元スレ憧「宥姉あの人のこと好きなんでしょ?」宥「ふぁ!?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
101 = 7 :
宥「はぁ……はぁ……」
憧「間一髪だったね、宥姉」アハハ
宥「本当に危なかった……声、かけられて……」
憧「偶然装って正体明かしても良かったと思うよ?」
宥「そ、そんなこと出来ないよぉ……」
憧「ふふ、やっぱり宥姉は宥姉だね」ニコ
憧「ところで、あの二人については何か分かった?」
宥「うん……憧ちゃんの言う通り、菫ちゃんとあの子はそういう関係じゃなかった」
憧「そっか。それが確定しただけでも頑張った甲斐あったじゃん」
宥「うん」ニッコリ
憧(良い笑顔……本当にあの人のこと好きなんだな……)
憧(また時間が出来たら色々訊いてみたいかも……馴れ初めとか、好きになったきっかけとか……)
103 = 7 :
宥「あ、菫ちゃんたち……外に出て……」
憧「どうしよっか。このまま尾行続ける?」
宥「……ううん。もういい」
宥「知りたい事は知れたから」ニコ
憧「そっか」フフ
宥「今日は本当にありがとうね憧ちゃん。もし憧ちゃんに後押しされてなかったら、今頃……」
憧「いいっていいって。私がおせっかいで勝手にやったことだから」
憧「それにもしバレちゃってなんかあったらどうしよう、って内心ドキドキだったし」アハハ
宥「そうなんだ……」フフ
憧「それはそうと、このあとどうしよっか? 宥姉は何か用事とかあるの?」
宥「ううん、特には無いけど……」
憧「じゃあさ、今から一緒にデートしようよ」ニコ
宥「……えっ?」
104 = 75 :
憧宥ありだと思います
105 = 7 :
――――――――――――――――――――――――――――――
淡「お腹減った……」
菫「何も食べて来てないのか?」
淡「もちろん。お出かけするのにご飯食べて行くなんて勿体ないよ」
菫「どういう意味なのかさっぱり分からんのだが……」
淡「出先でお腹いっぱい食べた方が幸せってこと」ニコ
菫「空腹の状態で歩き回るのは辛くないか?」
淡「し、幸せの貯金だよ」
菫「なるほどな」
淡「どこかに良い感じのお店ないかなー」キョロキョロ
淡「喫茶店みたいな雰囲気のお店でオムライス食べたい!」
菫「随分と限定的なんだな……」
106 = 37 :
>>104
阿知賀のツートップか
108 = 7 :
淡「スミレもただ歩いてるだけじゃなくてちゃんと探してね?」
淡「考え事するのは家に帰ってから」ニコ
菫「っ……」ドキ
菫(昔から妙に勘が働くというか、鋭いというか……)
淡「カレーとかもアリかな……いや、でもやっぱりとろとろのオムライスを……」
菫(しかし、淡の言う通りなのかもしれないな……)
菫(さっきの女性のことは確かに気になるが、考えてもしょうがないんだから……)
淡(ん? あれって……)
憧「~♪」
宥「……」フフ
淡「アコだ!!」
菫「!?」ビク
110 = 7 :
菫「きゅ、急に大声出すな!?」
淡「ごめんなさい……」アハハ
淡「でもあの服屋さんに知り合いがいて……!」
菫「知り合い?」チラ
淡「うっわー、すっごい偶然……さっきの間違い電話のおかげかなぁ……」
菫「……」
淡「私声かけてくるね! せっかくなら一緒にご飯食べて……」
菫「待て」ガシ
淡「え?」
菫「……ま、待て」
112 :
なるほど、ここで逆転か
113 = 102 :
淡という尾行に一番不向きな人材
114 = 7 :
淡「どうしたのスミレ?」
菫(あの場に宥がいるのはいい……)
菫(いや、正直驚き過ぎて手が震えているが、こういう偶然もあるだろう……ただ)
菫(隣にいるあの女は誰だ……?)
憧「宥姉これとか絶対似合いそう」スッ
宥「こういう薄いのはちょっと……」
菫(宥と一体どういう関係で……)
淡「スミレ大丈夫? すっごい顔青くなってるよ? おーい」
116 = 7 :
菫「あ、淡。一つ訊いてもいいか?」
淡「なに?」
菫「あのツインテールの少女はお前の知り合いか?」
淡「うん、そうだよ。クラスは別だけど」
菫「その……なんだ。恋人がいるとかって話は聞いていないか?」
淡「なになに? もしかしてスミレ、アコに一目惚れしちゃって……」ニヤ
菫「断じて無い」
淡「ですよねー。じゃあなんでそんなこと訊くの?」
菫「そ、それは……」
淡「?」
118 = 46 :
寝る前に支援
119 = 7 :
菫「……分かった。質問を変えよう。あの少女の隣にいる女性のことは知ってるか?」
淡「うーん……知らないなぁ。スミレの知り合いか何か?」
菫「まあ、そんなところだが……」
淡「分かった! スミレあの人のこと好きなんだ!」
菫「は、はぁ!? なに言ってるんだお前!?」
淡「って図星なんだ……」アハハ
菫「ち、違う! 断じてそんなことはっ」
淡「あ、お店から出て来た」
菫「!?」
菫「こっちに来い! 隠れるぞ!」グイ
淡「きゃあ!? ってなんで隠れる必要あるの!?」
120 = 16 :
眠いけど寝れない
121 = 57 :
ふんふむ
122 :
ふんふむ
123 = 7 :
―――――――――――――――――――――――――――――――――
憧「良い買い物しちゃったなー♪」
宥「ふふ、良かったね憧ちゃん」ニコ
憧「宥姉もあの服買えば良かったのに。すっごく似合ってたよ?」
宥「あそこまで薄いのはちょっと……」
憧「服選びにも苦労するんだから、宥姉も難儀だよねぇ」
宥「夏用の服とかは買わなくて済むから、そういう意味ではお得だよ?」
憧「それはそうかも……」
菫(一体何の話をしてるんだ……どうしてそんなにも良い雰囲気で……)コソコソ
淡「ねえスミレー。もうこんなことやめようよー」
淡「私お腹空いた……」グウ
菫「何か食べるなり勝手にすればいいだろ。帰りたいなら帰れ」
淡「うわぁ。今の発言はちょっと信じられないかも……」
124 = 122 :
ふんふむ
126 = 102 :
鬼だな
127 = 7 :
菫「当初の用事は済んでいるんだ。別にいいだろ」
淡「本当に今はあの人のことしか頭に入ってないんだね……」ハァ
淡「もし私がスミレのこと好きだったら泣く自信あるよ?」
菫「付き合いの長いお前にだからこそ本音を出しているんだ」
淡「それにしたってさっきのは酷いと思うなー」
淡「一緒に甘いもの買いに行こうって話もしてたのに……」ムス
菫「はぁ……悪かったよ。後で昼飯奢ってやるから機嫌を直せ」
淡「本当に!? 約束だよ!?」
菫「何なら照へのお菓子代も私が出してやる。その代わり」
菫「あの少女について知っている事を全て教えろ」
淡「了解! えっとね、あの子は新子憧って言って、家は神社やってて……」
128 = 16 :
この世界のクラス編成が気になる
129 = 7 :
憧「ねえ宥姉」
宥「?」
憧「手繋いでいい?」ニコ
宥「え……?」
憧「まあ勝手に繋ぐんだけどね」ギュ
菫「!」
淡「部活は確か演劇部とか言ってたような……」ウーン
宥「きゅ、急にどうしたの憧ちゃん……?」
憧「いや、ちょっと手が冷たくてさ。宥姉にあったかさを分けてもらおうと思って」
宥「憧ちゃんは手袋とかしないの?」
憧「うん。ちょっと苦手で」アハハ
130 = 102 :
同じ学校設定はSS速報にもあるから、ちょっとごっちゃになるな
131 = 7 :
憧「にしてもやっぱ宥姉はあったかいなぁ……この寒さなら腕に抱きついたりしたいかも」フフ
宥「さ、流石に街中だから……ね?」
憧「そんなこと言わずにあったかくなろうよ。私と宥姉の仲じゃんっ」ギュ
宥「ひゃっ」
憧「あー、本当にあったかい……この感じ久しぶりかも……」
宥「ま、周りの人が見てるから……その……」アワワ
憧「ふふ、こうやってると私たちでもカップルに見えたりするのかな?」
憧「宥姉はどう思う?」ギュ
宥「あ、憧ちゃ……」カァ
134 = 7 :
淡「くらいかなぁ」
淡「あと、好きな人はいるっぽいんだけど全然話してくれなくて……」
淡「って聞いてるのスミレ? さっきからどこ睨んで……」チラ
淡「……おお」
菫「……」ゴゴゴゴ
淡「あんなにもひっついて、あの二人ラブラブだねー」
淡「あ、もしかしてアコの好きな人ってー」ニヤ
菫「淡」
淡「?」
菫「あのツインテールを宥から引き剥がしてこい」ギロ
淡「スミレ、落ち着いて」
135 :
これはアコチャーわざとですわ
137 = 122 :
>>130
おしえちくりー
138 = 7 :
淡「あとあれはツインテールじゃなくてツーサイドアップだよ?」
菫「そんなことはどうでもいい!」
菫「なんなんだあの女は!? ここは街中だぞ!?」
菫「大勢の人間がいるにも関わらずあんなにもベタベタして……非常識極まりない!」
菫「そもそもアイツと宥はどういう関係で……」イライラ
淡(スミレってここまで分かり易くヤキモチ妬くんだ……ちょっと、いやかなり意外かも)
菫「クソっ……あのアホ共が相手だったら……」ブツブツ
淡(そんなにもあの人のことが好きで……)ジー
139 = 7 :
憧「あ、そういえば。宥姉お昼食べた?」
宥「ううん、まだだけど……?」
憧「じゃあさじゃあさ、あのお店入ってみない? 私お腹空いちゃって」エヘヘ
宥「あのお店……」ジー
憧「洋食とか食べれそうな感じだし、何より雰囲気良さそうだから入ってみたいなー、って。どう?」
宥「うん、すごく良いと思う……。ちょうど歩き疲れてきたところだったし、入って休憩しよっか」ニコ
憧「ふふ、決定だね。あたしの予想ではあの看板に載ってるオムライスが狙い目で……」
140 :
演劇部
つまり全部、部長譲りか
141 = 102 :
>>137
照「清澄にも麻雀部はあるのか・・・」【咲-saki-】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1343752471/
同一校設定は途中から
142 = 122 :
ふんふむ
143 = 122 :
>>141
サンクス
こういう同一設定ほんとすき
144 = 7 :
菫(あの洋食店に入って行くのか……)
菫(どうする。私たちも入るか? しかし、中の様子が分からない以上見つかる危険性が……)
淡「……」グゥゥ
菫(外で待っているのが無難か……出来る事ならなんとか接近して、会話などを盗み聞きしたいが……)
淡「……」グゥゥ
菫「……腹の音で語りかけて来るな」
淡「お腹空いた」
菫「はぁ……」
145 = 7 :
淡「もう我慢出来ない」
菫「分かったよ……何か適当に買って来るからちょっと待っ」
淡「あのお店のオムライス食べたい」
菫「……な、何言ってるんだお前?」
淡「あの看板見て。もう見るからに美味しそうで……」テクテク…
菫「ま、待て!! あの二人が中に居るんだぞ!?」
淡「すごく良い匂い……お店の雰囲気も良い感じだし……」テクテク…
菫「おいコラ!?」
146 = 122 :
ふんふむ
147 = 122 :
さるよけ連打
148 = 122 :
さるよけ連打
149 = 7 :
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
憧「休日にこういうお店でランチって洒落てるよねー」
宥「ふふ、そうだね。私はあんまり家から出ないから、外で何か食べること自体久しぶりかも……」
憧「宥姉は相変わらずインドアだね。まあ、体質的にしょうがないかもだけど」
宥「今日みたいに寒い日じゃなかったらほどほどには出歩くんだよ?」
憧「それって冬は外に出ないってことだよね」アハハ
宥「う……」
憧「花の高校生なんだから、恋人の一人でも作ってショッピングとか楽しまないと損だよ?」
宥「恋人……」
憧「ねえねえ、さっきの人の話訊かせてよ」ズイ
宥「さ、さっきの人……?」
憧「もう、とぼけちゃって。誰のことなのか分かってるくせに」クス
150 :
ただひたすらにキモイな
お前のオナニーみせつけんな
文才なさすぎキモスギ
みんなの評価 : ★
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