元スレ勇者「魔王倒すまで何度でも蘇る」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
301 = 15 :
盗賊「うわぁ、ホイミスライムが隠れてたぜ!」
僧侶「ああ、私たち死んでしまうのかしら……」
ホイミン「早くこっち、こっち。逃げなきゃ殺されちゃうよ」
ホイミン「こっちに秘密の抜け穴があるの。きてきて」
盗賊「な、何言ってやだんだこの野郎。そう言って俺たちを罠に嵌めるつもりなんだろ!」
ホイミン「違う違う、騙したりしないよ。助けてあげるからついてきて」ヒョイ
ホイミスライムは 穴の中へとびこんだ!
僧侶「……い、行きましょう。もう手段は残されていないんです」
盗賊「マジかー! 死んだら怨むぜ、僧侶姉ちゃん!」
僧侶「その時は、その時ですよ!」
3人もホイミスイムへつづいて穴の中へ とびこんだ!
302 :
勇者空気だな
303 = 52 :
笑える誤字は許される
304 = 291 :
>>302
心神喪失してるしね
305 = 298 :
>>300
いや、最初カンタダみたいなの想像してたのに急に女とかいわれてもさ…
個人的にそういうのが嫌いなだけだからもう言わないけど
306 = 15 :
盗賊「ここは、俺たち外に出たのか? ていうかここ何処だよ?」
僧侶「森の中みたいですね。まさか洞窟こんなところに通じていたとは」
ホイミン「もう安心していいよ。あの抜け穴は僕だけで掘ったから僕しか知らないの」
盗賊「ふん、どうだか」
勇者「……」グッタリ
ホイミン「勇者くん、勇者くん」ペタペタ
勇者「あっ……ひぃ!?」
勇者「来るなあぁぁぁ!! 魔物は俺に近づくなあぁぁぁ!!」
ホイミン「勇者くん。僕だよ、ホイミンだよ。忘れてしまったの……?」
勇者「そんな奴俺は知らな……ほ、ホイミン」
勇者「ホイミンなのか、お前……元気だったのか……」
307 = 23 :
まさかの再会
308 :
他作品のSSの話をここで出す奴
309 = 15 :
盗賊「兄貴、魔物の知り合いとかいるのか! ほぇぇ、やっぱ兄貴は違うなぁー!」
ホイミン「昔、僕が足を怪我して動けなくなってたところを、勇者くんたちが助けてくれたの」
ホイミン「MPも丁度切らしてたときだったから、すごく助かったんだ。僕とっても嬉しかったよ~」
僧侶「勇者様があなたを助けた? 人間でさえ放っておこうとした勇者様が、魔物を」
勇者「ただの気まぐれだ。ホイミン今はこんなところにいたのか……人間になりたかったんじゃなかったのか?」
ホイミン「うん。でもね、魔物が人間に憧れても、なれるわけなかったの。だから今は怪我した仲間を基地で回復するお仕事してるよ」
ホイミン「勇者くんにまた会えて嬉しいよぉ~。いつかきっと恩返ししたいなって、思ってたしさ」
ホイミン「僕、ちゃんとお役に立てたー?」
僧侶「とてもですよ。あなたがいなければ私たちは今頃全員あの世行きでしたもん」
311 = 15 :
ホイミン「わーい」
盗賊「俺さ、魔物とこんな仲良く話するのって初体験だぜ~……兄貴と一緒いると暇しなくて済むなぁ」
勇者「……さっきは危険な目に合わせて悪かった。つい頭に血が昇ってしまった」
僧侶「あのボストロールとは過去の因縁があるみたいでしたね。仲間を殺されてしまったのですか」
勇者「あいつだけじゃない。だが、あんな言い方されてキレない奴は人間じゃねぇ!」
勇者「奴だけは絶対に許さない。倒す」
盗賊「でも、兄貴攻撃の直前でやっぱり止まっちゃったじゃないか。あの調子じゃ無理だぜ……それに俺らでも流石に敵わないよっ」
僧侶「ええ、他の魔物とは明らかに何かが違って見えましたね。恐らく強敵中の強敵ですよ」
勇者「そんなのわかってんだよ! でも俺はみんなの仇を取らなきゃ……」
ホイミン「ボストロール様へケンカ売るつもりなの? 無理だよぉ、あの人最近ヤマタノオロチくんを一人で倒しちゃったんだよ?」
勇者「えっ!?」
312 = 127 :
ホイミンかわいい
313 = 52 :
ヒミコは犠牲になったのだ…
314 = 15 :
盗賊「そのタニマノうんたらって強いのか?」
勇者「ヤマタノ、ヤマタノ。強かった。退けるだけでも精一杯なぐらいだ」
勇者「それを一人で倒したって、本当に強くなってるのか……!」
ホイミン「悪い事言わないから早くこの地域から立ち去った方がいいよ。たぶんすぐに追ってくると思う」
ホイミン「そしたら、今度こそ殺されちゃう。僕もそこまで助けてあげられないよ~……」
勇者「奴を諦めてさっさと先へ進めだと。そんなのできるわけないだろう!?」
僧侶「ですが、敵いませんよ!」
勇者「や、やってみなきゃ分からないだろ……」
僧侶「そんな安易に考えていては、また危ない目に合いますよ。どうしたんですか勇者様らしくもない」
盗賊「とりあえず疲れたからさぁ、俺どっかで寝たいよぉー。兄貴ぃ」
勇者「……い、移動しよう。一旦この場から離れて町へ」
317 = 15 :
ホイミン「それじゃあ僕はそろそろ戻らないと。怒られちゃうもんね」
盗賊「おーっ、ホイミンじゃあなぁ! 良い魔物もいるって分かって嬉しかったぜ」
僧侶「助けていただいて本当にありがとうございました。感謝し切れません」
ホイミン「勇者くん! 僕こんなにいっぱい誉められたよ! 嬉しいなぁ~!」
勇者「お前も魔王側にいなければいいものを。いつか、俺たちのところに来いよ」
ホイミン「え?」
勇者「人間にはなれなくても、人間と一緒に暮らす事はできるぜ。俺がなんとかするからな」
ホイミン「ほ、本当に!? 僕一緒に暮らしていいの? こわがられない?」
僧侶「こんなに可愛らしいんですもん、きっと受け入れてくれますよ」
盗賊「わりと良い奴だしな! 触手あっけど!」
ホイミン「ゆ、勇者くーん……僕、感激だよぉ……」
ホイミン「いつか、僕魔王軍を抜けて、きっと君たちのところへ行くね! 一緒に暮らそうね!」
勇者「ああ、約束しよう」
ホイミン「えへへっ、それじゃあ名残惜しいけれど、また会える日までバイバイだよ」
ホイミンは魔物の巣窟へ かえっていった!
318 = 52 :
死亡フラグに見える不思議
319 = 127 :
ホイミンだけは幸せになって欲しい
320 = 98 :
良い伏線にしろ
321 = 214 :
終わりが見えない
322 = 15 :
宿屋
僧侶「ここまで離れれば少しは安心ですね、勇者様」
勇者「明日になったら俺はもう一度奴のいる場所へ戻る」
僧侶「は!?」
勇者「勝ち目がなくても、男にはやらなきゃいけない時ってのがあるんだよ……!」
盗賊「その台詞は滅茶苦茶兄貴っぽい感じだぜ! ひゅーひゅー!」
勇者「やかましい、茶化すなバカ垂れ。俺は本気で言ってるんだよ」
しーーーん
盗賊「……あー、えっと。そういや兄貴ホイミンは怖がらなかったな!良い奴だからか?」
僧侶「ああ、そういえばそうでしたね。いつもなら魔物を前にするだけで蕁麻疹が出てきたりしたのに」
勇者「こいつの言う通り、良い奴だったからかな」
盗賊「兄貴言ってたもんなー。誰であろうと危害を加えてくる奴は俺にとっては魔物だって」
盗賊「それの逆って感じかぁ?」
勇者「うるさい。何だっていいだろ別に」
323 :
メガンテつかってラスボス倒す流れだろ?
それで最後勇者の墓の前で僧侶が思い出を語る展開か
途中で貰った本が魔道書で勇者を蘇らせる展開かな
325 = 15 :
盗賊「兄貴もう寝ちゃったぜぇー。ちぇ、もっと話聞いてたかったのにさ……そうだ」
盗賊「僧侶姉ちゃん! この本で俺に勉強してくれよな!約束したんだぜ!」
僧侶「ああ、そう言えばそんな約束をしましたね。わかりました。少しだけなら」
盗賊「この本は何て本だ? 俺、こんな難しそうな本初めて見たぞ。絵がどこにも描いてねーんだよこれぇ」
僧侶「絵本ではありませんからね……。えっと、『さとりのしょ』という題名ですかね」
盗賊「何それ、まずそうだなぁ……」
僧侶「いえ、食べ物ではありませんからね。それにしてもこの本の内容、私でも少し読むのが大変です」
盗賊「は? 僧侶姉ちゃんは文字読めるんだろ? 何で?」
僧侶「文字が読めても、その文章を理解する力がなければ意味がありません。これはちょっと盗賊さん向きではないかも」
盗賊「えぇー……何だよそれぇ……」
326 :
僧侶キャラかぶりの危機
327 = 52 :
ゲームだと賢者→盗賊のが
328 = 15 :
僧侶「ですが、せっかく頂いた本です。大事にしましょうね」
盗賊「こんなの持ってたって、どうせ読めねーし仕方がないよぉ」
盗賊「僧侶姉ちゃんにくれてやる!」
僧侶「結構です。ダメですよ頂いた物は大切にしないと!」
僧侶「その本は盗賊さんの宝物です。大事に持っていてあげてください」
盗賊「た、宝かぁー……いいな、そういうの! なんか気に入ってきたよ!」
盗賊「じゃあ俺勉強覚えて頭良くなったら、僧侶姉ちゃんに本の中身読んでやるぜ~!」
僧侶「ええ、お願いしますね。きっと楽しみに待っていますから」
盗賊「へへ~っ♪」ニコニコ
331 :
まだ途中までしか読んでないが
ゲームである以上仕方ない仕様を逆手に取った設定だな、面白い
332 = 15 :
勇者「この洞窟を通れば、また魔物の巣窟付近へ出られる」
勇者「初めに言っておこう。これは俺の私怨でお前たちは全く関係がない」
勇者「引き返すなら今のうちだぞ。どうしたい?」
僧侶「私は、勇者様にどこまでも付き添うだけです。守るという役目がありますから」
盗賊「俺は兄貴の弟分だかんな。同じくどこまでも着いて行ってやるぜぇー!」
盗賊「ていうか、兄貴は一人で何でもしたがりすぎるんだよ。ちょっとは俺らを頼りにしてもいいじゃんさ?」
勇者「うるさい……来るならさっさと行くからな、モタモタしてんなよ」
僧侶「……う~ん」
盗賊「僧侶姉ちゃんどったのさぁ?」
僧侶「胸がもやもやするというか、虫の知らせってやつでしょうか」
僧侶「とても嫌な予感がするんです。ちょっと不安かな……」
盗賊「だいじょーぶ! だって兄貴も俺も着いてるんだぜ、百人力だぁ! へへへっ」
僧侶「杞憂で済めばいいんですけどね」
333 = 63 :
変なフラグたてんなよぉぉぉ
334 = 15 :
勇者「おい、モタモタするなって言ったぞ! 奴らを逃がしたらどうす―――」
?「奴らってのはどんな顔をしているのだろうかなぁ。もしかして~」
ボストロール「こんな顔だったりしないかな!?」バァーン
勇者「えっ!?」
ボストロールと魔物のむれが 勇者たちのうしろからあらわれた!
盗賊「な、何でこいつらがここにいるんだよぉ~!?」
僧侶「すごい数の魔物ですよ……これだけいたのに全く気付けなかったなんて」
魔物「げへへ、やっぱりコイツらここを通りやがりましたねぇ~!!」
魔物「さすがボストロールの旦那だ! 読み通りっすー!」
ボストロール「昨日の勇者の様子を観察すれば、かならず私のもとへ現れると分かっていたからな」
ボストロール「そして裏切り者の証言も取れているわけだ。確実だったわけなのだ」ぐい
ホイミン「う、うう……」ボロボロ
勇者「ほ、ホイミン!!」
336 :
oh…
338 :
つ④
勇者ー!勇者ー!!はよはよー
僧侶もう我慢できません!
339 :
ホイミンをいじめるのはやめよう(切願)
340 = 52 :
黒髪ボーイッシュのスレンダー盗賊がいずれ悟りの書を片手に長々しい高等呪文を詠唱する賢者になるって妄想が消えない
341 = 15 :
ホイミン「勇者くん、ごめんなさい……僕痛くて痛くて、つい喋っちゃた……」
盗賊「何でバレちゃったんだよ!抜け穴はお前しか知らないはずだろ!」
ボストロール「人間と一緒にいたのなら独特の匂いがつく。幸い私の部下には鼻が効く者がいてな」
ボストロール「人間どもへ加担するとは魔物の風上にも置けぬ奴だ!この脳無しスライムめが!」
ボストロールは ホイミンを力いっぱい握りしめた !
ホイミン「痛いよぉぉぉぉ……」
僧侶「やめて! 彼は何も悪くありません、私たちが脅して脱走を」
ボストロール「なんとそのような情けない失態を犯していたか。ますます許せんな」
ボストロール「私に忠実で優秀な部下たちよ! この使えぬゴミを私はどうしたらいいと思うかね!」
魔物たち「死刑!死刑!死刑!死刑!」
勇者「や、やめろ」
ボストロール「ふむ、死を持って償わせるべきだそうだ。私直々に手をくだされる事を誇りに思えよ、ホイミスライム」
ホイミン「……」ガタガタ
342 :
リセットされても世界の状況が変わらないなら誰かに稼いだ金や装備を預けておけば復活した後捗るんじゃね?
344 = 15 :
僧侶「やめて!ダメです、殺さないで!」
盗賊「仲間を殺すのかよお前らぁー!! 正気じゃねぇぞ!?」
勇者「ほ、ホイミン……!」
ホイミン「……ご、ごめんね勇者くん。約束、ダメになっちゃった」
ボストロール「おっと手が滑った!」
ボストロールのこうげき! ホイミンはいきたえてしまった!
僧侶「うそ……」
盗賊「マジで殺しやがった……!」
ボストロール「」ニタァ
勇者「ホイミン……ほ、ホイミン……」
勇者「う、うわあああぁぁぁ……」
345 = 162 :
うわぁ
346 = 189 :
うわぁぁぁぁぁぁ
347 = 278 :
うわあああぁぁぁ
349 = 63 :
勇者…
350 = 181 :
なんてこった…
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