元スレモモ「屋上のステルスさんっすよ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 = 1 :
ゆみ(こんな感じで良いのか? あまり露骨に妹さんを好きになるように誘導したくは無いのだが……)
ゆみ(モモや龍門渕のお嬢さんは『ここにユリトピアを建てよう!』などと息巻いているが)
ゆみ(私としてはもっと自然な感じに恋愛感情を育んで欲しいのだがな)
ゆみ(って、私も大分あの二人に毒されてきたな……女の子同士で恋愛をするのが当然のように思い出してる)
53 = 10 :
愛宕姉妹はええなあ
54 = 1 :
愛宕家実家
絹恵「お姉ちゃんが合宿へ行って3日目……」
絹恵「寂しいわぁ……」
絹恵「お姉ちゃんの写真でも見て紛らわそ」
絹恵「お姉ちゃん可愛いなぁ……なんでいっつも太陽みたいな笑顔しとるんやろ……」
絹恵「あ、これってあの時の……」
回想・洋榎6歳 絹恵5歳
洋榎「きぬ、ままごとすんで!」
絹恵「えー、そんなんよりサッカーしよーなー」
洋榎「さ、サッカーはまたあしたや!」
55 = 1 :
洋榎(サッカーなんかしたらまたきぬにまける!)
洋榎(お姉ちゃんのぷらいどをまもるためにもこれでええとこみせるんや!)
洋榎(ぷらいどってオトンに教えてもらってん、ちょーかっこええやろー)
絹恵「まあええけどー。お姉ちゃん何役やるー?」
洋榎「うーん、じゃあウチがオトンやるわ」
洋榎「ぷらいどバリバリやでー。ちょーかっこええやろー」
絹恵「なんかよく分からへんけどかっこええな!」
洋榎「せやろーさすがやろー」
57 = 10 :
お姉ちゃんらしいところを見せたくて見栄を張ってしまう洋榎ちゃん…ありだと思います
58 :
すばらなスレを発見した④
59 = 1 :
絹恵(覚えたてのプライドって言葉を意味も分からんとの連呼して……)
絹恵(ウチも良く分かってへんかったから自慢げに語るお姉ちゃんをカッコイイとか思って……)
洋榎「で、ウチがオトンやからきぬはオカンな!」
絹恵「オカンってウチのオカンやなくてもええ?」
洋榎「ウチのオカンとかこわすぎるもんな……」
絹恵「うん……」
洋榎「じゃあウチもウチのオトンやないオトンやるわ!」
絹恵「ぷらいどバリバリなオトンやな!」
洋榎「せやせや! バリバリや!」
60 :
百合霊さん×咲とか俺得
支援
61 = 1 :
絹恵(で、続けてる内にアレをする事になったんやったな……)
洋榎「ぷらいどなオトンとびゅーてぃーなオカンでけっこんしきやるで!」
絹恵「大人やな! ちょっと待ってな、このほうせきばこに……あった」
洋榎「ゆびわやー! でかしたできぬ!」
絹恵「えへへー。ほら、おねえちゃん。これ持って」
洋榎「よっしゃ、ウチがこれをきぬに付けたらけっこんやな!」
絹恵「えっとどこやったっけ……なかゆび?」
洋榎「えーっと、何かへんな名前やったような……そう、くすりゆびや!」
絹恵「くすりゆびってどれ?」
洋榎「ええーっと……ええーっと……ここや!」
62 = 1 :
絹恵(で、お姉ちゃんが選んだんは指輪の大きさにピッタリな人差し指やった……)
絹恵(薬を塗る指で薬指やったっけ。人差し指も薬指も太さあんまり変わらんのにな)
洋榎「じゃあ次はぷらいどなアレやな! 手にチューや!」
絹恵「おおーぷらいどやー」
洋榎「いくでーやってまうでー……」
絹恵「は、はよやってぇな……」
洋榎「きぬ、ずっと一緒やからな」
絹恵「え……?」
洋榎「ウチのオトンとオカンみたいにずっと仲良しこよしでいよな」
絹恵「う、うん……」
洋榎「」チュ
63 = 10 :
お姉ちゃん…これは惚れてしまうわ
65 = 1 :
絹恵(アレ、完全にプロポーズの言葉やんか……)
絹恵(結婚式の時に言うことちゃうで……)
絹恵(でも、あの時の恥ずかしそうにはにかんだ笑顔を見て……)
絹恵(ウチはお姉ちゃんの事が好きになったんやで……?)
合宿所
洋榎「アカン、目が覚めてもた……」
洋榎「監督の大沼プロはーっと……酒飲んで夢見心地や」
洋榎「ちょっと出かけよかなー。合宿所の>>67とか」
モモ(まあどこへ行っても先輩が待ってるっすけどね)
66 = 10 :
お風呂お風呂
67 :
ふろ
68 = 1 :
洋榎「寝汗もかいたしひとっ風呂浴びてさっぱりするかなー」
洋榎「源泉掛け流し温泉やからお湯張る必要もないでー」
ガラガラ
洋榎「あら、先客さまで千客万来やん」
ゆみ「と言っても私ひとりだがな」
洋榎「細かいことは気にしなさんさんおはようさん~」
ゆみ「夜だが」
洋榎「そうちゃうやろー。ツッコミのキレ悪いなー」
ゆみ「ならもっと上手い人がいるのか?」
69 = 1 :
洋榎「そりゃもう! めちゃくちゃ上手い奴が一杯おるで!」
洋榎「ええとー、き……恭子やろー、由子やろー、すずー……はアカンなあれは天然ボケ体質や」
洋榎「あとはえー、えーっと」
ゆみ「き、で言いよどんだけど他に心当たりがあるんじゃないか?」
洋榎「ま、まあな!」
洋榎(アカン、絹の名前出したらさっき見た夢の事思い出してまう)
洋榎(ていうかここ何日か、ずっと絹の夢ばっか見とった気がする……)
70 = 10 :
お姉ちゃん、意外と末期だった
72 = 1 :
ゆみ「でもすぐに思い出せないようでは大した存在でも無さそうだな」
洋榎「んなわけあるかい! 絹はめっちゃすごいんやで!?」
洋榎「運動神経良くて健康そのものやし麻雀初めて1年ちょいやのに全国クラスやし」
洋榎「そして何より太ももがっ……///」
ゆみ「太もも?」
洋榎「あーいや今のは無しや!」
73 :
ゆみちん煽るのうめえ
74 :
阿野ちゃん何で攻略出来ないんや…
76 = 1 :
ゆみ「いや、いいんんじゃないか? それも含めてきぬ……さんの魅力じゃないか」
洋榎「絹恵や」
ゆみ「そうか、それも含めて絹恵さんの魅力じゃないか」
洋榎「せやな。でもそういうつもりなんやなくてやな……うーん……)
ゆみ(もうここまで来ればひと押しだな)
ゆみ「うん、健康的な体付きで良い太ももで家事も出来る。実に興味深い人だな」
洋榎「せやろーさすがやろー。ってウチ家事とか言ったっけ?」
ゆみ(やばっ、モモから聞いた事前情報をついしゃべってしまった)
洋榎「まあ掃除とかはいつも絹がやってくれとるんやけどな」
ゆみ「そうそう、さっきそう言ってた」
洋榎「気付かん内に良い所行ってまうとかどんだけやねーん」
ゆみ「そうだな、私が欲しいくらいだ」
洋榎「え……?」
77 :
そりゃあモモとの仲をワハハたちに根掘り葉掘り聞き出されているから慣れるわな
78 = 1 :
ゆみ「しかも麻雀も上手いんだろう? 私としては是非会って色々話をしたいのだが」
洋榎「ちょ、ちょい待ちぃ。それはあかんで」
ゆみ「何故だ?」
洋榎「そりゃあまあ、あれや……とにかくアカンねん」
ゆみ「そうか、なら名残惜しいがやめておくか」
洋榎「ホッ……」
ゆみ「だがな、誰もがみんな私みたいに諦めが良いとは限らないぞ」
洋榎「……」
ゆみ「そこまで魅力的だと思える人物をみんなが放っておくと思うか?」
ゆみ「横から掻っ攫われても文句を言う資格はないぞ」
79 = 10 :
ゆみちん、まるで絹ちゃんが既に洋榎ちゃんのものだと言わんばかり
80 = 1 :
ゆみ「私から言えるのはそれだけだ」ザバーン
洋榎「おお……なかなかのおもちをおもちで……・」
ゆみ「なっ……何を言い出すんだ///」
洋榎「ま、絹の方が最高やけどな!」
洋榎「あんたが天保山やったら絹は剣尾山や!」
ゆみ「天保山って日本で一番低い山じゃないか……」
洋榎「それくらい違うって事や、格が違うわ!」ドヤ
ゆみ「山どころか平野の貴方に言われたくは無いがな」
洋榎「なんやて!? ……まあええわ」
洋榎「あんたのお陰で吹っ切れたわ」
ゆみ「そうか、なら残り3日頑張れ」
81 = 1 :
洋榎「おう、任せときのセーラーりゅーかのもんや!」
ゆみ(そして合宿の日々は過ぎていった。その後の彼女はまさに快進撃)
ゆみ(魔物の領域の人間まで平らげようとするほどの力を発揮していた)
ゆみ(大切な人に最高の結果を届けたかったのだろう。愛の力は時に想像を絶するな)
そして合宿が終わり愛宕家
洋榎「ただいま。帰ったで絹」
絹恵「おかえり、お姉ちゃん」
モモ(これは来るっすよーキマシタワーっすよー)
>>74
今更だけど激しく同意
83 = 1 :
屋上
ゆみ「モモ、おーい。帰ったぞー」
ゆみ「っていない……まさかあいつ……」ピポパ
ア、ア、ア、アイ!(かじゅ専用の着メロ
洋榎・絹恵「!?」
モモ(わわーっ先輩何やってんすかー! と、とにかくバレない内に退散するっすよー!)
ゆみ(二人の大事な時間を邪魔するんじゃない)
洋榎「な、なんやったんや……?」
絹恵「さぁ……」
84 = 77 :
>>ときのセーラーりゅーかのもんや
そこはもう常識レベルの認知度なのか
85 = 1 :
洋榎「ま、まあ気を取り直して……」
洋榎「絹、あん時のままごと覚えとるか?」
絹恵「……! うん」
洋榎「あの時のは子供のちょっとした冗談みたいなもんやったな」
絹恵「……」
洋榎「あれ、出来たらマジにせーへんか?」
絹恵「えっ……」
洋榎「これ、あん時の玩具レベルにちゃっちい奴やけど」
絹恵「それ、指輪……」
洋榎「ウチのオトンとオカンみたいにずっと仲良しこよしでいよな」
絹恵「!!」
>>84
ソースは多分フナQ
86 = 10 :
かじゅの誘導マジ半端ない
87 = 1 :
洋榎「正直ウチらの前には障害ばっかりや」
洋榎「まず女同士やしそれ以前に姉妹や」
洋榎「でもな、オカンやオトンに勘当されようが……」
洋榎「世間に後ろ指刺されようが……」
洋榎「日本じゃ認められてへんからって海外へ行く事になっても……」
洋榎「絶対幸せにしたる。だからこの指輪を受け取って下さい」
絹恵「おねえちゃ……はい、分かりました、洋榎さん」
洋榎「絹……!」指輪はめる
絹恵「ちゃんと薬指やな……」
洋榎「ウチが絹の指のサイズ間違えるわけあらへんやん」
絹恵「うん……」
洋榎「ほな行くで、今度は手の甲とか言わへんからな……」
チュ
88 = 67 :
うむァ!
89 = 10 :
こうしてまた木間市に塔が立つのであった
90 :
まず一件建ったな
91 :
さあもう一件行こうか
92 = 1 :
エピローグ
ゆみ(その後の愛宕洋榎は高校卒業と共にプロ入りを果たす)
ゆみ(大阪出身の金の亡者と揶揄される事もあったが、各地の大会を荒らし回り賞金を獲得していった)
ゆみ(それもこれも、最愛の絹恵と暮らせる国に永住するため)
ゆみ(二人がお互いの望む関係でいられる場所で―――)
絹恵「洋榎さん、iPS細胞の研究が進んでとうとう私達の間にも子供が授かれるみたいやで!」
洋榎「ホンマか!? ええとこういう場合ってどっちが産めば」ええんやろ?」
絹恵「そりゃあウチに決まっとるやん。洋榎さんヒョロヒョロやし出産きついで」
洋榎「むむ、言い返せへんわ……」
絹恵「でも、ウチらの事見て気持ち悪がらへんかな……」
洋榎「そうなったら教育やな。これも一つの愛の形やねんってな」
絹恵「そうやな……ウチらの子供ならきっと分かってくれる……」
洋榎「絹……子供もまとめてウチが幸せにしたるからな!」
絹恵「はい、どこまでも付いていきます……!」
カン!
93 :
ええ話やわー
94 = 1 :
という事で愛宕姉妹ルートはこれで完結です。
百合霊さんの設定をもっと活かしたかったのにほとんど面影が無かった件。
姉妹ルートは普通の百合より難易度が高いので動機づけに分量を割きすぎました。
なんもかんも政治が悪い。
95 = 91 :
ええでーええでーもう一発行こか
96 = 1 :
とりあえず今日はこの辺にして寝ます。
スレが残ってたらこのスレで次のルートの安価出すし
無くなってたら無くなってたで気が向いた時に次のスレを立てると思います。
97 = 75 :
つまり保守しておいても良いわけだな
とりあえず一旦乙乙
98 :
すばらっ
99 = 10 :
すばらしい
これは保守すべき
100 = 1 :
おまけ・モモが見たかったもの
洋榎「でや、勢い余ってウチの部屋に連れ込んでしまったわけやけど……」
絹恵「つまり、そういう事するんやろ……?」
洋榎「えぇー!? まあしたいしたくないで言えばしたい、かなぁって……」
絹恵「所詮ウチはこの期に及んで迷うくらいでしかないって事やねんな……」
洋榎「分かった、分かった。女愛宕洋榎、ここで女を見せたるわ」
絹恵「なんか、おもろいフレーズやな。女を見せる側が責めやなんて」
洋榎「そうやって茶化すんやめいっ」服脱がす
絹恵「あっ……」
洋榎「おおっ……」
洋榎(そういう目で意識した事無かったから分からへんかったけど、絹の体ってめっちゃエロいやん……)
みんなの評価 : ☆
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