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元スレ幼馴染「来ちゃった」

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1 :

「いや、来るなら連絡くらいよこせよ」

「メール送ったよ、こっちに来てるよって」

「家まで来ると思わんだろ普通!」

「よいしょっと、何年ぶりかなぁここ入るの。お邪魔しまーす!」

「あ、ちょ、掃除が……」



「最後に来た時も汚かったけど」

「まあ、男性の一人暮らしってこんなもんだよね」

「はいはい、更に汚くなってて悪かったな」

「上着と荷物、ここに置いてもいい?」

「ああ」

「はぁ、ちょうどいい室温」

「あっ、お茶持ってくるね!」

「うん……んー?」

「何しに来たんだアイツ」

2 :

おわり

3 :

気にすることはない

続けるんだ

5 :

ほほう

6 = 1 :

「お待たせしましたっ」

「ここ俺の家ですけど」

「いやー、わたしもね、つい最近一人暮らしを始めたんですけれどもねー」

「え、マジか、全然知らんかった。メール……は、まぁともかく。ツイッターにでも書いといてくれれば反応してやったのに」

「もうあんなもん機能停止してるよ! ぼっちなめんなっ」

(……そういえば最後のツイートは一年前だったっけ)

「それでね? 自宅に呼べる友達もいないし、独りでちょっと寂しかった訳ですよ」

「……えーと、あの娘、友ちゃんは?」

「ああダメ、彼女は彼氏できたから。もうビッチだよ、ワイルドビッチ」

「彼氏って、女友達なんだからんなもん気にすんなよ……」

「延々と惚気話を聞かされるこっちの身にもなってみろ! 逐一メールで彼氏との状態を報告してくるんだぞー!」

「それはわからんでもない」

「男もね、一応、呼ぼうかどうか考えたんだけどー……」

「お前とは言え、仮にも女の部屋にホイホイ入るような軽い男じゃないぞ、俺は」

「そう言われると思ったからやめたんだよ! こんちくしょう!」

7 = 3 :

まさか書き溜めてないのか!貴様!

8 = 1 :

「ということで、遊びに来ちゃいましたー、みたいな」

「だから我が物顔で人の家のお茶を勝手に注いできたのか」

「憧れだったんだよー、一人暮らしして友達招くの」

「わかるけど。満足したか?」

「するわけないでしょ、こんなのまだ序盤!」

「この後は、えっと、一緒におゆはん食べて、一緒にテレビ観たり、ガールズトークしたりして──」

「待て待て、落ち着け! とりあえずガールズトークはどう願っても叶わない」

「ひょっとしてお前、明日が休みだからって遅くまで居座るつもりじゃないだろうな」

「……えっ」

「……ああ、やっぱり」

「ダメなの?」

「さっき言ったばかりだろ、俺は軽い男じゃないって」

「ここでトラップカード『幼馴染のよしみ』発動っ!」

「俺の効果発動。幼馴染という関係以前に、良い年した社会人の男女二人が夜遊びなど言語道断の為、お前のそれは無効」

「うぎぎぎー」

9 :

は?襲えよホモかよ

11 = 1 :

「じ、じゃあどこまで大丈夫?」

「どこまでって?」

「一緒に料理してご飯を食べる所までとか──」

「そういえば俺、夕飯はもう済ませたぞ」

「えっ」

「つまり、そのお茶を飲み終えたら帰っていただく形に」

「そんな短さで終わりとか何しに来たのわたし!?」

「知らねーよ!」

「うにゅ……もっと男と一緒にいたいにゃぁ」

「露骨なあざとさが痛い、帰れ」

「あーっわかりましたよっ、帰りますよ! ばいばい!」

「……おい、荷物と上着持ってけよ」

「鍵閉めないでね!」

「持ってけや!!」

12 = 1 :

   がちゃ

「さむさむ……おっ、鍵掛かってない」

「帰るんじゃなかったのかよ」

「ちょっとそこのコンビニにね。お腹空いたからお弁当買ってきた」

「ここで食──」

「ここで食うよ! あ、電子レンジ借りるね」

「平然と借りるなよ! コンビニで温めてもらえよ!」

「コミュ障のわたしに無茶言うなよ!」

「威張って言うな!!」

「いやーっ、相変わらず男のツッコミは鋭いなぁ」

「うるせぇ、突っ込むぞ」

「突っ……込む、って」

「そうい、そ、そうゆーのはさぁ、暴力的で、キライだって何度も言ったじゃんっ」

(……まだ下ネタには顔真っ赤か)

「もー、馬鹿」

13 = 3 :

見ておるぞ

15 :

見てる

16 = 3 :

>>14
年上サイコーやないか

18 = 1 :

「……」

「やべえ、このコロッケちょー美味くねー? バリウマじゃねー?」

「……お前って」

「ん、食べたい? ふふ、そうね、このわたしの前でみっともなく乞食を演じれば、少しは考えてあげてもよくってよ」

「よく食うよな」

「あ、別にいらないんだ……って、何? よく食う? どゆこと?」

「俺の職場にいる女性陣は「異性の前じゃ食べ辛い」って人が多いから」

「なるほど、わかる気はする。友もそんな感じだし」

「わたしの場合は花より団子、色気より食い気なんでね。そこらの女性とは一線を画してるのですよ!」

「彼氏が出来ない訳だな」

「……いるよ?」

「……は!?」

「んーっ、一口ナポリタンおいしー」

「……」

19 :

その彼氏というのは想像上の存在云々

20 = 3 :

続きが気になる

21 = 1 :

「彼氏がいるのに、俺の家に来たのかよ」

「え? え、えー、うん、まぁ」

「そこまで性悪だったのか、見下げ果てたクズだな」

「で、でも、彼氏と男は別……」

「もっとクズの考え方じゃねーか。あーあ、こんな奴だと思わなかった」

「……あ、ぅ」

「どうした、早く食えよ。そんでさっさと帰れ、お前の顔、もう見たくないんだよ」

「ま……待って! 冗談だよ、冗談だからっ」

「は? 冗談?」

「うん。あの、彼氏、いない……から」

「嘘つけよ。どうせ毎晩彼氏とイチャコラやってんだろ? 匂いでわかるんだよ」

「そんな、違っ。いないってば!」

「じゃあ証拠は?」

「し、証拠って……?」

「彼氏がいない証拠だよ」

22 :

ラムちゃん「来たっちゃ」

23 :

ほうほう

24 = 1 :

「いや……証拠なんて……」

「見せてくれれば一発でわかるだろ」

「その身体をさ」

「……お、男」

「新品か、お古か、なあ?」

「ね、ねえ、冗談で言ったんだよ、男を見返してやろうと思って、彼氏いるって」

「時間が勿体ないし、俺が直に確かめてやるよ」

   がしっ

「ひっ」

「仮に嘘だとしても、もう許さないけどな」

「そ……そう、だよね。普通、許さないよね」

「でも、その、わたしの身体、大きくないし、細いし、魅力的じゃないから……」

「お願いだから……やめて、ほしいよ……」

25 = 3 :

パンツぬいだ

26 = 1 :

「そうだな、やめるか」

「……あぇ?」

「何を期待してスタンバってんだよ、茶番はもう終わったぞ」

「……」

「……ううーっ!」

「昔から下手な見栄張ろうとするからな、お前」

「ごーかん魔! しねっ!」

「その強姦魔に出会して満更でもなさそうな顔してたじゃねーか。はよ食って帰れ!」

「してないし、もう絶対帰らないし!」

「現実的な話、後で彼女が来るからお前がいると困るんだよ」

「へーっ、でもそんなの知らな彼女ぉ!?」

「嘘だけど」

「……そ、そう来ると思いましたけど」

「へえ」

「その顔、むかつくんですけど!」

27 = 23 :

なるほどエロは最後だよな

28 = 1 :

「ごちそうさま。どこぞの嘘つき男のせいでメシマズだよ、全く」

「……」

「今度は無視ですか──ってなんか読んでるし。何それ?」

「高校の頃の卒業文集。お前の書いたヤツを読んでる」

「……っ! ややや、やめろー!」

「“バイトに始まり、バイトで終わる。高校生活での青春はこれに尽きます。”」

「朗読するなぁ!」

「“入学当初から始めたアルバイト、その理由は一人暮らしをする為に稼ぐこと。”」

「お、当時適わなかった願いが今に響いてきてるな」

「だ、だって今はもう社会人だし。ってかやめてよ、それ恥ずかしいから……」

「さて、この高校生活をバイトに捧げたぼっち文集を読み上げられたくなければ、早急に帰宅するがいい」

「……くっそー!」

   ばっ

「あっ、バカ返せ」

「イヤですぅ! ちび人間なんかには断固として読ませてやらんですぅ!」

29 = 3 :

幼馴染は岡野真也で脳内再生

30 :

なんだ幼馴染は翠星石ちゃんだったのか

31 = 1 :

「あー若いなぁ、この文集でのわたし」

「って、朗読されるのは嫌なのに自分で読むのかよ」

「だってずっと前に捨てちゃったから。ノスタルジックとは与えられるものではなく、感じるものなのだよ男くん」

(帰らせる為の秘密兵器が良い餌になってしまった)

「……確かにバイトしてて良かったと思ってるけど、やっぱ少しは後悔してるかなー」

「もっと女子高生らしくしてれば良かったとかか」

「うーん、そうだね、それに近い」

「……ほら、男さ、二年の時、三年の先輩と付き合ってたじゃん」

「なんだよ。俺と同じ手口で、痛い思い出で攻め返すつもりかよ」

「そういうのじゃないよ。当時、わたしはその情報を知っても何とも思わなかったけど」

「もうちょっと学校生活に上手く溶け込んでたら、違う感情が芽生えてたのかなって」

「……嫉妬?」

「ばっ、な、なんでそうなるんだよっ! 違うよ、もっと違う感情!」

「あれ、そんな流れだと思ったんだけどな」

32 :

男やりちんかよ

33 = 1 :

「たとえば、その、男と先輩の関係を知って、わたしも恋したいなー、とか思うかもしれなかったって話」

「いいや。『孤独こそリアル、団体はフェイク』とか痛いこと抜かしてたような奴がんなこと思う訳がない」

「だから“たとえば”でしょ! その頃のわたしはもういいから!」

「そもそも俺が付き合う以前から校内カップルなんか腐るほどいたんだから、まず俺と先輩を主軸にして考えなくても良くないか?」

「そっ、そんなことないよ!」

「どうして?」

「……わかんないけど」

「俺と先輩の話に執着して生まれる感情といったら、やっぱり嫉妬しかないと思うんだが」

「し、嫉妬心なんか芽生えないってば! 男の変な自意識過剰だよっ」

「自意識過剰か……まぁ、そうかもしれないな」

「唯一の友達に恋人が出来たら、誰だって祝福よりも先に嫉妬するだろうけど、確かに当時のお前は特に反応無しだったしな」

「えっ?」

「んっ?」

34 = 1 :

「……ぁ、嫉妬って、そ、そういぅ……」

「……」

「……うあぁ、そのにやけ面むかつくー」

「お前が普通の女子高生だったら、俺と先輩の仲を見て嫉妬するんだろうなー」

「も、もういい! この話おしまい!」

「ひょっとしたら俺を好きになってて、先輩に取られた時にヤキモチ妬いてたかもしれないなー」

「妬かない! 絶対妬かない!! ていうか違っ、まず男なんか好きにならない!」

「あっはは、あー面白い。鏡見てこいよ、顔真っ赤だぞ」

「最悪だよもう……イジメカッコ悪いよ」

「何言ってんだ。俺がイジメてるんじゃない、お前がイジメられてるんだよ」

「はあ? 意味わかんないし……」

「逃げられる状況なのに逃げないってことは、自分の意思でイジメられてるってことだ」

「……はいはいそうですよ! どうせわたしはドMですよっ!」

   ぬぎ

「!?」

36 = 23 :

おっおっ?(ぬぎ

37 = 1 :

「なんで急に脱ごうとしてるんだよ!? いつ呑んだお前!」

「別に酔ってないし飲んでもいませんー。男にイジメられすぎて暑くて汗が出てきたから脱ぐだけですー」

「それにドSの男なんてどうでもいいし、好きでもないから脱いでも大丈夫なんですー」

「大丈夫じゃねーよ、好きでもない男の前で妄りに露出すんな!」

「……シャワーでも貸してくれれば、汗も流れるし服も脱ぐことないだろうけど?」

「んな無茶な。断固お断りだ」

「じゃあ──」

「ああもうやめろやめろ! 脱ぐな! わかった、シャワー使っていいからその後絶対帰れ!」

「……んふふ」

   すたすた

「……何なんだアイツ」



(お色気の術、成功だってばよ!)

38 = 1 :

(──とは言え。本当はここまでする予定じゃなかったんだけど)

(まだちょっと帰りたくなかったから、こうしてひたすら先延ばしにせざるを得ない訳で……)

(……流石に嫌われちゃうかな)

(……嫌われたくはないなぁ)

(男と一緒にいるのは楽しいし、何だかんだで男は優しいし)

(でも、その優しさにつけ込んでいるような────)

「おい、バスタオル」

「ひゅい!?」

「これ、普段風呂場に置いてないから持ってきたんだよ」

「うぁ、ありがとうございます?」

(……明らかに新品。相変わらず変な所で律儀なんだから)

「なんで敬語に疑問符。あとシャンプーや石鹸は……いや、どうでもいいや」

「何か使いたかったら適当にそこらへんにあるもの使え。嫌だったら一切使わなくていいから」

「あざっす、喜んで使います!」

「使わせていただきます、だろ。あと水道代と電気代とガス代全部かさばるから、あまり長く浴びるなよ。それじゃ」

39 = 1 :

   がらっ

(お、部屋の汚さからは想像できない清潔さ。少し狭く感じるけど)

(メンズビオレにメリット、エトセトラ……ううむ、完全に男モノだらけ)

(ま、そりゃそうか、男だもんね)

(そういや、男の家のお風呂場とか、初めて見たかも)

(大学時代にちょくちょく来てたけど、わたしが使う機会なんて無かったし)

(ってか、他人の家のシャワー使うの初めてだ、へへ──)

(──ん……んん!?)

(あ、あれ、ちょっと待った。ここ男の家だよね)

(わたしは……幼馴染で、女の子で……)

「……なんでわたし男の家で悠長にシャワーなんか浴びてんのっ!?」

(っとと、つい声が。あっちまで響いちゃったかな)

(いやいや、それより、なんか急に恥ずかしくなってきたんですけど!)

(……シャワーを借りてるからとは言っても、他の言い方をしてみれば他人の家で素っ裸を晒してるようなもんだし!)

(ってバカ! それじゃヘンタイみたいな考え方だよ!)

40 :

うむ

41 :

六花ちゃんで再生

42 = 1 :

(服も下着もあっちに全部置いてあるし! 男が来たらどうするんだよぉっ!)

(……い、いや)

(別に、どうもしないよね。そんな、恋人同士でもないんだし、わたしと男は幼馴染なんだから特に何もないでしょ!)

(──幼馴染、だから?)

(そうだよ、幼馴染だからシャワーを借りても問題ない、よね。幼馴染だから裸になったって、下着を放っといたって、)

(男は……どう思ってるんだろう。迷惑? それとも、わたしを意識して──)

(──っんな訳ない! こ、これじゃ、ただのナルシストじゃん。わたしのバカ!)

(でも、欠片も意識されてないとしたら……)

(……あーっ、都合の悪い時に出てくる女の自分がイヤだ。自分のことばかり考えて、バカみたい)

(何を今更、女子高生演じてるの。良い大人がさ……)

(……良い大人は幼馴染の関係なんて視野に入れないかぁ)

(あーあ、帰りたくない)

43 = 1 :

(もう三十分か。仮にも女だから、許容してやろうとは思ったが、)

(光熱費のことを考えると、流石に一時間くらいが限界────)

「ふぃ、気持ち良かった」

「何、三十分ジャストとは。さてはお前、女を捨てたな?」

「は、はあ? 開口一番に何を仰るの、この減らず口は」

「女って長時間風呂に入る生き物だろ?」

「そもそもお風呂浸かってないから、シャワー浴びただけだから! というか、長く浴びるなって言ったの男でしょ!」

「……って何これ、下手な漫才というか、下手な三文芝居かって」

「あ、それもそうか。まぁ早く出るのは俺にとって損じゃないことだから別に良い。よし、帰れ」

「えーと、あれ、あれだよ、あの……ドライヤー貸して!」

「お前の髪、そんな長くもねーんだし、そのままで良くないか」

「自然乾燥はキライなの! それに女の子の髪は命なんです!」

「……女の子?」

「……うん、そこツッコまれると思ったけど。言いたかったんだよ、言わせてよぉ……!」

「面倒な女だな。じゃあ貸してやるからマジで帰れよ?」

44 = 1 :

   ぶおー

「手鏡と櫛貸してー」

「お前もうすっかりお客様気分だろ」

「えー? ドライヤーの音で聞こえないよ」

「……こいつは」

   わしゃ

「あっひぇ!? な、なに急に!?」

「くそ、良い匂いまき散らせやがって! 汚物は消毒だこの野郎!」

   わしゃわしゃ

「あ、あー! おいバカやめろ! ボサボサになる!」

「うるせぇ、波兵にしてやる!」

「ああもう! ドライヤーファイヤーをくらえー!」

「う熱゛っ!!? ちょおま……直当ては無いだろ……」

「ふっふっふ、悪はさった!」

45 :

男がいい加減うっおとしい

46 = 1 :

「鏡、鏡っと。あっ、ほらぁ! ボサボサになってるじゃん!」

「まだマシな方だろ。そのまま帰っちまえ」

「うー、くううー!」

   ぎゅ

「んお!?」

(あ……い、勢いで……)

「鳩尾に頭突きとはお前……もう俺も容赦せんぞコラ」

「せ、責任取ってよっ」

「あ?」

「髪、直してって言ってんの!」

「……いや、どうやって」

「昔やったみたいにさ、その、後ろから」

「昔ってどんだけ昔だよ。あれはお前が撫でろ撫でろってうるさいから仕方なく」

「うるさい! はやくやれ! このおたんこなす!」

47 :

>>1、こんな大きくなっちゃった!せ、責任とってよ!」

48 = 1 :

「あーそうそう、この抱えられるような体勢、懐かしー」

「変わってな……いや変わったか。あの時のお前はこんなにすっぽりハマるほどちっちゃくなかった」

「……ふん!」

「おわ危ねっ! お前っ、顎に頭突きは洒落になんねーぞ!」

「ばーか! その無駄にゴツい胸板に寄りかかっただけだよっ!」

「ちっ、今に見てろよ……」

   なで

「んっ」

「お客さん、痒いところは股ですかー」

「ちょ、さ、最低! 手ぇわきわきさせんなっ! 気持ち悪い!」

「俺に背中を預けたのが運の尽きだ、ほれほれ」

「あ、う……ん。み、耳ばっか、触んな! ちゃんと……撫でてよ」

「はいはい」

49 :

パンツ飛んでった

50 = 1 :

   なでなで

「……んう」

(よく考えりゃ、なんだこの体勢)

   すりすり

「……ふぁ」

「おい、頬がすり寄ってきてるぞ。猫かお前は」

「うん? あ、ご、ごめん。気持ちよくて、つい……」

「眠たそうな顔してるな。もう終わるか、割と綺麗になったし」

「……終わったら、帰れって言うの?」

「その通り。理解してるなら言わなくても充分か」

「ね……ねえ、男?」

   きゅ

「うお、ちょい、振り向くなよ、顔が近い」

「あの、あのね……」

「か、帰りたくない……かな」


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