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元スレマミ「神名あすみちゃん、って言うのね?」あすみ「…うん」
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過去の不幸話とかでてきても同情できないレベルで悪役に徹してて気持ち悪い
悪い事してても回想シーンで同情できちゃう悪役キャラは多いけどこれは完璧すぎる
悪い事してても回想シーンで同情できちゃう悪役キャラは多いけどこれは完璧すぎる
>>456
祈りが周りの人間の不幸だしな
祈りが周りの人間の不幸だしな
―マミ宅屋上
QB「やぁ、あすみ。調子はどうだい?」
あすみ「あまり良くは無いわ、これでもギリギリだし」
QB「3人の目がついてるからね、さぞ動きにくい事だろうね」
あすみ「ホントよ。分散する時はあるけど四六時中監視されてる身にもなってみなさいと言うのに」
あすみ「しかも本人等は善意でやってるつもりだから余計タチの悪い事悪い事」
QB「やぁ、あすみ。調子はどうだい?」
あすみ「あまり良くは無いわ、これでもギリギリだし」
QB「3人の目がついてるからね、さぞ動きにくい事だろうね」
あすみ「ホントよ。分散する時はあるけど四六時中監視されてる身にもなってみなさいと言うのに」
あすみ「しかも本人等は善意でやってるつもりだから余計タチの悪い事悪い事」
あすみ「それで?ワカメの件どうなってるの?」
QB「あぁ、どうにか取り付ける事は出来たよ」
QB「ただ、もちろん素質は薄いからエネルギー源としては全然期待できないけれどね。1個体としては如何せん効率が悪すぎる」
あすみ「ふぅん。とか言いつつ結構やるじゃない」
QB「当然さ!」
QB「まどかとの契約に結び付くと思えば、あながち徒労とも言いきれないよ」
あすみ「それで?言われた通り誘導はつけたんでしょうね?」
QB「もちろん」
あすみ「契約内容は……」
QB「事実上、美樹さやかの物と重複していると言えるだろうね」
QB「形式上、微妙に変えてはいるけれど」
あすみ「やるじゃない」
あすみ「これで、万能の力で再び手を治せる頼みの綱は消え去ったと言う訳ね」
QB「上条恭介と接点を持つ者は他に居ないからね」
QB「あぁ、どうにか取り付ける事は出来たよ」
QB「ただ、もちろん素質は薄いからエネルギー源としては全然期待できないけれどね。1個体としては如何せん効率が悪すぎる」
あすみ「ふぅん。とか言いつつ結構やるじゃない」
QB「当然さ!」
QB「まどかとの契約に結び付くと思えば、あながち徒労とも言いきれないよ」
あすみ「それで?言われた通り誘導はつけたんでしょうね?」
QB「もちろん」
あすみ「契約内容は……」
QB「事実上、美樹さやかの物と重複していると言えるだろうね」
QB「形式上、微妙に変えてはいるけれど」
あすみ「やるじゃない」
あすみ「これで、万能の力で再び手を治せる頼みの綱は消え去ったと言う訳ね」
QB「上条恭介と接点を持つ者は他に居ないからね」
あすみ「ふふっ、今回ばかりは礼を言うわね」
あすみ「ありがと、キュゥべえ」
QB「いやいや、とんでもない」
あすみ「それじゃ、わたしも動くとしますかね!」
QB「あ、待つんだあすみ」
あすみ「何よ?」
QB「千歳ゆまの事なんだが」
あすみ「……」
あすみ「ありがと、キュゥべえ」
QB「いやいや、とんでもない」
あすみ「それじゃ、わたしも動くとしますかね!」
QB「あ、待つんだあすみ」
あすみ「何よ?」
QB「千歳ゆまの事なんだが」
あすみ「……」
あすみ「なによ」
QB「やはり、気のせいでは済まされないと思ってね」
あすみ「はあ?」
QB「千歳ゆまの事さ」
あすみ「……」
QB「どうして直ぐにグリーフシードにさせないんだい?」
あすみ「……」
あすみ「……マミお姉ちゃんが食われたら、興醒めするから」
QB「いやいや、マミが食われる心配は無いさ。しかも杏子が付いている」
QB「何せ、ベテランの魔法少女だからね?」
QB「それに元はと言えば、千歳ゆまにはそれほどの才能は無いしそれほど強い魔女になるとは思えない」
QB「僕としても、織莉子に言われて仕方なく契約しただけなんだからね」
あすみ「……」
QB「やはり、気のせいでは済まされないと思ってね」
あすみ「はあ?」
QB「千歳ゆまの事さ」
あすみ「……」
QB「どうして直ぐにグリーフシードにさせないんだい?」
あすみ「……」
あすみ「……マミお姉ちゃんが食われたら、興醒めするから」
QB「いやいや、マミが食われる心配は無いさ。しかも杏子が付いている」
QB「何せ、ベテランの魔法少女だからね?」
QB「それに元はと言えば、千歳ゆまにはそれほどの才能は無いしそれほど強い魔女になるとは思えない」
QB「僕としても、織莉子に言われて仕方なく契約しただけなんだからね」
あすみ「……」
>>465
独りじゃ寂しいもんな...
独りじゃ寂しいもんな...
QB「もう充分だろう?ゆまさえグリーフシードにしてしまえばマミや杏子のだって望めるさ」
あすみ「言った筈よ。マミお姉ちゃんは最後にするって」
QB「それが分からないんだよ、僕には」
あすみ「どうして」
QB「現状を見るに、これ以上マミに希望が湧く兆しは無い」
QB「湧かせるとするならばゆまの復活だろうけれど、それじゃあ本末転倒だ」
QB「寧ろゆまも消え、そして連鎖的に杏子も消える」
QB「後は絶望するだけだね?」
QB「何せ、希望と絶望の差は今の時点で頭打ちになっているからね?」
あすみ「それはあくまでお前の価値観でしょう?」
QB「いやいや、君の嗜好にもそぐわないと思うんだ」
あすみ「言った筈よ。マミお姉ちゃんは最後にするって」
QB「それが分からないんだよ、僕には」
あすみ「どうして」
QB「現状を見るに、これ以上マミに希望が湧く兆しは無い」
QB「湧かせるとするならばゆまの復活だろうけれど、それじゃあ本末転倒だ」
QB「寧ろゆまも消え、そして連鎖的に杏子も消える」
QB「後は絶望するだけだね?」
QB「何せ、希望と絶望の差は今の時点で頭打ちになっているからね?」
あすみ「それはあくまでお前の価値観でしょう?」
QB「いやいや、君の嗜好にもそぐわないと思うんだ」
あすみ「……は?」
QB「言うなれば、幸せの絶頂に居るマミを奈落へと導く事が君の嗜好」
QB「けれど実際はどうか?今のマミは幸せか?」
あすみ「……」
QB「違う様だね?それはもちろんさ」
QB「ゆまも復活しない、そしていずれは杏子も消えてしまう」
QB「やはり、残されるは真なる絶望しかない訳だ。これ以上希望と絶望の差異を大きくすることは不可能だ」
QB「なのにこれ以上引っ張っても、無意味じゃないか?」
あすみ「いいえ、まだよ。まだみっきーとワカメが残っている」
QB「自らの運命を恨み、魔女と化す。結果は杏子が消えるのと変わらないさ」
QB「言うなれば、幸せの絶頂に居るマミを奈落へと導く事が君の嗜好」
QB「けれど実際はどうか?今のマミは幸せか?」
あすみ「……」
QB「違う様だね?それはもちろんさ」
QB「ゆまも復活しない、そしていずれは杏子も消えてしまう」
QB「やはり、残されるは真なる絶望しかない訳だ。これ以上希望と絶望の差異を大きくすることは不可能だ」
QB「なのにこれ以上引っ張っても、無意味じゃないか?」
あすみ「いいえ、まだよ。まだみっきーとワカメが残っている」
QB「自らの運命を恨み、魔女と化す。結果は杏子が消えるのと変わらないさ」
QB「グリーフシードと化す条件としては整い過ぎている」
QB「けれど君は、賢明にそれを阻止しようとしている風にしか見えないな」
あすみ「……」
QB「その上で問うよ、あすみ」
QB「先に述べた通り、僕と利害が一致するのかと思えば節々に不可解な点が見受けられる」
QB「君は一体、何がしたいんだい?」
あすみ「……」
QB「僕の勝手な推測で済まされるのならばそれまで、だが」
QB「どうも、こうとしか思えないね」
QB「君にはまだ、彼等人間で言う所の」
QB「良心、と言う物が残っているんじゃないかな?」
あすみ「……」
QB「けれど君は、賢明にそれを阻止しようとしている風にしか見えないな」
あすみ「……」
QB「その上で問うよ、あすみ」
QB「先に述べた通り、僕と利害が一致するのかと思えば節々に不可解な点が見受けられる」
QB「君は一体、何がしたいんだい?」
あすみ「……」
QB「僕の勝手な推測で済まされるのならばそれまで、だが」
QB「どうも、こうとしか思えないね」
QB「君にはまだ、彼等人間で言う所の」
QB「良心、と言う物が残っているんじゃないかな?」
あすみ「……」
あすみ「あーあ、ホント下らないわねアンタ」
あすみ「まるっきり分かってないんだからホント」
QB「えぇ?それはどうしてだい?」
あすみ「決まってるわ」
あすみ「わたしはね?ただ絶望するのを見てグリーフシードゲットしてハイ終わり、ってのが好きなわけじゃないの」
あすみ「虫螻の様に足掻く所を見るのが好きなの」
QB「そうかい?今も十分足掻いてるじゃないか」
あすみ「いいえまだよ。今の彼女等の不幸はまだどん底じゃないわ」
あすみ「奈落で這いずり回ってこそ、よ」
QB「……」
QB「はぁ、まぁそんな所だろうとは思ってたよ。僕の話が通るとは思ってなかったけど」
あすみ「当然ね」
QB「邪魔したね。失礼するよ」
あすみ「シッシッ」
あすみ「まるっきり分かってないんだからホント」
QB「えぇ?それはどうしてだい?」
あすみ「決まってるわ」
あすみ「わたしはね?ただ絶望するのを見てグリーフシードゲットしてハイ終わり、ってのが好きなわけじゃないの」
あすみ「虫螻の様に足掻く所を見るのが好きなの」
QB「そうかい?今も十分足掻いてるじゃないか」
あすみ「いいえまだよ。今の彼女等の不幸はまだどん底じゃないわ」
あすみ「奈落で這いずり回ってこそ、よ」
QB「……」
QB「はぁ、まぁそんな所だろうとは思ってたよ。僕の話が通るとは思ってなかったけど」
あすみ「当然ね」
QB「邪魔したね。失礼するよ」
あすみ「シッシッ」
あすみ「っあー気分悪っ」
あすみ「さて、と。天才バイオリニストの所へ行きますか」
QB「……神名あすみ」
QB「君はどうにも、不幸を受け入れてしまっている様だ」
QB「よって生半可な方法でだと、魔女を産めるとは思えない」
QB「君には今まで効率的に動いてもらった、それは感謝しているよ」
QB「けれど鹿目まどかが現れた以上、もう時の終わりは近い」
QB「美樹さやか、佐倉杏子、巴マミ、千歳ゆま」
QB「彼女等四者の絶望と共に、神名あすみの絶望を望むよ」
QB「僕に出来る事はそのせめてもの引導を渡す事だね」
あすみ「さて、と。天才バイオリニストの所へ行きますか」
QB「……神名あすみ」
QB「君はどうにも、不幸を受け入れてしまっている様だ」
QB「よって生半可な方法でだと、魔女を産めるとは思えない」
QB「君には今まで効率的に動いてもらった、それは感謝しているよ」
QB「けれど鹿目まどかが現れた以上、もう時の終わりは近い」
QB「美樹さやか、佐倉杏子、巴マミ、千歳ゆま」
QB「彼女等四者の絶望と共に、神名あすみの絶望を望むよ」
QB「僕に出来る事はそのせめてもの引導を渡す事だね」
―病室
カッ...カッ...カッ...
ガラッ
恭介「ZZzzzzz...」
あすみ「……」
あすみ「……」ニタァ
あすみ「フッ!!」ドゴシャァ
恭介「ごはぁっ!!」
恭介「な、なに……?」
あすみ「……」ニコッ
恭介「き、君は……?」
あすみ「……」ニタァァァ...
恭介「ひっ……!」
あすみ「……」キイイイィィィン...
カッ...カッ...カッ...
ガラッ
恭介「ZZzzzzz...」
あすみ「……」
あすみ「……」ニタァ
あすみ「フッ!!」ドゴシャァ
恭介「ごはぁっ!!」
恭介「な、なに……?」
あすみ「……」ニコッ
恭介「き、君は……?」
あすみ「……」ニタァァァ...
恭介「ひっ……!」
あすみ「……」キイイイィィィン...
恭介「っ……!このっ……!」グッ
恭介「……!?」
あすみ「……ふふっ」
恭介「な、なんで。なんで……!」
あすみ「……ふふふふふっ」
恭介「っそ、そんな筈は……!」
あすみ「ふふふ……どうしたのぉ?」
恭介「け、今朝までは!今朝までは動いてたのに……!?」
あすみ「……あらぁ?」
恭介「どうして、な、なんで……!」
恭介「なんで僕の腕がまた動かないんだ!?」
恭介「……!?」
あすみ「……ふふっ」
恭介「な、なんで。なんで……!」
あすみ「……ふふふふふっ」
恭介「っそ、そんな筈は……!」
あすみ「ふふふ……どうしたのぉ?」
恭介「け、今朝までは!今朝までは動いてたのに……!?」
あすみ「……あらぁ?」
恭介「どうして、な、なんで……!」
恭介「なんで僕の腕がまた動かないんだ!?」
あすみ「うふふふふフフふッ……!」
恭介「な、なんで、な、ど、どうして!?」
あすみ「ねぇえ?」ニタァ
恭介「ひっ……!」
あすみ「あなたにとってのバイオリンってなぁに?」
恭介「く、くるな……!くるなあ!」
あすみ「わたしが当ててあげましょうか?」
恭介「くるな!こないでくれ!うああ!」
あすみ「バイオリンとは、あなたの生きる意味」
あすみ「言うなればあなたの魂そのものであり」
あすみ「あなたがバイオリンで、バイオリンがあなたなの」
恭介「……!」
恭介「な、なんで、な、ど、どうして!?」
あすみ「ねぇえ?」ニタァ
恭介「ひっ……!」
あすみ「あなたにとってのバイオリンってなぁに?」
恭介「く、くるな……!くるなあ!」
あすみ「わたしが当ててあげましょうか?」
恭介「くるな!こないでくれ!うああ!」
あすみ「バイオリンとは、あなたの生きる意味」
あすみ「言うなればあなたの魂そのものであり」
あすみ「あなたがバイオリンで、バイオリンがあなたなの」
恭介「……!」
あすみ「けれど、もうそれおしまぁい」
恭介「あ……ああ……っ……!」
あすみ「もう、二度とあなたの腕は動かない」
恭介「ぁあああ!!ああああ!!」
あすみ「もう二度と、その輝かしい音を奏でる事は出来ないの」
恭介「ッァアアアアア!!!」
あすみ「だからもうあなた、人としても」
あすみ「死んでるわね」
あすみ「もう二度と、動かないの」
恭介「ッァアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
あすみ「……」キイイイィィィン...
恭介「あ……ああ……っ……!」
あすみ「もう、二度とあなたの腕は動かない」
恭介「ぁあああ!!ああああ!!」
あすみ「もう二度と、その輝かしい音を奏でる事は出来ないの」
恭介「ッァアアアアア!!!」
あすみ「だからもうあなた、人としても」
あすみ「死んでるわね」
あすみ「もう二度と、動かないの」
恭介「ッァアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
あすみ「……」キイイイィィィン...
やっぱり厨二の妄想ノートみたいだなぁ
あ、上条君は死んでいいです
あ、上条君は死んでいいです
あすみ「……」
あすみ「っふフふ、ク、フハ、アハはははハハハ……っ」
あすみ「―――――――――ッひィ!」
あすみ「駄目、笑いが止まらないわ!ほんと止まらない!」
あすみ「ほんと最高ね!ほんと!」
あすみ「最初に覗いちゃったみっきーを絶望させる為、とも最初は思ってたけれど!」
あすみ「あの子一人でも充分噴飯モノよホント!」
あすみ「あぁ……オカシい!契約前のみっきーを覗いてよかったわ!」
あすみ「契約後だと記憶消すまでは厳しいものね!」
あすみ「……と、言うところで」
あすみ「みっきーのトコ、行きますか」
あすみ「もうワカメも契約済みだから、尚更バイオリニストの腕を復活させる事は無理ね」
あすみ「何せ、わたし特製の心の猛毒で動かなくしているんだもの」
あすみ「動かすには、わたしを殺すほかないわね!」
あすみ「っふフふ、ク、フハ、アハはははハハハ……っ」
あすみ「―――――――――ッひィ!」
あすみ「駄目、笑いが止まらないわ!ほんと止まらない!」
あすみ「ほんと最高ね!ほんと!」
あすみ「最初に覗いちゃったみっきーを絶望させる為、とも最初は思ってたけれど!」
あすみ「あの子一人でも充分噴飯モノよホント!」
あすみ「あぁ……オカシい!契約前のみっきーを覗いてよかったわ!」
あすみ「契約後だと記憶消すまでは厳しいものね!」
あすみ「……と、言うところで」
あすみ「みっきーのトコ、行きますか」
あすみ「もうワカメも契約済みだから、尚更バイオリニストの腕を復活させる事は無理ね」
あすみ「何せ、わたし特製の心の猛毒で動かなくしているんだもの」
あすみ「動かすには、わたしを殺すほかないわね!」
―翌日
恭介「ッはなせ!離してくれよぉっ!!」
看護婦「お、落ち着いて上条さん!しっかりして!」
恭介「はなせえええ!!はなしてよぉおお!!!」
看護師「落ち着くんだ!!」ガシッ
恭介「うわあああああ!離せ!!離せえええええ!!」
看護婦「ドクター!鎮静剤を!」
医者「うむ」プスッ
恭介「うっ……」
恭介「っはなせえええええええ!!」
看護師「ドクター!鎮静剤効いてません!」
医師「……何故だ」
さやか「……」
恭介「ッはなせ!離してくれよぉっ!!」
看護婦「お、落ち着いて上条さん!しっかりして!」
恭介「はなせえええ!!はなしてよぉおお!!!」
看護師「落ち着くんだ!!」ガシッ
恭介「うわあああああ!離せ!!離せえええええ!!」
看護婦「ドクター!鎮静剤を!」
医者「うむ」プスッ
恭介「うっ……」
恭介「っはなせえええええええ!!」
看護師「ドクター!鎮静剤効いてません!」
医師「……何故だ」
さやか「……」
さやか「……」
『気の毒ねぇ、あの子も』
『えぇ、せっかく奇跡的に腕が治ったと言うのに』
『また呪いの様に動かなくなったなんて、ねぇ?』
『しかもそれ、原因不明の精神疾患なんでしょう?』
『本当気の毒でならないわ……』
『治る見込みもないし、ねぇ?』
さやか「……なんで、なんで恭介が、こんな目に……」
『気の毒ねぇ、あの子も』
『えぇ、せっかく奇跡的に腕が治ったと言うのに』
『また呪いの様に動かなくなったなんて、ねぇ?』
『しかもそれ、原因不明の精神疾患なんでしょう?』
『本当気の毒でならないわ……』
『治る見込みもないし、ねぇ?』
さやか「……なんで、なんで恭介が、こんな目に……」
さやか「やっぱりあたし、恭介を追いつめてたんだ」
さやか「良かれと思って、なけなしのお金でCDを買ってあげてたけど」
さやか「それが、あそこまで恭介を……」
さやか「やっぱあたし、駄目な子だ」
さやか「癒してあげるどころか、また不幸にさせてしまった」
さやか「もう、ありがとうとも言われない。それ以上の事も言われない」
さやか「……って、何考えてるのよあたし」
さやか「ほんと、嫌な子……」
さやか「良かれと思って、なけなしのお金でCDを買ってあげてたけど」
さやか「それが、あそこまで恭介を……」
さやか「やっぱあたし、駄目な子だ」
さやか「癒してあげるどころか、また不幸にさせてしまった」
さやか「もう、ありがとうとも言われない。それ以上の事も言われない」
さやか「……って、何考えてるのよあたし」
さやか「ほんと、嫌な子……」
さやか「……ん?」
あすみ「……」ヨロヨロ
さやか「……あすみちゃん!?」ダッ
あすみ「さ、さやかおねえちゃん」ヨロッ
さやか「あすみちゃん!?どうしたの!?」
さやか「……っ!?酷い怪我……!」
さやか「待って!今治してあげる!!」パァァァ
あすみ「っ、ぐす……あり、が……」
あすみ「っふぇ……怖かっ……た」
あすみ「……」ヨロヨロ
さやか「……あすみちゃん!?」ダッ
あすみ「さ、さやかおねえちゃん」ヨロッ
さやか「あすみちゃん!?どうしたの!?」
さやか「……っ!?酷い怪我……!」
さやか「待って!今治してあげる!!」パァァァ
あすみ「っ、ぐす……あり、が……」
あすみ「っふぇ……怖かっ……た」
さやか「また転校生?」
あすみ「ぐすっ、うん……」
さやか「あいつ……!」
あすみ「それでね……?ほむらお姉ちゃんがね?」
あすみ「さ、さやかお姉ちゃんに、お話があるって……」
さやか「……」
さやか「……分かった、アタシ行くよ!」
さやか「何時までもこんな真似、絶対に許せないもんね!」
さやか「あすみちゃんも、絶対守ってあげるから!」
あすみ「っ、うん、ぐす……」
あすみ「ありがとう」ニコッ
さやか「……」
さやか(?)
あすみ「ぐすっ、うん……」
さやか「あいつ……!」
あすみ「それでね……?ほむらお姉ちゃんがね?」
あすみ「さ、さやかお姉ちゃんに、お話があるって……」
さやか「……」
さやか「……分かった、アタシ行くよ!」
さやか「何時までもこんな真似、絶対に許せないもんね!」
さやか「あすみちゃんも、絶対守ってあげるから!」
あすみ「っ、うん、ぐす……」
あすみ「ありがとう」ニコッ
さやか「……」
さやか(?)
さやか「(前から思ってたけど、何だろ?この違和感)」
さやか「(何か、あすみちゃんの顔見てるとすっごい何か変?)」
さやか「(…?)」
さやか「(って、何考えてるのよあたし。こんな小さい子相手に)」
さやか「(こんな純粋な子が変な事なんて考える訳ないじゃない)」
さやか「(あぁもう、あたし本当に嫌な子!)」
さやか「よし!あすみちゃん!橋行くよ!」ダッ
あすみ「あ、まって!さやかお姉ちゃん!」
あすみ「……」ニヤァ
さやか「(何か、あすみちゃんの顔見てるとすっごい何か変?)」
さやか「(…?)」
さやか「(って、何考えてるのよあたし。こんな小さい子相手に)」
さやか「(こんな純粋な子が変な事なんて考える訳ないじゃない)」
さやか「(あぁもう、あたし本当に嫌な子!)」
さやか「よし!あすみちゃん!橋行くよ!」ダッ
あすみ「あ、まって!さやかお姉ちゃん!」
あすみ「……」ニヤァ
あすみ「(既に手は回してある)」
あすみ「(こうやって、ね?)」
ほむら『美樹さやかが私に?』
あすみ『えぇ、何か語りたいそうよ?あの青臭いみっきー』
ほむら『私には関係ないわね』
ほむら『どうせ貴女何か企んでるんでしょう?』
あすみ『あらぁ?そんな事言っても良いのぉ?』
ほむら『えぇ』
あすみ『やだぁ、薄情者なのね』
ほむら『何とでも言うが良いわ』
あすみ「(こうやって、ね?)」
ほむら『美樹さやかが私に?』
あすみ『えぇ、何か語りたいそうよ?あの青臭いみっきー』
ほむら『私には関係ないわね』
ほむら『どうせ貴女何か企んでるんでしょう?』
あすみ『あらぁ?そんな事言っても良いのぉ?』
ほむら『えぇ』
あすみ『やだぁ、薄情者なのね』
ほむら『何とでも言うが良いわ』
あすみ『けれど、あながち放っておくわけにはいかないんじゃないかしら?』
ほむら『何が言いたいの』
あすみ『貴女、鹿目まどかを救いたいんでしょう?』
あすみ『もし、美樹さやかに何か有ったら、鹿目まどかは……』
あすみ『契☆約。ってね?』
ほむら『……』
あすみ『まどかお姉ちゃん!さやかお姉ちゃん達が大変なの!』
まどか『ど、どう言う事!?』
あすみ『ほ、ほむらお姉ちゃんと、喧嘩……』
あすみ『いや、殺し合っちゃう!!』
まどか『!!大変!!!』
あすみ『わ、わたし場所しってる!地図のここ!』
まどか『う、うん!』
ほむら『何が言いたいの』
あすみ『貴女、鹿目まどかを救いたいんでしょう?』
あすみ『もし、美樹さやかに何か有ったら、鹿目まどかは……』
あすみ『契☆約。ってね?』
ほむら『……』
あすみ『まどかお姉ちゃん!さやかお姉ちゃん達が大変なの!』
まどか『ど、どう言う事!?』
あすみ『ほ、ほむらお姉ちゃんと、喧嘩……』
あすみ『いや、殺し合っちゃう!!』
まどか『!!大変!!!』
あすみ『わ、わたし場所しってる!地図のここ!』
まどか『う、うん!』
―橋
さやか「転校生ッ!!」
ほむら「あら、早かったのね」
ほむら「それで?話って何」
さやか「……アタシ、お前を絶対に許さないから!!」
ほむら「……」
さやか「あすみちゃんを、ゆまちゃんを!あんな目に遭わせて……!」
さやか「まだ小学生なのよ!?血も涙も無いの!?」
ほむら「違う……」
さやか「いいや違わない!アンタは鬼よ!!悪魔よ!!!」
さやか「転校生ッ!!」
ほむら「あら、早かったのね」
ほむら「それで?話って何」
さやか「……アタシ、お前を絶対に許さないから!!」
ほむら「……」
さやか「あすみちゃんを、ゆまちゃんを!あんな目に遭わせて……!」
さやか「まだ小学生なのよ!?血も涙も無いの!?」
ほむら「違う……」
さやか「いいや違わない!アンタは鬼よ!!悪魔よ!!!」
ほむら「私は二人をやっていない!誤解よ……」
さやか「何が誤解なのよ!?だったらなんであぁなってるの!?」
ほむら「千歳ゆまは、神名あすみに眠らされてる」
ほむら「そして神名あすみ自身、恐らくは自傷行為を……」
さやか「ア、ン、タ、ねぇ……!」プルプル
さやか「そんな支離滅裂な話があってたまるか!!」
ほむら「こっちが聞きたいぐらいよ、もう」
さやか「アタシはアンタを倒す!絶対に!」
さやか「倒して、絶対にあすみtyんとゆまちゃんどっちも助けるんだから!」
ほむら「……はぁ、しょうがないわね」パッ
さやか「何が誤解なのよ!?だったらなんであぁなってるの!?」
ほむら「千歳ゆまは、神名あすみに眠らされてる」
ほむら「そして神名あすみ自身、恐らくは自傷行為を……」
さやか「ア、ン、タ、ねぇ……!」プルプル
さやか「そんな支離滅裂な話があってたまるか!!」
ほむら「こっちが聞きたいぐらいよ、もう」
さやか「アタシはアンタを倒す!絶対に!」
さやか「倒して、絶対にあすみtyんとゆまちゃんどっちも助けるんだから!」
ほむら「……はぁ、しょうがないわね」パッ
まどか「待って、さやかちゃん!」
さやか「まどか!?」
ほむら「……!」
さやか「邪魔しないでよ!まどかは関係ないでしょ!?」
まどか「ダメだよ、こんなの絶対おかしいよ!」
さやか「うるさい!これはまどかの為でもあるの!」
さやか「退いて!あいつを!あいつを倒せない!!」
まどか「で、でも……!」
まどか「……!」
まどか「さやかちゃん!ごめんっ!」
さやか「あ、ちょ、あたしのソウルジェムっ!!」
まどか「うぇひいぃっ!!」ポイッ
さやか「まどか!?」
ほむら「……!」
さやか「邪魔しないでよ!まどかは関係ないでしょ!?」
まどか「ダメだよ、こんなの絶対おかしいよ!」
さやか「うるさい!これはまどかの為でもあるの!」
さやか「退いて!あいつを!あいつを倒せない!!」
まどか「で、でも……!」
まどか「……!」
まどか「さやかちゃん!ごめんっ!」
さやか「あ、ちょ、あたしのソウルジェムっ!!」
まどか「うぇひいぃっ!!」ポイッ
ほむら「っ!!」パッ
まどか「はぁ、はぁ……!」
さやか「……ま、ど、かぁ!」
さやか「あんた!なんて事を!!」
まどか「だ、だってこうしないと!」
さやか「っ――」
まどか「えっ」
さやか「」バタリ
まどか「え、ちょ、さやか……ちゃん?」
まどか「はぁ、はぁ……!」
さやか「……ま、ど、かぁ!」
さやか「あんた!なんて事を!!」
まどか「だ、だってこうしないと!」
さやか「っ――」
まどか「えっ」
さやか「」バタリ
まどか「え、ちょ、さやか……ちゃん?」
QB「今のは流石に不味かったね、まどか」
まどか「きゅ、キュゥべえ!?」
QB「よりにもよって親友を放り投げるなんて、わけがわからないよ」
まどか「……どういう、事……?」
まどか「っ、そうだ……!さやかちゃん!」
さやか「」
まどか「……ねぇ!おきてよさやかちゃん!どうしちゃったの!?ねぇ!!」
QB「……」
まどか「やだよ……!こんなのやだよ!!」
QB「……」
まどか「きゅ、キュゥべえ!?」
QB「よりにもよって親友を放り投げるなんて、わけがわからないよ」
まどか「……どういう、事……?」
まどか「っ、そうだ……!さやかちゃん!」
さやか「」
まどか「……ねぇ!おきてよさやかちゃん!どうしちゃったの!?ねぇ!!」
QB「……」
まどか「やだよ……!こんなのやだよ!!」
QB「……」
ほむら「……」パッ
まどか「ほ、ほむらちゃん……!?」
ほむら「……」スッ
さやか「……っ!?」ムクリ
まどか「さ、さやかちゃん!!」
さやか「……?」
さやか「何、なの……?」
QB「僕が説明しよう」
さやか「は……?」
QB「魔法少女が身体をコントロールできるのは、せいぜい100m圏内が限度だからね」
さやか「え……?」
まどか「ほ、ほむらちゃん……!?」
ほむら「……」スッ
さやか「……っ!?」ムクリ
まどか「さ、さやかちゃん!!」
さやか「……?」
さやか「何、なの……?」
QB「僕が説明しよう」
さやか「は……?」
QB「魔法少女が身体をコントロールできるのは、せいぜい100m圏内が限度だからね」
さやか「え……?」
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