元スレほむら「私の好きな人?」

みんなの評価 : ★★★×4
1 :
ほむら「いないわよ」キョトン
さやか「……は? 何言ってんの?」
ほむら「本当なんだけど」
まどか「いないんだー。ほむらちゃん人気あるのにね」
マミ「もったいないわねぇ」
さやか「ありえない」
2 = 1 :
さやか「え? マジで? いないの?」
ほむら「そう言ったのよ」
さやか「動揺したり、顔を赤らめたり、照れ隠しにツンになったりもなしで?」
ほむら「何を言ってるのよ」
マミ「今日の美樹さんはどうしちゃったの?」
まどか「さぁ……」
さやか「そんなのあたしが許さない」
ほむら「許さないって言われても……」
3 :
ほう
4 = 1 :
さやか「だって、ほむらはまどか好きでしょー」
ほむら「ああ、そういう意味だったのね。それならまどかのことは好きよ」
まどか「えへへ、嬉しいな」
さやか「恋人にしたいって意味では?」
ほむら「……は? 私とまどかは女の子同士よ。貴女はどうだか知らないけど」
さやか「さやかちゃんだって女の子だよ!?」
5 = 1 :
さやか「えー、まどかに恋愛感情抱いてるんじゃなかったの?」
まどか「さやかちゃん、私たちは女の子同士だって……」
さやか「そういう趣向の人もいるじゃん」
ほむら「まあ、聞いたことはあるけど……」
さやか「ほむらは違うの? 男の子より女の子の方が好き、みたいな」
ほむら「……と言うより、私は好きっていうのが良くわからないのだけど」
さやか「へ?」
6 = 1 :
まどか「ほむらちゃんは好きな人ができたことないの?」
ほむら「多分……」
まどか「小学校の時とか、気になる男の子とかいなかった?」
ほむら「入院で大変だったから、そういうのはあんまり……」
さやか「気になる女の子も?」
ほむら「なんでそんなに女の子推しなのよ、貴女」
マミ(まあ暁美さんの鹿目さんへの接し方を見てると、そういう趣味だと思うわよね)
8 = 1 :
ほむら「好きってどんな感覚なのかしら」
さやか「どんなって……」
マミ「言葉で説明するのは難しいわよね……」
ほむら「まともに恋愛経験がある貴女に説明をお願いするわ」
さやか「あ、あたしが!?」
まどか「さやかちゃんがんばれー」
さやか(ちょっとからかうだけのつもりだったのに、まさかこんな展開になるとは……)
10 :
ふむ
11 = 1 :
さやか「そうだなぁ……例えば、好きな人ができるとその人のことばっかり考えたり」
ほむら(ループ中はまどかのことばっかり考えてたけど……)
さやか「その人とキスとか、デートするところを想像してみたり」
ほむら「……ループ中はそんな余裕無かったし」
まどか「ループ前は?」
ほむら「入退院でそれどころじゃなかったわ」
マミ「……不憫ね」ホロリ
ほむら「憐れみはいらないわ」
さやか「あははははは」
ほむら「嘲笑を欲しがってると思う?」チャキッ
さやか「すんませんでした」
12 = 9 :
ドキドキしたりモヤモヤしたり悩んだりね
13 = 1 :
まどか「さやかちゃんは上条君とデートとかキスするところとか想像してたの?」
さやか「そ、そうだけどわざわざ言わないでよ///」
マミ(わ、私も時々そういう妄想はしてるけど、言わなくていいわよね///)
ほむら「……そもそも、そういう対象がいないんだから想像も何もないわ」
さやか「うーん、本当に人を好きになったことがないんだなー」
ほむら「人を冷血人間みたいに言わないでよ……」
まどか「転校してきた時はそんな感じだったよね」
ほむら「そ、それはもう忘れて///」
15 :
パンツ脱いだ
16 = 1 :
さやか「あとはその人を想ってオ――うん、そんなところかな」
ほむら「……何を言いかけたの?」
さやか「なんでもないよ、うん」
ほむら「気になるじゃない」
マミ「まあまあ」
まどか「……さやかちゃん?」
さやか「ナンデモナインダヨ」
17 :
レズじゃないけどさやかは好きみたいなクソ展開だけはやめろ
18 = 1 :
さやか「マミさんはそういうのは無いんですか?」
マミ「え? わ、私は……」
ほむら「マミはほら」チラッ
さやか「ああ、そっか」チラッ
まどか「ちょっと特殊だもんね」チラッ
QB「なんでボクの方を見るんだい?」
マミ「待って。あなたたちなにか失礼なことを考えてない?」
19 :
ケモナーマミー
20 = 1 :
さやか「うーん、すっきりしないなー」
ほむら「そこの窓から飛び降りればすっきりするんじゃないかしら」
さやか「そうだね、じゃあ早速――って、やるかー!」
まどか「さやかちゃん、ノリツッコミはいいけどベタベタだよね」
ほむら「ワンパターンだしね」
マミ「もうちょっとセリフに独創性があるといいんじゃないかしら」
さやか「え? なんでみんなそんな笑いに対して厳しいの?」
21 = 14 :
ほむまど?
22 = 1 :
ほむら「せめて飛び降りてから言って欲しかったわね」
さやか「死ぬよ! 死んじゃうよ!」
マミ「回復に特化した美樹さんなら大丈夫よ、きっと」
さやか「変な信頼の仕方をしないでください!」
まどか「いざとなったらマミさんに治してもらえば……」
さやか「身体張ってまで笑いを取りたくないよ!」
ほむら「貴女、お笑いをなめてるの?」
さやか「あんたはあたしをなめてるよね」
23 = 1 :
マミ「そろそろパトロールの時間かしら」
まどか「じゃあ、私は帰りますね」
ほむら「私はまどかを送ってから合流するわ」
まどか「一人で帰れるよ?」
ほむら「着替えに帰るついでよ」
さやか「あんた着替えるの?」
ほむら「制服でうろついて補導されたくないもの」
さやか「あー、そっか。じゃああたしもそうします」
マミ「ええ、わかったわ。いつもの場所で待ち合わせましょ」
25 = 1 :
まどか「ここまででいいよ。ほむらちゃんのお家は反対側だし」
ほむら「……そうね。後はさやかに任せるわ。まどか、また明日ね」
まどか「うん、また明日ー」
さやか「あたしに挨拶はなしかー?」
ほむら「貴女とは嫌でも後で会うでしょ。それより、まどかをちゃんと送ってよ」
さやか「へーへー、あんたのお姫様はちゃんと送り届けますよー」
ほむら「もしまどかに何かあったら、貴女がマミることになるからね」
さやか「……それ、マミさんトラウマになってるからやめてあげなよ」
26 :
よくわからないけどまあ続けてみてよ
27 = 14 :
まどっちに彼氏が出来たら発狂するんでしょ?ほむほむ?
28 = 1 :
さやか「ほむらは本当にまどかに甘いよねー」
まどか「そうかな?」
さやか「だってさ、過保護って思うくらいにまどかのこと気にしてるし」
まどか「んー、ちょっと心配しすぎだよ、って思うことはあるかな」
さやか「ずっとまどかのことを気にかけてるもんね」
まどか「えへへ」
さやか「まどかは愛されちゃってますなぁ」ニヒヒ
まどか「もー、今日のさやかちゃんはそればっかり」
29 = 1 :
さやか「やっぱりほむらはまどかのことが好きなんだよ」
まどか「ほむらちゃんは違うって言ってたよ?」
さやか「好きってどんなのかわからないって言ってたじゃん」
まどか「確かにそう言ってたけど……」
さやか「もしほむらがまどかのことを本気で好きだったらどうする?」
まどか「どうするって……そんなの考えたこともないし……」
さやか「嫌いになる?」
まどか「……そんなことはないと思うけど」
31 = 1 :
まどか「あ、着いた」
さやか「無事送り届けたから、ほむらにはちゃんと言っておいてね」
まどか「あはは、後でメール送っておくよ」
さやか「じゃあ――って、そうそう」
まどか「ん?」
さやか「まどかもちゃんと考えてみたら?」
まどか「なにを?」
さやか「本当に好きな人はいないかなって」
まどか「いないってば」
さやか「もしかしたら、気づいてないだけかもよ?」
33 = 1 :
まどか「気づいてないって?」
さやか「本当は好きなのに、好きだって気づいてないってこと」
まどか「えー? そんなこと無いと思うけど」
さやか「キスするところとか、デートするところを想像したらわかるかもね」
まどか「だから、そういう相手はいないってば」
さやか「そう? 案外身近にいるかもよ」
まどか「え?」
さやか「じゃ、また明日ねー」
まどか「あ、さやかちゃん! ……行っちゃった」
34 = 1 :
――――
――
まどか「おやすみなさい」
知久「おやすみ」
詢子「おやすみ」
まどか「好きな人、かぁ」
まどか「気づいてないかもって言われても……やっぱりいないよ」
まどか「ほむらちゃんは好きって気持ちがわからないから、いるかもしれないけど」
まどか「……もしかしたら、ほむらちゃんは好きな人がいるのかな」
まどか「…………」
35 = 1 :
まどか「…………」
まどか「…………」
まどか「…………うーん」ゴロゴロ
まどか「…………」ゴロゴロ
まどか「…………」ゴロゴロ
まどか「…………むー」
36 = 26 :
ゴロゴロ
37 :
ほむら→まどか→さやかの流れかと思った
38 :
ゴロニャーン
39 = 1 :
――――
――
さやか「おはよー、まどかー」
ほむら「おはよう、まどか」
まどか「おはよう、さやかちゃん、ほむらちゃん」
ほむら「……どうしたの? 寝不足?」
まどか「え? あ、夜ちょっと考え事してて……」
さやか「んー? 何考えてたのかなー?」
まどか「た、たいしたことじゃないよ」
さやか「ふーん?」ニヤニヤ
40 = 1 :
まどか「ね、ねえ。ほむらちゃんは昨日、あれから好きな人とか考えてみた?」
ほむら「昨日は普通に魔女を退治して、帰ってすぐ寝ちゃったから……」
まどか「あ、そうなんだ……」
さやか「なに? 気になるの?」
まどか「だ、だって好きって良くわからないって、困ると思うし……」
ほむら「そうね……ちゃんと考えた方がいいのかしら?」
さやか「それなら昨日言った方法がいいんじゃない?」
ほむら「窓から飛び降りるの?」
さやか「その話はもういい」
41 :
このさやかちゃんは何が狙いなんだ……?
42 = 26 :
ニヤニヤして楽しみたいだけなんじゃないかと
43 = 9 :
>>41
ただの女子特有の恋バナかと思った
44 = 1 :
さやか「キスシーンとか、デートするところを想像してみるって話」
ほむら「だからその相手がいないって……」
さやか「違う違う、いろんな人とそういうシーンを想像するの」
ほむら「?」
さやか「そうだね、じゃあさやかちゃんとのキスシーンを想像してみるのだ」
まどか「……」
ほむら「……朝から嘔吐するのは良くないと思うの」
さやか「そこまであたしが嫌いか」
ほむら「冗談よ」
45 = 1 :
さやか「そんな感じでいろんな人で想像していって、なんか違う感情が出てきたら――」
ほむら「それが恋愛感情ってこと?」
さやか「……多分。もしかしたら全然違う変な感情かもしれないけど」
ほむら「……危険な賭けね」
まどか「試しにやってみるのはいいんじゃないかな?」
ほむら「そうね、まどかがそう言うなら」
さやか「じゃ、今日もマミさんの家に集合だ」
ほむら「え? 別にわざわざ集まらなくても……」
さやか「学校でやるのはお勧めしないよ。今のキャラを壊したくないならね」
ほむら「?」
46 = 37 :
え
47 = 26 :
くそ用事で外出だ
お前ら落とすんじゃねーぞ
48 = 1 :
――――
――
マミ「それで、暁美さんはもう試したの?」
ほむら「いえ、さやかが学校でやるのはお勧めしないって言うから……」
さやか「まあそれはそれで面白そうなんですけど……」
さやか「ソウルジェムが濁ったら面倒かな、と」ボソボソ
マミ「そうね……暁美さんの場合、学校じゃ猫被ってるから……」ボソボソ
まどか「そろそろ試してみる?」
ほむら「そ、そう言われるとなんか緊張するわね」
みんなの評価 : ★★★×4
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