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    元スレ憧「宥姉あの人のこと好きなんでしょ?」宥「ふぁ!?」

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    51 = 7 :

    (うぅ、この距離じゃちゃんと聞き取れない……)

    (知り合いに見られるのが嫌だって言ってたような気がするけど……)

    (ただの先輩後輩同士ならそんなこと気にしないよね……?)

    (やっぱり、付き合ったりして……)ズキ


    「それで……場所は……」

    「うん……からすぐ……」


    (そ、そんなことないよね……恋人がいるなんて聞いた事無いし……)

    (それにさっきも菫ちゃんから腕を振りほどいてた……まだ分からないよね……?)

    「まだ……」

    52 = 2 :

    ヤキモチかわいい

    53 = 7 :

    「参考書を買うのに付き合うのはいいんだが……どうして私なんだ?」

    「私の知り合いで一番頭良いのスミレだから」

    「そんな安直な理由で」ハァ

    「本当はサキとテルも一緒が良かったんだけど……」

    「誘わなかったのか?」

    「ううん、誘ったけど断られちゃった。家の用事があるとかで」

    「なるほどな……」

    「でも、たまにはこうやって二人だけってのも良いよね」ニコ

    「……まあ、悪い気はしないが」

    「もう、素直じゃないんだからー」

    「お、あの服屋さん良い感じかも……入ってみようよ!」

    「参考書が先だ」テクテク

    「むー」

    54 :

    淡菫でもええんやで?

    55 = 15 :

    なんだ菫淡か

    56 = 13 :

    このあわあわはテル好きだから安心支援

    58 = 7 :

    (良い雰囲気……それこそ昔からの知り合いみたいな……)

    (私の知らない菫ちゃんの友達……)

    「……」モヤモヤ

    (もっと近づけないかな……でも、街中だとこれ以上は……)コソコソ


    「……宥姉?」


    「ふぇあ!?」

    「やっぱ宥姉だ。てか驚き過ぎ」アハハ

    「あ、憧ちゃん……」

    「街で会うなんてすっごい偶然だねー。何してるの? 買い物?」

    「え、えっと……私は、その……」モジ…

    「?」

    59 = 2 :

    アコチャー!

    60 = 50 :

    結局ここのアコチャーはシズloveなんですかね?

    61 = 7 :

    「ほら、早く行くぞ」

    「はーい」


    (菫ちゃんたち歩き出して……)

    「ご、ごめんね憧ちゃん。私今ちょっと忙しくて、その……」アタフタ

    (なんでこんなにも慌ててるんだろ……?)

    (すっごいそわそわしてるし、それにさっきからどこを見て……)


    「……」

    「♪」


    (あれって……淡? それに隣にいる人は確か……)チラ

    (は、早く追いかけないと見失って……)アワワ

    「……なるほどね」

    62 :

    偏差値70以上だからアコチャーは

    63 = 13 :

    流石だな憧ちゃん

    64 = 7 :

    「宥姉、あの二人追いかけてるんだよね?」

    「え……ど、どうして……?」

    「それくらい分かるよ。付き合い長いんだから」

    「もしよかったらなんだけどさ……私も付いてっていい?」

    「ふぇ……?」

    「私、あの金髪の子と友達なんだ」

    「!」

    「ほ、本当に……?」

    「うん、クラスは別だけどね」

    (憧ちゃんの知り合いなら、あの子のこと訊いてみて……)

    「あ、ほら! 見失っちゃう! 早く追いかけよう!」グイ

    「きゃ。あ、憧ちゃ……」

    66 = 7 :

    ――――――――――――――――――――――――――――――

    「ふむ……」ペラ

    「おい淡、これなんかは……」

    「あ、このシャーペン可愛いかも……」

    「っておい」ベシ

    「あはは、ごめんなさい」エヘヘ

    「お前がそんな調子だと、真面目に選んでるのがアホらしくなってくるんだが……」

    「だって私することないだもん」

    「あのなぁ……」



    「ふむ……」

    「……」ジー

    「あの二人なかなか良い感じだねー」ボソ

    「憧ちゃんもそう思う……?」ボソ

    「うん。互いにかなり打ち解け合ってるっぽいし、付き合い長そう」

    67 = 7 :

    「……恋人同士なのかな」シュン

    (またそんなこの世の終わりみたいな顔して……)アハハ

    「うーん、付き合ってるとかそういう風には見えないけどなー」

    「でも……」

    「宥姉ネガティブに考え過ぎ」

    「そりゃキスしてるとこ見ちゃったらアレだけど、まだ一緒に買い物してるだけだよ?」

    「それはそうだけど……」

    「あ、移動し始めた……もうちょっと近づいてみよっか」

    「えっ……で、でもこれ以上は……」

    「大丈夫だって。はい、この帽子被って」ポス

    「きゃっ」

    「それとこのだてメガネもかけて……」スッ

    「あ、憧ちゃん……? 一体なにを……?」ウルウル

    (可愛い……)

    70 = 7 :

    「本当にそれでいいのか? 大して中身も見ずに……」

    「いいのいいの。スミレが選んでくれたんだから良い参考書に決まってるよ」

    「お前、確認するの面倒臭いだけだろ」ジト

    「だって何を確認すればいいのか分かんないんだもん」

    「あのなぁ……」

    「お、テレビジョン発見! 今日の番組欄はっと……」ペラペラ

    (相変わらず照以上に自由なヤツだな……)ハァ

    (無理に付き合うと気疲れするだけだ……私もやりたいようにするか……)スッ

    「……」ペラ…



    「宥姉、今がチャンスだよ。あの人の隣に行って」

    「えええ!? なな、何言ってるの憧ちゃん!?」

    71 = 2 :

    ほう

    72 = 27 :

    きたか・・・!

    73 = 7 :

    「本読むフリしてあそこに立てば、二人の会話が聞けるから」

    「ぜぜ、絶対にバレちゃうよ!?」

    「大丈夫だって。あの人本に集中してるし、今の宥姉の変装完璧だから」

    「で、でも……」

    「こういう時は行動あるのみ! さあ行った行った」グイグイ

    「ああ、憧ちゃ……!」



    「……」ペラ…

    「スミレさっきから何の本読んでるの?」ヒョイ

    「お、おいコラ!」

    「なになに? 恋愛マスターへの道のり、デート編。まずはデートコースを決めるため相手の情報を……」

    「音読するなっ!?」ゴス

    「痛い!?」

    74 :

    あくしろよ

    76 = 13 :

    しえしえ

    78 = 7 :

     

    「「…………」」ジロ…


    (うっ……周囲の目線が……)

    「あうぅ……グーで殴るなんて酷いよー……」

    「ここは本屋だぞ! 静かにしろ!」コゴエ

    「大きい声出したのはスミレでしょ!」コゴエ

    (二人ともすごく仲良さそう……それにこの子、菫ちゃんのこと名前で呼んで……)

    「まったく……」ヒョイ

    「あっ……読んでる途中だったのにー……」

    「こっちのセリフだ」ジト

    79 = 7 :

    「にしてもスミレがそんな本読むなんて、ちょっと意外かも」ヒョコ

    「……似合わないか?」

    「そんなことないよ? 恋するスミレはとっても可愛い」ニッコリ

    「っ……こ、恋なんてしていない」

    「またそんなこと言っちゃってー」

    「ちょっと顔赤くなってるよ?」アハハ

    「うるさい……もうこれ以上私に絡むな……」

    「そんな連れないこと言わずにそれ一緒に読もうよ。私も気になるんだー」ズイ

    「さっきから顔が近いんだよ……!」グググ

    80 :

    ふぅ~むなるほどなるほどなるほどー

    81 :

    なんで咲スレは「○○の人だー」とかくっさい流れが許されてるんだよ
    きもちわる

    82 = 7 :

    (うわー、あの二人めっちゃイチャついてるように見える……)

    (私は淡のこと知ってるから、あれくらいは普通だって思えるけど……)

    (宥姉は……)


    「……」ムー


    (ふふ……またそんな可愛い顔して……)

    (目の前であんなの見せられてるんだから無理もないか……)

    (我慢出来なくなってどうこうしなきゃいいけど……まあ、それはそれでアリだけど……)

    83 = 13 :

    妬き宥姉

    85 = 8 :

    宥姉の嫉妬可愛い

    86 = 74 :

    おいまだかよ
    はやくしろよ

    87 = 7 :

    「ねえいいじゃんかー。私にも読ませてよー」

    「この手の雑誌なら目の前にいっぱいあるだろ……」

    「さっきの記事が気になるの! 私も恋愛マスターになりたい!」

    「ったく、しょうがないヤツだな……ほら」スッ

    「ありがとう! ……ってこれじゃあスミレが読めないよ?」

    「まったく同じものがお前の目の前にあるんだが」スッ

    「確かに」ハッ

    (思ってた通りだ……この二人、すごく仲が良い……)

    (特にこの子すごいよ……菫ちゃんにあんなにも気兼ねなく接していて……)

    (距離も近いし……菫ちゃんも満更でも無さそうで……)

    「♪」

    「……」ペラ…

    (この気持ち……私はどっちに嫉妬してるんだろう……)

    88 = 23 :

    宥ねえかわいい

    89 = 7 :

    「ふむふむ、デートプランには相手の好きそうな事や喜びそうな事を盛り込んでおくのが好感度アップへの近道……」

    「テルの好きそうな事と喜びそうな事ってなんだと思う?」

    (宮永さん……?)

    「……何故私に訊くんだ。アイツのことならお前もよく知ってるだろ」

    「第三者の意見も訊いておこうと思いまして」

    「はぁ……好きな事は読書に麻雀、お菓子を食べる事」

    「うーん、やっぱそうなるよねー……」

    「菓子屋巡りでもするか、図書館にでも連れて行けば喜ぶだろ」

    「それならお菓子屋さん巡りの方がいいかなー。私図書館ってあんまり好きじゃないから」

    「甘い物を買って来てやっても喜ぶだろうな」ペラ…

    「それ名案! あとで良い感じのお店探して甘いもの買いに行こう!」


    (そっか……この子、宮永さんのことが……)

    90 = 2 :

    かわいい

    91 = 7 :

    (宥姉の表情が柔らかくなった……二人について何か分かったのかな?)

    (良い知らせであることは確定っぽいけど……)


    (菫ちゃんとこの子はただ仲が良いだけ……)

    (恋人同士とかじゃない……この子は宮永さんのことが好きだから、そんなことあり得ない……)

    「はぁ……良かった……」ボソ

    「ん?」

    「!」

    (今、宥の声が聞こえたような……)チラ

    「っ!」ババ

    (雑誌で顔隠すってまたベタな……)アハハ

    「……」ジー

    「……」ドキドキドキ

    93 :

    いくら変装しても服装でばれるんじゃ・・・

    94 = 7 :

    (顔はよく分からないが……この人、宥に似ている気が……)

    (お願い……気付かないで……)

    (背格好がそっくりだし、ほんのりと漂ってくる匂いも……)


    (あちゃー、めちゃくちゃ見られてる……このままじゃ気付かれるっぽい……)

    (どうする? 私が行ってあそこから宥姉を連れ出す?)

    (でも横にいる淡に気付かれるかもだし……)

    (そうだ……淡を利用すれば……!)


    「……」ジー

    (あ、憧ちゃん助けてぇ……)

    (やっぱり、見れば見るほど似ている……声をかけてみるか……?)

    (もし本当に宥だとしたら、このあと一緒に……)ゴクリ

    95 = 92 :

    匂い……わかる

    97 = 7 :

    「……あ、あの」

    「!」ドキン

    「人違いなら申し訳ありませんが」


    ―――カガヤイテー ココイチバンー♪


    「!?」

    「あ、着信だ……誰からだろ……」ゴソゴソ

    「おい、ここは本屋だぞ。早く切れ」ジト

    「分かってますよー……ってあれ? 勝手に切れちゃった」

    「?」

    「誰からだったんだろう」ピッピッピ

    (……アコ?)

    98 = 2 :

    ふんふむ

    99 = 7 :

    (まったく、そそっかしいヤツだ……)ハァ

    「……」

    (あの人がいなくなってる……)

    (どういうことだ? 一体いつの間に……)キョロキョロ

    「どうしたの菫? キョロキョロして」

    「いや……何も無い。気にするな」

    「?」

    (淡の携帯が鳴ったさっきのタイミングか……どうしてそんな逃げるような真似を……)

    (まさか本当に……いや、あり得ない。宥が私から逃げるようなこと……)



    (しない、よな……?)


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