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    元スレ岡部「聖杯戦争……だと?」

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    タグ : - Fate + - steins;gate + - 聖杯戦争 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    岡部「飛べよおおおおぉぉぉぉぉっ!!」


    岡部「はぁ……はぁ……、これでタイムリープは何度目だ?」

    岡部「どうやっても、何度試しても……まゆりを助けられない」

    岡部「無理なのか?過去を変えたとしても、まゆりの死は避けられないのか?」

    岡部「どうしてだよっ……!!」

    ダル「……オカリン?」

    岡部「クソ、こうなったら……!」

    ダッ

    ダル「行っちゃったお?なんぞ?」

    紅莉栖「……」

    2 :

    ほう

    3 = 1 :

    岡部「はぁ……はぁ……こうなったら……」

    岡部「ちょ、ちょっと、あんたおじいちゃんの土蔵なんかあさってなにして……」

    岡部「うるさいっ!!」

    岡部「っ!はは……あったぞ、これだ!」

    岡部「じいさんが大切にしていた呪いの儀式書……」

    岡部「こうなったら、悪魔に魂でも売ってやる……」

    4 = 1 :

    岡部「魔方陣は……ふぅ、これで完成だ」

    岡部「あとは……呪文を唱えるだけか」

    岡部「頼むぞ、神様。いや悪魔でもいい。俺の願いを聞いてくれ……」

    岡部「まゆりを助けてくれ……!!」

    …………

    岡部「汝三大の言霊を纏う七天、」

    岡部「抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」

    キィイイイイイッ!

    岡部「う、うお!?」

    5 = 2 :

    ほうほう

    6 = 1 :

    岡部「は、はは……」

    岡部「まさか本当に……?」

    「我を呼び、我を求め、キャスターの座を依り代に現界せしめた召還者……」

    キャスター「貴殿の名をここに問う」

    キャスター「其は、何者なるや?」

    岡部「フフ……フゥーハッハッハッハっ!!」

    岡部「俺の名前は、鳳凰院、鳳凰院凶真だっ!!」

    7 = 2 :

    キャスターか
    らしいっちゃらしいが

    8 = 1 :

    キャスター「宜しい。契約は成立しました」

    キャスター「貴殿の求める聖杯は、私もまた悲願とするところ」

    キャスター「かの万能の釜は必ずや、我らのてに、」

    岡部「……聖杯?」

    岡部「聖杯とはいったいなんだ?」

    岡部「そ、そんなことはどうでもよいのだ!」

    岡部「おい、あんた、っと……名前はなんと言うのだ?」

    キャスター「名前、ですか。そうですね……」

    キャスター「ではひとまず『青髭』とでも名乗っておきましょうか」

    岡部「で、では、『青髭』さん!俺の願いを俺の願いを叶えてくれるんだよな?」

    キャスター「……はて?」

    9 :

    まあオカリンはセイバーって柄じゃないよな

    10 = 1 :

    キャスター「……話を聞いたところ、ですが」

    キャスター「その娘は、運命の楔にとらわれているようですね」

    岡部「な、なに?それじゃいったいどうすればいいんだ!?」

    キャスター「何はともあれ、実際にその娘を見てみないことにはなんともいえませんな」

    岡部「わかった。これからラボに行こう」

    キャスター「ふむ……あぁ、その前に、少し腹ごしらえをしていきたいのですが……」

    岡部「す、すまん!急いでいるんだ。ラボについてからではダメか?」

    キャスター「……凶真がそういうのでしたら、我慢しましょう」


    岡部「……いやね、寒気がするわ」

    11 :

    fateのネタバレある?

    12 :

    オカリンのバーサーカーを静めたい

    13 = 1 :

    ガチャッ

    岡部「……まゆりっ!」

    ダル「お、オカリンどこに行ってたん?携帯もつながらんし」

    紅莉栖「みんなでこれからお祝いするってのに、ラボメンNo.1さんはどこをほっつき歩いて、っ!?」

    キャスター「……」ギョロリ

    紅莉栖「な、なんだか個性的なお客様をつれてきたわね……」

    ダル「え、でかすぎだろjk!?」

    まゆり「オカリンにこんなおっきなお友達がいたんだね~」

    岡部「まゆり!いるじゃないか!!」

    キャスター「……なるほど。この娘ですね」

    14 = 1 :

    岡部「ど、どうだ?」

    キャスター「思ったとおりですね。この娘の死は宿命づけられているようです」

    岡部「それであんたには、な、なんとかできるのか?」

    キャスター「ふむ。さすがの私でもこれに干渉するのは骨が折れる」

    岡部「な、なんだって?」

    キャスター「せめて……10年か20年、それだけの準備期間があればなんとかできたかもしれませんが……」

    岡部「そ、そんな……!まゆりが死ぬのは、今日なんだぞ!!」

    キャスター「…………」

    岡部「ウソだ……悪魔に魂を売っても、それでも助けられないのかよ……!!」

    キャスター「いえ、助けることはできますよ」

    岡部「……え?」

    キャスター「聖杯を手に入れればいいのです」

    15 = 1 :

    岡部「な、なんだって?」

    キャスター「聖杯戦争。そこで勝利をつかむことができれば、あなたの願望を叶えることなど造作もないことです」

    岡部「聖杯戦争……だと?」

    キャスター「あなたは面白いですね。私を呼び出したというのに聖杯のことを知らないとは……」

    キャスター「右手を御覧なさい」

    岡部「……あ、な、なんだこれは!?」

    キャスター「令呪ですよ。聖杯戦争における参加資格のようなものです」

    岡部「れ、令呪……?」

    キャスター「簡単な話ですよ。この娘を助けるためには、戦って、勝てばよいのです」

    岡部「戦う……お、俺が?」


    ダル「さ、さっきからなに言ってるか全然わからんお」

    紅莉栖「禿同」

    16 :

    よりニトロらしくなるな

    17 = 1 :

    岡部「ちょ、ちょっと待ってくれ!その聖杯戦争とやらはすぐに終わるものなのか?」

    岡部「こうしている間にもまゆりが……」

    キャスター「ご心配なきよう。死の運命を変えることはできませんが、」

    キャスター「当面の間は、私がなんとかしましょう」

    ガチャッ!!

    ラウンダー「動くなっ!」

    ダル「お?」

    紅莉栖「え?」

    岡部「くそっ、また……!」

    キャスター「それに、」

    キャスター「腹ごしらえの約束がまだでしたからね……」ギョロリ

    ラウンダー「……え?」

    18 = 1 :

    萌郁「なに……これ……」

    ラウンダー「ひぃいいいいいいっあが!?」

    ラウンダー「うわぁぁぁばけものぉっ!!」

    萌郁「なんなの……!?」

    キャスター「本当はもっと若いほうがよいのですがね……」

    キャスター「……おや?」ギョロリ

    萌郁「ひっ……」

    キャスター「これはこれは……お綺麗なお嬢さんだ」

    萌郁「やめて……来ないで……」

    キャスター「怖がる必要はありませんよ?」

    キャスター「後ろに出口があるではありませんか。どうぞお逃げなさい」

    キャスター「私のしもべたちが、あなたに襲いかかる前に、ね……」

    萌郁「う、うぅ……」

    19 = 1 :

    ラウンダー「がががあがっや、やめ、ぐげっ……」

    萌郁「い、いや……!!」

    ダッ

    キャスター「……フフ」

    萌郁「……え?」ゾワッ

    萌郁「あ、あ、あ……いやあぁぁぁぁぁぁあがっ!!」

    ガキャガゴ、ゴクン

    キャスター「……最高ですね。瑞々しく新鮮な恐怖と死の味!!」

    紅莉栖「うっ、お、おぇえええっ!!」

    ダル「あ、あ……」

    まゆり「…………」

    ダル「まゆ氏、しっかり……!」

    キャスター「ご心配なく。ただ気絶しているだけです」

    ダル「は、はい……」

    20 = 1 :

    岡部「まゆりは……生きているのか?」

    岡部「フフ……ハハハ……」

    岡部「俺があれだけ苦しめられた、ラウンダーを、いとも、簡単に……!!」

    岡部「COOL!最高だ!超COOLだよあんた!」

    キャスター「喜んでいただければなによりです……」

    岡部「フゥーハッハッハッハッ!!」

    岡部「いいだろう、この鳳凰院凶真、聖杯だかなんだか知らんが、あんたについていこう!!」

    岡部「そして、必ずやまゆりを救ってみせよう!!」

    キャスター「……ふむ。これはいよいよ、我が悲願の達成に期待が持てそうです」


    岡部「フゥーハッハッハッハッ!!」

    21 :

    これはこれで

    22 = 1 :

    …………

    紅莉栖「……あ、あれ?」

    紅莉栖「私、なんで倒れてるんだろ?」

    まゆり「あ、クリスちゃん……」

    ダル「やっと起きた……」

    紅莉栖「橋田?まゆり?なに、あれ、私たちって……?」

    ダル「わかんない。たしかお祝いパーティーを集まってやろうって話で、」

    ダル「なぜかそこからの記憶がないんだお。もしかして、牧瀬氏も?」

    紅莉栖「そうね……。脳科学専攻としては非常に興味深い状況ではあるのだけれど、それより」

    紅莉栖「岡部はどこ?あいつだけ見当たらないわね」

    ダル「……何よりもオカリンが大事ってことですね、わかります」

    紅莉栖「ばっ、ち、ちが!!」

    まゆり「オカリンはラボにはいないみたいなのです」

    まゆり「どこに行っちゃったのかなぁ……」

    24 :

    これは・・・ジル・ド・レ卿なんて鬱にしかならんが


    支援

    25 :

    またとんでもないのを呼び出しちゃったな
    キャスターならシェイクスピアなんかオカリンには似合いそうだが

    26 :

    オカリンって英霊になれそうなスペックあるよな

    27 = 1 :

    岡部「お、おい!ちょっと待ってくれ!」

    岡部「『青髭』!あんたその子になにするつもりだ!?」

    「…………」

    キャスター「……まだまだ私は満たされておりませんので」

    岡部「ってことは、まさか、あんた綯を食う気か!?」

    キャスター「そのつもりですが?」

    岡部「ば、バカなことを言うな!!ラウンダーたちならともかく、」

    キャスター「しかし……貴殿は魔術師としては到底他のマスターたちには及びませぬ」

    キャスター「私が聖杯戦争において十全の働きを見せるためには、たくさんの子供の生贄が不可欠であります」

    岡部「こ、子供の生贄……!?」

    岡部「だ、ダメだ!!そんなことは俺が許さん!!」

    キャスター「……困りましたね」

    28 :

    >>26
    執念オカリンか
    クラスはなんになるんだ

    29 = 24 :

    >>28
    キャスター、アーチャー、バーサーカーは適正ありそう・・・

    30 :

    >>29
    キャスター一択だろう
    マッドサイエンティストだぞ

    31 = 1 :

    キャスター「しかし、そうでもしなければ、聖杯戦争に勝つのは難しくなりますぞ」

    キャスター「まゆり、といいましたか?あの娘を救うのではなかったのですか?」

    岡部「う……だ、だが、」

    ブラウン「……!?おい、お前ら!うちの綯をどこにつれてくつもりだ!?」

    岡部「あ、み、ミスターブラウン……こ、これは、」

    ブラウン「て、てめぇなんだこの野郎!?でけぇ図体しやがって、汚ぇ手で綯に触るんじゃねぇ!!」

    キャスター「…………」

    ブラウン「岡部、この変態はお前の仲間か!?見損なったぞ!」

    キャスター「騒々しいですね」ギョロリ

    ブラウン「…………あ」バタン

    岡部「ミ、ミスターブラウン!?おい、あんた、」

    キャスター「眠らせただけですよ。それで、どうするのですか?」

    キャスター「貴殿がお許しになるのであれば……この不細工な男も、永遠の眠りにつかせることになりますが」

    岡部「う、ぐぐぐ……」

    32 = 1 :

    岡部「(……やむをえないのか?)」

    岡部「(俺はまゆりを救うために全てを犠牲にすると誓ったではないか)」

    岡部「……や、」

    「……待って!!」

    岡部「な、す、鈴羽?」

    鈴羽「早まらないで岡部倫太郎。店長や綯ちゃんや、他のみんなを犠牲にする必要なんてない」

    鈴羽「それ以外にも、聖杯戦争に勝つ方法はある」

    岡部「……え?」

    岡部「鈴羽?お前、どうして……?」

    鈴羽「岡部倫太郎。落ち着いて聞いてね」

    鈴羽「私はね、実は未来から来たんだ」

    鈴羽「あなたを、聖杯戦争に勝たせるために」

    33 = 26 :

    執念以外でもγオカリンなんかは世界征服してたしかなり強そう
    そして支援

    35 :

    キャスターの力は弱そうだけど

    オカリンにはタイムリープがあるしな

    36 = 1 :

    岡部「な、なにぃ!?」

    岡部「お前、どうして聖杯戦争のことを……いや、それより未来から来ただと!?」

    鈴羽「そう……私は、未来を、過去を変えに来たんだ」

    鈴羽「魔術師が支配する、最悪な2036年の世界を、変えるために」

    岡部「ど、どういうことだ……?」

    鈴羽「岡部倫太郎……君はやっぱり罪のない人々を殺すことなんてできない」

    鈴羽「その結果、君のサーヴァントは力を発揮することができず、敗退する」

    岡部「……!?」

    鈴羽「君は命だけは助かることができるんだけど……当然、椎名まゆりは死んでしまう」

    鈴羽「それだけじゃない……もし君が勝たなかったら、世界はある一人の魔術師の支配下に置かれてしまうんだ!」

    岡部「な、なんだと……?」

    鈴羽「君は絶対に聖杯戦争に勝たなきゃいけない。椎名まゆりのためにも、世界のためにも……」

    37 :

    ラウンダーオカリンならアサシンも
    って、アサシンはハサン一択だっけ

    38 :

    秋葉原の聖杯とか邪悪すぎる

    あ、まとめさん青でお願いしますニコッ

    40 = 26 :

    泥の替わりに謎の白い液体が出てきそうで嫌だな

    41 = 1 :

    キャスター「……なにやら興味深い話ですね」

    キャスター「よくわかりませんが、このままでは私の悲願を達成できないというわけでしょうか?それは困りますね」

    岡部「お、おい鈴羽!いったい俺はどうすればいいと言うのだ!?」

    鈴羽「勝つためにはなにより、キャスターの魔力を万全にしなきゃいけない」

    鈴羽「そのために……未来から、これを持ってきた」

    岡部「な、なんなのだこれは?」

    鈴羽「……未来ガジェット127号機『運命探知の魔眼(リーディング・シュタイナー)X』」

    鈴羽「世界戦を越えて、魔力を調達する未来ガジェットだよ」

    岡部「なに!?」

    キャスター「……ほう」

    42 = 39 :

    宝石剣じゃないっすか

    43 = 25 :

    冷静な旦那はなんか違和感があるな

    44 :

    >>43
    セイバーと合わなければただの殺人鬼だろ

    45 = 1 :

    キャスター「世界戦……聞きなれない言葉ですが、ようは平行世界のようなものでしょうか」

    キャスター「なるほど……この道具は平行世界に干渉することができるのですね」

    岡部「な、なんだって?世界線?平行世界?いったいなんだそれは!」

    鈴羽「簡単に言えば、この世界とは違う世界があると思えばいいよ」

    鈴羽「そこに行って、キャスターに魔力を思う存分集めてきてもらえばいい」

    鈴羽「そうすれば、この世界戦では誰の犠牲を出す必要もない」

    キャスター「なるほど!それは素晴らしい!!」

    岡部「ま、待ってくれ」

    岡部「それは、つまりこの世界とは別の世界では、誰かが犠牲になるのではないのか……?」

    46 = 39 :

    アトラクタフィールド理論は並行世界解釈とは別物だが、まぁ細かい事はいいか

    47 = 26 :

    >>46
    キャスターがそう解釈しただけだしいいんじゃね

    48 = 1 :

    鈴羽「……岡部倫太郎。君ならそう言うと思ったよ」

    鈴羽「でもね、決断しなくちゃいけない」

    鈴羽「君が決断しなければ、椎名まゆりは救えない」

    岡部「……っ」

    キャスター「凶真。約束しましょう」

    キャスター「たとえ他の世界であっても、あなたの大切な人たちを傷つけることはしない、と」

    岡部「……青髭」

    キャスター「私の力を信じてください、凶真。必ずや聖杯をあなたの手に入れてさしあげよう」

    キャスター「どうか、ご決断を……我が主よ」

    岡部「……わかった」

    岡部「頼む……」

    鈴羽「岡部倫太郎……」

    キャスター「……フフ」

    49 = 25 :

    それをいうなら触媒無しでジルドレ喚べたからオカリンはとんでもないやつってことになっちまう

    50 = 1 :

    鈴羽「じゃあ、はい」

    岡部「む、なんだ?なぜ俺にわたす?」

    鈴羽「運命探知の魔眼(リーディング・シュタイナー)X は君にしか発動できないからね」

    岡部「そ、そうなのか?しかしどうやれば……?」

    鈴羽「大丈夫。難しいことじゃないから。キャスターに意識を集中させて」

    岡部「む、う……!」

    キィィィィィン

    …………

    キャスター「……おや。ここが別の世界線とやらでしょうか?」

    「……あ、あの、」

    「お、おじさん、お客さんですか?」

    キャスター「…………」ニヤァ


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