

    戦士「お前も結構ノーテンキなやつなんだな」

    勇者「……そうでもしないと生きていけなかっただけだよ」

    戦士「……」

    勇者「とりあえずは、頑張って魔王討伐を目指すつもり」


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