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    元スレモモ「屋上のステルスさんっすよ」

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    702 = 505 :

    ゆみ(と、呼び出してもらったのは良いが私と亦野誠子ではほとんど面識がないではないか)

    ゆみ(しかも大星淡なんて完全に赤の他人、どうやって頼めばいいものかな……)

    放課後・空き教室

    コンコン

    誠子「あ、はい。あいてまーやっぱりもうちょっと待って下さい」ガサゴソ

    ゆみ「?」

    ゆみ「……もういいか?」

    誠子「はい、どうぞ」

    ガラガラ

    ゆみ「失礼する。いきなり呼び出してすまない」

    誠子「いえいえ」

    誠子(あ、あぶなかったぁ……ブックカバー忘れてきたから新刊のマリ見てをそのまま読んでたところだったよ……」

    703 = 512 :

    レイニー止めはやばい

    704 = 505 :

    ゆみ「確か、君と井上純と江口セーラがこの学校の自治を担当しているんだったな」

    誠子「そうですね、私は生徒会長に半ば強引に任命された感じですけど」

    誠子(ホントは荒事とか駄目なんだけどなぁ)

    誠子(まあ江口さん達が啖呵切ってる後ろで立ってればいいだけなんだけど)

    ゆみ「そんな君を見込んで耳にいれておきたい事がある」

    誠子「なんでしょう、私に出来る事であれば協力させて頂きますけど」

    ゆみ「実は下級生、一年の中に大きな騒動を起こしそうな連中がいるらしいんだ」

    誠子(えー……そういうのはちょっと……江口先輩とかに頼んでくれないかなぁ)

    706 :

    おおきてた
    支援

    707 = 505 :

    ゆみ(むむ、やはり無理なお願いだったか」

    ゆみ(久に無理矢理やらされているようだし彼女を頼るのは酷というものか……)


    モモ『そういえば、亦野誠子さんと言えば大の漫画好きだそうっすよ』

    モモ『先輩は好きじゃない手段かもしれないっすけど、いざとなったら物で釣る作戦に出るしか無いんじゃないすかね』


    ゆみ(出来れば使いたくはなかった手段だが……>>710で満足してもらえるだろうか)


    モモ『これは成功判定ありの安価っす。亦野誠子さんの性格を予想して的確な作品をプレゼントして下さいっす。
       彼女のお気に召さない、またはすでに持っている作品だと勧誘失敗っす』

    708 = 579 :

    なもりサイン入りゆりゆり

    709 = 670 :

    百合姫新刊

    710 :

    >>709

    711 :

    >>708

    712 = 510 :

    ふうむ、果たしてこれで亦野を満足させられるのか。

    713 = 528 :

    みんな百合姫好きだな

    714 = 678 :

    ひらり派

    715 = 505 :

    ゆみ「何もタダでやってくれとは言わない。前払い報酬でこれを受け取って欲しい」

    誠子「これは……」

    誠子(百合姫の新刊……私発売日に買いに行って持ってるんだけど)

    誠子(どこから私の趣味を聞いたかは知らないけど、いきなり新刊を出すとは……)

    誠子(ニワカ……! この人は完全にニワカだ!)

    誠子(こういう時は普通サイン入り単行本とか一時期だけしか出回らなかったプレミア品とか希少価値のある物を提供するべきなのに!)

    誠子(こんなもので釣られてたまるか!)

    誠子「あの、私そういう物で釣られるような軽い女じゃないんで」

    ゆみ「あ、す、すまない」

    誠子「まあ何かあるかもしれないって事は覚えておきますけど、私は好きでこの役目をやってる訳ではないんで」

    誠子「あんまりアテにはしないで下さいね」

    勧誘失敗! プランBルートへ派生します。

    716 = 659 :

    やってしまいましたなぁ。
    これは大変なことやと思うよ。

    717 = 505 :

    モモ『ちなみに、百合姫の新刊は>>280ですでに購入済みだったっす』

    モモ『他の雑誌だったらまだ可能性があったかもしれないっすが、それでも最新刊だときつかったかもっす』

    718 = 579 :

    不安を煽るのはよそう
    まだ淡照ような時間じゃない

    719 = 578 :

    ほんとだ
    すでに持ってたか

    720 = 505 :

    「せーんぱいっ。今日は何をしているんですか?」

    「ん、君か。いつも花壇の手入れを担当している子が今日は休みらしくてな」

    「今から水をやろうと道具を取りに向かっている所だ」

    「あ、そういう事だったら私も手伝いますよ! これでもガーデニングは得意なんです!」

    「君が? 意外だな」

    「えー、ひどいですよー。これでも花は好きなんですから」

    「特にスミレとか大好きです! 愛しています!」

    「ふむ、そうだったのか。そこまで熱心に思われているスミレの花が羨ましいよ」

    (むー、軽くあしらわれた。でも簡単になびかないそんな所もまたいい!)

    721 = 512 :

    ハーベスタ休みか

    722 = 578 :

    あぁこの手の人は難しいぞ…

    723 = 579 :

    なにやら達観してる模様

    724 = 510 :

    鈍感タラシか。

    725 = 505 :

    倉庫

    「えーと、あれでしょー。これででしょー。あとこれ!」

    「本当に得意だったんだな」

    「だから言ったじゃないですかー」

    「どうもインドア派のように見えたのでな。私もまだまだ観察眼を磨かねばならないな」

    「今でも十分完璧なのに更に上を目指そうとするなんて! さすが先輩ですね!」

    「10年そこらで道を極められるほど人生は甘くない。日々是鍛錬だ」

    「ありがたいお言葉、とても勉強になります」

    「ともかく今日の所は君から園芸の何たるかを教えてもらうとしよう」

    「おまかせあれ!」



    『……』ギリッ

    727 = 505 :

    「と言うことで、後は水をかけて終了です」

    「実に手際が良かった。私一人でやっていたら日が暮れていた所だったよ」

    「ありがとう。……おっと、手袋をしたままではいけないな」

    「? って、あわあわ……」

    (頭! 今頭を撫でられている! 弘世先輩に!)

    「ふふっ、君はコロコロ表情が変わるから見ていて飽きないな」なでなで

    「あわあわ……」

    (私は今幸せです。やっぱりこの学校に来て良かった)

    モモ(うーん良いっすねー。やっぱり先輩と後輩カプは王道にして至高っすよ!)

    モモ(私もあんな風に先輩に甘えてみたいっす!)

    モモ(……それはそれで良いとして、あちらさんはそおろそろ爆発寸前っすねぇ)

    モモ(私がずっと監視していればち早く先輩にはすぐに連絡出来るっすが戦力が足りないっす)

    モモ(弘世先輩に醜態を見せたくないっていう感情が勝ってくれるのを祈るしかないっすね)

    730 = 505 :

    「ふんふんふ~ん♪ 今日は先輩どこにいるのかなーっ」

    『あ、大星さん。ちょうどいい所に』

    「ん? どうかした?」

    『弘世先輩は今日も花壇の手入れをしているみたいよ』

    『今は倉庫にいるみたい』

    「ほんとに? 教えてくれてありがと」

    「ふんふんふ~ん♪ 待ってて下さいねせんぱーい♪」

    『……』

    花壇前

    尭深「お花さん達こんにちは。昨日は休んじゃってごめんね」

    尭深「でもすごく綺麗に手入れされてる……弘世先輩、ありがとうございます」

    尭深「さて、これなら今日は雑草抜いて水をあげたら終わりかな」

    尭深「倉庫に行く必要もないしパパっと終わらせて、お花さん達を見ながらティータイムにしよう」

    731 = 579 :

    あわきいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい

    732 = 659 :

    尭深ちゃん天使マジ天使
    あのポヤーンとした感じがたまらない

    733 = 505 :

    倉庫

    「あ、鍵開いてる。先輩、中にいるのかな」

    「失礼しまーっす。あれ、誰もいない」

    ガラガラ、ガチャン

    「ん?」

    「ごきげんよう、大星淡さん」

    「ごきげんよう」

    「麗しの弘世先輩ならここにはいないわよ。今日は職員室で仕事を手伝っているから」

    「……ふーん、さっきの子もいるし、全員グルかぁ」

    「あら、察しが良いのね。もっと頭が悪いのかと思ってたわ」

    「まったくもって! 貴方達ほどじゃないよ」

    「……そうやって挑発するのは良いけど、ここに何人いるの思っているの?」

    「ひーふーみー……んー、数えるのめんどくさいや。精神年齢的の合計で大人2人分くらいって事で」

    「お前、余裕ぶっこいてられるのも今のうちだよ!」

    「あー怖い怖い。とうとう本性表しちゃった」

    734 = 706 :

    ふんふむ

    735 = 505 :

    モモ(これはやばいっすよー……先輩に連絡しないと」

    モモ(先輩から生徒会長に連絡してそこからあの三人を呼び出してもらって駆けつけてもらって……)

    モモ(あー、こんな事になるなら生徒会長さんの事を毛嫌いせずにちゃんと知り合いになっておくべきだったすよー)

    職員室

    ゆみ「久、一大事だ!」

    「んー? どうかした?」

    「何やらただごとではない様子だな」

    ゆみ(まずい……弘世菫までいるとは想定外だった)

    ゆみ(くっ、あそこで亦野誠子の連絡先を聞いておければ……)

    教師「どうしたんですか?」

    ゆみ「あ、いえ……」

    「あー、あの件についての返事ね。もう、せっかちさんなんだからー」

    ゆみ「え? は…… な!? 何を言っているんだ!」

    736 = 505 :

    「もう照れちゃってかーわい。そういう事なんでちょっと席を外しますねー」

    教師「はーい、行ってらっしゃーい」

    「これは邪魔しない方が良さそうだな。後の事は任せてくれ」

    「ん、お願いするわ」

    廊下

    ゆみ「ひさ、お前なんであんな勘違いされるような言い回しを!」

    「静かに。折角誰にも付いてこさせないように出て来たのに意味ないじゃない」

    ゆみ「ああ、そういう……って、だからといってあれは少々……」

    「後でフォローは考えるわよ。ま、私としては勘違いされたままでも良いけどね」

    ゆみ「おいおい……」

    「で、何があったの?」

    ゆみ「うむ、実は……」

    739 :

    流石の久

    740 :

    「それは思わしくない状況ねぇ」

    ゆみ「だから例の三人に連絡をして欲しいんだが」

    「ん、ちょっと待ってね」

    ゆみ(間に合うと良いが―――)

    数分後、倉庫前の校舎裏

    誠子「こんにちは、ニワカ先輩」ニコ

    ゆみ(あの件でこの子には随分と嫌われたものだな……)

    「合鍵なら持ってきたぜ。つかそこまで大事になってんのに今更コソコソしなくて良いんねーの?」

    (まあ、不祥事はお嬢さんも望まないだろうし穏便に済むならそれで良いけどよ)

    (大星淡か……どうなってるにしてもこれはもう無理じゃねーかな)

    セーラ「まあどっちでもええやん。おいたする奴にはおいたでお返しや!」

    ゆみ「だから穏便に済ませてくれと念押ししてるだろ……」

    ゆみ(さて、中の様子はどうなってる……?)ピポパ

    モモ『あ、先輩っすか? 実はもう事態は収束してるっすよ』

    ゆみ「なに……?」

    741 :

    返り討った?

    742 :

    菫先輩の予感……!

    743 :

    菫淡きてたあああああああ
    コークスクリュー支援だよ!!!!!!

    744 = 740 :

    「あはは! あんたたちったら、てんっで駄目駄目だねぇー!」ドガッ

    「い、痛いっ、もう許して……」

    「喧嘩けしかけてきといてそれは無いんじゃないかなぁ?」ゲシゲシ

    「ぅ……」

    「大丈夫、痣とか傷は残らないよう手加減してあげてるからねー」ゲシゲシ

    モモ『自分はあんまり交流が無かったし、髪を黒染めしてて気づかなかったっすけど』

    モモ『金獅子淡……喧嘩をふっかけてくる相手を全員蹴散らしてきた当時の裏番長だったっす』

    ガラガラ!

    「これは……」

    「うあっちゃー……これまた派手にやってくれたねぇ」

    誠子「淡‥…」

    セーラ「え? なんなんこれ、そっちのちっこい子の方がハコにされとったんとちゃうん?」

    745 = 739 :

    これは返り討った予感

    747 :

    当時っていつだよ

    749 = 739 :

    黒染めしてるとはw


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