元スレP「正妻戦争……?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×6
301 :
303 = 281 :
最近アニメ見て美希虜になってしまった
304 = 228 :
美希「ねえねえ、今日のお仕事はなあに?」
P「えっと、今日の美希は……あずささんと一緒に、ラジオの収録だな」
美希「あずさと!? やったやったやった~♪」
P「嬉しそうだな。まあ、そういえば美希はあずささんのこと大好きなんだっけ」
美希「うんっ! ミキのお姉ちゃんだよ」
美希「いつもは竜宮小町があるから一緒にいられないし、こーいうときに会えるのは嬉しいの」
P「それは何よりだな。……よし、それじゃあ行こうか!」
美希「えっ、もう?」
P「ああ。まだ収録まで十分時間はあるけど……それとは別に、仕事があるから」
美希「……?」
P「あずささんを発見するという大仕事がな……」
美希「なるほどなの……」
305 :
美希は思春期という風潮
いや隠してもいないか
307 = 228 :
クエックエックエックエ……
バサ…… グサッ
ウオォオオ……!
美希「……」
P「はい、はい……え!? さっき言ってたのと居場所が……この短時間でどうやって……!?」
美希「……」
P「……わ、わかりました、そういうことなら……。絶対にそこを動かないでくださいね!」
ピッ
美希「……見つかったの……?」ゲッソリ
P「ああ……」
美希「ね、ねえハニー……ここどこ?」
P「群馬だ」
美希「……」
先住民「……」ギロ
美希「……も、もう行こ! ここ、なんか怖いの!」
308 = 229 :
グンマー扱いひでえw
309 = 273 :
迷い込んだらグンマー
310 = 228 :
―――
ブロロロ……
P「……ふぅ……。ようやく都内に戻ってきたぞ……」
美希「まさかあんなことになるとは思ってなかったの……」
美希「ハニー、服どうするの? パンツとシャツしか着てないけど」
P「あずささんと合流したあと、一回事務所に戻るよ」
美希「そっか……ごめんね……ミキを守るために……」
P「プロデューサーとして、当然のことさ」
美希「……ハニー……」
美希「えへへ……やっぱりハニーは、ミキの王子様なんだね」
P「どうした、突然?」
美希「ううん、なんでもないの……でももう、昨日のことは許してあげる」
P「……そっか」
312 = 228 :
ブロロロ……
プスンプスン
P「うう……新車だったのに……もうガタがきてる……」
美希「……ねえねえ!」
P「ん?」
美希「昨日の続き、して?」
P「続きって……正妻戦争ってやつか?」
美希「うん! 今のミキなら、なんだって乗り越えられる、そんな気がするの!」
P(昨日もそんなこと言って、途中から我を忘れてた気がするけど……)
P「……まあ、美希がそう言うなら。あずささんのいる場所に着くまで、まだ時間あるしな」
美希「それじゃあ、お願いしまーす♪」
P「そうだな……それじゃあ、ちょうど今話題になってる、あずささんかな」
313 = 229 :
あずささんきた
314 :
きたかっ!
315 :
うっうー
316 = 228 :
【あずささんと結婚したら……】
あずさ「……それで、そのとき春香ちゃんったら……ふふっ」
キーンコーンカーンコーン
あずさ「あら? あの学校のチャイムが鳴って……まあ大変! もうこんな時間だわ」
あずさ「もうお昼休みも終わりじゃない……」
スッ
あずさ「……プロデューサーさん……」
あずさ「また、来ます」
あずさ「ふふっ、今度はどんなお土産がいいですか?」
あずさ「あなたの大好きだった、コーヒー? それとも……」
あずさ「……」
あずさ「……そう、ですね。あなたなら、きっと……こう言ってくれますよね」
あずさ「私が来てくれるだけで、十分だ、って……」
あずさ「……」
317 :
おいこれは…
318 = 229 :
えっ
319 :
大好き…だった…?
320 = 228 :
テクテク
お婆ちゃん「……おや、またあんたかね」
あずさ「あら、おばあちゃん。お元気そうでなによりです~」
お婆ちゃん「あっはっは! 元気なのはいいけど、いい加減に迎えに来てほしいもんだね」
あずさ「もう、またそんなこと言って……」
お婆ちゃん「もうこの年になったらね、天国のジイさんに会いにいけることが一番の楽しみなんだよ」
あずさ「……」
お婆ちゃん「……あずさちゃんは、まだ違うけどね。でもだいぶ顔色もよくなったみたいで、アタシも嬉しいよ」
あずさ「……もうあれから、随分、経ちましたから……」
お婆ちゃん「……旦那も幸せだろうね。こんなに若くて綺麗なお嫁さんに、ここまで想ってもらえるんだから」
あずさ「ふふっ……」
321 = 228 :
ブォー……
あずさ「……」
あずさ「……プロデューサーさん……」
あずさ「ふふっ、なんだか思い出してしまいますー」
あずさ「あの頃のあなたは、いつもハラハラした顔で……私の手をにぎっていてくれましたよね」
あずさ「あずさが迷子にならないように、って……」
カンカンカンカン……
あずさ「……」
あずさ「……電車……」
あずさ「踏み切り……」
あずさ「……――っ!」
322 :
いやいや
え?
323 = 317 :
あかーーん!
324 = 229 :
おい
おい!
325 = 273 :
とーおーいかーなたーへー
327 :
冗キツ
328 :
甘党の妄想みたいなことしてんじゃねーよ!
329 = 228 :
ガタンガタン……
ガタンガタン……
あずさ「……っ……。はぁ、はぁ……」
ドックン、ドックン
あずさ「……」
ギュッ
あずさ「う、うぅ……」
あずさ「……どうして、あなたは……ここにいないんですか……!」
あずさ「私は……いま……こんなにも……!」
プルルルル
あずさ「……」
プルルルル
あずさ「……電話? 誰からかしら……」
330 = 281 :
寝たいけど終わって欲しくない
331 = 228 :
律子『……あずささん! 今どこですか?』
あずさ「その声は……律子さん?」
律子『そうです、律子ですよ。家にいってもいないから……』
あずさ「……すみません、でも、今戻っているところですから」
律子『……迎えにいきます』
あずさ「ええ? でも、もうすぐそこよ?」
律子『だとしても……お願いです、わかってください』
あずさ「……」
律子『私だって、もう……目を離した隙に誰かがいなくなってしまうのは……いやなんですよ』
あずさ「……わかりました。それじゃあ……、お願いします」
332 = 322 :
あずささんに喪服が似合うとは言え、何故こうも落差があるのか…
333 = 228 :
―――
あずさ「……」
律子「……行きましょう」
あずさ「ええ……」
ギュッ
あずさ「手をひっぱってもらわなくても、いなくなったりしないわよ?」
律子「……」
あずさ「……そう、ですね。ごめんなさい」
律子「……」
あずさ「……律子さん」
律子「なんですか?」
あずさ「……ありがとう……」
律子「……これくらい、お安いごようです」
334 = 317 :
この展開は美希泣きまくりだな
335 = 228 :
あずさ「……いつも、こうして歩いていたんです」
律子「え?」
あずさ「プロデューサーさんに、手をつないでもらって……」
あずさ「私たちの居場所……765プロへと続く、この坂道を……」
律子「……そう、ですか」
あずさ「ふふっ……それで、ひとりだと、どうしても思ってしまうんです」
あずさ「この坂道を登るたびに……あの人がすぐ、隣にいるように……」
律子「……」
あずさ「……律子さん、私はいま――
―――
――
―
美希「いい加減にして欲しいの!!!」
P「うえっ!? な、なんだよ、まだ途中だろ? ここからあずささんのアイドル復帰までの道のりをだな」
美希「そこまで凝ってたの!? 妄想でも、して良いことと悪いことがあるって思うな!」
336 = 317 :
未亡人アイドル…ティンときた!
337 = 229 :
これは怒る
338 :
死後の自分が嫁にいつまでも愛される、っていうの私も好きですよ?
339 = 228 :
美希「うぅ……グスッ……」
P「美希……」
美希「な、なんでハニーが死んじゃってるのー……」
P「いや、深い意味はないんだけど……あずささんにはそういうの似合うかなって……」
美希「深い意味もなく勝手にいなくなっちゃダメなのっ!」
P「……すまん」
美希「謝って!」
P「ごめん……反省してるよ。妄想でもちょっと、やりすぎた」
美希「そうじゃないの! ミキじゃなくて、あずさに謝って!」
P「え?」
美希「だ、大好きな人が突然いなくなっちゃったら……そんなの、想像するだけで、や、なの……」
P「……」
美希「だから……」
P「……ああ、わかった」
P(俺としたことが……また、美希を泣かせてしまった……)
340 = 281 :
これあみまみどうなんの?
341 = 322 :
>>340
少なくとも出番は無いようだ(美希談)
342 = 228 :
―――
あずさ「……あ、プロデューサーさん! すみません、またご迷惑……を……」
P「あずささん……」
あずさ「……ず、随分、ワイルドな格好ですね? 何があったんですか~……?」
P「いえ、大したことではありませんから。すみません、下着一丁で」
あずさ「い、いいんですけれど~……」
美希「……」プンプン
あずさ「美希ちゃんもなんだかご機嫌ナナメみたいだし……」
あずさ「んー……何がどうなって……?」
P「そんなことより、あずささん!」
あずさ「は、はい!」
P「申し訳ありませんでしたっ!」
あずさ「……え~……?」
343 = 228 :
P「俺、勝手にいなくなったりしませんから!」
あずさ「……? い、いつもいなくなるのは、私のほうじゃ……」
P「いいえ、俺なんです! 俺があのとき……!」
美希「うぅ……グスッグス……」
P「……もうあなたをひとりにはさせて、悲しい思いをさせたりしませんっ!」
あずさ「え、ええ!?」
P「ずっと目を離さずに、あなたのことを見守っています!」
あずさ「ちょ、ちょっと……突然なにをおっしゃるんですか!?」
美希「ミキもなの! ずっとずっと、あずさのそばにいてあげるからね!」
ギュー
あずさ「美希ちゃん……」
344 = 227 :
いくらあずささんとは言えこの状況は捌き切れまい
346 :
下着男がストーカー宣言と泣きながら怒る美女
347 = 228 :
P「すみませんでした……っ!」
美希「あずさ……ハニーもこう言ってるから、ここはどうか許してあげて欲しいの……」
あずさ「……」
あずさ「な、なんだか、よくわからないですけれどー……」
あずさ「でも……」
P「あずささん……!」
美希「あずさ……」
あずさ「……ふふっ。大丈夫ですよ、ふたりとも」
あずさ「私たちが離れることはありません。だって……」
あずさ「私のことを想ってくださっている気持ちは……、痛いほど、この胸に伝わりました」
あずさ「そして……それは、私だって、同じ気持ちなんですから」
あずさ「……ありがとう」
348 :
>>346
ストーカー宣言とか言うなww
349 = 322 :
あれ?何で良い話っぽくなってるんだ…?
350 = 229 :
なんか場合によっちゃプロポーズにも聞こえる台詞だな
みんなの評価 : ★★★×6
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