私的良スレ書庫
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元スレ恒子「ライバルぅ?」咏「そーそー…」
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咏「あー終わった終わった、仕事しゅーりょー」
えり「お疲れ様でした」
咏「スタッフとの打ち合わせってかったるくねー?」
えり「そう言わずに。お仕事なんですから」
咏「……あ」
えり「?」
咏「ちょっち忘れ物!取ってくるわ」
えり「一緒に行きましょうか?」
えり「お疲れ様でした」
咏「スタッフとの打ち合わせってかったるくねー?」
えり「そう言わずに。お仕事なんですから」
咏「……あ」
えり「?」
咏「ちょっち忘れ物!取ってくるわ」
えり「一緒に行きましょうか?」
咏「いんや、先行ってて。すぐ追いつくってー」
えり「わかりました」
咏「んなら後で~」パタパタ
えり「走っちゃだめですよー?」
咏「知らんしー」
えり「まったく…」
えり(…ゆっくり歩いていよう)
えり「わかりました」
咏「んなら後で~」パタパタ
えり「走っちゃだめですよー?」
咏「知らんしー」
えり「まったく…」
えり(…ゆっくり歩いていよう)
えり「……」テクテク
えり(…大丈夫かな)
?「」スッ
えり「!」
?「わッ―――」
ドンッ ポト……
?「すっ、すいません!」
えり「い、いえ…私もぼんやりしていましたから…。こんな狭いところ、走っちゃダメですよ?」
えり(…大丈夫かな)
?「」スッ
えり「!」
?「わッ―――」
ドンッ ポト……
?「すっ、すいません!」
えり「い、いえ…私もぼんやりしていましたから…。こんな狭いところ、走っちゃダメですよ?」
?「ほんと、すいません!」
えり「……?」
えり(…涙の、跡…?)
?「それじゃッ」ダダダッ
えり「あッ……」
えり(……足早い……あら?)
えり「この帽子、さっきの子の落とし物…?」
えり(………)
えり「……?」
えり(…涙の、跡…?)
?「それじゃッ」ダダダッ
えり「あッ……」
えり(……足早い……あら?)
えり「この帽子、さっきの子の落とし物…?」
えり(………)
………………
休憩所
?「…………」
?「……ちくしょう……」グスッ
?「……あたし、は……っ…」ポロポロ
?「……くっ……」グシグシッ
タッタッタ…
えり「あ、いたいた……」
?「え?……あ……さっき……」
えり「寺崎さん」
遊月「!?」
休憩所
?「…………」
?「……ちくしょう……」グスッ
?「……あたし、は……っ…」ポロポロ
?「……くっ……」グシグシッ
タッタッタ…
えり「あ、いたいた……」
?「え?……あ……さっき……」
えり「寺崎さん」
遊月「!?」
えり「よかった、見つかって…」
遊月「え、…え…?」
えり「落とし物ですよ。はい、これ」
遊月「えっ…あ、それ…」
えり「あなたの物ですよね?」
遊月「そ、そうだけど……あの」
えり「はい?」
遊月「なんで、名前……」
えり「?」
遊月「え、…え…?」
えり「落とし物ですよ。はい、これ」
遊月「えっ…あ、それ…」
えり「あなたの物ですよね?」
遊月「そ、そうだけど……あの」
えり「はい?」
遊月「なんで、名前……」
えり「?」
えり「寺崎遊月さんですよね?射水総合高校の先鋒の」
遊月「そう、だけど…。なんで、知って……」
えり「1回戦の第6試合の実況を勤めましたから」
遊月「でも、それだけで?」
えり「ええ。…なにかおかしいですか?」
遊月「だって、あたしんとこ、敗退したから1回戦しか…」
えり「それは……、でも」
遊月「………」
遊月「そう、だけど…。なんで、知って……」
えり「1回戦の第6試合の実況を勤めましたから」
遊月「でも、それだけで?」
えり「ええ。…なにかおかしいですか?」
遊月「だって、あたしんとこ、敗退したから1回戦しか…」
えり「それは……、でも」
遊月「………」
えり「先鋒戦で阿知賀女子からあがったのは、貴方だけでしたし…」
遊月「!!」
遊月「…………」ポロッ
えり「え?」
遊月「……ぅ……うぅぅ……!ひっく…」グスッ
えり「えっ、えぇっ!?」オロオロ
遊月「!!」
遊月「…………」ポロッ
えり「え?」
遊月「……ぅ……うぅぅ……!ひっく…」グスッ
えり「えっ、えぇっ!?」オロオロ
えり「……落ち着きましたか?」
遊月「……ん……」コクッ
遊月「…すんませんっした…急に、こんな…」
えり「それは大丈夫なんですが…私、貴方の気にさわるような、」
遊月「ち、違う!そうじゃなくて!!」
遊月「………」
遊月「……嬉しかった、んだ」
えり「嬉しかった…?」
遊月「……ん……」コクッ
遊月「…すんませんっした…急に、こんな…」
えり「それは大丈夫なんですが…私、貴方の気にさわるような、」
遊月「ち、違う!そうじゃなくて!!」
遊月「………」
遊月「……嬉しかった、んだ」
えり「嬉しかった…?」
遊月「…あたし、個人戦15位ってことで、富山ではちょっとチヤホヤされてて…」
遊月「…少し、調子に乗ってたのは認める…でも…当たり前、なんだけど」
遊月「団体戦初戦敗退になった途端、みんなの見る目が変わって…」
遊月「本編にも3ミリくらい出てたのに、一部からは“誰?”とか言われて……」グスッ
遊月「もう……自信なくしちゃって…!」ポロポロ
遊月「…でも、さっき針生アナウンサーが、あたしのこと…ちゃんと、覚えててくれて…嬉しかったんです」
遊月「急に泣いて、…すいませんでした」
遊月「…少し、調子に乗ってたのは認める…でも…当たり前、なんだけど」
遊月「団体戦初戦敗退になった途端、みんなの見る目が変わって…」
遊月「本編にも3ミリくらい出てたのに、一部からは“誰?”とか言われて……」グスッ
遊月「もう……自信なくしちゃって…!」ポロポロ
遊月「…でも、さっき針生アナウンサーが、あたしのこと…ちゃんと、覚えててくれて…嬉しかったんです」
遊月「急に泣いて、…すいませんでした」
えり「…大丈夫ですよ」
えり(ほんぺ……あたりは何の話かわからなかったけれど)
遊月「…それに、こんな愚痴みたいな話しちゃって…」
えり「…あなたは3年生だから、インターハイは最後ですか」
遊月「…ん…」ウルウル
えり「…ツラかったんですね」ナデナデ
遊月「……!」
えり「泣くことは、悪いことじゃないんですよ?」
遊月「…っ…う…」
遊月「うわぁあぁん!」ガバッ
えり「………」ヨシヨシ
えり(ほんぺ……あたりは何の話かわからなかったけれど)
遊月「…それに、こんな愚痴みたいな話しちゃって…」
えり「…あなたは3年生だから、インターハイは最後ですか」
遊月「…ん…」ウルウル
えり「…ツラかったんですね」ナデナデ
遊月「……!」
えり「泣くことは、悪いことじゃないんですよ?」
遊月「…っ…う…」
遊月「うわぁあぁん!」ガバッ
えり「………」ヨシヨシ
……………
えり「缶コーヒー、飲めます?」
遊月「あ、はい……でも、お金」
ガコンッ
えり「奢りです。…他の人にはヒミツですよ」シーッ
遊月「…ありがとうございます」カシュッ
えり「………」
遊月「…ゴクゴク…ぷはっ…」
えり「……ん」
遊月「…?」
えり「顔色、良くなりましたね」
えり「缶コーヒー、飲めます?」
遊月「あ、はい……でも、お金」
ガコンッ
えり「奢りです。…他の人にはヒミツですよ」シーッ
遊月「…ありがとうございます」カシュッ
えり「………」
遊月「…ゴクゴク…ぷはっ…」
えり「……ん」
遊月「…?」
えり「顔色、良くなりましたね」
遊月「…ちょっと、スッキリしました。針生アナウンサーのおかげで」
えり「私なんかが役に立てたのであれば、良かった」ニコッ
遊月「!」ドキッ
遊月「………あ、えっと…」ウツムキ
えり「寺崎さん?」
遊月「…その…」
遊月(…ちょっと、甘えちゃったからって…なに意識してんだあたしは…)ドキドキ
えり「どうかしました?」ノゾキコミッ
遊月「!?」ドキィッ
えり「私なんかが役に立てたのであれば、良かった」ニコッ
遊月「!」ドキッ
遊月「………あ、えっと…」ウツムキ
えり「寺崎さん?」
遊月「…その…」
遊月(…ちょっと、甘えちゃったからって…なに意識してんだあたしは…)ドキドキ
えり「どうかしました?」ノゾキコミッ
遊月「!?」ドキィッ
遊月(か、顔近いって…!)
遊月(…やっぱりアナウンサーって、整った顔してる…)
遊月(それに……さっき抱きついちゃったときも思ったけど…)
遊月(…良い匂い…大人って感じの…)ドキドキ
遊月「…あ、あ、あ、あの、えっと…!」カァァ
えり「?」キョトン
遊月「…ゆ、ゆづきって」
えり「はい?」
遊月「遊月って、呼んでほしい…」
えり「…え…」
咏「えりちゃーん!!」
遊月「!?」
遊月(…やっぱりアナウンサーって、整った顔してる…)
遊月(それに……さっき抱きついちゃったときも思ったけど…)
遊月(…良い匂い…大人って感じの…)ドキドキ
遊月「…あ、あ、あ、あの、えっと…!」カァァ
えり「?」キョトン
遊月「…ゆ、ゆづきって」
えり「はい?」
遊月「遊月って、呼んでほしい…」
えり「…え…」
咏「えりちゃーん!!」
遊月「!?」
咏「なーんでこんなところにいるのさー!?」プンプン
えり「す、すみません、三尋木プロ」
咏「ん?その子は?」
遊月「え、えと…」
えり「射水総合高校の寺崎遊月さんですよ」
咏「…ふーん?」
遊月「……」ペコリ
咏「…まぁいいや。帰ろ?えりちゃん」
えり「そうですね」
遊月「あ、あの!」
えり「す、すみません、三尋木プロ」
咏「ん?その子は?」
遊月「え、えと…」
えり「射水総合高校の寺崎遊月さんですよ」
咏「…ふーん?」
遊月「……」ペコリ
咏「…まぁいいや。帰ろ?えりちゃん」
えり「そうですね」
遊月「あ、あの!」
遊月「ありがとうございました!針生…さん!」
えり「いいえ、私はなにも」
遊月「それでも、ありがとうございました!」ペコッ
えり「…では、またどこかで。…遊月さん」ニコ
遊月「……!」パァッ
遊月「はいっ!」
咏(…ぅおーい、これは…ちょっと、…)
えり「いいえ、私はなにも」
遊月「それでも、ありがとうございました!」ペコッ
えり「…では、またどこかで。…遊月さん」ニコ
遊月「……!」パァッ
遊月「はいっ!」
咏(…ぅおーい、これは…ちょっと、…)
―――――
帰り道
咏「えりちゃんさー、さっきの子となにしてたの?」
えり「え?」
咏「先行っててって言ったのに居ないし、見つけたと思ったらあの子といたし」
えり「ああ、落とし物を届けていたんです」
咏「ふーん?知らんけど~」
えり「すみません、連絡もなしに…」
咏「えりちゃんは後で全身マッサージの刑なー?」
帰り道
咏「えりちゃんさー、さっきの子となにしてたの?」
えり「え?」
咏「先行っててって言ったのに居ないし、見つけたと思ったらあの子といたし」
えり「ああ、落とし物を届けていたんです」
咏「ふーん?知らんけど~」
えり「すみません、連絡もなしに…」
咏「えりちゃんは後で全身マッサージの刑なー?」
そういやえりちゃんって、うたたんがバイオレンス感たりなくね?って言ったら
ちょっとだけ憤るような口調になってたもんな。なんか思い入れでもありそう
ちょっとだけ憤るような口調になってたもんな。なんか思い入れでもありそう
えり「え?咏さん肩こったりするんですか?」
咏「違う違う。えりちゃん“に”全身マッサージすんの」
えり「え……」
咏「背中、重点的に揉みこんでやんよ」ニヤニヤ
えり「勘弁してください…」
咏「優しくほぐしてあげるぜぃ?」ワキワキ
えり「…手つきが卑猥です」
咏「いやー知らんし~」
咏「違う違う。えりちゃん“に”全身マッサージすんの」
えり「え……」
咏「背中、重点的に揉みこんでやんよ」ニヤニヤ
えり「勘弁してください…」
咏「優しくほぐしてあげるぜぃ?」ワキワキ
えり「…手つきが卑猥です」
咏「いやー知らんし~」
三尋木宅
えり「晩ごはんできるまで時間かかりますから、先にお風呂に…」
咏「いんや、手伝う~」
えり「そう、ですか?」
咏「そっちのが楽しいっしょ!」
えり「…じゃあ、お願いしますね」
咏「メニューはー?」
えり「今日は回鍋肉です。この前お肉安売りで」
咏「いいね~中華!なにすりゃいい?」
えり「晩ごはんできるまで時間かかりますから、先にお風呂に…」
咏「いんや、手伝う~」
えり「そう、ですか?」
咏「そっちのが楽しいっしょ!」
えり「…じゃあ、お願いしますね」
咏「メニューはー?」
えり「今日は回鍋肉です。この前お肉安売りで」
咏「いいね~中華!なにすりゃいい?」
えり「えっと…咏さんはとりあえず、ご飯炊いてもらえますか?その間に下準備しますから」
咏「オーケーオーケー。しっかしえりちゃん、もう包丁で怪我するようなヘマはしないぜ?」
えり「でも…」
咏「そりゃ昔は料理のりの字も知らんかったけど、えりちゃんに教わって卵も割れるようになったし」
咏「えりちゃんの役に立てるようにはなったと思うんだけどねぃ?」
えり「…咏さんは十分役に立っていますよ」
咏「そうかい?」
えり「ええ、それはもう」
咏「…なら、良いんだけど」
咏「オーケーオーケー。しっかしえりちゃん、もう包丁で怪我するようなヘマはしないぜ?」
えり「でも…」
咏「そりゃ昔は料理のりの字も知らんかったけど、えりちゃんに教わって卵も割れるようになったし」
咏「えりちゃんの役に立てるようにはなったと思うんだけどねぃ?」
えり「…咏さんは十分役に立っていますよ」
咏「そうかい?」
えり「ええ、それはもう」
咏「…なら、良いんだけど」
咏(…昔、指に怪我しちゃったとき、傷口をえりちゃんが舐めてくれたの、嬉しかったんだけどねぃ…)
咏(あれから包丁持たせてくれんし)
咏(…まぁ、自分からケガするのも馬鹿馬鹿しいけどねぃ。えりちゃんに心配かけちゃうし)
咏(えりちゃんって意外と過保護だよねぃ~)
えり(……言えない)
えり(前に咏さんが指に怪我して、咄嗟に指をくわえちゃって…)
えり(…それを思い出して…恥ずかしいから、包丁使ってほしくないなんて…)
えり(…絶対言えない)カァァ
………………
咏(あれから包丁持たせてくれんし)
咏(…まぁ、自分からケガするのも馬鹿馬鹿しいけどねぃ。えりちゃんに心配かけちゃうし)
咏(えりちゃんって意外と過保護だよねぃ~)
えり(……言えない)
えり(前に咏さんが指に怪我して、咄嗟に指をくわえちゃって…)
えり(…それを思い出して…恥ずかしいから、包丁使ってほしくないなんて…)
えり(…絶対言えない)カァァ
………………
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