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    元スレマミ「神名あすみちゃん、って言うのね?」あすみ「…うん」

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    タグ : - まさに外道 + - 吐き気を催す邪悪 + - 弱い奴ほどよく吠える + - 救いはないんですか!? + - 未完 + - 神名あすみ + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    マミ「ティロ・フィナーレ!」ズガァァァン!!

    ズライカ「:agr;ohia:;bzdhs:;:;:;――――!!」ドギャァァァン


    マミ「……ふぅ。魔女を撃破、と……」

    マミ「……」チラッ

    「……」

    マミ「(銀髪の女の子……。小学生ぐらいかしら?)」

    マミ「(こんな小さな子が夜一人で……)」

    「……」フルフル

    2 :

    マブ「デブ・フィナーレ」

    3 = 1 :

    マミ「大丈夫?どこにも怪我は無い?」

    「……」コクリ

    マミ「そう!よかったぁ…!」

    「……」

    マミ「……」


    マミ「(……口数が異様に少ない)」


    マミ「…怖かったよね?けどもう、大丈夫だから…」

    「……」

    マミ「……」


    マミ「(まぁ、しょうがないわよね。魔女に襲われたんですもの……)」

    4 = 1 :

    マミ「(……けど、この子の両親は……?)」


    マミ「……ねぇ、お嬢ちゃん?」

    「……?」

    マミ「その…、お父さんお母さんは……?」

    「……」


    「死んだ」

    マミ「……!」

    「ずっと前に、お母さん死んじゃった……」

    マミ「……」

    「行くところ、ないの……」

    マミ「そんな……」

    「……」

    5 = 1 :

    「助けてくれて、ありがとう……」

    マミ「えっ、ちょっと」

    「それじゃ」

    マミ「あっ……」


    マミ「(どうしよう)」

    マミ「(このままじゃあの子、きっとずっと独りぼっちだわ…)

    マミ「(なんとかしてあげなくちゃ!)」


    マミ「…待って!」

    「……?」


    マミ「…貴女、お名前は?」

    「……」

    6 = 1 :

    あすみ「…あすみ。神名あすみ」

    マミ「……」


    マミ「神名あすみちゃん、って言うのね?」

    あすみ「…うん」

    マミ「そう、なら……」


    マミ「私のお家に、来てみない?」

    あすみ「……」

    マミ「ずっと独りぼっちは、寂しいわよね……?」

    あすみ「……」

    マミ「……せめて晩御飯なら、一緒にご馳走してあげれるわ」

    あすみ「……」コクリ

    マミ「……そう、よかった」ニコッ

    マミ「私は巴マミ、よろしくね?」

    あすみ「……」コクリ

    7 :

    なんのキャラ?

    8 :

    夜に小学生連れ込むとか通報されんぞ

    10 :


    撲殺幼女だっけか

    11 = 1 :

    マミ宅


    マミ「……どう?美味しい?」

    あすみ「……」モキュモキュモキュ

    マミ「……もしかして、不味かったかしら……?」オロオロ

    あすみ「……」ゴクン


    あすみ「……美味しい」

    マミ「……!」パァァ

    マミ「よかったぁ。お口に合って……」

    あすみ「……お代わり、良い?」

    マミ「えぇ、もちろん!たくさん食べてね?」

    あすみ「……うん」

    12 = 1 :

    あすみ「……ごちそうさま」

    マミ「えぇ、お粗末様でした」ニコッ

    あすみ「……」


    あすみ「……ふわぁぁ……」ウトウト

    マミ「あら……」

    あすみ「……」ウトウト

    マミ「もしよかったら、泊まっていく?」

    あすみ「……」

    マミ「もう夜も遅いし……」

    あすみ「……」コクリ

    13 = 1 :

    マミ「分かったわ、じゃあお布団敷いてくるわね?」

    あすみ「……」コクリ

    マミ「ゆっくりしていくのよ?」

    あすみ「……うん」

    マミ「じゃあ、お紅茶でも飲んでくつろいでいてね?」タッタッタ


    あすみ「……」


    あすみ「……下らない」

    14 = 1 :

    ―深夜。

    マミ「ZZZZZzzzz」

    あすみ「……」


    『やぁ、あすみ』

    あすみ「……」


    あすみ『……外で話そうよ』

    『あぁ、分かったよ』

    15 = 1 :

    ―マミ宅マンション屋上

    QB「やぁ、神名あすみ」

    あすみ「やっぱりキュゥべえね。何の用なの?」

    QB「いやぁ、まさか君がここに来るとは思わなくてね」

    あすみ「何?来ちゃ悪いの?」

    QB「いやいや、寧ろ大歓迎さ!」

    QB「何と言ったって、君はある意味ではイレギュラーだからね」

    QB「言うなれば、僕の唯一の理解者なのだから」

    16 :

    サヨナラ勝ち

    17 = 1 :

    あすみ「絶望と希望はプラマイゼロ、だったっけ?」

    QB「それもそうなんだが、君は僕の活動に協力してくれる数少ない逸材とも言えるね」

    あすみ「幼気な女の子騙して、絶望に突き落とすアンタの活動にねぇ……?」

    QB「騙すとは人聞きが悪いじゃないか。これでも双方の合意を得たつもりだよ?」

    あすみ「それ当て嵌まってるのってある意味わたしだけよね」

    QB「そうかい?」

    あすみ「……まぁ、どうでもいいよ、アンタが合意を得ようがなにしようと」

    あすみ「それにわたしは、アンタの活動に協力してるわけじゃないから」


    あすみ「ただ、人の不幸が美味しいだけ」

    18 :

    マミさんはこうも母親が合うのはなぜだろう。NASAに聞いてみるか…

    19 = 1 :

    QB「……」

    あすみ「……幸せを満喫している人たちを見てると、ずっと思うんだ」

    あすみ「全て、壊れちゃえばいいのに、って」

    QB「へぇ」

    あすみ「ねぇ?知ってる?」

    あすみ「本当に幸せな人ってね?不幸な他人が傍に居る事なんて気付かないの」

    あすみ「例えそれが、自分の大事な大事な肉親さんでもね…?」

    QB「ふむ」

    あすみ「己の下方に居過ぎて、きっと見下ろすまでもないんだよね……」

    QB「へぇ、それで?」

    あすみ「……」

    20 = 1 :

    あすみ「けれどね、わたしね」

    あすみ「そんな人が堕としちゃうのが好き」

    QB「……へぇ」


    あすみ「メインディッシュの幸せの味を噛みしめている人が」

    あすみ「食後を彩るデザートとして、とびっきりの不幸を味わうの」

    あすみ「それも、甘ったるく……とても苦い、黒色の不幸を……」


    あすみ「そしてその甘美なお味に悶えてジタバタ……」

    あすみ「虫螻の様に足掻く人間がたまらなく好きなの」

    QB「……」

    あすみ「だからわたし、いろぉんな人に是非知ってもらいたいなぁ」


    あすみ「おいしいおいしい不幸の味を、ね?」

    21 = 1 :

    QB「……そうだったね、君のソレとはあくまでも嗜好だったね」

    あすみ「そうよ。だからアンタに協力するつもりなんてないし、絶対に有り得ないの」

    あすみ「結果的にアンタの利害と一致してるだけよ?あくまで」

    QB「……そしてその今度の嗜好品となるのが、マミって訳だね?」

    あすみ「まぁ、そうなるわね」

    QB「そうかい、楽しみにしてるよ」


    あすみ「けど、アイツ頂くのは最後にするわ」

    QB「それはどうして?」

    22 = 1 :

    あすみ「アイツの顔、どんな顔してるか分かってるでしょう?」

    QB「僕は感情が無いからね、わからないよ」

    あすみ「うふっ。なら教えてあげるわ」


    あすみ「傲慢」

    QB「……ほう?」

    あすみ「高い自尊心、他人より重要、魅力的になりたいという欲望」

    あすみ「……賞賛をそれに値する者へ送ることの怠慢、過度の自己愛、ってところね」

    QB「七つの大罪の一つとも言われるね」

    あすみ「うん。わたしをアイツん家に誘う時の奴の顔を見た?」

    あすみ「ドヤってたわよ?絶対わたしを憐れみを含んだ目でみてたわ」

    QB「へぇ、それはわからなかったね」

    23 :

    マミ 「ティロっ―――、 ドヤァ
             フィナーレッ!」 ドウデッシャロカァ

    本スレよりしえん

    24 = 1 :

    あすみ「だから、最後にその楽しみはとっておくの」

    あすみ「……初めて味わう甘美って、決まって感動するものよ?」

    あすみ「だから、傲慢なアイツがね?」

    あすみ「……わたし特製のビタースイーツを味わう所想像すると……ね?」

    QB「……」


    QB「まぁ確かに、エネルギー収穫量は上がるだろうね。感謝するよ」

    あすみ「……はぁ。お前に話しても駄目よねやっぱり」

    あすみ「ぜんっぜんわかってないわね」

    QB「それはすまなかったね」


    QB「……けれど、いいのかい?」

    あすみ「うん?」

    25 :

    まみまみ

    26 = 1 :

    QB「君の言う嗜好品に値するものが、この町には沢山ある様だ」

    あすみ「……ん」ピクッ

    QB「総数にして8人さ」

    あすみ「……」


    あすみ「……在り処を教えなさい」

    QB「いいけど……その内何人かは未契約だよ?」

    あすみ「構わないわね。皆契約する様誘導していただいちゃえばいいのよ」

    QB「えぇ?全部グリーフシードにするつもりかい?」

    あすみ「当然」

    QB「……」


    QB「……やれやれ、君の強欲ぶりは称賛に値するよ」

    あすみ「アンタに言われたくはないわねホント」

    27 :

    いったい何が始まるんです?

    28 = 18 :

    ほのぼのかと思ったらシリアスか
    支援

    29 = 1 :

    あすみ「―と、言う事、でッ!」バッ

    QB「うん?どうかしたかい?」

    あすみ「まぁ見てよ、これ、ソウルジェム」ペカァァァ

    QB「魔女の反応だね」

    あすみ「うん、せっかくだから行ってくるよ」

    QB「あぁ、頑張ってね。君は僕達インキュベーターにとっては非常に有益な逸材だからね」

    あすみ「だから、協力なんてしないの!」ヒュバッ


    QB「……やれやれ、つくづく違う方向でイレギュラーな魔法少女だね」

    QB「大概の魔法少女の願いと言えば、大切な者を救う願いだったり」

    QB「己の欲望を貫いた、例えば地位や名誉や才能だったりする」

    QB「けれど彼女、神名あすみはその中でも異彩を放っている」


    QB「その願いは、『自分の知る周囲の人間の不幸』」

    30 :

    あすみんあすみん!

    31 = 23 :

    ええ?~かい?で、QBがマスオさんボイスになった

    32 :

    きゅっぷいきゅっぷい

    33 = 1 :

    QB「願いからの希望から産まれ、絶望の呪いを撒き散らし了る」

    QB「それが魔法少女」

    QB「だが彼女の場合は、絶望からの呪いで産まれた魔法少女さ」

    QB「そんな彼女も、何れは真の絶望を知る事になるだろう」

    QB「果たして、それがどの様な物かは些か興味深い所さ」


    QB「人間の感情を知るための情報として、ね」

    34 :

    ズライカってなんぞ

    35 :

    神名あすみ CV阿澄佳奈

    37 :

    呪いで生まれた魔法少女って、あいりもそうじゃなかったっけ

    38 = 1 :

    ―結界。

    あすみ「……まったく、せっかく孵化を早めてやったと言うのに」

    あすみ「なぁに?この結界は」

    あすみ「お菓子だからけじゃないの!」

    あすみ「もうっ。甘ったるぅい臭いがプンプンするじゃない」


    あすみ「……わたしこう言うの嫌い」

    あすみ「ただただ甘ったるいクソ甘いだけの菓子なんてゴメンね」

    あすみ「舌がバカになっちゃうわ」


    ピョートル「キャッキャ」トテトテ

    あすみ「―可愛い子ぶってるつもりなの……?」

    あすみ「あぁもう!この使い魔見てて鬱陶しい!」

    39 = 32 :

    すみすみ

    40 = 1 :

    あすみ「お前等には味わわせる物なんてないわよ!」ジャララッ!!

    あすみ「このわたしのフレイル型のモーニングスターで」ビュンビュン


    あすみ「消し飛べッ!!」ゴウゥッ!!


    ピョートルs「ギャアアアア」シュワァァァ

    あすみ「……弱っ」

    あすみ「さっさと魔女さんのトコ行きましょう、もう……」

    41 = 23 :

    あすみんハァ、ハァ

    42 = 1 :

    ―最深部。

    あすみ「さぁて……」

    あすみ「なにっが出るかなっ?なにっが出るかなっ?」

    ゴゴ……グニュグニュ……

    あすみ「わくわく、わくわく」

    ググググ……ポンッ


    シャルロッテ「……」

    あすみ「あら、可愛い」

    44 = 1 :

    シャルロッテ「……」

    あすみ「せっかく出てきてくれたのにだんまりなのぉ?」

    シャルロッテ「……」

    あすみ「……もう、しょうがないなぁ」

    あすみ「あなたと同じ目線に座ったげる」ポスッ


    あすみ「ねぇねぇ、何か欲しいものない?」

    シャルロッテ「……」

    45 :

    あいたたたたた

    46 = 32 :

    しゃるしゃる

    47 = 1 :

    あすみ「……だんまりだとわたしわかんないよ?」

    シャルロッテ「……」

    あすみ「……しょうがないなぁ」

    あすみ「わたしが当ててあげよっか?」

    シャルロッテ「……」

    あすみ「ふふっ。実はわたしね?」

    あすみ「その人がどんな人か、目を見るだけでわかるの!」

    シャルロッテ「……」

    あすみ「だから、その人が何が好きか、とか一発で当てれるよ?」

    あすみ「だから……わたしの目をじっと見つめていてね?驚かないでね?」


    あすみ「――」キイイイィィィン...!!

    48 = 23 :

    あすみんとシャルちゃんがイチャイチャとか

    49 = 1 :

    あすみ「……」アトズサル

    あすみ「……そっか、ずっと食べられなくてもんもんしてたんだね?」

    シャルロッテ「……」

    あすみ「でももう大丈夫だよ?わたし、ちゃんと持ってきてるから」


    あすみ「ほら!チーズ!」スッ

    シャルロッテ「...!!」

    あすみ「ふふっ?これが好きなんでしょう?」

    シャルロッテ「...!!」

    あすみ「いいわよ?好きなだけ食べさせてあげる」

    あすみ「だから、遠慮なく……ね?」

    シャルロッテ「...」

    あすみ「だからこっちおいで、ね?」

    50 = 1 :

    シャルロッテ「...」トテトテ

    あすみ「うふふ……」

    シャルロッテ「...」トテトテ

    あすみ「ふふっ、もうちょっとだよ、がんばれっ」

    シャルロッテ「...」トテトテ

    あすみ「あっ、着いたね!」

    シャルロッテ「...」

    あすみ「……じゃあ、どうぞ、召し上がれ?」

    シャルロッテ「...」アーン

    あすみ「……ふふっ」


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