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元スレ憧「宥姉あの人のこと好きなんでしょ?」宥「ふぁ!?」

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101 = 7 :

「はぁ……はぁ……」

「間一髪だったね、宥姉」アハハ

「本当に危なかった……声、かけられて……」

「偶然装って正体明かしても良かったと思うよ?」

「そ、そんなこと出来ないよぉ……」

「ふふ、やっぱり宥姉は宥姉だね」ニコ

「ところで、あの二人については何か分かった?」

「うん……憧ちゃんの言う通り、菫ちゃんとあの子はそういう関係じゃなかった」

「そっか。それが確定しただけでも頑張った甲斐あったじゃん」

「うん」ニッコリ

(良い笑顔……本当にあの人のこと好きなんだな……)

(また時間が出来たら色々訊いてみたいかも……馴れ初めとか、好きになったきっかけとか……)

103 = 7 :

「あ、菫ちゃんたち……外に出て……」

「どうしよっか。このまま尾行続ける?」

「……ううん。もういい」

「知りたい事は知れたから」ニコ

「そっか」フフ

「今日は本当にありがとうね憧ちゃん。もし憧ちゃんに後押しされてなかったら、今頃……」

「いいっていいって。私がおせっかいで勝手にやったことだから」

「それにもしバレちゃってなんかあったらどうしよう、って内心ドキドキだったし」アハハ

「そうなんだ……」フフ

「それはそうと、このあとどうしよっか? 宥姉は何か用事とかあるの?」

「ううん、特には無いけど……」

「じゃあさ、今から一緒にデートしようよ」ニコ



「……えっ?」

104 = 75 :

憧宥ありだと思います

105 = 7 :

――――――――――――――――――――――――――――――

「お腹減った……」

「何も食べて来てないのか?」

「もちろん。お出かけするのにご飯食べて行くなんて勿体ないよ」

「どういう意味なのかさっぱり分からんのだが……」

「出先でお腹いっぱい食べた方が幸せってこと」ニコ

「空腹の状態で歩き回るのは辛くないか?」

「し、幸せの貯金だよ」

「なるほどな」

「どこかに良い感じのお店ないかなー」キョロキョロ

「喫茶店みたいな雰囲気のお店でオムライス食べたい!」

「随分と限定的なんだな……」

106 = 37 :

>>104
阿知賀のツートップか

108 = 7 :

「スミレもただ歩いてるだけじゃなくてちゃんと探してね?」

「考え事するのは家に帰ってから」ニコ

「っ……」ドキ

(昔から妙に勘が働くというか、鋭いというか……)

「カレーとかもアリかな……いや、でもやっぱりとろとろのオムライスを……」

(しかし、淡の言う通りなのかもしれないな……)

(さっきの女性のことは確かに気になるが、考えてもしょうがないんだから……)

(ん? あれって……)



「~♪」

「……」フフ


「アコだ!!」

「!?」ビク

110 = 7 :

「きゅ、急に大声出すな!?」

「ごめんなさい……」アハハ

「でもあの服屋さんに知り合いがいて……!」

「知り合い?」チラ

「うっわー、すっごい偶然……さっきの間違い電話のおかげかなぁ……」

「……」

「私声かけてくるね! せっかくなら一緒にご飯食べて……」

「待て」ガシ

「え?」

「……ま、待て」

112 :

なるほど、ここで逆転か

113 = 102 :

淡という尾行に一番不向きな人材

114 = 7 :

「どうしたのスミレ?」

(あの場に宥がいるのはいい……)

(いや、正直驚き過ぎて手が震えているが、こういう偶然もあるだろう……ただ)

(隣にいるあの女は誰だ……?)


「宥姉これとか絶対似合いそう」スッ

「こういう薄いのはちょっと……」


(宥と一体どういう関係で……)

「スミレ大丈夫? すっごい顔青くなってるよ? おーい」

116 = 7 :

「あ、淡。一つ訊いてもいいか?」

「なに?」

「あのツインテールの少女はお前の知り合いか?」

「うん、そうだよ。クラスは別だけど」

「その……なんだ。恋人がいるとかって話は聞いていないか?」

「なになに? もしかしてスミレ、アコに一目惚れしちゃって……」ニヤ

「断じて無い」

「ですよねー。じゃあなんでそんなこと訊くの?」

「そ、それは……」

「?」

118 = 46 :

寝る前に支援

119 = 7 :

「……分かった。質問を変えよう。あの少女の隣にいる女性のことは知ってるか?」

「うーん……知らないなぁ。スミレの知り合いか何か?」

「まあ、そんなところだが……」

「分かった! スミレあの人のこと好きなんだ!」

「は、はぁ!? なに言ってるんだお前!?」

「って図星なんだ……」アハハ

「ち、違う! 断じてそんなことはっ」

「あ、お店から出て来た」

「!?」

「こっちに来い! 隠れるぞ!」グイ

「きゃあ!? ってなんで隠れる必要あるの!?」

120 = 16 :

眠いけど寝れない

121 = 57 :

ふんふむ

122 :

ふんふむ

123 = 7 :

―――――――――――――――――――――――――――――――――

「良い買い物しちゃったなー♪」

「ふふ、良かったね憧ちゃん」ニコ

「宥姉もあの服買えば良かったのに。すっごく似合ってたよ?」

「あそこまで薄いのはちょっと……」

「服選びにも苦労するんだから、宥姉も難儀だよねぇ」

「夏用の服とかは買わなくて済むから、そういう意味ではお得だよ?」

「それはそうかも……」



(一体何の話をしてるんだ……どうしてそんなにも良い雰囲気で……)コソコソ

「ねえスミレー。もうこんなことやめようよー」

「私お腹空いた……」グウ

「何か食べるなり勝手にすればいいだろ。帰りたいなら帰れ」

「うわぁ。今の発言はちょっと信じられないかも……」

124 = 122 :

ふんふむ

126 = 102 :

鬼だな

127 = 7 :

「当初の用事は済んでいるんだ。別にいいだろ」

「本当に今はあの人のことしか頭に入ってないんだね……」ハァ

「もし私がスミレのこと好きだったら泣く自信あるよ?」

「付き合いの長いお前にだからこそ本音を出しているんだ」

「それにしたってさっきのは酷いと思うなー」

「一緒に甘いもの買いに行こうって話もしてたのに……」ムス

「はぁ……悪かったよ。後で昼飯奢ってやるから機嫌を直せ」

「本当に!? 約束だよ!?」

「何なら照へのお菓子代も私が出してやる。その代わり」


「あの少女について知っている事を全て教えろ」


「了解! えっとね、あの子は新子憧って言って、家は神社やってて……」

128 = 16 :

この世界のクラス編成が気になる

129 = 7 :

「ねえ宥姉」

「?」

「手繋いでいい?」ニコ

「え……?」

「まあ勝手に繋ぐんだけどね」ギュ


「!」

「部活は確か演劇部とか言ってたような……」ウーン


「きゅ、急にどうしたの憧ちゃん……?」

「いや、ちょっと手が冷たくてさ。宥姉にあったかさを分けてもらおうと思って」

「憧ちゃんは手袋とかしないの?」

「うん。ちょっと苦手で」アハハ

130 = 102 :

同じ学校設定はSS速報にもあるから、ちょっとごっちゃになるな

131 = 7 :

「にしてもやっぱ宥姉はあったかいなぁ……この寒さなら腕に抱きついたりしたいかも」フフ

「さ、流石に街中だから……ね?」

「そんなこと言わずにあったかくなろうよ。私と宥姉の仲じゃんっ」ギュ

「ひゃっ」

「あー、本当にあったかい……この感じ久しぶりかも……」

「ま、周りの人が見てるから……その……」アワワ

「ふふ、こうやってると私たちでもカップルに見えたりするのかな?」

「宥姉はどう思う?」ギュ

「あ、憧ちゃ……」カァ

134 = 7 :

「くらいかなぁ」

「あと、好きな人はいるっぽいんだけど全然話してくれなくて……」

「って聞いてるのスミレ? さっきからどこ睨んで……」チラ

「……おお」

「……」ゴゴゴゴ

「あんなにもひっついて、あの二人ラブラブだねー」

「あ、もしかしてアコの好きな人ってー」ニヤ

「淡」

「?」

「あのツインテールを宥から引き剥がしてこい」ギロ

「スミレ、落ち着いて」

135 :

これはアコチャーわざとですわ

137 = 122 :

>>130
おしえちくりー

138 = 7 :

「あとあれはツインテールじゃなくてツーサイドアップだよ?」

「そんなことはどうでもいい!」

「なんなんだあの女は!? ここは街中だぞ!?」

「大勢の人間がいるにも関わらずあんなにもベタベタして……非常識極まりない!」

「そもそもアイツと宥はどういう関係で……」イライラ

(スミレってここまで分かり易くヤキモチ妬くんだ……ちょっと、いやかなり意外かも)

「クソっ……あのアホ共が相手だったら……」ブツブツ

(そんなにもあの人のことが好きで……)ジー

139 = 7 :

「あ、そういえば。宥姉お昼食べた?」

「ううん、まだだけど……?」

「じゃあさじゃあさ、あのお店入ってみない? 私お腹空いちゃって」エヘヘ

「あのお店……」ジー

「洋食とか食べれそうな感じだし、何より雰囲気良さそうだから入ってみたいなー、って。どう?」

「うん、すごく良いと思う……。ちょうど歩き疲れてきたところだったし、入って休憩しよっか」ニコ

「ふふ、決定だね。あたしの予想ではあの看板に載ってるオムライスが狙い目で……」

140 :

演劇部
つまり全部、部長譲りか

141 = 102 :

>>137
「清澄にも麻雀部はあるのか・・・」【咲-saki-】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1343752471/

同一校設定は途中から

142 = 122 :

ふんふむ

143 = 122 :

>>141
サンクス
こういう同一設定ほんとすき

144 = 7 :

(あの洋食店に入って行くのか……)

(どうする。私たちも入るか? しかし、中の様子が分からない以上見つかる危険性が……)

「……」グゥゥ

(外で待っているのが無難か……出来る事ならなんとか接近して、会話などを盗み聞きしたいが……)

「……」グゥゥ

「……腹の音で語りかけて来るな」

「お腹空いた」

「はぁ……」

145 = 7 :

「もう我慢出来ない」

「分かったよ……何か適当に買って来るからちょっと待っ」

「あのお店のオムライス食べたい」

「……な、何言ってるんだお前?」

「あの看板見て。もう見るからに美味しそうで……」テクテク…

「ま、待て!! あの二人が中に居るんだぞ!?」

「すごく良い匂い……お店の雰囲気も良い感じだし……」テクテク…

「おいコラ!?」

146 = 122 :

ふんふむ

147 = 122 :

さるよけ連打

148 = 122 :

さるよけ連打

149 = 7 :

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「休日にこういうお店でランチって洒落てるよねー」

「ふふ、そうだね。私はあんまり家から出ないから、外で何か食べること自体久しぶりかも……」

「宥姉は相変わらずインドアだね。まあ、体質的にしょうがないかもだけど」

「今日みたいに寒い日じゃなかったらほどほどには出歩くんだよ?」

「それって冬は外に出ないってことだよね」アハハ

「う……」

「花の高校生なんだから、恋人の一人でも作ってショッピングとか楽しまないと損だよ?」

「恋人……」

「ねえねえ、さっきの人の話訊かせてよ」ズイ

「さ、さっきの人……?」

「もう、とぼけちゃって。誰のことなのか分かってるくせに」クス

150 :

ただひたすらにキモイな
お前のオナニーみせつけんな
文才なさすぎキモスギ


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