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元スレキョン「俺だけ一般人ってのは納得がいかない」

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キョン「いかないんだ」
長門「……?」
キョン「ずるい。おまえらずるいぞ」
古泉「どうしたんですか急に」
キョン「お前には言ってない」
古泉「いや、今おまえらって」
キョン「言ってない」
古泉「なんという」
長門「……?」
キョン「ずるい。おまえらずるいぞ」
古泉「どうしたんですか急に」
キョン「お前には言ってない」
古泉「いや、今おまえらって」
キョン「言ってない」
古泉「なんという」
キョン「長門は宇宙人」
長門「…」コク
キョン「朝比奈さんは未来人」
みくる「えっ、えっ? あっ、は……はい」
キョン「古泉は超能力者」
古泉「はぁ」
キョン「実に不愉快だ。なんでお前らだけそんなチートキャラなんだよ」
古泉「いや……あなたも特殊な存在では」
キョン「いいわけすな」
古泉「なんという」
長門「…」コク
キョン「朝比奈さんは未来人」
みくる「えっ、えっ? あっ、は……はい」
キョン「古泉は超能力者」
古泉「はぁ」
キョン「実に不愉快だ。なんでお前らだけそんなチートキャラなんだよ」
古泉「いや……あなたも特殊な存在では」
キョン「いいわけすな」
古泉「なんという」
キョン「どういうわけか団長様は神様なわけだ。お客様は神様みたいな」
古泉「全然違いますよ」
キョン「なんだよこれ。戦隊物でレッドだけ普通のおっさん、みたいな」
古泉「なんでいきなり自分がレッドなんですか」
キョン「黙れ黄色、カレーでも食ってろ」
古泉「なにかしました? 僕あなたになにかしました?」
みくる「わっ、わたしは何色ですか?」
キョン「もちろんピンクですよ」
みくる「わぁ……憧れてましたそういうの……」
長門「…」
古泉「全然違いますよ」
キョン「なんだよこれ。戦隊物でレッドだけ普通のおっさん、みたいな」
古泉「なんでいきなり自分がレッドなんですか」
キョン「黙れ黄色、カレーでも食ってろ」
古泉「なにかしました? 僕あなたになにかしました?」
みくる「わっ、わたしは何色ですか?」
キョン「もちろんピンクですよ」
みくる「わぁ……憧れてましたそういうの……」
長門「…」
キョン「でもな、別にいいんだ。俺だけ普通の人ってのでも、別に」
古泉「いいなら何をそんな」
キョン「腹がたつのはそんな一般ピーポーな俺がさ」
長門「ぴーぽー?」
キョン「そこはいい。とにかく、俺が一番あのゴッドから被害を受けてるってことだ!」
みくる「ひっ、被害って」
キョン「毎度毎度毎度毎度毎度毎度毎度毎度毎度毎度毎度俺が何かしらの痛い目にあう!」
古泉「よく今の噛まずに言い切りましたね」
キョン「えぇ!? 崖から落ちて死にそうになるわ殺されかけるわ殺されかけるわ!」
キョン「二度も殺されかける奴なんてみたことないぞ!」
古泉「まあ……いいじゃないですか。ラッキーでしょう、ある意味」
キョン「正しい意味でアンラッキーじゃないか! バカかお前は!」
古泉「いいなら何をそんな」
キョン「腹がたつのはそんな一般ピーポーな俺がさ」
長門「ぴーぽー?」
キョン「そこはいい。とにかく、俺が一番あのゴッドから被害を受けてるってことだ!」
みくる「ひっ、被害って」
キョン「毎度毎度毎度毎度毎度毎度毎度毎度毎度毎度毎度俺が何かしらの痛い目にあう!」
古泉「よく今の噛まずに言い切りましたね」
キョン「えぇ!? 崖から落ちて死にそうになるわ殺されかけるわ殺されかけるわ!」
キョン「二度も殺されかける奴なんてみたことないぞ!」
古泉「まあ……いいじゃないですか。ラッキーでしょう、ある意味」
キョン「正しい意味でアンラッキーじゃないか! バカかお前は!」
キョン「俺はここに提案する! 俺もお前達みたいに特殊な存在になるべきだと!」
みくる「特別な……存在、ですか……もうなってると思うんですけど……」ゴニョニョ
古泉「ははは、なんか楽しそうですねそれ」
キョン「そこ! 笑い事じゃないぞ!」
古泉「えっ」
キョン「そこで超能力者未来人宇宙人の三人に協力を願いたい」
長門「協力?」
みくる「協力ですか……?」
みくる「特別な……存在、ですか……もうなってると思うんですけど……」ゴニョニョ
古泉「ははは、なんか楽しそうですねそれ」
キョン「そこ! 笑い事じゃないぞ!」
古泉「えっ」
キョン「そこで超能力者未来人宇宙人の三人に協力を願いたい」
長門「協力?」
みくる「協力ですか……?」
キョン「つまりだ、三人の超能力や宇宙パワーや未来テクノロジーで、俺を超人にしてくれ」
古泉「超人ですか。よりにもよって超人ですか」
キョン「スーパースクラルみたいな」
古泉「しかもそういうのですか。っていうか彼宇宙人ですよね」
キョン「ガンビットみたいな」
みくる「あっ、カッコいいですよねあの人。カード投げ真似したなぁ……」
キョン「ガンロックみたいな」
長門「岩男」
キョン「なんで三人共知ってるんだよ! したり顔させろよ!」
古泉「超人ですか。よりにもよって超人ですか」
キョン「スーパースクラルみたいな」
古泉「しかもそういうのですか。っていうか彼宇宙人ですよね」
キョン「ガンビットみたいな」
みくる「あっ、カッコいいですよねあの人。カード投げ真似したなぁ……」
キョン「ガンロックみたいな」
長門「岩男」
キョン「なんで三人共知ってるんだよ! したり顔させろよ!」
キョン「俺も不思議な力を使いたいんだ。仲間はずれすな」
古泉「すな、と言われましても」
キョン「お前なんかそれだけでモテるんだから超能力とかいらんだろ。くれよ」
古泉「あげられるならあげますよ」
キョン「朝比奈さんも、この時代もいいもんですよ? だから俺が未来に帰ります」
みくる「そ、それは、それはだめですっ!」
キョン「長門、いつもありがとうな。これからは俺がお前を助けてやるぞ」
長門「…」ムシャムシャ
キョン「聞けよ。なんでこのタイミングでお菓子食べてんだよ」
古泉「すな、と言われましても」
キョン「お前なんかそれだけでモテるんだから超能力とかいらんだろ。くれよ」
古泉「あげられるならあげますよ」
キョン「朝比奈さんも、この時代もいいもんですよ? だから俺が未来に帰ります」
みくる「そ、それは、それはだめですっ!」
キョン「長門、いつもありがとうな。これからは俺がお前を助けてやるぞ」
長門「…」ムシャムシャ
キョン「聞けよ。なんでこのタイミングでお菓子食べてんだよ」
長門「…」チロチロ
キョン「手についた粉を舐めるな」
長門「美味」
みくる「美味しいですよね、ハッピー○ーン」
キョン「それは否定せんが、とりあえず今は俺の願いを聞いてほしい」
古泉「と言われても、僕には何もできませんよ」
キョン「じゃあお前に発言権はないな。そこで逆立ちでもしてろ」
古泉「わかりました」
キョン「するのかよ!」
古泉「…」
キョン「しないのかよ!」
キョン「手についた粉を舐めるな」
長門「美味」
みくる「美味しいですよね、ハッピー○ーン」
キョン「それは否定せんが、とりあえず今は俺の願いを聞いてほしい」
古泉「と言われても、僕には何もできませんよ」
キョン「じゃあお前に発言権はないな。そこで逆立ちでもしてろ」
古泉「わかりました」
キョン「するのかよ!」
古泉「…」
キョン「しないのかよ!」
キョン「折角だ。ハルヒもいないことだし、一つ協力してはくれんかね」
古泉「ですから、協力のしようがないと言いますか」
キョン「がんばれよ! いや、がんばってください!」
みくる「うぅーん……」
キョン「おっ、なにかいい案でもありますか!?」
みくる「まぁ……人体改造は……未来では……でもこの時代ではまだ痛覚マスキングもできないし……」ゴニョニョ
キョン「さっ、先に言っておきますが危険なのは勘弁してもらいたいです」
みくる「えっ? 私なにか言いました?」
キョン「……長門なら」
長門「できなくはない、が、オススメはしない」
古泉&みくる「「!?」」
古泉「ですから、協力のしようがないと言いますか」
キョン「がんばれよ! いや、がんばってください!」
みくる「うぅーん……」
キョン「おっ、なにかいい案でもありますか!?」
みくる「まぁ……人体改造は……未来では……でもこの時代ではまだ痛覚マスキングもできないし……」ゴニョニョ
キョン「さっ、先に言っておきますが危険なのは勘弁してもらいたいです」
みくる「えっ? 私なにか言いました?」
キョン「……長門なら」
長門「できなくはない、が、オススメはしない」
古泉&みくる「「!?」」
キョン「おおおっ! さすが長門! お前は本当に凄いなぁ」
長門「…」コク
キョン「ようし、ご褒美にハッピー○ーンを三コあげよう」
長門「もらう」スッ
古泉「ふむ……確かに長門さんなら、そういうのも出来そうな気はしてましたが」
キョン「君とは違うのだよ君とは。長門君は我が部のホープだからな」
古泉「はぁ」
みくる「でもその、オススメできないというのは……」
長門「…」
長門「…」コク
キョン「ようし、ご褒美にハッピー○ーンを三コあげよう」
長門「もらう」スッ
古泉「ふむ……確かに長門さんなら、そういうのも出来そうな気はしてましたが」
キョン「君とは違うのだよ君とは。長門君は我が部のホープだからな」
古泉「はぁ」
みくる「でもその、オススメできないというのは……」
長門「…」
長門「私が出来るのは、あなたを超能力者にするということ」
キョン「超能力者!? よっしゃ、これで古泉の存在価値がなくなる!」グッ
古泉「なんですかそのガッツポーズ、泣いていいんですか」
長門「だけどそれは、あなた方人間にとっては必要のないこと」
キョン「不必要ということは必要とされない必要があるってことだ。つまり不必要は存在しないんだぞ」
長門「……あなたがどうしても、というのなら」
みくる「でもあの……あまりそういうことは……」
長門「万が一危険なことになったら、その時は私がどうにかする」
古泉「大丈夫なんでしょうか」
長門「……いざとなれば時間を戻せばいい。今、ここに復元ポイントを作成する」
キョン「よくわからんが俺の目にお前はとても輝いて見えるぞ……おおっ」
キョン「超能力者!? よっしゃ、これで古泉の存在価値がなくなる!」グッ
古泉「なんですかそのガッツポーズ、泣いていいんですか」
長門「だけどそれは、あなた方人間にとっては必要のないこと」
キョン「不必要ということは必要とされない必要があるってことだ。つまり不必要は存在しないんだぞ」
長門「……あなたがどうしても、というのなら」
みくる「でもあの……あまりそういうことは……」
長門「万が一危険なことになったら、その時は私がどうにかする」
古泉「大丈夫なんでしょうか」
長門「……いざとなれば時間を戻せばいい。今、ここに復元ポイントを作成する」
キョン「よくわからんが俺の目にお前はとても輝いて見えるぞ……おおっ」
キョン「で、それは一体どんな能力なんだ」
長門「それは」
キョン「それは」
長門「未来予知能力」
キョン「未来予知能力!」
古泉「なんですって」
みくる「!?」(私の存在意義が……)
キョン「未来、未来予知だと!? それじゃ朝比奈さんの存在意義が」
みくる「ふぇーん……やっぱりぃ」
長門「正確には予知ではない。確定された未来を見ることができる、そういうこと」
キョン「……よぉし、詳しい話を聞こうじゃないか」
長門「それは」
キョン「それは」
長門「未来予知能力」
キョン「未来予知能力!」
古泉「なんですって」
みくる「!?」(私の存在意義が……)
キョン「未来、未来予知だと!? それじゃ朝比奈さんの存在意義が」
みくる「ふぇーん……やっぱりぃ」
長門「正確には予知ではない。確定された未来を見ることができる、そういうこと」
キョン「……よぉし、詳しい話を聞こうじゃないか」
>>25
落ちちゃったしねー
落ちちゃったしねー
長門「並行世界はわかる?」
キョン「あー……うん」
古泉「わかってないですよね」
キョン「わかっとる! バカにすんな」
長門「選択しなかった未来、そう思えばいい」
キョン「あぁ、うん」
みくる「…」(わかってなさそう……)
長門「例えばこのお菓子を……」モグモグ
キョン「食った」
長門「……ケフッ」
キョン「…」
長門「今、私達がいるのはこれを私が食べた世界」
キョン「おう」
長門「私がこれを食べなかった世界……それが並行世界」
キョン「おぉ……あぁ、うん。わかってる、わかってるとも」
キョン「あー……うん」
古泉「わかってないですよね」
キョン「わかっとる! バカにすんな」
長門「選択しなかった未来、そう思えばいい」
キョン「あぁ、うん」
みくる「…」(わかってなさそう……)
長門「例えばこのお菓子を……」モグモグ
キョン「食った」
長門「……ケフッ」
キョン「…」
長門「今、私達がいるのはこれを私が食べた世界」
キョン「おう」
長門「私がこれを食べなかった世界……それが並行世界」
キョン「おぉ……あぁ、うん。わかってる、わかってるとも」
長門「選択しなかった未来。それは無数に存在する」
キョン「えっ? いや、だからそれを食べなかったというだけじゃ」
長門「食べなかった、少しだけ食べた、誰かにあげた。行動は無限に広がる」
キョン「……おー。そう言われりゃそうだな」
古泉「やっぱりわかってないんじゃ」
キョン「再確認だ。黙っとれ」
長門「あなたにこの並行世界の中で、一番行き着く確立が高い世界を見る能力を目覚めさせる」
キョン「えー……あぁ! おう、なるほど!」
みくる「えーと、つまり……食べたいものを素直に食べたらどうなるか、という未来?」
長門「その通り」
キョン「だよな」
古泉「微塵もわかってないですよね」
キョン「シャラップ!」
キョン「えっ? いや、だからそれを食べなかったというだけじゃ」
長門「食べなかった、少しだけ食べた、誰かにあげた。行動は無限に広がる」
キョン「……おー。そう言われりゃそうだな」
古泉「やっぱりわかってないんじゃ」
キョン「再確認だ。黙っとれ」
長門「あなたにこの並行世界の中で、一番行き着く確立が高い世界を見る能力を目覚めさせる」
キョン「えー……あぁ! おう、なるほど!」
みくる「えーと、つまり……食べたいものを素直に食べたらどうなるか、という未来?」
長門「その通り」
キョン「だよな」
古泉「微塵もわかってないですよね」
キョン「シャラップ!」
長門「デジャヴを知ってる?」
キョン「それならわかるぞ。あのなんか……あれ? これ知ってる……みたいな」
長門「それ」
古泉「既視感ってやつですね」
長門「それを確定的な自覚に変換させる」
みくる「!?」
キョン「つまり……どういうことだってばよ」
古泉「なんですかそれェ」
キョン「知ってるだろお前」
長門「デジャヴとは『既視感』とは違う。まったく別のもの」
みくる「それは……」
キョン「知ってるんですか朝比奈さん」
古泉「むぅ、もしや伝説の」
キョン「お前もう黙ってろ。もしくは死ね」
キョン「それならわかるぞ。あのなんか……あれ? これ知ってる……みたいな」
長門「それ」
古泉「既視感ってやつですね」
長門「それを確定的な自覚に変換させる」
みくる「!?」
キョン「つまり……どういうことだってばよ」
古泉「なんですかそれェ」
キョン「知ってるだろお前」
長門「デジャヴとは『既視感』とは違う。まったく別のもの」
みくる「それは……」
キョン「知ってるんですか朝比奈さん」
古泉「むぅ、もしや伝説の」
キョン「お前もう黙ってろ。もしくは死ね」
長門「大丈夫。あなたの口から教えなければいいだけのこと」
みくる「あぅ……きっ、禁則事項ですぅ」
キョン「……聞いて大丈夫なのかそれは」
長門「問題ない。知ったところでどうすることもできない」
古泉「少し怖いですね。気になりもしますが」
長門「並行世界とは突然現れるものではない」
長門「結果が存在するのは、過程が存在するからであって」
長門「デジャヴとはつまり、『未来を思い出している』ということ」
キョン「ははは、そうか。うむ……まったくわからん」
長門「…」
みくる「あぅ……きっ、禁則事項ですぅ」
キョン「……聞いて大丈夫なのかそれは」
長門「問題ない。知ったところでどうすることもできない」
古泉「少し怖いですね。気になりもしますが」
長門「並行世界とは突然現れるものではない」
長門「結果が存在するのは、過程が存在するからであって」
長門「デジャヴとはつまり、『未来を思い出している』ということ」
キョン「ははは、そうか。うむ……まったくわからん」
長門「…」
あー
てきとーに書いてるのでてきとーに読んでね
SF的ツッコミとか勘弁してね!お兄さんとの約束だよ!
てきとーに書いてるのでてきとーに読んでね
SF的ツッコミとか勘弁してね!お兄さんとの約束だよ!
長門「ここに一つのお菓子がある」
キョン「あるな」
長門「…」ムグムグ
キョン「…」
長門「……ケフ。これがお菓子を食べた未来」
キョン「あぁ」
長門「お菓子が存在したので、存在できた未来」
キョン「うん」
長門「お菓子が存在し続ければ、どんな未来も存在する」
キョン「…」
長門「あなたが存在する限り、あなたの並行世界は永遠に存在し続ける」
キョン「だんだんわかってきたけど、今それを食べる必要はなかったよな?」
キョン「あるな」
長門「…」ムグムグ
キョン「…」
長門「……ケフ。これがお菓子を食べた未来」
キョン「あぁ」
長門「お菓子が存在したので、存在できた未来」
キョン「うん」
長門「お菓子が存在し続ければ、どんな未来も存在する」
キョン「…」
長門「あなたが存在する限り、あなたの並行世界は永遠に存在し続ける」
キョン「だんだんわかってきたけど、今それを食べる必要はなかったよな?」
長門「加えて朝比奈みくるの力を思い出してほしい」
キョン「え? 朝比奈さん? そりゃあ、未来人で、未来と過去を……」
長門「そう。時間と時間を行き来する。それを記憶の範囲だけで行う」
みくる「あぅ……」
長門「あなた達は、時間を未来にしか移動できない。肉体的にではなく、精神的に」
長門「未来は確定しているもの。常に存在するもの」
長門「つまり精神的時間跳躍さえできれば、それを覗くことも可能になる」
キョン「おぉ、えらく饒舌だな長門……よくわからんけども」
キョン「え? 朝比奈さん? そりゃあ、未来人で、未来と過去を……」
長門「そう。時間と時間を行き来する。それを記憶の範囲だけで行う」
みくる「あぅ……」
長門「あなた達は、時間を未来にしか移動できない。肉体的にではなく、精神的に」
長門「未来は確定しているもの。常に存在するもの」
長門「つまり精神的時間跳躍さえできれば、それを覗くことも可能になる」
キョン「おぉ、えらく饒舌だな長門……よくわからんけども」
長門「デジャヴとは、一時的にその未来を覗くということ」
キョン「うーん、なんとなくでは理解出来てきた」
古泉「ゲームで想像すればいいんですよ。紙と鉛筆を借ります」
古泉「まずここでセーブする」カリカリ
古泉「で、ここから先に行く。そしてここでゲームオーバーになる」カリカリ
古泉「するとこのセーブポイントからやり直しになる」スーッ
古泉「ゲーム上では、キャラクターは先の経験、つまり記憶は持ち合わせてませんが」
古泉「プレイヤーは既に先で何が起こるかを経験して知っている……ってことです」
キョン「あぁ! なるほど! お前も意外と役に立つんだな!」
古泉「んっふ」
キョン「うーん、なんとなくでは理解出来てきた」
古泉「ゲームで想像すればいいんですよ。紙と鉛筆を借ります」
古泉「まずここでセーブする」カリカリ
古泉「で、ここから先に行く。そしてここでゲームオーバーになる」カリカリ
古泉「するとこのセーブポイントからやり直しになる」スーッ
古泉「ゲーム上では、キャラクターは先の経験、つまり記憶は持ち合わせてませんが」
古泉「プレイヤーは既に先で何が起こるかを経験して知っている……ってことです」
キョン「あぁ! なるほど! お前も意外と役に立つんだな!」
古泉「んっふ」
古泉「つまり、過程の記憶を無くし結果の記憶だけを微かに脳に覚えさせる……ってことですかね」
長門「そう。それがデジャヴの正体」
古泉「でもそれが可能というのは……その方法は」
長門「それは――」
みくる「あ! や、だっ、だめです!」バッ
長門「ん」ムグムグ
みくる「駄目です! そっ、それを知ってしまうと誰にでも時間座標の移動がっ」
長門「……そこまでは教えない。わかってる」
みくる「あぅ……すっ、すいません」
キョン「?」
長門「方法を知ってしまうと、永遠に記憶し続けることが可能になってしまう」
古泉「並行世界は無限に広がっているわけですから、それを自由に行き来する力を持ってしまうと」
古泉「精神的な死が永遠に訪れなくなる、というわけですか」
長門「そう。それがデジャヴの正体」
古泉「でもそれが可能というのは……その方法は」
長門「それは――」
みくる「あ! や、だっ、だめです!」バッ
長門「ん」ムグムグ
みくる「駄目です! そっ、それを知ってしまうと誰にでも時間座標の移動がっ」
長門「……そこまでは教えない。わかってる」
みくる「あぅ……すっ、すいません」
キョン「?」
長門「方法を知ってしまうと、永遠に記憶し続けることが可能になってしまう」
古泉「並行世界は無限に広がっているわけですから、それを自由に行き来する力を持ってしまうと」
古泉「精神的な死が永遠に訪れなくなる、というわけですか」
こういうの大好きだぜ
確定された習慣、生化学的サイクル、疑うことを忘れていく恐怖とかそういうの大好きだぜちきしょう
確定された習慣、生化学的サイクル、疑うことを忘れていく恐怖とかそういうの大好きだぜちきしょう
長門「彼女のような肉体的時間跳躍は、さほど危険ではない」
長門「だけど精神的時間跳躍は、無限を生み出すことになってしまう」
長門「……なので、本当はオススメできない」
キョン「なっ、なんともよくわからんが……不老不死みたいなもんか」
長門「間違いではない。知ってはいけないこと」
キョン「うーん」
長門「だが先を、可能性が一番高い未来を見るだけなら問題ない」
長門「それを変えるか変えないか、変える方法も教えはしない」
長門「あくまでも未来予知……それでいい、それができる力だけを目覚めさせる」
キョン「……ほ、ほんとに超能力者みたいだな」
古泉「みたいじゃなくて、超能力者ですよ。それも、僕や朝比奈さんでは太刀打ちできないほど強力な」
長門「この中では私に一番近い存在」
キョン「……すごいな。ほらみろ、手のひらが汗まみれだ」
長門「だけど精神的時間跳躍は、無限を生み出すことになってしまう」
長門「……なので、本当はオススメできない」
キョン「なっ、なんともよくわからんが……不老不死みたいなもんか」
長門「間違いではない。知ってはいけないこと」
キョン「うーん」
長門「だが先を、可能性が一番高い未来を見るだけなら問題ない」
長門「それを変えるか変えないか、変える方法も教えはしない」
長門「あくまでも未来予知……それでいい、それができる力だけを目覚めさせる」
キョン「……ほ、ほんとに超能力者みたいだな」
古泉「みたいじゃなくて、超能力者ですよ。それも、僕や朝比奈さんでは太刀打ちできないほど強力な」
長門「この中では私に一番近い存在」
キョン「……すごいな。ほらみろ、手のひらが汗まみれだ」
>>47
俺もどうかと思うわ
俺もどうかと思うわ
長門「とにかく、あなたさえそれでいいのなら」
キョン「……どうなんだ、二人とも」
古泉「まあ、問題ないと思います。未来を知るだけで、過去に戻るわけじゃないんですし」
みくる「……そうですね……そのぐらいなら……並行世界に移動するだけだし」
キョン「でもあれじゃないか、あの、タイムパ……パラサイト?」
古泉「タイムパラドックスですか。それは並行世界がないと過程して初めて存在するものですからね」
みくる「問題ないですね」
キョン「よし! じゃあ決まりだ! さっそく俺にその力を――」
ガンガン!!
ハルヒ「ちょっ、なに! なんで鍵締めてるのよ! 開けなさーい!」
キョン「……どうなんだ、二人とも」
古泉「まあ、問題ないと思います。未来を知るだけで、過去に戻るわけじゃないんですし」
みくる「……そうですね……そのぐらいなら……並行世界に移動するだけだし」
キョン「でもあれじゃないか、あの、タイムパ……パラサイト?」
古泉「タイムパラドックスですか。それは並行世界がないと過程して初めて存在するものですからね」
みくる「問題ないですね」
キョン「よし! じゃあ決まりだ! さっそく俺にその力を――」
ガンガン!!
ハルヒ「ちょっ、なに! なんで鍵締めてるのよ! 開けなさーい!」
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