元スレ岡部「ギガロマニアックス?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
201 = 1 :
岡部「その声……西條か?」
拓巳『おっ、岡部くん……たす、たすけて……』
岡部「!? おい、どうした!」
拓巳『セナが……セナが連れてかれちゃったんだよぅうぅ……』
岡部「なに……?」
拓巳『す、数人のお、男が僕らの前に現れて、そ、それでセナが抵抗して……。
ら、楽勝だと思ってたら、い、いつの間にかセ、セ、セ、セナがいなくなってて……。
ぼ、ぼ、ぼ僕、何もできなくて……』
拓巳『うぅぅうぅぅ……』
岡部「あの女……人に警戒を怠るなと言っておいて……」
拓巳『あ、相手はきっとギガロマニアックスに違いないよ……そ、そうだ、そうに決まってる。
じゃないと、突然セナが消えた説明がつ、つかないよ……』
岡部「くっ……妄想を見せられていた……ということなのか……?」
拓巳『あああぁぁっもう! ど、ど、どうしたらいいんだよぅうぅっ……』
拓巳『ぼ、僕はギガロマニアックスの力が無ければ……二次元の嫁にハァハァしてるだけのキモオタで……』
拓巳『あ、あ、あの時だって追い詰められて、か、覚醒しただけであって。
もう……あ、あの時みたいな、こ、怖い思いはだぐざんなんだようぅぅっ!』
202 = 1 :
岡部(とは言ったものの……事態は非常にまずいことになっている)
岡部(まず、IBN5100についての情報が全く得られていないこと)
岡部(そして敵にもギガロマニアックスがいる可能性が濃厚だということ)
岡部(くそ! どうしたら……!)
岡部(俺にも……ギガロマニアックスの素質はあるんだよな?)
拳を掲げ、何もない空間から剣を取り出そうとしてみる。
が、反応はない。
岡部「……」
岡部(俺はレジスタンスを結成後も生きていることは確定済み……)
岡部(ならばSERNに対し命がけで強行手段に出ても死ぬことはない……)
岡部(やってみるか……? それで覚醒できれば……)
岡部(いや待て! それでは俺のコードサンプルも取られ、結局ノアⅢの完成を助長することに……)
岡部(どうすればっ……!)
岡部(どうすればいいっ……!)
205 = 1 :
~メイクイーン~
まゆり「お帰りニャさいませ~、ご主人様~」
岡部「……」
まゆり「あ、ほーおーいんさん、こんにちニャンニャン~」
まゆり「えっとねー、今日はフェリスちゃん、お休みだよー?」
岡部「まゆり……」
まゆり「も~、だから、マユシィ・ニャンニャンだよ~」
岡部(どうする……まゆりを連れて逃げるか? だがこの世界線での俺とまゆりは他人……)
岡部(それに……どの道収束によって捕まる可能性が高い……)
岡部(何か手はないのかっ……!)
まゆり「え、えっと……どうしたのかな……」
岡部「……」
まゆり「そ、そんな顔されるとね、なんだかとっても悲しいのです……。フェリスちゃんと、ケンカでもした……のかな?」
岡部「いや、なんでもない……なんでもないんだ」
岡部(結局俺は……どうすることも……できない……)
206 = 170 :
ほす
207 = 1 :
~岡部宅~
岡部「……」
岡部(IBN5100の情報は手に入らない……)
岡部(まゆりを警察に匿うなどしても、結局捕まる可能性が高い……)
岡部(俺は知ってるんだ……この世界が、どれだけ不条理にできているか……)
ピンポーン
岡部「……?」
岡部「なんだ……?」
209 = 117 :
ほ
210 = 123 :
ほ
211 = 40 :
誰だ
212 :
私だ
213 = 117 :
お前だったのか
214 :
神々の
215 = 126 :
遊び
216 = 40 :
暇を持て余してないなら働け
217 :
ふひひ
220 = 212 :
ガッ
221 = 40 :
223 = 1 :
────
───
──
ガチャリ
岡部「……どちら様──」
???「あの私ま──」
岡部「おっ、お前はっ……」
???「え?」
岡部「クリスティーナァ!?」
紅莉栖「いやだからっ、私はクリスティーナでも助手でもないと!」
岡部(ど、どういうことだ? なぜ助手が俺の家に……)
紅莉栖「ってあれ……なんで私……」
紅莉栖「そ、それよりっ! え、えっと私、牧瀬紅莉栖と言います。岡部倫太郎さんいらっしゃいますか?」
岡部「……?」
224 = 125 :
やべぇ面白い
225 :
ロボノ全く知らないから全然分からん
シュタゲを知ってるだけではついていけない時代になったか
227 :
そ
の
目 目
誰の
228 :
>>222
世界線が違うだろ
229 = 42 :
>>222
LCCで「将軍の力を借りていたから~」「(使えなくなると)タクミが予想してた」とある
ロボノツイぽでも「僕もかつてギガロマニアックスだった」と書き込んでいる
またバイオリズムが上昇したら再覚醒の可能性はあるかもね
230 = 1 :
岡部「俺とお前は……初対面……か?」
紅莉栖「そうですけど。てゆーかチェーンなんかかけちゃって……どうしたんですか?」
岡部「……お、岡部倫太郎は俺だ」
紅莉栖「あぁ、そうだったんですか」
岡部(助手にもフェイリスの時のように、リーディングシュタイナーが発動した……のか?)
岡部「な、何の用だ?」
紅莉栖「それなんですけど……」
紅莉栖「これ、見てください」
岡部「携帯……?」
231 = 153 :
>>225
売っとるんか…喧嘩を…
232 = 40 :
233 = 1 :
From:chris-m@docono.ne.jp
Sub:
本文:電子レンジを
ピッ
From:chris-m@docono.ne.jp
Sub:
本文:岡部倫太郎に
ピッ
From:chris-m@docono.ne.jp
Sub:
本文:返してあげて
岡部「これはっ……! 送信日時が未来からになっている……」
紅莉栖「このメールが未来から届いて、ずっとあなたを探していたんです」
岡部「いやそれより! 電子レンジというのは!」
紅莉栖「あぁ、それなんですけど、車に積んであるので手伝ってくれませんか? 一人じゃ重くて……」
234 = 150 :
萌郁さんマダー?
235 = 40 :
未来の紅莉栖から
236 = 1 :
────
───
──
岡部「こ、これは、紛れもなく電話レンジ(仮)ではないか!」
紅莉栖「電話レンジ……?」
岡部「ある……ペケロッパも変圧器も……その他Dメールを送るのに必要な器具も揃ってる!」
岡部(なぜこの世界線に電話レンジ(仮)が……いや、それよりも……)
岡部「なぜ助手が電話レンジ(仮)を持っているのだ!」
紅莉栖「だから私は助手じゃないと……それが私にも、よくわからないんです」
岡部「は?」
紅莉栖「気づいたらこれがあって……」
岡部「なに……?」
紅莉栖「誰かから預かった大切な物だっていう記憶はあったんですけど、それが誰なのか全然思い出せなくて……」
紅莉栖「あぁ、後、過去にメールが送れる電子レンジだということも覚えてます」
紅莉栖「……でもあなたのだったんですね」
岡部(ど、どういうことなんだ? リーディングシュタイナー? いや、違う気がする……)
237 = 225 :
カオヘでもなんでもいいわ分からん事に変わりがなかった
242 = 1 :
紅莉栖「でも過去にメールが送れるって言っても、ちっとも送れないし……正直荷物になってて困ってたんです」
紅莉栖「そしたら本当に未来からメールが送られてきて……。やっぱりコレって本物なのかしら」
紅莉栖「良ければお話を聞かせてもらえませんか? どういう原理なのか興味深くて……」
岡部(一体コレはどういうことなんだ……? サッパリ分からんぞ?)
岡部「というか! お前アメリカに帰ったのではなかったのか!?」
紅莉栖「え? 確かに、私はアメリカの大学を卒業してますが……」
岡部「だったらなぜ日本にいる!」
紅莉栖「……いちゃ悪い? バリバリの日本人ですが何か」
紅莉栖「それより、この未来からのメール、説明してもらえませんか?」
岡部(なんにせよ……電話レンジが戻ってきた、ということは……)
紅莉栖「……? ちょっと、聞いてます?」
岡部「……してやる」
紅莉栖「え?」
岡部「説明してやるから、今すぐ車を出してくれ!」
紅莉栖「あ、ちょ、ちょっと何勝手に乗り込んで──」
243 = 1 :
~大檜山ビル2階~
岡部「クックク、ミスターブラウンめっ、鍵なんぞかけおって」
岡部「だがその抵抗も虚しいかな」
岡部「この鳳凰院凶真! 鈴羽から鍵を受け取っていたのだっ!」
岡部「決して返すのを忘れていたわけではない」
岡部「フッフフフ! フハハ」
岡部「フゥーッハハハハハッ!」
紅莉栖「その笑い方やめて……」
岡部「電話レンジ(仮)が帰ってくればこっちのものどぅあ!」
紅莉栖「ねえ、さっさとメールの説明を……」
岡部(説明してやると言ったが、そんな暇はない。今は世界線を変える手立てを考えるのだ)
245 :
セナしゃんprpr
246 = 170 :
おらワクワクしてきたぞ
247 = 1 :
岡部(どうする? どうメールを送ればIBN5100が手に入る?)
岡部(柳林神社に奉納されていたが、すでに失われていた……この事実が指し示すことは)
岡部(フェイリスのDメールを取り消さず新しく送ったことが要因か、もしくは──)
岡部(ルカ子のDメールか萌郁のDメール。順番から言ってルカ子のDメールの可能性を当たった方が無難か?)
岡部(……だが俺はルカ子の母親のポケベル番号を知らんっ!)
岡部(一応、ルカ子に確認してみるか)
紅莉栖「あ、ちょっと! 待って! 待ちなさい!」
岡部「すぐ戻る」
248 = 1 :
~柳林神社~
るか「あ、こ、こんにちは。確か……岡部さん、でした……よね?」
岡部「あールカ子よ……」
るか「え、えっと、ボクの名前は……る、るか、ですけど……」
岡部「あ、あぁ……るか……よ」
岡部「……」
るか「……?」
岡部(ええい! どうすればいいのだ!)
るか「え、えっと……ボクに何か……用でしょうか……」
岡部(考えろ、俺は灰色の脳細胞を持つ狂気のマッドサイエンティスト……)
岡部(こんな少女を騙すなど、造作も無い! だが男だ!)
岡部(い、いや、どっちだ……? くそ、混乱している!)
249 = 227 :
カオスロジックマジでオヌヌメ
250 = 40 :
セミはもう鳴いていない
みんなの評価 : ★★★
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