私的良スレ書庫
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元スレ僧侶「ひのきのぼう……?」
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魔王『……』
魔王は ベホマを となえた!
魔王の キズが 回復した! ▼
勇者「えっ!?」
商人「ちょっ、魔王のキズが治っていきますぞ!?」
戦士「……馬鹿な……これではこちらの総力でも追いつかんぞ!」
賢者「……」
賢者は バイキルトを となえた!
勇者の 攻撃力が 2倍になった! ▼
賢者「皆さん、聞いてください」
勇者「賢者さんっ」
賢者「まず魔王は、登場した場所……いや、元々いた場所から、一歩も動いていません」
賢者「これは動かないのではなく、動けないのだと思われます!」
戦士「どういうことだ?」
動けないということはこの魔王は簀巻きにして連れ去られる系の魔王か
賢者「最上階、屋上まで登っていく時に目にした、太い支柱」
賢者「その柱の到達点が、ちょうど魔王の位置なのです」
賢者「魔王が本当に動けないのだとすると、柱は、例えば『根』に当たる部分――」
賢者「恐らく魔王の正体は、植物に近い存在です!」
賢者「根にあたる柱から、膨大な魔力が供給されているとみて間違いないでしょう!」
戦士「あの巨大な柱が『根』だと……? 規模のケタが違うではないか!!」
勇者「どうすればいいの!?」
賢者「『根』と本体を切り離すしかありません!」
賢者「あの目の前にいる魔王の、できるだけ下部を、真横に切断してください!」
商人「真横にって……あの要塞みたいな魔王相手にそんなことが……!」
勇者「やるよ! やるしかない!」
戦士「おおう!」
賢者「! 皆さん、魔王が!」
魔王は イオナズンを となえた!
魔王は マヒャドを となえた! ▼
賢者「その柱の到達点が、ちょうど魔王の位置なのです」
賢者「魔王が本当に動けないのだとすると、柱は、例えば『根』に当たる部分――」
賢者「恐らく魔王の正体は、植物に近い存在です!」
賢者「根にあたる柱から、膨大な魔力が供給されているとみて間違いないでしょう!」
戦士「あの巨大な柱が『根』だと……? 規模のケタが違うではないか!!」
勇者「どうすればいいの!?」
賢者「『根』と本体を切り離すしかありません!」
賢者「あの目の前にいる魔王の、できるだけ下部を、真横に切断してください!」
商人「真横にって……あの要塞みたいな魔王相手にそんなことが……!」
勇者「やるよ! やるしかない!」
戦士「おおう!」
賢者「! 皆さん、魔王が!」
魔王は イオナズンを となえた!
魔王は マヒャドを となえた! ▼
>>259
前半見てこい
前半見てこい
ラスボスが全回復するとか普通のRPGでやられたら完全にアウト
パーティーは ダメージを 受けた! ▼
商人「うびゃあ!」
勇者「固まってると危ない!」
賢者「二手に分かれましょう! 相手が動けないのならば、陣形は自由に組めます!」
商人「じゃあ今の位置的にワシと賢者殿ですかな!」
戦士「俺は勇者につく!」
勇者「お願い!」
賢者「また来ます!」
魔王のころもから はげしいほのおが ふきだした!
魔王のころもから こごえるふぶきが ふきだした! ▼
商人「逃げろォ!」
賢者「くっ。だが魔王も、こちらが2グループに分かれたことで的が絞りきれていない」
勇者「いいぞ、少しずつ攻略の糸口がつかめてきた……!」
戦士「ブレスが止んだ! 行くぞ!」
商人「うびゃあ!」
勇者「固まってると危ない!」
賢者「二手に分かれましょう! 相手が動けないのならば、陣形は自由に組めます!」
商人「じゃあ今の位置的にワシと賢者殿ですかな!」
戦士「俺は勇者につく!」
勇者「お願い!」
賢者「また来ます!」
魔王のころもから はげしいほのおが ふきだした!
魔王のころもから こごえるふぶきが ふきだした! ▼
商人「逃げろォ!」
賢者「くっ。だが魔王も、こちらが2グループに分かれたことで的が絞りきれていない」
勇者「いいぞ、少しずつ攻略の糸口がつかめてきた……!」
戦士「ブレスが止んだ! 行くぞ!」
>>264
破壊神さんがそっち見てる
破壊神さんがそっち見てる
>>264
空の奇跡FCで似たようなことやられた
空の奇跡FCで似たようなことやられた
戦士の こうげき!
魔王のころもから ケモノの腕がつきだした! ▼
戦士「ぐっ! この豪腕はクマの魔物の……!」
勇者の こうげき!
魔王のころもは てつのかたまりに なった!
魔王は ダメージを うけない! ▼
勇者「か、硬い!? 部分的なメタル化まで!?」
賢者「お二人とも離れて!」
賢者は メラゾーマを となえた!
魔王『……!!』 ドムッ
魔王は ダメージを うけた! ▼
賢者(よし、命中した!)
賢者(この魔王が炎を扱う攻撃を取るとき、常にマントが開いていた)
賢者(つまりあの衣は、炎で燃やせる可能性がある! さぁ、正体を見せてみろ……!)
魔王のころもから ケモノの腕がつきだした! ▼
戦士「ぐっ! この豪腕はクマの魔物の……!」
勇者の こうげき!
魔王のころもは てつのかたまりに なった!
魔王は ダメージを うけない! ▼
勇者「か、硬い!? 部分的なメタル化まで!?」
賢者「お二人とも離れて!」
賢者は メラゾーマを となえた!
魔王『……!!』 ドムッ
魔王は ダメージを うけた! ▼
賢者(よし、命中した!)
賢者(この魔王が炎を扱う攻撃を取るとき、常にマントが開いていた)
賢者(つまりあの衣は、炎で燃やせる可能性がある! さぁ、正体を見せてみろ……!)
>>264
お前シドーさんに会ってこいよ
お前シドーさんに会ってこいよ
戦士「マントが燃えていく!」
勇者「魔王の正体が……!」
魔王『お……オオ……』
グジュグジュ グジュグジュ
勇者「!」
戦士「なっ……!」
魔王のころもが もえつきた!
魔王のすがおが さらされた!
魔王の正体が あらわれた! ▼
賢者「あ、あれは……人型を為していない……!」
商人「スライム状の太い触手が、幾重にも縦に連なって脈打ってて気持ち悪いですぞ!!」
商人「……そして素顔が……顔がない!? 目も、鼻も、口もない!」
賢者「こ、これは……花? 魔王の頭部が、どす黒い花になっている!」
勇者「魔王の正体が……!」
魔王『お……オオ……』
グジュグジュ グジュグジュ
勇者「!」
戦士「なっ……!」
魔王のころもが もえつきた!
魔王のすがおが さらされた!
魔王の正体が あらわれた! ▼
賢者「あ、あれは……人型を為していない……!」
商人「スライム状の太い触手が、幾重にも縦に連なって脈打ってて気持ち悪いですぞ!!」
商人「……そして素顔が……顔がない!? 目も、鼻も、口もない!」
賢者「こ、これは……花? 魔王の頭部が、どす黒い花になっている!」
>>270
デスタムーアって、戦い方間違えてるとザオリク使ってくるんだぜ?
デスタムーアって、戦い方間違えてるとザオリク使ってくるんだぜ?
魔王『オオオ 人間 共め オオオオ』
戦士「これが魔王の正体!?」
勇者「な、なんて禍々しい花なんだ……」
魔王『オ オオ オオ 』
ピシ ベキベキベキ
商人「!? ゆ、床が!」
賢者「根から魔力を送られています、阻止を!」
戦士「おう!」
勇者「そうだ、胴体を切り離さないと!」
戦士のこうげき!
勇者のこうげき!
魔王のからだから 魔物がうかびあがった! ▼
勇者「えっ!?」
戦士「これが魔王の正体!?」
勇者「な、なんて禍々しい花なんだ……」
魔王『オ オオ オオ 』
ピシ ベキベキベキ
商人「!? ゆ、床が!」
賢者「根から魔力を送られています、阻止を!」
戦士「おう!」
勇者「そうだ、胴体を切り離さないと!」
戦士のこうげき!
勇者のこうげき!
魔王のからだから 魔物がうかびあがった! ▼
勇者「えっ!?」
>>258
バックにツルハシの形した破壊神がいるのか
バックにツルハシの形した破壊神がいるのか
>>264ラスボスじゃないけとp3のエリザベスとか
敵側をここまで応援したくなったのはドラゴンボールのセル以来だぜ
魔物は はげしいほのおを はきだした!
戦士「うおあっ!」
勇者「ドラゴンだ! あのうねっている身体から、ドラゴンの頭が!」
魔王のからだから 魔物がうかびあがった!
魔王のからだから 魔物がうかびあがった!
魔王のからだから 魔物がうかびあがった!
魔王のからだから ―― ▼
戦士「な……どんどん増えていくぞ! 膨れ上がっていく!」
商人「……物質系……悪魔系……ゾンビ系! キリがありませんぞ!」
賢者「こ、これらはおそらく」
賢者「魔王が今まで喰らってきた魔物たち!」
賢者「魔王城内のすべての魔王軍を、この魔王は吸収し続けてきたのです!」
賢者「そして喰らったものを自在に浮き上がらせ、その特技・特徴を使いこなす……」
賢者「魔物のるつぼから成る巨大な怪奇植物。それが魔王の正体!」
戦士「馬鹿な……それでは魔王軍すべてを、一度に相手にしなければならないというのか!?」
勇者「こんなものを、世にのさばらせる訳にはいかない!」
戦士「うおあっ!」
勇者「ドラゴンだ! あのうねっている身体から、ドラゴンの頭が!」
魔王のからだから 魔物がうかびあがった!
魔王のからだから 魔物がうかびあがった!
魔王のからだから 魔物がうかびあがった!
魔王のからだから ―― ▼
戦士「な……どんどん増えていくぞ! 膨れ上がっていく!」
商人「……物質系……悪魔系……ゾンビ系! キリがありませんぞ!」
賢者「こ、これらはおそらく」
賢者「魔王が今まで喰らってきた魔物たち!」
賢者「魔王城内のすべての魔王軍を、この魔王は吸収し続けてきたのです!」
賢者「そして喰らったものを自在に浮き上がらせ、その特技・特徴を使いこなす……」
賢者「魔物のるつぼから成る巨大な怪奇植物。それが魔王の正体!」
戦士「馬鹿な……それでは魔王軍すべてを、一度に相手にしなければならないというのか!?」
勇者「こんなものを、世にのさばらせる訳にはいかない!」
魔王『余ハ『『余は』ハ魔王』 オオオ』 魔王』デアる』ルで』デアルオオオオ』
魔王のからだから 魔物がうかびあがった!
魔王のからだから 魔物がうかびあがった!
魔王のからだから 魔物がうかびあがった! ――
商人「い、勢いが止まりませんぞ!」
賢者「やらせてはいけない!」
賢者は イオナズンを となえた!
魔物のむれに ダメージを あたえた! ▼
勇者「穴が空いた! 今のうちに――」
魔王の キズが 回復した! ▼
魔王の キズが 回復した! ▼
魔王の キズが 回復した! ▼
戦士「何だと!?」
商人「あ、あっという間に再生しましたぞ!」
勇者「こ……こんなのどうやって倒せば……」
魔王のからだから 魔物がうかびあがった!
魔王のからだから 魔物がうかびあがった!
魔王のからだから 魔物がうかびあがった! ――
商人「い、勢いが止まりませんぞ!」
賢者「やらせてはいけない!」
賢者は イオナズンを となえた!
魔物のむれに ダメージを あたえた! ▼
勇者「穴が空いた! 今のうちに――」
魔王の キズが 回復した! ▼
魔王の キズが 回復した! ▼
魔王の キズが 回復した! ▼
戦士「何だと!?」
商人「あ、あっという間に再生しましたぞ!」
勇者「こ……こんなのどうやって倒せば……」
魔王『オオオオオオ オオオオオオ オ オ オ オ』
商人「もう屋上の半分は埋まってしまいましたぞ!」
勇者「斬り込もうにも、どこから突破口を開けばいいのか……!」
戦士「も、もはや万事休すか……!?」
賢者「……皆さん」
賢者「策の整理がつきました。集まってください」
勇者「えっ?」
賢者「まず私が――」
魔王『オオオ オオオ オオオオオ オオオ オ』
魔王のからだから 魔物がうかびあがった!
魔王のからだから 魔物がうかびあがった!
魔王のからだから 魔物がうかびあがった! ▼
戦士「――そ、そんなことができるのか?」
商人「し、しかもここであのアイテムを使うのですか!?」
賢者「はい。確かに博打性は高いですが、試行錯誤しないと何も始まりません」
商人「し、しかしアレを使うなんて不安定極まりないですぞ!?」
勇者「いや、他に策は思いつけない、賢者さんを信じよう!」
戦士「時間もない、急ぐぞ!」
賢者「では配置に!」
商人「だ、大丈夫ですかな!? ええい、もうヤケクソだ!」
魔王『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ』
魔王のからだから 魔物がうかびあがった!
魔王のからだから 魔物がうかびあがった!
魔王のからだから 魔物がうかびあがった! ▼
勇者(……あの魔王を倒せるかどうか、この作戦にかかっている)
勇者(この世の人々の……平和と幸せのために……)
勇者(今こそ勇気を!)
勇者は 伝説の剣を 高くかかげた! ▼ ――
商人「し、しかしアレを使うなんて不安定極まりないですぞ!?」
勇者「いや、他に策は思いつけない、賢者さんを信じよう!」
戦士「時間もない、急ぐぞ!」
賢者「では配置に!」
商人「だ、大丈夫ですかな!? ええい、もうヤケクソだ!」
魔王『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ』
魔王のからだから 魔物がうかびあがった!
魔王のからだから 魔物がうかびあがった!
魔王のからだから 魔物がうかびあがった! ▼
勇者(……あの魔王を倒せるかどうか、この作戦にかかっている)
勇者(この世の人々の……平和と幸せのために……)
勇者(今こそ勇気を!)
勇者は 伝説の剣を 高くかかげた! ▼ ――
――――――――――――――――――――
【北の城】
衛兵「国王様、見張り台よりご報告します! 虹のかかった魔王城の天辺から、怪しげな影が!」
衛兵「何やら地鳴りよう音もかすかに響いており、勇者様はただいま交戦中と思われます!」
衛兵「また城下の民も一斉に高台に押しかけ、事の趨勢を見守っている模様……」
国王「うむ……。余はつい今しがた、勇者の声が聞こえたような気がした」
国王「おそらく魔王との戦いで、正念場を迎えているのであろう」
大臣「ううむ……もし勇者たちが敗れるようなことがあれば……」
国王「心配には及ばぬ。なぜなら余は、この目で確かめた勇者を信じているからだ」
国王「我らにできることは、勇者の勝利を祈り、更になお信じること……」
衛兵「勇者様……」
兵士A「勇者様!」
兵士B「勇者様……!」
国王(勇者よ、無事に帰ってくるのだ――)
――――――――――――――――――――
【北の城】
衛兵「国王様、見張り台よりご報告します! 虹のかかった魔王城の天辺から、怪しげな影が!」
衛兵「何やら地鳴りよう音もかすかに響いており、勇者様はただいま交戦中と思われます!」
衛兵「また城下の民も一斉に高台に押しかけ、事の趨勢を見守っている模様……」
国王「うむ……。余はつい今しがた、勇者の声が聞こえたような気がした」
国王「おそらく魔王との戦いで、正念場を迎えているのであろう」
大臣「ううむ……もし勇者たちが敗れるようなことがあれば……」
国王「心配には及ばぬ。なぜなら余は、この目で確かめた勇者を信じているからだ」
国王「我らにできることは、勇者の勝利を祈り、更になお信じること……」
衛兵「勇者様……」
兵士A「勇者様!」
兵士B「勇者様……!」
国王(勇者よ、無事に帰ってくるのだ――)
――――――――――――――――――――
これ魔王動けなくて魔王軍もなくなってんだからほっといて帰ればいいんじゃね?
――――――――――――――――――――
【東の村>ほこら】
村長「……! 勇者様!」
村長(今まさに、魔王と戦っておられるのですな……!)
村長(『虹の橋』の先端には、もはや魔力の手ごたえを感じませぬ)
村長(恐らく魔王城から発せられている別の魔力により、橋の先端がかき消されているのでしょう)
村長(魔力の源が断ち切られれば……魔王を倒せば、恐らく妨害魔力は消え)
村長(リレミトやルーラでの脱出も可能になるでしょう)
村長(しかしこの老いぼれ、万が一にそなえ、命続く限りオーブに魔力を送り込み)
村長(『虹の橋』による帰路は残しておきますぞ!)
村長(勇者様、必ず無事に帰ってきてくだされ――!)
――――――――――――――――――――
【東の村>ほこら】
村長「……! 勇者様!」
村長(今まさに、魔王と戦っておられるのですな……!)
村長(『虹の橋』の先端には、もはや魔力の手ごたえを感じませぬ)
村長(恐らく魔王城から発せられている別の魔力により、橋の先端がかき消されているのでしょう)
村長(魔力の源が断ち切られれば……魔王を倒せば、恐らく妨害魔力は消え)
村長(リレミトやルーラでの脱出も可能になるでしょう)
村長(しかしこの老いぼれ、万が一にそなえ、命続く限りオーブに魔力を送り込み)
村長(『虹の橋』による帰路は残しておきますぞ!)
村長(勇者様、必ず無事に帰ってきてくだされ――!)
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