私的良スレ書庫
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元スレえり「贈り物?」恒子「そーそー…」

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恒子「もう私、すこやんに飽きられちゃったかなぁ…!?」
恒子「からかいすぎたかな!?何か怒らせたかな!?」
恒子「ねーえりちゃぁぁぁん!!」ビェェ
えり「な、泣かないでくださいよ…はい、ティッシュ」
恒子「グスン……」チーン
えり(…ああ、なんてややこしい…裏事情をも知っているだけに)
えり(…大抵、恒子さんが健夜さんに電話をかけてくるときは…)
えり(…家で、ケーキ作ってるときですもんね…)
恒子「グスグス……」
恒子「からかいすぎたかな!?何か怒らせたかな!?」
恒子「ねーえりちゃぁぁぁん!!」ビェェ
えり「な、泣かないでくださいよ…はい、ティッシュ」
恒子「グスン……」チーン
えり(…ああ、なんてややこしい…裏事情をも知っているだけに)
えり(…大抵、恒子さんが健夜さんに電話をかけてくるときは…)
えり(…家で、ケーキ作ってるときですもんね…)
恒子「グスグス……」
えり(…さて、なにを言えば良いものか…)
恒子「……グスッ……ねー、えりちゃーん……」
えり「……はい?」
恒子「私、嫌われちゃったかなぁ……」
えり「…………」
恒子「私と居るの、嫌になっちゃったのかなぁ……」
恒子「それとも……グスッ」
恒子「他の人と一緒にいるのかなぁぁ…!?」
えり「え」
恒子「うわーん!すこやんの浮気ものぉぉぉ!!」
えり(それはないっ!!)
恒子「……グスッ……ねー、えりちゃーん……」
えり「……はい?」
恒子「私、嫌われちゃったかなぁ……」
えり「…………」
恒子「私と居るの、嫌になっちゃったのかなぁ……」
恒子「それとも……グスッ」
恒子「他の人と一緒にいるのかなぁぁ…!?」
えり「え」
恒子「うわーん!すこやんの浮気ものぉぉぉ!!」
えり(それはないっ!!)
恒子「うわぁぁー!」メソメソ
えり「お、落ち着いて……大丈夫ですから、ね? 大丈夫!」ナデナデ
恒子「ほんと? ほんとに? 根拠は?」グスッ
えり「こっ……」
恒子「ねーえりちゃぁぁぁーん…!」スガリ
えり(し、知ってるけど言えない、あなたの為に頑張ってケーキ作ってるなんて言えない!)
恒子「やっぱ嫌われたんだぁぁぁ!!」ビェー
えり(あーもう!)イラッ
えり「お、落ち着いて……大丈夫ですから、ね? 大丈夫!」ナデナデ
恒子「ほんと? ほんとに? 根拠は?」グスッ
えり「こっ……」
恒子「ねーえりちゃぁぁぁーん…!」スガリ
えり(し、知ってるけど言えない、あなたの為に頑張ってケーキ作ってるなんて言えない!)
恒子「やっぱ嫌われたんだぁぁぁ!!」ビェー
えり(あーもう!)イラッ
えり「いい加減にしなさい!!」
恒子「だってぇ…」グスッ
えり「だってじゃない!そんなことで自分の手を止めてどうするんですか!?」
えり「そりゃ、健夜さんに何があったかなんて知りませんよ私は!でも…っ」
えり「あなたを裏切らないってことは、知ってます!」
恒子「!」
えり「もし健夜さんの心になにか変化があったと思うなら」
えり「素敵なマフラーで、またこっちに関心を向けさせようと、そのくらいの気持ちが無くてどうしますか!!」
恒子「えり、ちゃ……」
恒子「だってぇ…」グスッ
えり「だってじゃない!そんなことで自分の手を止めてどうするんですか!?」
えり「そりゃ、健夜さんに何があったかなんて知りませんよ私は!でも…っ」
えり「あなたを裏切らないってことは、知ってます!」
恒子「!」
えり「もし健夜さんの心になにか変化があったと思うなら」
えり「素敵なマフラーで、またこっちに関心を向けさせようと、そのくらいの気持ちが無くてどうしますか!!」
恒子「えり、ちゃ……」
えり「まずは、信じてあげてください…健夜さんを」
えり「彼女は…あなたを裏切るようなことは、絶対にしていない。私が保証します」
恒子「………」
えり「根拠は、とか聞かないでくださいね?」
えり(そこまで面倒を見る気は、ありません)
恒子「………ん」コクリ
えり「……わかりました?」
恒子「………ん」コクリ
恒子「すごいマフラー作って……すこやん見返してやる」グシッ
えり「彼女は…あなたを裏切るようなことは、絶対にしていない。私が保証します」
恒子「………」
えり「根拠は、とか聞かないでくださいね?」
えり(そこまで面倒を見る気は、ありません)
恒子「………ん」コクリ
えり「……わかりました?」
恒子「………ん」コクリ
恒子「すごいマフラー作って……すこやん見返してやる」グシッ
えり「………」ホッ
恒子「………っ」ズピッ
えり「…涙、残ってますよ」フキフキ
恒子「ん……えへ。ありがと」
えり「……落ち着きました?」
恒子「うん……多分」
えり「多分って……」
恒子「えへへ……ごめんね」
えり「いーえ。ここまで面倒見てきたのが、全部無駄になるのが嫌だっただけですよ」
恒子「ん。……そっか」ニコッ
えり「…ええ、そうですとも」ニコ
恒子「………っ」ズピッ
えり「…涙、残ってますよ」フキフキ
恒子「ん……えへ。ありがと」
えり「……落ち着きました?」
恒子「うん……多分」
えり「多分って……」
恒子「えへへ……ごめんね」
えり「いーえ。ここまで面倒見てきたのが、全部無駄になるのが嫌だっただけですよ」
恒子「ん。……そっか」ニコッ
えり「…ええ、そうですとも」ニコ
恒子「…ありがと、えりちゃん」
えり「いーえ、私はなにも」
恒子「…………」
えり「そんなことより、時間がありませんよ。進めましょう?」
恒子「……うんっ」
えり「ったく…不安になるのは良いですけど、作るのを放置しているなんて」
恒子「む……だって、ホントに怖かったし……やっぱ、怖い…し……」
えり「いーえ、私はなにも」
恒子「…………」
えり「そんなことより、時間がありませんよ。進めましょう?」
恒子「……うんっ」
えり「ったく…不安になるのは良いですけど、作るのを放置しているなんて」
恒子「む……だって、ホントに怖かったし……やっぱ、怖い…し……」
えり「怖いなら、振り向かせる!」ビシッ
恒子「…んっ!」
えり「さ、準備してください」
恒子「……えへへ。もしすこやんが浮気してたら、私は仕返しにえりちゃんと浮気してやろっと」
えり「……あの。私一応コイビトが」
恒子「咏ちゃんから奪えるほどイイ女になって、すこやん後悔させてやるんだー」
えり「…私と咏さん、部外者なんですけど」
恒子「ホント、気をつけた方がいいよ?えりちゃん」
えり「はい?話の繋がりが見えないんですが」
恒子「誰彼かまわず、優しい言葉投げたらダメだからね」ニッ
恒子「…んっ!」
えり「さ、準備してください」
恒子「……えへへ。もしすこやんが浮気してたら、私は仕返しにえりちゃんと浮気してやろっと」
えり「……あの。私一応コイビトが」
恒子「咏ちゃんから奪えるほどイイ女になって、すこやん後悔させてやるんだー」
えり「…私と咏さん、部外者なんですけど」
恒子「ホント、気をつけた方がいいよ?えりちゃん」
えり「はい?話の繋がりが見えないんですが」
恒子「誰彼かまわず、優しい言葉投げたらダメだからね」ニッ
えり「…そんなことしてるつもり、ないんですけどね…」
恒子「えー、ウソウソ。だから天然スケコマシとか言われんのっ」
えり「そのスケコ……とかいう言葉の意味が未だにわからないんですが」
恒子「え?」
えり「どういう意味なんですか?」
恒子「……あー、なんだ。その……」
えり「?」キョトン
恒子「…うん。とにかく、ありがとね」
えり「は、はい……」
えり(…納得いかない)
恒子「えー、ウソウソ。だから天然スケコマシとか言われんのっ」
えり「そのスケコ……とかいう言葉の意味が未だにわからないんですが」
恒子「え?」
えり「どういう意味なんですか?」
恒子「……あー、なんだ。その……」
えり「?」キョトン
恒子「…うん。とにかく、ありがとね」
えり「は、はい……」
えり(…納得いかない)
~その頃~
健夜「最近、こーこちゃんとなかなか会えなくて……」
咏「ふーん?」
健夜「ちょくちょく電話かかって来ることは来るんだけど、なんていうか…こっちが作業中のタイミングばっかりで」
咏「あちゃー、そりゃマジなすれ違いってやつだねぃ」
健夜「で…こっちから連絡してみても、向こうが忙しかったり…」
咏「ふぅん?」
健夜「最近、こーこちゃんとなかなか会えなくて……」
咏「ふーん?」
健夜「ちょくちょく電話かかって来ることは来るんだけど、なんていうか…こっちが作業中のタイミングばっかりで」
咏「あちゃー、そりゃマジなすれ違いってやつだねぃ」
健夜「で…こっちから連絡してみても、向こうが忙しかったり…」
咏「ふぅん?」
咏「で、すこやんはこんなとこで愚痴ってるっつーこったねぃ?」
健夜「…まあ、そういうこと」
咏「でもクリスマス、会うんでしょー?ちょっとしたすれ違いくらい気にすんなよー」フリフリ
健夜「……そう、かな。そうだよね、うん。気にしすぎだよね」
咏「そそ。んなこと言ったらうちのえりちゃんさー」
咏「…………」
健夜「咏ちゃん?」
健夜「…まあ、そういうこと」
咏「でもクリスマス、会うんでしょー?ちょっとしたすれ違いくらい気にすんなよー」フリフリ
健夜「……そう、かな。そうだよね、うん。気にしすぎだよね」
咏「そそ。んなこと言ったらうちのえりちゃんさー」
咏「…………」
健夜「咏ちゃん?」
咏「えりちゃんったらもう3日は帰ってきてないんだぜー!?」バンッ
健夜「!?」ビクッ
咏「年末だか用事だか仕事だか知らんけど!ずーっとえりちゃん家泊まってやんの!」
咏「お前の帰るべき所は三尋木家だろうがァッ!」クワッ
健夜「」アワワワワ
健夜「!?」ビクッ
咏「年末だか用事だか仕事だか知らんけど!ずーっとえりちゃん家泊まってやんの!」
咏「お前の帰るべき所は三尋木家だろうがァッ!」クワッ
健夜「」アワワワワ
咏「……みたいな、ね。知らんけど」
健夜(ごめん、私のせいです。ゴメンナサイ)プルプル
咏「ったく、やけ食いだやけ食いー!注文頼んまーす!」
健夜「あの、咏ちゃん?ここは奢らせてね?」
咏「え?マジで?」
健夜「うん、ここは、ドーンと。奢らせてください」
健夜(あとでチャント謝るから、今はこれで許して……)
健夜(ごめん、私のせいです。ゴメンナサイ)プルプル
咏「ったく、やけ食いだやけ食いー!注文頼んまーす!」
健夜「あの、咏ちゃん?ここは奢らせてね?」
咏「え?マジで?」
健夜「うん、ここは、ドーンと。奢らせてください」
健夜(あとでチャント謝るから、今はこれで許して……)
>>333
そりゃまあアラフォーにもなれば太りやすくもなるよ
そりゃまあアラフォーにもなれば太りやすくもなるよ
>>334
アラサーだよ!!!
アラサーだよ!!!
咏「ところですこやんはさぁー」
健夜「うん?」
咏「そういうイライラとかって、何で誤魔化す?」
健夜「誤魔化すって……」
咏「しゃーねーじゃん?最近、ほんっとにストレス溜まっててさぁ~えりちゃんのせいで!」
健夜(うっ)グサ
咏「酒呑まねーとやってられねーんだよねぃ~。でもすこやんは呑めないっしょ?」
健夜「そ、そうだね」
咏「だから何してんのかなーって」
健夜「うん?」
咏「そういうイライラとかって、何で誤魔化す?」
健夜「誤魔化すって……」
咏「しゃーねーじゃん?最近、ほんっとにストレス溜まっててさぁ~えりちゃんのせいで!」
健夜(うっ)グサ
咏「酒呑まねーとやってられねーんだよねぃ~。でもすこやんは呑めないっしょ?」
健夜「そ、そうだね」
咏「だから何してんのかなーって」
健夜「うーん…最近はネット通販にハマってるんだけど…ストレス解消になってるかどうかはわからないなぁ」
咏「ネットつーはん~?」
健夜「あからさまに嫌そう!?」
咏「だってさー…なに、衝動買いみたいな?」
健夜「だからストレス解消とかじゃなくてね…」
咏「あーゆうのってつい買い過ぎるーとかよく言うじゃん。へーきなん?」
健夜「うーん…」
咏「ネットつーはん~?」
健夜「あからさまに嫌そう!?」
咏「だってさー…なに、衝動買いみたいな?」
健夜「だからストレス解消とかじゃなくてね…」
咏「あーゆうのってつい買い過ぎるーとかよく言うじゃん。へーきなん?」
健夜「うーん…」
健夜「そうだなぁ…たしかに、買いすぎちゃうかも」
咏「やっぱねぃ~」
健夜「でも実際に買うよりいくらか割引されてたりするんだよ」
咏「……へぇ?」
健夜「なかなか売ってないものを検索するだけで見つけることもできるし…」
咏「ちなみにすこやんは何買うの?」
健夜「私?えーっと…」
健夜「……ああ、この前は大沼さんの本買ったよ」
咏「やっぱねぃ~」
健夜「でも実際に買うよりいくらか割引されてたりするんだよ」
咏「……へぇ?」
健夜「なかなか売ってないものを検索するだけで見つけることもできるし…」
咏「ちなみにすこやんは何買うの?」
健夜「私?えーっと…」
健夜「……ああ、この前は大沼さんの本買ったよ」
咏「…あー、あのじーさん」
健夜「その言い方はどうかな……」
咏「あの人の本ならそこら中の書店においてあるっしょ」
健夜「まぁ、そうなんだけど…はやりちゃんに借りて、面白かったのがあってね」
咏「はやりん?」
健夜「うん。なんでも、ファンらしいよ」
咏「ふぁん!?はやりんがあのじーさんの!?」
健夜「驚きすぎ……まぁわかるけど」
健夜「その言い方はどうかな……」
咏「あの人の本ならそこら中の書店においてあるっしょ」
健夜「まぁ、そうなんだけど…はやりちゃんに借りて、面白かったのがあってね」
咏「はやりん?」
健夜「うん。なんでも、ファンらしいよ」
咏「ふぁん!?はやりんがあのじーさんの!?」
健夜「驚きすぎ……まぁわかるけど」
健夜「あ……これ、秘密だよ?はやりちゃんは隠したいみたいだから」
咏「えー、はやりんが、へぇー……」ニヤニヤ
健夜(あ、言いふらす気だ)
咏「で、オーヌマさんの本借りたんだ?何の本?」
健夜「んと、2作目だったかな…」
咏「2作目って…何十年前の本だよ…」
健夜「だから通販に頼んだの。それに…」
咏「?」
咏「えー、はやりんが、へぇー……」ニヤニヤ
健夜(あ、言いふらす気だ)
咏「で、オーヌマさんの本借りたんだ?何の本?」
健夜「んと、2作目だったかな…」
咏「2作目って…何十年前の本だよ…」
健夜「だから通販に頼んだの。それに…」
咏「?」
健夜「えの…あんまり、近所だと…さ。咏ちゃんも経験、ない?」
咏「なにが?」
健夜「その…店員さんとか、お客さんが自分のこと知ってる…とか」
咏「あー、あるある。いちおー有名人だもんねぃ~」
健夜「そ、それでさ…私が大沼さんの、麻雀の本買うって…なんというか、マンマでしょ?」
咏「んー?よくわかんねー」
健夜「だから、ツッコまれたり…色々言われそうだなーって」
咏「そーゆーもん?」
咏「なにが?」
健夜「その…店員さんとか、お客さんが自分のこと知ってる…とか」
咏「あー、あるある。いちおー有名人だもんねぃ~」
健夜「そ、それでさ…私が大沼さんの、麻雀の本買うって…なんというか、マンマでしょ?」
咏「んー?よくわかんねー」
健夜「だから、ツッコまれたり…色々言われそうだなーって」
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