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元スレP「涼ちん♪」 涼「」
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P「!? ど、どうした? 急に泣き出して……」
涼「……あ、いえ……」
ポロポロ……
P「おい、大丈夫か……?」
涼「み、見ないでください! ……ミラーばっかり見てると、事故になっちゃいますから……」
P「あ、ああ……」
涼「……」
P「……」
涼「……なんだか……う、うれしぐ、なっちゃって……」
P「嬉しい?」
涼「はい……こ、こんなに、優しい言葉をかけてもらえたの……ひぐっ……私、随分、久しぶりだったから……」
P「……」
涼「私がアイドルになってから……ずっと、ずっと緊張しっぱなしで……!」
涼「だから……っ! な、なぎだいくらい……あなたの優しさが、嬉しいんです……!」
ポロポロ……
涼「……あ、いえ……」
ポロポロ……
P「おい、大丈夫か……?」
涼「み、見ないでください! ……ミラーばっかり見てると、事故になっちゃいますから……」
P「あ、ああ……」
涼「……」
P「……」
涼「……なんだか……う、うれしぐ、なっちゃって……」
P「嬉しい?」
涼「はい……こ、こんなに、優しい言葉をかけてもらえたの……ひぐっ……私、随分、久しぶりだったから……」
P「……」
涼「私がアイドルになってから……ずっと、ずっと緊張しっぱなしで……!」
涼「だから……っ! な、なぎだいくらい……あなたの優しさが、嬉しいんです……!」
ポロポロ……
その夜 涼ちんの部屋
涼「……」
涼「プロデューサーさんに……かっこわるいとこ、見せちゃったな……」
涼(あのあとプロデューサーさんは、何も言わずに……僕が泣き止むまで、待ってくれた)
涼(……やっぱり、あの人はすごい人なんだ。そばにいて、たまに頭を撫でてもらうだけで……)
涼(こんなに……安心した気持ちになれるなんて……)
涼「……」ジワァ
涼「!」
ブンブン
涼「お、思い出したら、また泣きそうになっちゃった。えへへ……」
涼「……よし、気晴らしに……」
チラ
ティッシュ箱「よぉ」
涼「自家発電でもしよう!」
涼(そうだよ、僕はこのために、一刻も早くひとりになりたかったんだから!)
涼「……」
涼「プロデューサーさんに……かっこわるいとこ、見せちゃったな……」
涼(あのあとプロデューサーさんは、何も言わずに……僕が泣き止むまで、待ってくれた)
涼(……やっぱり、あの人はすごい人なんだ。そばにいて、たまに頭を撫でてもらうだけで……)
涼(こんなに……安心した気持ちになれるなんて……)
涼「……」ジワァ
涼「!」
ブンブン
涼「お、思い出したら、また泣きそうになっちゃった。えへへ……」
涼「……よし、気晴らしに……」
チラ
ティッシュ箱「よぉ」
涼「自家発電でもしよう!」
涼(そうだよ、僕はこのために、一刻も早くひとりになりたかったんだから!)
スルスル……
涼「……うわ、すごい……」
涼「……」
スッ
涼「……ぅんっ……」
涼「……あ、そういえば……」
涼「まなみさんから誕生日プレゼントにもらった、ローションがあったんだっけ……」
涼「……使って、みようかな……」
キュポン ヌルヌル……
涼「……」
クチュ
涼「……っ!」
涼「はぁっ……んっ……」
クチュクチュ
涼「……だ、だめぇっ……!」
ニュルニュル
涼「これっ……刺激、す、すごすぎて……なんにも、考えられっ……!」
涼「……っ!」
スポン
涼「ひゃあっ! ま、間違って、お、おし……」カァァ
涼「……でも……」
ヌププ
涼「……む、むりむり……こ、こわいよぉ……」
涼「……こっちは、また今度……」
クチュクチュ
涼「……っ」
ピリピリ
涼「……!!」
涼(あ、あの……ぴりぴりってする感覚……も、もう? いつもより、随分早い……)
ニュルニュル
涼「これっ……刺激、す、すごすぎて……なんにも、考えられっ……!」
涼「……っ!」
スポン
涼「ひゃあっ! ま、間違って、お、おし……」カァァ
涼「……でも……」
ヌププ
涼「……む、むりむり……こ、こわいよぉ……」
涼「……こっちは、また今度……」
クチュクチュ
涼「……っ」
ピリピリ
涼「……!!」
涼(あ、あの……ぴりぴりってする感覚……も、もう? いつもより、随分早い……)
まなみさんはなんでローションをプレゼントしたんですかねぇ・・・
涼「はぁ、はぁ……っ!」
涼「だ、だめっ……もう、限界っ……!」
ニュルニュル
涼(何か、何か考えないと……なんか、刺激だけで……するのは、もったいないもんね……)
涼「何か……な、何か……!」
ピリピリピリ
涼「……! も、もう……!!」
涼「……くっ……!! で、出ちゃ……!!」
『涼ちん』
『やっぱり、君の笑顔は素敵だよ。何よりも……』
涼「!? な、なんでここで、あの人の……顔がっ……!?」
涼「……―――!!!!!!」
涼「だ、だめっ……もう、限界っ……!」
ニュルニュル
涼(何か、何か考えないと……なんか、刺激だけで……するのは、もったいないもんね……)
涼「何か……な、何か……!」
ピリピリピリ
涼「……! も、もう……!!」
涼「……くっ……!! で、出ちゃ……!!」
『涼ちん』
『やっぱり、君の笑顔は素敵だよ。何よりも……』
涼「!? な、なんでここで、あの人の……顔がっ……!?」
涼「……―――!!!!!!」
―――
涼「……はぁ、はぁ……んっ……」
涼「……」
涼「あ、ティッシュ……間に合わなくて、いろんなとこに……」
涼「なんか、いつも以上に……あれ、だったから……」
涼「……そうじ、しないと……ね。よいしょっと……」ムクリ
フキフキ……
涼「……」
涼「……最低だ……僕って……」
涼「……はぁ、はぁ……んっ……」
涼「……」
涼「あ、ティッシュ……間に合わなくて、いろんなとこに……」
涼「なんか、いつも以上に……あれ、だったから……」
涼「……そうじ、しないと……ね。よいしょっと……」ムクリ
フキフキ……
涼「……」
涼「……最低だ……僕って……」
翌日 876プロダクション
ガチャ
涼「お、おはようございまーす……」
P「ああ、おはよう!」
涼「ぷ、プロデューサーさん……!」
涼(どど、どうしよう……まともに、顔が見れないよぉ……)
P「ん? どうした涼ちゃん。顔伏せちゃって」
涼「! ななな、なんでもないですっ!」バッ
P「顔も、少し赤くなってるぞ? 熱でもあるんじゃ……」
ピト
涼「ひゃあっ!」
P「ふんふん……やっぱり、おでこが熱くなってる。風邪か?」
涼「そっ、そそそ、そんなことないですっ! 大丈夫、すぐに直りますからぁ!」
P「直る? 治るじゃなくて……?」
涼(うぅ……は、離れたいのに、動けない……!)
ガチャ
涼「お、おはようございまーす……」
P「ああ、おはよう!」
涼「ぷ、プロデューサーさん……!」
涼(どど、どうしよう……まともに、顔が見れないよぉ……)
P「ん? どうした涼ちゃん。顔伏せちゃって」
涼「! ななな、なんでもないですっ!」バッ
P「顔も、少し赤くなってるぞ? 熱でもあるんじゃ……」
ピト
涼「ひゃあっ!」
P「ふんふん……やっぱり、おでこが熱くなってる。風邪か?」
涼「そっ、そそそ、そんなことないですっ! 大丈夫、すぐに直りますからぁ!」
P「直る? 治るじゃなくて……?」
涼(うぅ……は、離れたいのに、動けない……!)
涼「……すみません、もう、だいじょぶです……」
P「そうか……無理せず、きつかったらすぐに言うんだぞ?」
涼「はい……」
涼(僕、本当に……どうかしてる……)
涼(プロデューサーさんのことは、なんとも思っていない……ただの、今だけのパートナーなのに)
ズキ
涼(……今だけ、か……そうだよね)
涼(いつか、プロデューサーさんは……また765プロに、帰っていっちゃうんだもん)
涼(……やだな、って思っても……そんな、私の意志なんて、関係ないんだもんね)
涼「!!?」
P「ど、どうしたんだ? やっぱり具合が……」
涼「あ、いいえ! ホント、大丈夫ですから……!」
涼(やばいやばいやばいやばいやばい)
涼(やばいことに気付いちゃったよぉ!!)
P「そうか……無理せず、きつかったらすぐに言うんだぞ?」
涼「はい……」
涼(僕、本当に……どうかしてる……)
涼(プロデューサーさんのことは、なんとも思っていない……ただの、今だけのパートナーなのに)
ズキ
涼(……今だけ、か……そうだよね)
涼(いつか、プロデューサーさんは……また765プロに、帰っていっちゃうんだもん)
涼(……やだな、って思っても……そんな、私の意志なんて、関係ないんだもんね)
涼「!!?」
P「ど、どうしたんだ? やっぱり具合が……」
涼「あ、いいえ! ホント、大丈夫ですから……!」
涼(やばいやばいやばいやばいやばい)
涼(やばいことに気付いちゃったよぉ!!)
涼(いま、僕……心の中で、自分のこと、なんて呼んだの?)
――……やだな、って思っても……そんな、私の意志なんて、関係ないんだもんね……――
涼(わ、私? 『私』って言った?)
涼(誰にも聞かれていない、心の中なのに?)
涼(そ、それに……これだけじゃない)
P「さあて、今日の予定は、っと……」
涼「……」ドキドキ
涼(それに……何より、このことを考えていなかった)
涼(大切なことを……!)
涼「……っ!」ゴクリ
涼(……僕は、本当は男の子で……)
涼(プロデューサーさんも、男だってこと……それが、さっき、頭になかったんだ……!)
涼(まるで……、そんなことはどうでもいい、って感じで……!)
――……やだな、って思っても……そんな、私の意志なんて、関係ないんだもんね……――
涼(わ、私? 『私』って言った?)
涼(誰にも聞かれていない、心の中なのに?)
涼(そ、それに……これだけじゃない)
P「さあて、今日の予定は、っと……」
涼「……」ドキドキ
涼(それに……何より、このことを考えていなかった)
涼(大切なことを……!)
涼「……っ!」ゴクリ
涼(……僕は、本当は男の子で……)
涼(プロデューサーさんも、男だってこと……それが、さっき、頭になかったんだ……!)
涼(まるで……、そんなことはどうでもいい、って感じで……!)
P「――ちゃん、涼ちゃん!」
涼「は、はいぃ!?」
P「大丈夫か? ぼーっとしてたみたいだけど……」
涼「……す、すみません……えへへ、ちょっと、寝不足で……」
P「……やっぱり今日は、休みにするか?」
涼「だ、だめですっ! オーディションの一次審査まで、もう何日もないんですからっ!」
P「それはそうだけど……」
涼「……」スゥ…… パシーン!
P「!?」
涼「いたたた……ほっぺが痛い……でも、もうこれでバッチリ、気合は入りましたからっ!!」
P「ははは……まるで男の子みたいな気合の入れ方だな」
涼「わ、私は女の子ですよ?」
P「わかってる、わかってる……こんなに可愛い子が、男の子のはずないもんな」
涼(……とにかく。今はヘンなこと考えないで……レッスンに集中しないと!)
涼(色々考えるのは、それからだっ!)
涼「は、はいぃ!?」
P「大丈夫か? ぼーっとしてたみたいだけど……」
涼「……す、すみません……えへへ、ちょっと、寝不足で……」
P「……やっぱり今日は、休みにするか?」
涼「だ、だめですっ! オーディションの一次審査まで、もう何日もないんですからっ!」
P「それはそうだけど……」
涼「……」スゥ…… パシーン!
P「!?」
涼「いたたた……ほっぺが痛い……でも、もうこれでバッチリ、気合は入りましたからっ!!」
P「ははは……まるで男の子みたいな気合の入れ方だな」
涼「わ、私は女の子ですよ?」
P「わかってる、わかってる……こんなに可愛い子が、男の子のはずないもんな」
涼(……とにかく。今はヘンなこと考えないで……レッスンに集中しないと!)
涼(色々考えるのは、それからだっ!)
数日後 オーディション会場
涼「……よし!」
P「気持ちはばっちりか?」
涼「大丈夫ですっ! この日のために、毎日頑張ってきたんですから!」
涼(ついに、オーディションの一次審査の日がやってきた……)
涼(プロデューサーさんは、大丈夫だって言ってくれたけど……ううん、油断しちゃだめ!)
涼(僕の目標のために……ここでなんとしてでも、勝ちを取らないとっ!)
涼「それじゃあ、行ってきま――
夢子「あっ! も、もしかして、秋月涼さんですか!?」
涼「え? そうですけど……君は……?」
夢子「私、桜井夢子って言いますっ! 実は私、涼さんの大ファンで! お会いできて嬉しいですっ!」
涼「そ、そうなの? えへへ……ありがとう! なんか、嬉しいなぁ」
涼(お、女の子のファンだ! 初めて見るかも……!)
P「……」
P(……なんか、ひっかかるな……この子、どこかで見たことあるような)
涼「……よし!」
P「気持ちはばっちりか?」
涼「大丈夫ですっ! この日のために、毎日頑張ってきたんですから!」
涼(ついに、オーディションの一次審査の日がやってきた……)
涼(プロデューサーさんは、大丈夫だって言ってくれたけど……ううん、油断しちゃだめ!)
涼(僕の目標のために……ここでなんとしてでも、勝ちを取らないとっ!)
涼「それじゃあ、行ってきま――
夢子「あっ! も、もしかして、秋月涼さんですか!?」
涼「え? そうですけど……君は……?」
夢子「私、桜井夢子って言いますっ! 実は私、涼さんの大ファンで! お会いできて嬉しいですっ!」
涼「そ、そうなの? えへへ……ありがとう! なんか、嬉しいなぁ」
涼(お、女の子のファンだ! 初めて見るかも……!)
P「……」
P(……なんか、ひっかかるな……この子、どこかで見たことあるような)
夢子「涼さんも、今日のオーディションに?」
涼「うん。……というか、『も』ってことは、夢子ちゃんも?」
夢子「はいっ! 実は私もアイドルやってて……でも私なんかじゃ、涼さんと一緒のオーディションじゃ負けちゃうだろうなあ」
涼「そ、そんなことないよ! 一緒にがんばろ? ね?」
夢子「えへへ……そういってくれて、嬉しいです。精一杯、頑張りますね♪」
P「……!」
P(そうだ、この子は……!)
夢子「あ、それと涼さん、聞きました? オーディション会場が変更になったって話」
涼「ええ!? そ、そうなの!?」
夢子「私もさっき、ここの会場に来てから知ったんですけど……」
涼「教えてくれてありがとう! それで、その場所っていうのは?」
夢子「それは――
P「ゴホンゴホン! あー……ちょっと待ってくれないか」
涼「え? ど、どうしたんですか、プロデューサー?」
涼「うん。……というか、『も』ってことは、夢子ちゃんも?」
夢子「はいっ! 実は私もアイドルやってて……でも私なんかじゃ、涼さんと一緒のオーディションじゃ負けちゃうだろうなあ」
涼「そ、そんなことないよ! 一緒にがんばろ? ね?」
夢子「えへへ……そういってくれて、嬉しいです。精一杯、頑張りますね♪」
P「……!」
P(そうだ、この子は……!)
夢子「あ、それと涼さん、聞きました? オーディション会場が変更になったって話」
涼「ええ!? そ、そうなの!?」
夢子「私もさっき、ここの会場に来てから知ったんですけど……」
涼「教えてくれてありがとう! それで、その場所っていうのは?」
夢子「それは――
P「ゴホンゴホン! あー……ちょっと待ってくれないか」
涼「え? ど、どうしたんですか、プロデューサー?」
夢子「……あなたは?」
P「涼ちゃ……いや、涼のプロデューサーだよ」
涼(あ、呼び捨て……えへへ、こういうのもいいなあ)
夢子「っ! プロデューサー……? そんな、前まではそんな人、いなかったはずなのに……」ブツブツ
P「会場が変更になったという話は、俺は聞いていない。もしかしたらそれは、君の勘違いじゃないか?」
夢子「……で、でもっ……」
P「……なんなら、俺が今からこのオーディションの責任者に連絡を取って確認してみるけど、どうする?」
夢子「……そ、そんなことできるんですか?」
P「ああ。なんといっても、何度もお世話になった人だからな」
夢子「……あなた、一体……?」
涼「夢子ちゃん、この人はね……765プロの――
P「はい、ストップストップ。……まあ、そんなわけだから、さ」
夢子「……ぐぬぬ……」
P「さ、行こうか、涼」グイグイ
涼「は、はい……ごめんね、夢子ちゃん」
P「涼ちゃ……いや、涼のプロデューサーだよ」
涼(あ、呼び捨て……えへへ、こういうのもいいなあ)
夢子「っ! プロデューサー……? そんな、前まではそんな人、いなかったはずなのに……」ブツブツ
P「会場が変更になったという話は、俺は聞いていない。もしかしたらそれは、君の勘違いじゃないか?」
夢子「……で、でもっ……」
P「……なんなら、俺が今からこのオーディションの責任者に連絡を取って確認してみるけど、どうする?」
夢子「……そ、そんなことできるんですか?」
P「ああ。なんといっても、何度もお世話になった人だからな」
夢子「……あなた、一体……?」
涼「夢子ちゃん、この人はね……765プロの――
P「はい、ストップストップ。……まあ、そんなわけだから、さ」
夢子「……ぐぬぬ……」
P「さ、行こうか、涼」グイグイ
涼「は、はい……ごめんね、夢子ちゃん」
>>187
どうも
どうも
P「それと……」クルリ
夢子「な、なんですか?」
涼「……?」
P「……涼は、先に行っててくれ。すぐに済むから」
涼「は、はい……」ステテ
夢子「……まだ何か、お話でも?」
P「……君のことは知っている。これまでやってきたこともな」
夢子「っ! な、なんのことでしょうか……」
P「俺はな、こう見えて色々と顔が広いんだ。プロデューサー歴も随分長いしな」
夢子「……」
P「……君なら、自分の実力でもやっていけるさ。姑息な手段なんて使わなくてもな」
P「これから先、涼に近づく分には構わない。だけど……もし、万が一ってことがあったら、こちらにも考えはある」
夢子「考えですって……?」
P「まぁ、例えばの話だけど……君が出るオーディションすべてに、ランクB以上のアイドル達をぶつける、とかな」
夢子「……!!」
夢子「な、なんですか?」
涼「……?」
P「……涼は、先に行っててくれ。すぐに済むから」
涼「は、はい……」ステテ
夢子「……まだ何か、お話でも?」
P「……君のことは知っている。これまでやってきたこともな」
夢子「っ! な、なんのことでしょうか……」
P「俺はな、こう見えて色々と顔が広いんだ。プロデューサー歴も随分長いしな」
夢子「……」
P「……君なら、自分の実力でもやっていけるさ。姑息な手段なんて使わなくてもな」
P「これから先、涼に近づく分には構わない。だけど……もし、万が一ってことがあったら、こちらにも考えはある」
夢子「考えですって……?」
P「まぁ、例えばの話だけど……君が出るオーディションすべてに、ランクB以上のアイドル達をぶつける、とかな」
夢子「……!!」
夢子「……」
夢子(嘘をついているような目じゃない……)
P「……ま、今日はお互い、精一杯頑張ろう。素の力でな」
夢子「……はい……」
―――
P「すまない、またせたな」
涼「なんの話をしていたんですか?」
P「ああ、大したことじゃないよ。これからもよろしく、全力で頑張ろうなって話だ」
涼「……?」
P(……まあ、俺がさっき彼女に言ったことは……やろうと思えば出来るけど)
P(そんな目には目を、みたいなやり方は絶対にしない)
P(それに……涼ちんなら多少の嫌がらせを受けたって、それを跳ね除けるくらいの力もある)
P(……ちょっと、余計なお世話だったかな……)
夢子(嘘をついているような目じゃない……)
P「……ま、今日はお互い、精一杯頑張ろう。素の力でな」
夢子「……はい……」
―――
P「すまない、またせたな」
涼「なんの話をしていたんですか?」
P「ああ、大したことじゃないよ。これからもよろしく、全力で頑張ろうなって話だ」
涼「……?」
P(……まあ、俺がさっき彼女に言ったことは……やろうと思えば出来るけど)
P(そんな目には目を、みたいなやり方は絶対にしない)
P(それに……涼ちんなら多少の嫌がらせを受けたって、それを跳ね除けるくらいの力もある)
P(……ちょっと、余計なお世話だったかな……)
スタッフ「……合格者は以上です! 合格した皆さんには、数日後に二次審査を……」
―――
涼「プロデューサーさんっ! やりましたよっ、合格しましたぁ!」
P「ああ、よくやったぞ涼ちん! ダントツで一位だっ!」
涼「ふふっ、プロデューサーさんのおかげですね!」
P「そんなことはないさ。実力が伴っていたからだよ」
涼「またまた、謙遜しちゃって……ふふ、ふふふ♪」
P「あはは、嬉しそうだな、涼ちん!」
涼「ま、また涼ちんって! もう……。って、あれ……」
夢子「……」
涼「夢子ちゃんっ! 夢子ちゃんも合格したんだよねっ! おめでと――
夢子「……っ」ダダッ
涼「……う、って……。行っちゃった……」
―――
涼「プロデューサーさんっ! やりましたよっ、合格しましたぁ!」
P「ああ、よくやったぞ涼ちん! ダントツで一位だっ!」
涼「ふふっ、プロデューサーさんのおかげですね!」
P「そんなことはないさ。実力が伴っていたからだよ」
涼「またまた、謙遜しちゃって……ふふ、ふふふ♪」
P「あはは、嬉しそうだな、涼ちん!」
涼「ま、また涼ちんって! もう……。って、あれ……」
夢子「……」
涼「夢子ちゃんっ! 夢子ちゃんも合格したんだよねっ! おめでと――
夢子「……っ」ダダッ
涼「……う、って……。行っちゃった……」
P「……彼女なりに、今日の反省点を見直してまた頑張る、って言ってたぞ」
涼「えっ、プロデューサーさん、夢子ちゃんと話したんですか?」
P「ん、ああ。ちょっとな」
涼「……そう、ですか……」
P「さあ、事務所に帰ろうか。一次審査突破記念パーティだ!」
涼「ぱ、パーティなんて、まだ気がはやいですよぉっ!」
涼(……プロデューサーさん、オーディション前も夢子ちゃんとお話してたし……)
涼(それに、今も……随分、仲良くなるのが早いなぁ……)
涼(……やっぱり、敏腕プロデューサーだから……だもんね。女の子の扱いは、きっとお手のもの……)
涼「……」
ズキ……
涼(プロデューサーさんが、誰と仲良くなったって、関係ないのに……)
涼(なんか、モヤモヤするな……)
涼(……だっ、だめだめ! 今は、次のオーディションに向けて、気持ちを入れなおしていかないと!)
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