元スレP「涼ちん♪」 涼「」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
251 :
ホッスホッス
253 = 179 :
しゅ
254 :
おっすおっす
255 = 137 :
これから涼ちんどうなってしまうん?
ゆっくり休んで無事書き切ってな
257 :
涼ちんの心の推移が見えてぐっとくる
258 :
涼ちんなら掘ってもいいし掘られてもいい
ていうかしゃぶりたい
259 :
うん、うん
260 = 110 :
ほ
261 = 118 :
はてさて
262 :
ゆ
268 = 118 :
おいあの
277 = 259 :
ほ
281 :
のっとり即興らしからぬクオリティ
282 :
ほしゆ
283 = 99 :
保守ありがとうございます、起きました
10分後くらいから再開する
284 = 275 :
>>283
待ってる
286 = 99 :
オーディション二次審査会場
ザワザワ……
P「さてと……もうすぐ本番だ。準備はいいかな、涼ちゃん」
涼「ばっちりですっ!」
P「おお、それは頼もしいな! それじゃあ――
夢子「すみません、ちょっといいですか?」
涼「あっ、夢子ちゃん!」
P「む……」
288 = 99 :
P「……何の用かな? こっちはこっちでもう準備できてるから、余計なお節介は無用だぞ」
夢子「そ、そんなに警戒しないでください。あなたがいるんだし、無駄だってことはわかってますから」
涼「無駄……?」
夢子「……涼さん。いえ……涼」
涼「あっ、はい……どうしたの?」
夢子「今日は私、絶対に通ってみせるから。あなたも負けないでよね」
涼「う、うん……えへへ、お互い、頑張ろうね! あ、よかったら一緒に……」
夢子「ふんっ! 馴れ合いがしたいわけじゃないわ。とにかく今週末の本番で、あなたをコテンパンにしてやるんだから!」
夢子「それじゃあねっ!」
スタスタ
涼「……なんか、前とは随分印象が違うなあ」
P「ふふっ、良い感じじゃないか」
涼「良い感じ、ですか? 前の方がもっと、おしとやかというかなんというか……」
P「きっとあれが本来の彼女の姿なんだよ。これからちゃんと、良い方向に変わってくれればいいけど」
涼「……」
289 = 99 :
P「ん? どうした、ふくれっ面して……」
涼「……プロデューサーさんって、ああいうタイプの子が好みなんですか?」
P「……」
P(もしかして、ちょっと嫉妬してる? かわいい)
涼「……」
P「……俺がすきなのは、涼ちんみたいなタイプだよ」
涼「!」ピョコン
P「優しくて、気遣いもできて……家事だってお手のものだ。その上可愛いしな!」
涼「そ、そんな……言いすぎですよ」
P「言い過ぎなもんか。俺がプロデュースしたアイドル達の誰にも引けをとらないくらい、魅力的だって俺は思ってるんだから」
涼「……っ! ほ、ホントですか……?」
P「もちろんさ!」
涼「……それ、一番、一番……嬉しいです。えへへ……なんか、力がいっぱい沸いてきましたっ!」
P「その意気だぞ! よし、それじゃあそのまま本番、行ってこいっ!」
涼「はいっ!」
290 = 115 :
ホモォ・・・
291 = 264 :
まぁPの一番にはなれないのかね
293 = 99 :
オーディション終了後
スタッフ「……最後に、876プロダクション所属……秋月涼さん!」
涼「……! は、はいっ! ああ、ありがとうございますっ!」
スタッフ「合格者は以上三名です。今週末のオーディションも、頑張ってください」
―――
涼「プロデューサーさんっ!」トタタ
P「やったな涼ちゃん! 大丈夫だったか?」
涼「はいっ、もういつも以上のパワーでやりきれましたぁ!」
P「そうか、それは良かった! いや、なんだかんだ言ってもちょっと心配でな」
涼「心配、ですか? や、やっぱり私の実力じゃ……」
P「あ、いやいや、涼ちゃんの実力なら通るとは思っていたよ。でも、もしかしたら妨害が入るかもしれないって思って」
涼「ぼ、妨害!?」
P「例えば床がヌルヌルになって、靴を脱ぐしかなかったり……はたまた嘘の情報のせいで、いつもと違う靴を履いちゃったり」
涼「? なんの話ですか?」
P「いや……まぁなんにせよ、無事に通過できて良かったよ。おめでとう!」
294 = 114 :
紫煙
296 = 99 :
涼「夢子ちゃん!」
夢子「……」プイ
涼「夢子ちゃんも、合格おめでとう。最終審査も頑張ろうね」
夢子「……あなた、わかってるの?」
涼「え? な、なにが?」
夢子「最終審査が通るのはひとりだけよ。あなたと私はもう、完璧に敵同士なんだから」
涼「あ……う、うん。それはそうだけど……」
夢子「……プロデューサーなんかに頼って、ひとりじゃなんにもできないあなたに……負けやしないわ」
涼「っ! そんな言い方……!」
夢子「ま、せいぜい全力を尽くしてね。そうじゃないと、張り合いがないもの。……ばいばい」
涼「……」
297 = 102 :
しえん
298 = 99 :
涼「……」
涼(ひとりじゃなんにもできない……か)
涼「……プロデューサーさん」
P「……どうした? あの子に言われたことなんて、気にすることはないぞ」
涼「う……はい……」
P「ははは、気にしてるって顔に書いてあるじゃないか」チョン
涼「あう」プニ
P「……ひとりでは出来ないこと、仲間となら出来ること……。そういうのって、意外とたくさんあるもんだよ」
涼「仲間……?」
P「ああ。涼ちゃんにだって、仲間はいるだろ? 愛ちゃんや絵理ちゃん……それにもちろん、俺だって」
涼「……」
P「本当につらい時、くじけてしまった時……もう一度立ち上がらせてくれるのは、やっぱり仲間の力さ」
P「だから、涼ちゃんは涼ちゃんらしく、最後まで……な?」
涼「……はい」
300 :
しえん
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