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    元スレ勇者「魔王倒したら人間側半壊してた」

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    1 :

    勇者「なんか、魔王が『勇者に勝てる訳ないだろ』と思っちゃうぐらい強くなったら」

    勇者「魔王城周辺地域に俺が侵入するのと入れ違いに、魔王軍全軍を人間側に出撃させやがった」

    勇者「確かに敵少ないなぁと思ったけど、魔王軍もいよいよ頭打ちかな程度に思っていたらなんてこったい」

    勇者「魔王城から最寄の町とか跡形もねぇワロタwwwww」

    勇者「ワロタ……」

    3 :

    よい、続けるんだ

    4 :

    昨日も見た 再放送かよ

    5 :

    魔王『勇者に勝てる訳ないだろ』と思っちゃうぐらい強くなったらベースキャンプいらないんじゃ

    6 :

    1レスにすごい情報量や

    7 = 1 :

    勇者「王様の所行ってきたら殺されそうになったwwwwww」

    勇者「向こうは俺が魔王軍放置した、魔王軍抑えきれず魔王目指した、進軍までに魔王が倒せなかった的な解釈みたいだな」

    勇者「何処の国でもそんな感じっぽいなこれは」

    勇者「俺の居場所何処にも無さ過ぎワロリンティウスwwwwwww」

    勇者「……ワロリン……」グス

    8 :

    人間に軍隊いねーのかよ
    一人に丸投げしすぎだろう

    9 :

    SS速報行けよ

    10 = 1 :

    勇者「住めそうな所といったら滅んだ町とかか?」

    勇者「俺の所為じゃないけど俺が原因である事は間違いないし、なんか祟られそうで嫌だな」

    勇者「あ、魔王城があるのか……」


    勇者「へー……よく見てなかったが結構綺麗なもんだな」

    勇者「食料もそこそこ蓄えがあるみたいだな」

    勇者「これなら一先ずは生活できそうだな」

    11 = 1 :

    勇者「魔王城の先は農地か」

    勇者「まー魔王の周りには魔人もいたし野菜とかも必要だったのかなぁ」

    勇者「簡単な世話の仕方もあるし、俺が食う分には十分自給自足できそうだな」

    勇者「あー……でもパンが恋しくなりそうだ」

    勇者「さて、魔王城の探検の続きをしないと」

    12 = 1 :

    勇者「書物庫……か?」ギギィ

    勇者「埃っぽくないな。それなりの利用頻度だったのか? と、すると」

    勇者「お、詳しい農作物の育て方。こっちは……狩猟? 動物狩ってたのか? 人肉かと思って捨てちまったよ」

    勇者「魔法関連の書物も凄い数だな。退屈しなさそうだな」

    勇者「うんうん、やはり充実しているな。当面は何とかなりそうだな」

    13 :

    仲間はいないのか

    14 = 1 :

    ……一ヵ月後
    勇者「魔王陣営の魔法って馬鹿みたいに凄いものが残っているなぁ」

    勇者「これ全部、連中が使えていたら瞬殺されていたんだろうな」ブルル

    勇者「透明化の魔法とか編み出した奴マジ天才。共同浴場行ったら天国だな」

    勇者「ああでも、魔法を使った時点での全ての装備や状態が透明化するだけか」

    勇者「湯気の流れや汗が垂れ始めたらばれるな。使いどころが難しいな」

    勇者「とは言え変装魔法も覚えたし、これで買い物には行けるな」

    勇者「金が足らなくなったら魔王城の宝を少しずつさばくか」

    勇者「……今貴金属なんか購入する場所あるのかな。ここから一番離れている国の貴族でも探してみるか」

    15 :

    魔王倒したのに悪者にされてひっそりと魔王城に引きこもるのか

    16 = 1 :

    勇者「転移魔法」ビュォ

    勇者「一先ず、故郷の町と王都を見ておくか……」ビューン

    勇者「状況が状況だしなぁ……村八分になっているよなぁ」

    勇者「親不孝者で本当にごめん……」

    勇者「そろそろ町の上空か……ここらで降りて、と」ヒューン

    勇者「透明化魔法」スゥ

    勇者『さて……』

    17 :

    どんだけ独り言やねん

    18 = 1 :

    兵士A「おーいその資材をこっちに持ってきてくれー!」

    兵士B「あいよー!」

    勇者(兵士が多いな……復興のペースも早い。何があったんだ?)

    「こっちの修復、人手が足らねーぞ!!」

    兵士D「それでしたら俺が」

    町人F「俺も手伝います」

    「皆さーん、昼食ができましたよー!」

    町人B「一区切りついた人から並んで下さーい」

    19 :

    丸死

    20 :

    >>17
    長い事一人暮らししてると分かる
    こんなのは序の口だって

    22 = 6 :

    沈静化の魔法打てば村人も敵対してこないんじゃね?

    24 = 1 :

    勇者(なんだ……良い雰囲気じゃないか)

    勇者(心配する事無かったな)

    「ここもだいぶ復興が進みましたなぁ。そろそろ他の町に注力して頂いてもいいのですよ」

    兵士A「いやいやそういう訳にはいきません」

    兵士B「状況が状況だったとは言え、我々は勇者様に対しあれほど残酷な仕打ちをしてしまったのです」

    兵士F「その所為でお二人にも辛い思いをさせてしまい……国王も直に謝罪したと申していました」

    勇者(魔王が一矢報いる為に進軍させた事が分かったのだろうか? だとしても今更出て行くのもなぁ)

    25 = 1 :

    兵士C「勇者様にも謝罪したいのですが……きっと何処の国でも同じような仕打ちを……」

    「あの子ならきっと今でも生きていますよ」

    「馬鹿でしょうがない子ですが、私の自慢の息子ですもの」

    勇者(母さん……)ジーン

    「それに魔王も倒してしまったぐらいですからねぇ。きっと何処かでひっそり暮らしている事でしょうな」ガハハハ

    勇者(親父は少しは心配してくれ)

    26 = 1 :

    勇者(これなら王様の様子を見る必要は無さそうだな……しかし、そうなると何時かは魔王城にも手が入るんだろうな)

    勇者(まあそれまでに移住先を探しておくか。僻地だったら俺の顔も知らないだろうし)

    勇者(それにそんな事を着手するのもまだまだ年単位先になりそうだしな)

    勇者「次は買い出しか……変装魔法!」シュン

    旅人「転移魔法!」ビュォ

    28 = 1 :

    魔王城
    勇者「パンうめぇ」ムシムシ

    勇者「あー……豚肉もいいな。美味い美味い」モギュモギュ

    勇者「さあて、畑の様子見てから本でも読むかなー」ノビー

    勇者「……」ピク

    勇者「誰か近づいてくるな」コソ

    29 :

    見てるよ

    30 = 6 :

    見てるよ(意味深)

    31 = 1 :

    「こ、ここが魔王城……」

    「魔王を生み出すオーブが手に入れば……力が得られれば」ゴクリ

    「さ、最悪、城の宝を見つけられるといいな」

    「おう……」


    勇者(あーしまった……こういう事を考えていなかったな)

    勇者(おっかなびっくり歩いている感じだな。脅かせば逃げ出すかな?)

    勇者「透明化魔法」スゥ

    32 = 1 :

    勇者『火炎魔法・最弱』シュポポポポポ


    「ひいぃぃ!!」

    「い、一斉に通路の松明に火が!!」

    「だ、誰だ! 何処にいやがる!!」


    勇者(んーん、んん)

    勇者『カ エ レ』

    「ぎゃああああ!」

    35 = 1 :

    勇者『カ  エ レ』

    「こ、今度はこっちから!!」

    「何処にいやがる! 畜生!!」

    勇者『カ    エ  レ』

    「だだだ駄目だぁ! 何かがいるんだ! ここに足を踏み入れちゃいけないんだ!!」

    「あ、こら! 逃げ」

    勇者『カ エ レ』

    「うわああああ! もう駄目だ! 死にたくない! 死にたくないぃぃ!」バッ

    36 = 1 :

    勇者「……こんなもんか」パッ

    勇者「こりゃビックリトラップを作っておかないとかな?」

    勇者「それでも何れは……一先ず、しばらくしたら町で情報を集めたほうがいいかもな」

    勇者「にしてもどうするかなぁ……鎧とか遠隔操作できる魔法とかないかな?」

    勇者「風魔法とかか? あまり得意じゃないんだけどなぁ」

    37 :

    おいおい、鬱フラグを感じるんだが…

    38 = 6 :

    別に魔王城出ればいいんじゃね?

    39 = 1 :

    旅人「ええ、しばらく先にある小さな小屋で暮らしております」

    旅人(デコイの小屋はちゃんとあるし、近くに人が来たら分かるように魔法を張っているし大丈夫だろう)

    「ああ、あっちの方角か……なら大丈夫か」

    旅人「どうかされたのですか?」

    「何でも魔王城に悪霊が済んでいるという噂でさぁ……近くだったら危険だと思ったが杞憂で良かったよ」

    旅人「それはご親切にどうも」

    「なあに! あんたは大量に買ってくれるお得意様だからな!」ガハハハ

    旅人(魔王を倒した勇者が町の食品店の上客というのもなぁ)ハァ

    41 = 1 :

    勇者「あれからしばらく、特に何事もないなぁ」ホノボノ

    勇者「魔法使って町の声も拾えるから、話題の話や噂は居ながら拾えるし」ムグ

    勇者「うん、この野沢菜の真面目な味」クキクキ

    『畑が荒らされていただぁ?』

    『北部の町で魔物害があったらしい……何が起こっているんだか』

    勇者「うん? え? どういう事だ?」

    勇者「北部……あそこか。行ってみるか」

    42 = 6 :

    半端に孤独のグルメネタ挟むのはやめてくれ

    43 = 1 :

    勇者「透明化魔法」スゥ

    勇者『転移魔法』ビュォン

    勇者(転移魔法は空を飛ぶのに今まで姿晒しまま使っていたとか馬鹿みたいだなぁ)

    勇者(魔王城に飛ぶ人影が、なんて噂されたらたまったもんじゃない)

    勇者『よっと』スタッ

    勇者(このまま様子を見てみるか)

    44 = 1 :

    「くそ……もう作物が駄目だ」

    「何だって魔物がいるんだ……勇者が魔王を倒したんじゃないのか!」

    「だがこの足跡は本当に魔物なのだろうか?」

    「昔、魔王がいない時代は他の生き物による被害もあったと言われるし……絶滅していないのならもしかしたら」

    勇者(そういえばそんな話を聞いた事があるな)

    勇者(仕方が無い……退治しておくか)

    45 = 1 :


    勇者(うぉ……農耕地にでかい蜘蛛がわらわらとまあ)

    勇者(流石に姿を晒すのもあれだしなぁ……旅人風とは違う変装してみるか?)

    「ギチギチ」カサカサ

    勇者(いや、こいつら俺に気付いていないみたいだし、透明のまま倒すか)

    勇者『よっ』ズバン

    「ギチギチギチギチ」ガサガサガサ

    46 :

    透明化状態についた返り血のせいで妖怪血噴き霞みたいな噂が立ちそうだな

    47 = 1 :

    勇者(牙を鳴らして威嚇か? でも俺、お前の真横なんだよなぁ)ズバン

    勇者(お、一気にこっちに突っ込んでくるな)ズバズバン ズシャァ

    「ギチギチギチギチ」ガザガザガザ

    勇者(え、来過ぎじゃない? ええいっ!)ズバンズバン

    勇者『火炎魔法・強!』ゴバァァァ

    「ギヂギヂギヂ」ガザガザガザ

    勇者『ちょ、お前ら来過ぎ! 何でだよ!』ズバン ブシュアア

    勇者『あ……返り血?』

    「ギヂギヂギヂ」ガザガザガザ

    勇者(うおおお透明の優位性ねぇぇ!)

    48 :

    透明化しなおせばいいだけじゃね
    まあ魔物には臭いや音で感知されそうだけど

    49 = 1 :

    勇者(とは言え)

    勇者『凍結魔法・強!』カッ

    勇者(魔王倒した俺からしてみたらすげー弱いけどな)ズバン

    勇者(こんなもんか? 魔物というより、元々いたやつっぽいな)

    勇者(魔王が現れて長いからな。魔物に食われるから密かに過ごしていたか?)ガザガザ

    大蜘蛛「ギヂギヂギ」

    勇者(ボス……というより母親か?)シャキン

    50 = 6 :

    いや空とんで空中から魔法浴びせりゃすむ話


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