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    元スレほむら「闇の書……?」

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    301 = 42 :

    局地的なハッピーエンド

    302 = 161 :

    ワルプルギス編とクリームヒルトグレートヒェン編が始まるのか・・・


    長いな

    304 = 38 :

    さやか「ね、ねぇ!3人とも目を覚まして!ねぇってば!」

    杏子「…………」

    マミ「…………」

    はやて「そんな……!リインフォース、もう夢は見せてへんはずやろ!?」

    リインフォース「はい、我が主……。本来であれば、既に3人とも目を覚ましているはずです。
            この子たちがまだ夢を見続けているのだとすると、何か別の理由が……」

    まどか「な、なんで、どうして……?」

    QB「きっと、まどかの祈りが原因だろうね」

    まどか「え……?」

    305 :

    まだやってたのすごい

    306 = 38 :

    はやて「!あなたは……!」

    さやか「ど、どういうことよ!?まどかの祈りが……って、どうして……!」

    QB「まどかの祈りは、あくまでも“悲しんでいる人”を救うことだろう?
      と言うことは、夢を見せられた人間がその夢を受け入れることで、
      悲しみから解放されたのなら……目を覚まさないのは当然だよね」

    まどか「……うそ……そんな、ことって……」

    QB「気に病むことはないよ、まどか。
      だって彼女たちは確かに救われたじゃないか。君の祈りのおかげでね」

    まどか「ッ……!」

    フェイト「インキュベーター……!それ以上余計なことを言わないで!」

    307 = 50 :

    ワルプルギスとかなのは一人で余裕な気がする

    308 = 38 :

    さやか「インキュ、ベーター……?」

    QB「へぇ……君は時空管理局の人間だね?
      君たちは、一体どこまで僕のことを知っているんだい?」

    なのは「……私たちは、あなたの正体も目的も……全部、知ってるよ」

    QB「そこまで知ってるのなら、僕が今から何を言おうとしてるのかも分かるんじゃないかな?」

    なのは「そう、だね。あなたの目的は、1つだもん」

    QB「八神はやての、夜天の書の管理者としての力も及ばない。
       ということは、もう君たちに打つ手はないわけだ。
       ほむらも、マミも、杏子も、もう目を覚ますことはない。……奇跡でも、起きない限りはね」

    309 :

    起こす!

    311 = 161 :

    ※ワルプルさん見滝原を散歩中

    313 = 38 :

    QB「でも、僕ならその奇跡を起こしてあげられるよ?はやて、なのは、フェイト。君たちにはその資格がありそうだ」

    リインフォース「っ……お前は……!」

    QB「だから僕と契約して、魔法少女に……」

    ほむら「その必要はないわ」

    QB「っ……まさか……!」

    まどか「ほ……ほむらちゃん!」

    リインフォース「……!お前も、現実で生きることを望んだのか……!」

    ほむら「……えぇ」

    QB「……やるじゃないか、暁美ほむら。でも、マミや杏子も同じように行くかな?
      彼女たちの抱える過去は、君たちが思っているよりもずっと重いはずだからね」

    ほむら「私たちを……あまり見くびらないことね」

    マミ「っ……!戻、った……みたいね」

    杏子「……へへっ……ちょっと、遅くなっちまったな」

    QB「……!」

    314 = 38 :

    さやか「マミさん!杏子!」

    まどか「良かったぁ……!3人とも、ほんとに……良かったよぉ……!」

    はやて「すごい……!もしかして、ほんまに奇跡が……!」

    ほむら「それは少し違うわ。私たちは全員、自分の意志でここへ帰ってきた」

    マミ「そうね、これは奇跡なんかじゃないわ」

    杏子「そう簡単に奇跡が起こせりゃ苦労しないっつーの!こいつは、あたしたちの実力だよ」

    リインフォース「全員が夢から脱出するとは……お前たちは、強いのだな」

    QB「やれやれ……上手くいかないものだね。
      でも、まどかとの契約は結べたから良しとしようかな。それだけでも十分な収穫だ」

    ほむら「…………」

    QB「残念だったね、ほむら。君はまどかに契約させないよう躍起になっていたようだけど、
      少し目を覚ますのが遅かったみたいだ」

    315 = 38 :

    まどか「その……ごめん、ほむらちゃん。わたし……」

    ほむら「良いの、気にしないで。私は、まだ諦めない。
        まどかが契約したからと言って……諦めるわけにはいかない。
        ……夢の中で、あなたとそう約束したから」

    まどか「夢の中の……わたしと……?」

    リインフォース「私の見せる夢は……ある意味では、現実だ。人物の人格は対象の記憶をもとに忠実に再現されている。
           鹿目まどか、夢の中のお前の言葉は……紛れもない、お前自身の言葉だ」

    ほむら「えぇ。だから私は……絶対にあなたの思い通りにはさせない。インキュベーター!」

    QB「……やれやれ」

    ほむら「とにかく、もう済んだことを言っても仕方ないわ。問題は……今後、どうするかよ」

    なのは「そうだ!ワルプルギスの夜……!」

    318 = 38 :

    はやて「わるぷ……?なんなん、それ?」

    リインフォース「結界の外で、巨大な魔力の塊が形を成し、暴れまわっているようです。
            どうやら、私の魔力に影響され、もともと強大だったその力が更に増しているらしく……」

    エイミィ『そういうこと!今、クロノくんたちがなんとか動きを止めてくれてるけど、いつまでもつか分からない!
         ちょっと大変かも知れないけど、動ける子は増援をお願い!』

    はやて「……!わかりました!そやったら、ちょっと待ってください!」

    さやか「はやて?何を……」

    はやて「……管理者権限、発動。守護騎士システム、破損修復」

    フェイト「守護騎士システム……もしかして!」

    はやて「……おいで、私の騎士たち」

    319 = 143 :

    しえん

    320 = 38 :

    はやての足元に魔方陣が現れる。
    そして強い光が放たれ……

    ほむら「……!」

    まどか「ヴィータちゃん!」

    さやか「すごい!みんな、復活しちゃったよ……!」

    シグナム「……すみません。主はやて」

    シャマル「はやてちゃん……私たち……」

    はやて「ん……色々、大変やったね。ごめんな、気付いてあげられへんで」

    ヴィータ「はやて……」

    はやて「やらなあかんことはこれからたくさんあるけど。今はとりあえず……お帰り、みんな」

    ヴィータ「は……はやてぇえええ!!ぅわぁああん!わああああああん!!」

    321 = 143 :

    しぇん

    323 = 322 :

    325 = 148 :

    私達は笑顔でいます!
    元気です!

    326 = 38 :

    はやて「……落ち着いたか?」

    ヴィータ「ぐすっ……う、うん……」

    はやて「さて……早速やけど、これからみんな仕事や。管理局の人の、お手伝いをせなあかん」

    エイミィ『守護騎士のみんなが手伝ってくれるんだったら、すごく助かるよ!それじゃあ、早速現地に飛んでもらえるかな!』

    はやて「はい、了解です!」



    エイミィ『クロノくん、ユーノくん、アルフ!こっちの状況は無事に終了したよ!
        みんなすぐにそっちに向かえるから、あともう少しだけ、頑張って!』

    クロノ「そうか、わかった……!だが、なるべく早く頼む!」

    ユーノ「正直、ちょっときつくなってきた……!」

    アルフ「くそっ!なんなんだよこいつ!これじゃまるで、どんどん魔力が増えていってるみたいじゃないか……!」

    エイミィ『わ、わかった!出来るだけ急ぐね!』

    327 = 322 :

    ワルプルギス逃げて!

    328 = 161 :

    公式の防衛プログラムの時とデジャブな予感

    329 = 38 :




    ワルプルギス「アハハハハハハ!ウフフフ、アハハハハ、アハハハハハハハハハ!」

    クロノ「アルフ!危ない!」

    アルフ「うわっ、とぉ!?まったく……!ずっと無限書庫で雑用やらされてたと思ったら、
        いきなりこんなハードな仕事なんて参っちゃうよ、ほんとにさ!」

    ユーノ「だから、ごめんって……調べることが多すぎて少しでも人手が欲しかったんだよ」

    アルフ「あたしはフェイトの使い魔なのに……」

    クロノ「口喧嘩をしている暇があったら、少しでも多くバインドをかけてくれ!」

    アルフ「わかってるよ!でも……!」

    ユーノ「回転が、止まらない……!」

    ワルプルギス「アハハ、ウフ、ウフフフフ!アハハハ、アハハハハハハハハ!」



    QB「驚いたな……ワルプルギスの夜の魔力があそこまで増大するなんて。
      まどかが契約すればあの魔女を倒すなんて1人でも造作もないと思っていたけれど、
      これは、思った以上に苦労しそうだね。僕はここから見届けさせてもらうことにするよ。
      君たちの戦いの、その結末を」

    330 = 38 :

    なのは「クロノくん、ユーノくん、アルフさん!」

    クロノ「!ようやく来てくれたか!」

    フェイト「ごめん、遅くなった!」

    アルフ「フェイトぉ!」

    ユーノ「!君は、闇の書の……!」

    リインフォース「あぁ、管制人格だ。此度は本当に迷惑をかけた」

    シグナム「その償いと言ってはなんだが……我らにも、微力ながら手伝わせて欲しい」

    はやて「お願いします、手伝わせてください!」

    クロノ「君が夜天の主、八神はやてだな。命が助かって、本当に良かった。
        色々と思うところはあるだろうが……今はあまり話をしてる時間はない」

    ほむら「あれは……!ワルプルギスの夜の、傾きが……!」

    332 = 38 :

    クロノ「君も気付いたか……。人形の位置が、逆さではなく、正位置に戻ろうとしているんだ」

    まどか「えっ……それって、どうなるの……?」

    杏子「あいつは……人形の位置が上に来たらやばいんだ」

    マミ「伝承によると、そうなった時は文明が1つ滅びるとも言われてるわ……!」

    さやか「ぶ、文明が1つって……!それじゃ、今のワルプルギスの夜だったら……」

    フェイト「被害は、町1つなんかじゃ収まらない……」

    なのは「……絶対にやっつけなきゃ、ダメだよね」

    はやて「リインフォース、準備しよか」

    リインフォース「はい、我が主。では……」

    はやて「ユニゾン……イン!!」

    334 = 38 :

    はやて「ふぅ……良かった、上手くいったみたいやね」

    リインフォース『はい、融合状態、問題ありません』

    はやて「あ、そや!シャマル、お願いできるか?」

    シャマル「はい、みんなの回復ですね?クラールヴィント、本領発揮よ」

    クラールヴィント「Ja.(はい)」

    シャマル「静かなる風よ、癒しの恵みを運んで……」

    なのは「わっ……!あ、ありがとうございます!」

    杏子「すげぇ……マミも回復魔法は得意だが、それ以上だ……!」

    シャマル「湖の騎士シャマル、癒しと補助が本領です。さやかちゃんには負けませんからねっ」

    さやか「へっ?い、いや、そんなあたしなんて……」

    クロノ「そうだ、美樹さやか、だったな。これを使ってくれ」

    さやか「へっ?これ、グリーフシード?でも、良いの……?」

    クロノ「さっきの戦闘、なのはの補助でかなり魔力を消費していたはずだ。
       僕たちはそれを使う必要はないから、遠慮はしないで良い。それから、君たちもだ。
       1人に数個ずつはあるから持っておくと良い」

    ほむら「……!ありがとう、本当に、助かるわ」

    337 = 38 :

    クロノ「早速だが、今からワルプルギスの夜を倒す作戦を説明したい。ユーノ、アルフ!もう少し時間を稼げるか?」

    ユーノ「が、がんばってはみるけど……」

    アルフ「2人じゃ結構しんどいかもね……!」

    ザフィーラ「ならば私も加勢しよう」

    アルフ「あんた……!助かるよ、ありがとう!」

    ザフィーラ「構わん」

    ユーノ「良かった、3人ならなんとかなりそうだ。でもクロノ、できるだけ手早く頼むよ!」

    クロノ「あぁ、わかった……それじゃ、説明するからみんな聞いてくれ。
        内容を簡潔に言い表すと、いわゆる波状攻撃だ。
        クロスレンジ、ミドルレンジ、ロングレンジに分けて、複数の方向から同時に攻撃、それを順に繰り返す。
        それで確実に動きを止めつつダメージを蓄積させられるはずだ。
        実に個人の能力頼みになってしまって申し訳ないんだが……」

    まどか「え、えっと……く、クロス……ミドル……?」

    マミ「鹿目さんの武器は弓矢?だったら、中・長距離魔法、つまりミドルレンジかロングレンジね」

    まどか「あ、は、はい!わかりました!」

    クロノ「それぞれ、得意分野があるはずだ。特に最後のロングレンジは大火力の砲撃を一斉に浴びせるのが一番効果的なんだが……。
        その辺りも考慮しつつ、配置を決定しよう」

    338 :

    あーあ
    ワルプルさん、悪魔の前でチョーシニノッチャッテ

    339 = 38 :

    クロノ「……よし、決まりだな」

    杏子「へへっ……なんかテンション上がってきちまったよ」

    マミ「佐倉さん?緊張しないのは良いけど、相手はあのワルプルギスの夜なんだから油断しちゃ駄目よ?」

    ほむら「まどか……あんまり、無茶をしないでね。
        例えば、すぐに魔力がなくなるようなそんな攻撃は、絶対に……」

    まどか「ほむらちゃん……。うん、分かった。ありがとう、気を付けるね!」

    ワルプルギス「アハハハ、ウフフフフ、アハハハハハハハハ!」

    ユーノ「!クロノ!もう限界だ!」

    アルフ「バインドじゃあ、あいつはもう止まらないよ!」

    クロノ「っ……わかった、ご苦労だった!
       君たちはシャマル、ザフィーラ、さやかと一緒に補助に回ってくれ!」

    ユーノ「了解!」

    340 = 38 :

    クロノ「それじゃあみんな、準備は良いな……!はやて、リインフォース!結界を頼む!」

    はやて「はい!封鎖領域……」

    リインフォース『展開……!』

    夜天の書「Gefangnis der Magie.(魔力封鎖)」

    はやてとリインフォースが展開した結界が、周囲を包み込む。
    それとほぼ同時に、ワルプルギスの夜の人形部分が正位置になり……膨大な魔力の波動が広がった。

    ワルプルギス「アハハハハハ!ウフフフフフフ、アハハハハハハハ、ウフ、アハ、アハハハハハハハハハハハ!!」

    ほむら「初めて見る……これが、ワルプルギスの夜の本気……!」

    クロノ「ギリギリ間に合ったか……では作戦を始める!第一陣、行ってくれ!」

    フェイト「了解!第一陣、クロスレンジ、行きます!!」

    342 :

    344 = 38 :

    杏子「へっ、まさか決着の前に共闘することになるとはね!ちゃんとタイミング合わせなよ!」

    フェイト「そっちこそ、お願いします……バルディッシュ!」

    バルディッシュ「Zamber form」

    杏子「っしゃあ!行くぞ!……はぁああ!」

    杏子は槍を地面に突き刺し、魔力を込める。
    すると、ワルプルギスの夜の直下の地面が盛り上がり……そこから巨大な槍が突き出した。

    杏子「今だ、フェイト!」

    フェイト「はい!打ち抜け……雷神!」

    バルディッシュ「Jet Zamber」

    杏子「食らいやがれぇえええ!!」

    345 = 272 :

    挿入歌がめっちゃ合ってたなあ

    346 = 38 :

    ワルプルギス「ッ……アハハハ……アハハ、アハハハハハ!」

    杏子「っしゃあ!直撃!」

    さやか「ふ、2人とも武器おっきくなりすぎでしょ。ほんとに近接魔法かよ……」

    シャマル「とにかく、動きは上手く止められた……!次!シグナムと、ほむらちゃん!」

    シグナム「……結局、当初のお前の言う通り共闘することになったな」

    ほむら「えぇ。戦いの場だけど……敵としてでなくなったわね」

    シグナム「……そうだな。暁美ほむら、お前には色々と言いたいこともあるが……」

    ほむら「すべて終わってから、ね」

    シグナム「あぁ。……では、行くぞ!」

    347 = 60 :

    いいねえ

    349 = 38 :

    レヴァンティン「Bogenform!」

    シグナム「駆けよ……隼!」

    レヴァンティン「Sturmfalken!」

    シグナム「今だ!」

    ほむら「えぇ……!」

    シュトゥルムファルケンが放たれると同時に、ほむらは時を止める。
    そして……。

    ほむら「私の火力の全てを、この一瞬に注ぎ込む。今度こそ……決着をつけてやる!」

    ロケットランチャー、バズーカ砲、迫撃砲、さらに対艦ミサイル……。
    その全てを、ほむらは時間を止めている間に使いきった。


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