私的良スレ書庫
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元スレキョン「俺は今、人生の絶頂期にいるのかもしれない」
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>>200
なんでAAあるんだよwwwwwww
なんでAAあるんだよwwwwwww
キョン「俺の携帯番号をどうやって知った?」
『伝手だと言ったはずだけど』
キョン「その伝手はなんだ?」
『答えたらイヴは一緒にいてもいいのかな?』
キョン「……」
『……』
キョン「分かった。何も聞かん」
『非常に残念だ』
キョン「なら、質問を変える。お前は俺のことが急に気になったみたいなこと言ってたよな?」
『その通り。この時期にこんな気持ちになるなんて想像もしてなかったけど』
キョン「誰かに俺の携帯番号を聞いてからそう思ったとかじゃないよな?」
『それは違うな。僕が欲したから手に入れた。一連の物事は逆順で発生してはいない』
キョン(佐々木を唆した奴でもいるのかと思ったが、違うか。やっぱり情報凝着って奴が働いた所為なんだな……)
『話は終わりでいいのかい?』
キョン「ああ。悪かったな。また、この埋め合わせはどっかでさせてもらうぜ」
『伝手だと言ったはずだけど』
キョン「その伝手はなんだ?」
『答えたらイヴは一緒にいてもいいのかな?』
キョン「……」
『……』
キョン「分かった。何も聞かん」
『非常に残念だ』
キョン「なら、質問を変える。お前は俺のことが急に気になったみたいなこと言ってたよな?」
『その通り。この時期にこんな気持ちになるなんて想像もしてなかったけど』
キョン「誰かに俺の携帯番号を聞いてからそう思ったとかじゃないよな?」
『それは違うな。僕が欲したから手に入れた。一連の物事は逆順で発生してはいない』
キョン(佐々木を唆した奴でもいるのかと思ったが、違うか。やっぱり情報凝着って奴が働いた所為なんだな……)
『話は終わりでいいのかい?』
キョン「ああ。悪かったな。また、この埋め合わせはどっかでさせてもらうぜ」
>>202
なんか「キミドリさん AA」でググったらあった
なんか「キミドリさん AA」でググったらあった
佐々木焦らしプレイまだ?
キョンは佐々木の番号登録してなかったっけ?たしか劇場版消失だと名前があったような
キョンは佐々木の番号登録してなかったっけ?たしか劇場版消失だと名前があったような
キョン「……これで、良かったんだよな」
キョン「……って、喜緑さんの言うことが正しいなら、どっちにしろ24日には佐々木はこの家に来ちまうのか……?」
キョン(いやいや、そのときは長門を呼んで、SOS団メンバーと鶴屋さん以外はこの家に寄せ付けないようにすればいいだけのはなしじゃねーか)
キョン「……そうだ。別に長門と二人っきりでなくてもそれぐらいはできるだろうよ」
キョン(だが、それができないから喜緑さんはわざわざ二人でいるように進言してきたのか?)
キョン「やっぱり、長門に訊くしかないか―――」
ピリリ……ピリリ……」
キョン「非通知……か」ピッ
『キョンくん。今、何してたの?』
キョン「誰だ」
『酷いなぁ。忘れたの?朝倉涼子よ?』
キョン「……何の用だ?」
『この前、いきなり切ったでしょ?もういじわるっ』
キョン(なんだ、この妙に甘ったるい声は……。本当に朝倉か……)
『ねえ、ねえ、キョンくん。イヴは私と一緒に過ごさない?バニー姿でお持て成しぐらいはしてあげるけど……』
キョン「……って、喜緑さんの言うことが正しいなら、どっちにしろ24日には佐々木はこの家に来ちまうのか……?」
キョン(いやいや、そのときは長門を呼んで、SOS団メンバーと鶴屋さん以外はこの家に寄せ付けないようにすればいいだけのはなしじゃねーか)
キョン「……そうだ。別に長門と二人っきりでなくてもそれぐらいはできるだろうよ」
キョン(だが、それができないから喜緑さんはわざわざ二人でいるように進言してきたのか?)
キョン「やっぱり、長門に訊くしかないか―――」
ピリリ……ピリリ……」
キョン「非通知……か」ピッ
『キョンくん。今、何してたの?』
キョン「誰だ」
『酷いなぁ。忘れたの?朝倉涼子よ?』
キョン「……何の用だ?」
『この前、いきなり切ったでしょ?もういじわるっ』
キョン(なんだ、この妙に甘ったるい声は……。本当に朝倉か……)
『ねえ、ねえ、キョンくん。イヴは私と一緒に過ごさない?バニー姿でお持て成しぐらいはしてあげるけど……』
キョン「どうしてバニーだ?」
『好きなんでしょ?涼宮さんもしてたし』
キョン「俺の趣味じゃない」
『ふぅん。なら、ネコミミがいい?それとも幼稚園児スタイル?婦警とかも―――』
キョン「朝倉、何がしたいんだ」
『貴方と一緒にイヴを過ごしたいだけ』
キョン「お前のコスプレは後ろ髪を引かれるが」
『なら、いいでしょ?おねがいっ』
キョン「……できん」
『ひどい。私のこと嫌いなの?殺そうとしたから?あのことならイヴの日に一晩中謝るから』
キョン「そこまでする目的を言え」
『目的は貴方の傍に居たいから』
キョン「それだけか」
『うんっ。それだけ』
キョン「だが、やっぱり朝倉とは一緒にいられない。悪いがな。他をあたってくれ」
『好きなんでしょ?涼宮さんもしてたし』
キョン「俺の趣味じゃない」
『ふぅん。なら、ネコミミがいい?それとも幼稚園児スタイル?婦警とかも―――』
キョン「朝倉、何がしたいんだ」
『貴方と一緒にイヴを過ごしたいだけ』
キョン「お前のコスプレは後ろ髪を引かれるが」
『なら、いいでしょ?おねがいっ』
キョン「……できん」
『ひどい。私のこと嫌いなの?殺そうとしたから?あのことならイヴの日に一晩中謝るから』
キョン「そこまでする目的を言え」
『目的は貴方の傍に居たいから』
キョン「それだけか」
『うんっ。それだけ』
キョン「だが、やっぱり朝倉とは一緒にいられない。悪いがな。他をあたってくれ」
『……そう』
キョン(悪寒が……?!)ゾクッ
『それじゃあね、キョンくんっ』
キョン「あ、おい。朝倉!?」
キョン「……」
ピンポーン
キョン「……こんな時間に客か?」
キョン「そうだ、長門に電話を―――」
妹「キョンくぅーん」ガチャ
キョン「なんだ?勝手に入ってくるんじゃありません」
妹「お客さんだよー」
キョン「誰だ?」
妹「えっと、あさくら、りょーこっていってたー。キョンくんと話がしたいんだって」
キョン「……」
妹「今、玄関のところにいるよー?」
キョン(悪寒が……?!)ゾクッ
『それじゃあね、キョンくんっ』
キョン「あ、おい。朝倉!?」
キョン「……」
ピンポーン
キョン「……こんな時間に客か?」
キョン「そうだ、長門に電話を―――」
妹「キョンくぅーん」ガチャ
キョン「なんだ?勝手に入ってくるんじゃありません」
妹「お客さんだよー」
キョン「誰だ?」
妹「えっと、あさくら、りょーこっていってたー。キョンくんと話がしたいんだって」
キョン「……」
妹「今、玄関のところにいるよー?」
キョン「……」
『開けてくれない?この時期は寒いの』
キョン「何しにきた?」
『話をしにきたの、貴方と』
キョン「なんの話だ」
『イヴのこと』
キョン「今、断っただろ」
『私は諦めらない』
キョン「……」
『開けて』ピンポーン
キョン「……」
『ねえ、開けてってば』ガチャガチャガチャ
キョン「おい、帰ってくれ」
『仕方ないなぁ……よいしょ』ガチャン
朝倉「あーあ、開いちゃった。こんばんは、お邪魔します」
『開けてくれない?この時期は寒いの』
キョン「何しにきた?」
『話をしにきたの、貴方と』
キョン「なんの話だ」
『イヴのこと』
キョン「今、断っただろ」
『私は諦めらない』
キョン「……」
『開けて』ピンポーン
キョン「……」
『ねえ、開けてってば』ガチャガチャガチャ
キョン「おい、帰ってくれ」
『仕方ないなぁ……よいしょ』ガチャン
朝倉「あーあ、開いちゃった。こんばんは、お邪魔します」
キョン「……!!」
朝倉「どうしたの?部屋まで案内してくれないの?玄関でお話しする?立ち話はあまり好きじゃないけど……。貴方がそれを望むなら……」
キョン(これはどうしたらいい……。長門が来てくれるのか。この家まで。今、まさに全速力で向かっているのか、長門よ)
朝倉「みてみて。このマフラー、可愛いでしょ?さっきつい買っちゃったの。これだけ長いと二人で一緒に使えるわよ?嬉しい?」
キョン「恋人用のマフラーじゃねえか……」
朝倉「だって、イヴに一緒に過ごすならこれぐらいは必要でしょ?互いの体温で温めあうものなんでしょ?」
キョン(絞殺されかねん……)
朝倉「手袋もセーターもお揃いの買ってきちゃった。着てみてっ」
キョン「や、やめろ!!」
朝倉「……」
キョン「と、とにかく帰ってくれ。長門を呼んでも……良いんだぞ……」
キョン(我ながらなんて情けない台詞だ)
朝倉「その電話機で?いいわよ。でも、長門さんに通じるかしら……」
キョン「なに?」
朝倉「同じ失敗を何度もすると思う?私が今日までここに来なかったのは、貴方の家の周辺に以前とは比較にならないほど強固な情報封鎖を施していたからなの。この意味、わかる?」
朝倉「どうしたの?部屋まで案内してくれないの?玄関でお話しする?立ち話はあまり好きじゃないけど……。貴方がそれを望むなら……」
キョン(これはどうしたらいい……。長門が来てくれるのか。この家まで。今、まさに全速力で向かっているのか、長門よ)
朝倉「みてみて。このマフラー、可愛いでしょ?さっきつい買っちゃったの。これだけ長いと二人で一緒に使えるわよ?嬉しい?」
キョン「恋人用のマフラーじゃねえか……」
朝倉「だって、イヴに一緒に過ごすならこれぐらいは必要でしょ?互いの体温で温めあうものなんでしょ?」
キョン(絞殺されかねん……)
朝倉「手袋もセーターもお揃いの買ってきちゃった。着てみてっ」
キョン「や、やめろ!!」
朝倉「……」
キョン「と、とにかく帰ってくれ。長門を呼んでも……良いんだぞ……」
キョン(我ながらなんて情けない台詞だ)
朝倉「その電話機で?いいわよ。でも、長門さんに通じるかしら……」
キョン「なに?」
朝倉「同じ失敗を何度もすると思う?私が今日までここに来なかったのは、貴方の家の周辺に以前とは比較にならないほど強固な情報封鎖を施していたからなの。この意味、わかる?」
キョン「やばいってことぐらいはわかるな」
朝倉「今、この空間には誰も入り込めない。元からいる貴方の家族は別ね」
キョン「……たのむ……帰ってくれ……。お前とはイヴは過ごせないんだ」
朝倉「うん、それ無理っ。だって私は、貴方と一緒に居たいんですもの」
キョン「……!!」
朝倉「ね、キョンくん?部屋に行きましょ?」
キョン「こっちに来るな!!」
朝倉「どうして逃げるの?」
キョン「お前にはもう二度も殺されかけたからな!!」
朝倉「二回目は私じゃない私のはずよ?関係ないわ」
キョン「お前にとってはそうかもしれないがな、襲われた身としてはそんな風に考えられないんだよ」
朝倉「私と居るのって嫌?なら、ネコミミつけてみるね。これで可愛くなったでしょ?」
キョン「関係ないって!!そんなの!!」
朝倉「どうしてもダメっていうなら……。私は貴方の肉体が傍にあればいいし……」モジモジ
キョン(長門!!たすけてくれー!!!)
朝倉「今、この空間には誰も入り込めない。元からいる貴方の家族は別ね」
キョン「……たのむ……帰ってくれ……。お前とはイヴは過ごせないんだ」
朝倉「うん、それ無理っ。だって私は、貴方と一緒に居たいんですもの」
キョン「……!!」
朝倉「ね、キョンくん?部屋に行きましょ?」
キョン「こっちに来るな!!」
朝倉「どうして逃げるの?」
キョン「お前にはもう二度も殺されかけたからな!!」
朝倉「二回目は私じゃない私のはずよ?関係ないわ」
キョン「お前にとってはそうかもしれないがな、襲われた身としてはそんな風に考えられないんだよ」
朝倉「私と居るのって嫌?なら、ネコミミつけてみるね。これで可愛くなったでしょ?」
キョン「関係ないって!!そんなの!!」
朝倉「どうしてもダメっていうなら……。私は貴方の肉体が傍にあればいいし……」モジモジ
キョン(長門!!たすけてくれー!!!)
朝倉「じゃ、いくねっ」ダッ
キョン「ぐっ!?」
朝倉「きょーんくーん、ぎゅっとしてー」
パリィィン!!
朝倉「え……?」
長門「……」
キョン「長門!!」
喜緑「捕獲しました」
キョン「喜緑さんまで……?!」
朝倉「ど、どうして……!?この情報封鎖を突破することなんて貴方たちが力を合わせても……」
長門「外側からの解除は不可能だったが、当該ポイントへのアクセス許可を事前に申請しておいた」
朝倉「事前に……?まさか、空間連結の出口をキョンくんに持たせていたの?」
長門「そう」
朝倉「そんな……」ガクッ
キョン(まさか、あの栞か……。あの栞がある場所になら長門は瞬間移動できるってことでいいのか?)
キョン「ぐっ!?」
朝倉「きょーんくーん、ぎゅっとしてー」
パリィィン!!
朝倉「え……?」
長門「……」
キョン「長門!!」
喜緑「捕獲しました」
キョン「喜緑さんまで……?!」
朝倉「ど、どうして……!?この情報封鎖を突破することなんて貴方たちが力を合わせても……」
長門「外側からの解除は不可能だったが、当該ポイントへのアクセス許可を事前に申請しておいた」
朝倉「事前に……?まさか、空間連結の出口をキョンくんに持たせていたの?」
長門「そう」
朝倉「そんな……」ガクッ
キョン(まさか、あの栞か……。あの栞がある場所になら長門は瞬間移動できるってことでいいのか?)
キョン「長門、助かったぜ」
長門「応援に来たわけではない」
キョン「え?」
喜緑「朝倉涼子の独断専行を止めに来ただけです」
キョン「独断専行だと?」
長門「……」
朝倉「なにを言っているのかしら。私が彼と二人っきりで過ごしても結果は同じになるはずでしょ?」
喜緑「貴方の力では迫り来るイレギュラーに対応できません。それは長門さんの役目です」
朝倉「私でもできるわ。1日キョンくんを守ることぐらい」
喜緑「できないから言っているのです。それに……」
キョン「え?なんでしょうか?」
喜緑「……貴方の周囲にいるイレギュラー因子。彼女の脅威に対抗できるのは長門さんだけですから」
キョン「誰のことだ?」
朝倉「長門さん、私に任せて。立派にキョンくんとイヴを過ごしてみせるわっ」
長門「許可できない。諦めて」
長門「応援に来たわけではない」
キョン「え?」
喜緑「朝倉涼子の独断専行を止めに来ただけです」
キョン「独断専行だと?」
長門「……」
朝倉「なにを言っているのかしら。私が彼と二人っきりで過ごしても結果は同じになるはずでしょ?」
喜緑「貴方の力では迫り来るイレギュラーに対応できません。それは長門さんの役目です」
朝倉「私でもできるわ。1日キョンくんを守ることぐらい」
喜緑「できないから言っているのです。それに……」
キョン「え?なんでしょうか?」
喜緑「……貴方の周囲にいるイレギュラー因子。彼女の脅威に対抗できるのは長門さんだけですから」
キョン「誰のことだ?」
朝倉「長門さん、私に任せて。立派にキョンくんとイヴを過ごしてみせるわっ」
長門「許可できない。諦めて」
イレギュラー因子も含めてみんなで楽しくパーティすればいいと思う
キョン「……待ってくれ。朝倉は敵って訳じゃないのか?」
長門「今回、朝倉涼子は貴重な戦力。24日、貴方の情報凝着力が我々の予想を上回らないとも限らない」
朝倉「だから、私がキョンくんと一緒に……」
喜緑「ダメです」
朝倉「キョンくぅん……」
キョン「……部屋で話そう。ここにいると妹にも気づかれる」
長門「心配はいらない。私たちの会話は一切届かないようになっている」
キョン「立ち話もなんだし、ま、上がっていってくれ」
朝倉「うれしいっ」ギュッ
キョン「うわっ?!」
長門「離れて。怯えている」グイッ
朝倉「そんな……」
喜緑「では、お言葉に甘えてお邪魔します」
キョン(これ、俺の部屋が宇宙人の秘密基地みたいにならないか……?)
キョン(ハルヒが知ったら狂喜乱舞して心臓発作起こしそうだな)
長門「今回、朝倉涼子は貴重な戦力。24日、貴方の情報凝着力が我々の予想を上回らないとも限らない」
朝倉「だから、私がキョンくんと一緒に……」
喜緑「ダメです」
朝倉「キョンくぅん……」
キョン「……部屋で話そう。ここにいると妹にも気づかれる」
長門「心配はいらない。私たちの会話は一切届かないようになっている」
キョン「立ち話もなんだし、ま、上がっていってくれ」
朝倉「うれしいっ」ギュッ
キョン「うわっ?!」
長門「離れて。怯えている」グイッ
朝倉「そんな……」
喜緑「では、お言葉に甘えてお邪魔します」
キョン(これ、俺の部屋が宇宙人の秘密基地みたいにならないか……?)
キョン(ハルヒが知ったら狂喜乱舞して心臓発作起こしそうだな)
―自室―
キョン「問題の情報凝着力ってやつだが、長門なら緩和できるんだろ?それなら、緩和しつつ、この家でパーティーしても大丈夫なんだろ?」
長門「問題はない」
キョン「なら、24日はこの家でパーティーしとこうぜ」
喜緑「涼宮さんの力がイレギュラー因子によって突如発動した場合、長門さんでも止めることはできません」
キョン「だから、緩和してくれるならそのイレギュラーも俺の家には来ないんじゃないんですか?」
朝倉「力を断つことはできないの。飽く迄も緩和。この場所に留まっていれば必ずイレギュラー因子は訪れる」
キョン「それは誰だ?まだ現れてない9人目か?」
喜緑「佐々木さんです」
キョン「佐々木?」
喜緑「涼宮さんと佐々木さんがイヴという日にこの空間で出会うことは非常に危険なんです」
キョン「何故ですか?」
朝倉「きっと急進派としてはとても嬉しいことが起こるの」
キョン「ああ、なるほど。そりゃ危険だな」
朝倉「でしょ?だから、貴方にはここに居てほしくない。それが喜緑さんの考え。でも、長門さんは貴方がこの空間に居ても問題はないという考えなの」
キョン「問題の情報凝着力ってやつだが、長門なら緩和できるんだろ?それなら、緩和しつつ、この家でパーティーしても大丈夫なんだろ?」
長門「問題はない」
キョン「なら、24日はこの家でパーティーしとこうぜ」
喜緑「涼宮さんの力がイレギュラー因子によって突如発動した場合、長門さんでも止めることはできません」
キョン「だから、緩和してくれるならそのイレギュラーも俺の家には来ないんじゃないんですか?」
朝倉「力を断つことはできないの。飽く迄も緩和。この場所に留まっていれば必ずイレギュラー因子は訪れる」
キョン「それは誰だ?まだ現れてない9人目か?」
喜緑「佐々木さんです」
キョン「佐々木?」
喜緑「涼宮さんと佐々木さんがイヴという日にこの空間で出会うことは非常に危険なんです」
キョン「何故ですか?」
朝倉「きっと急進派としてはとても嬉しいことが起こるの」
キョン「ああ、なるほど。そりゃ危険だな」
朝倉「でしょ?だから、貴方にはここに居てほしくない。それが喜緑さんの考え。でも、長門さんは貴方がこの空間に居ても問題はないという考えなの」
キョン「長門、問題ないってどうして言い切れるんだ?」
長門「対象をこの周囲1キロ圏内に入れさせないようにするから」
キョン「な……」
喜緑「広域情報封鎖ですか。突破される可能性もゼロではないはずです」
長門「朝倉涼子のようにはならない」
朝倉「私だって時間をかければ空間連結からのアクセスも遮断できたわ。想定してなかっただけなの」
キョン「……」
喜緑「許可はできません。長門さん、24日は彼と二人でどこかに身を潜めていてください」
長門「そうすることで涼宮ハルヒに不信感を抱かせてしまうと、今後の監視調査に支障が出る」
朝倉「心配なら私がキョンくんの傍に……」
キョン「長門……」
長門「……」
キョン(長門、俺の家でパーティーがしたいっていうのか。それとも俺と二人っきりにはなりたくないっていうことなのか。後者じゃないことを信じたいが……)
長門「……」
キョン(ハルヒたちとパーティーをするか……長門とイヴを過ごすか……ああ、どっちも魅力的だね……。ん……ちょっと待てよ。なんか引っ掛かるぞ……)
長門「対象をこの周囲1キロ圏内に入れさせないようにするから」
キョン「な……」
喜緑「広域情報封鎖ですか。突破される可能性もゼロではないはずです」
長門「朝倉涼子のようにはならない」
朝倉「私だって時間をかければ空間連結からのアクセスも遮断できたわ。想定してなかっただけなの」
キョン「……」
喜緑「許可はできません。長門さん、24日は彼と二人でどこかに身を潜めていてください」
長門「そうすることで涼宮ハルヒに不信感を抱かせてしまうと、今後の監視調査に支障が出る」
朝倉「心配なら私がキョンくんの傍に……」
キョン「長門……」
長門「……」
キョン(長門、俺の家でパーティーがしたいっていうのか。それとも俺と二人っきりにはなりたくないっていうことなのか。後者じゃないことを信じたいが……)
長門「……」
キョン(ハルヒたちとパーティーをするか……長門とイヴを過ごすか……ああ、どっちも魅力的だね……。ん……ちょっと待てよ。なんか引っ掛かるぞ……)
喜緑「結論はでませんか。今日はこれで―――」
朝倉「私は帰る家がないから、キョンくんの家でお泊りしないと」
長門「朝倉涼子を敵性と判定」
キョン「……待ってくれ」
喜緑「なんでしょうか?」
キョン「長門、特定の空間に対象を入れさせないことができるんだよな?」
長門「できる」
キョン「それは確実ではないんですよね?」
喜緑「はい」
キョン「朝倉は時間をかければ誰も侵入できない空間をつくれるんだよな?」
朝倉「うんっ。できるわ」
キョン「喜緑さん、なら別にパーティーをしてもいいですよね?」
喜緑「どうしてですか?」
キョン「なら三人で壁を作れば鉄壁じゃないですか。二重三重の壁でも突破される危険性があるんですか?」
喜緑「……」
朝倉「私は帰る家がないから、キョンくんの家でお泊りしないと」
長門「朝倉涼子を敵性と判定」
キョン「……待ってくれ」
喜緑「なんでしょうか?」
キョン「長門、特定の空間に対象を入れさせないことができるんだよな?」
長門「できる」
キョン「それは確実ではないんですよね?」
喜緑「はい」
キョン「朝倉は時間をかければ誰も侵入できない空間をつくれるんだよな?」
朝倉「うんっ。できるわ」
キョン「喜緑さん、なら別にパーティーをしてもいいですよね?」
喜緑「どうしてですか?」
キョン「なら三人で壁を作れば鉄壁じゃないですか。二重三重の壁でも突破される危険性があるんですか?」
喜緑「……」
キョン「それでも絶対とは言えないが、ハルヒの力もその壁を認知して尚且つ心の底から壊そうと思わないと壊れないはずだし」
キョン「三人の力ならどうってことないと思うんですが」
喜緑「……」
キョン「長門、俺の考えはダメか?」
長門「ダメではない」
朝倉「むしろ、完璧な模範解答かな」
キョン「よし。それで頼むよ、長門」
長門「分かった」
喜緑「長門さん?」
長門「……」
喜緑「分かりました。その方法を取りましょう」
キョン(俺でも思いつけたのにこの三人が思いつけなかったってあり得るのか……?)
朝倉「おやすみなさい」モゾモゾ
キョン「長門、朝倉をベッドから引き摺り出してくれ」
長門「了解」
キョン「三人の力ならどうってことないと思うんですが」
喜緑「……」
キョン「長門、俺の考えはダメか?」
長門「ダメではない」
朝倉「むしろ、完璧な模範解答かな」
キョン「よし。それで頼むよ、長門」
長門「分かった」
喜緑「長門さん?」
長門「……」
喜緑「分かりました。その方法を取りましょう」
キョン(俺でも思いつけたのにこの三人が思いつけなかったってあり得るのか……?)
朝倉「おやすみなさい」モゾモゾ
キョン「長門、朝倉をベッドから引き摺り出してくれ」
長門「了解」
―翌日 駅前―
ハルヒ「キョン!!ちゃんと不思議をみつけてきなさいよ!!サンタの帽子とかサンタのヒゲとか!!」
キョン「お前こそ、サンタの格好をした店員を襲ったりするんじゃねーぞ」
ハルヒ「ふんっ」
朝比奈「では、またお昼に」
長門「……」
古泉「都合よく、僕とペアになれましたね」
キョン「都合よくね……」
古泉「それで、考えは纏まりましたか?」
キョン「長門たちが全部請け負ってくれるみたいだ」
古泉「長門さん……たち?」
キョン「長門と喜緑さん、そしてゾンビ朝倉だ」
古泉「おやおや。モテますね。羨ましい限りです」
キョン「まあ、これで解決だ。何も心配はいらねーよ」
古泉「昨日の出来事を詳しく教えてもらえますか?」
ハルヒ「キョン!!ちゃんと不思議をみつけてきなさいよ!!サンタの帽子とかサンタのヒゲとか!!」
キョン「お前こそ、サンタの格好をした店員を襲ったりするんじゃねーぞ」
ハルヒ「ふんっ」
朝比奈「では、またお昼に」
長門「……」
古泉「都合よく、僕とペアになれましたね」
キョン「都合よくね……」
古泉「それで、考えは纏まりましたか?」
キョン「長門たちが全部請け負ってくれるみたいだ」
古泉「長門さん……たち?」
キョン「長門と喜緑さん、そしてゾンビ朝倉だ」
古泉「おやおや。モテますね。羨ましい限りです」
キョン「まあ、これで解決だ。何も心配はいらねーよ」
古泉「昨日の出来事を詳しく教えてもらえますか?」
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