私的良スレ書庫
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元スレ小鳥「あははは!あはははは!独身サイコー!」
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美希はキスしてとしつこく迫ったが、
Pは頑なに拒んだ。当然だ。
抱きしめただけでも重罪なのに、
これ以上の関係になどなれるわけがない。
言葉で慰めてあげることができない自分の
不器用さに泣きたくなった。
「ありがとう。少し元気が出たの」
「そっか。明日は来てくれるか?」
「うん。たぶん行けると思う」
美希は久しぶりの笑顔を見せてくれた。
元気な時の美希が戻ってきたのだ。
蛮行ともいえる彼の行為は、確かに一人の
少女の魂を呼び戻したのだ。磨けば光る原石。
星井美希とはそういう少女なのだ。
その才能をくすぶらせておくことはできなかった。
だいたい人気アイドルがファミレス入ったら顔バレするだろw
アイマス世界の765の面々はどれくらいのランクな訳?
アイマス世界の765の面々はどれくらいのランクな訳?
美希と別れて帰宅したPは、小鳥に衣服の匂いを指摘された。
食べ物の匂いとか汗ではなく、別の女の匂いがすると言われた。
「この香水の匂いは美希ちゃんですね。
Pさんが今日美希ちゃんと会ってるのは知ってました。
まさかこんなことになるなんて……」
「ちょ……」
Pは浮気を疑われ、激しく叱責された。
なんとか言い訳したかったが、激しい口調で
責められてしまう。
初めての夫婦喧嘩だった。
「私のことは遊びだったんですね!!
やっぱり若い子の方が好きなんじゃないですか!!
Pさんの嘘つき!! 影で美希ちゃんと浮気するなんて!!」
「浮気なんてしてないって!! 美希が泣きそうだったから
ちょっと抱きしめてやっただけで……!!」
「抱きしめたですって……?」
怒りの炎が燃え上がるのだった。
小鳥は怒りのままに怒鳴りちらした。
妻の豹変ぶりに恐怖したPは委縮してしまい、
嵐が過ぎ去るのを待った。
小鳥もまた不安だったのだ。アイドルたちに慕われてるPだから、
いつか自分のもとを去って行ってしまうのではないかと。
今回はその予感が的中し、取り乱してしまったのだ。
確かに浮気が発生しやすい職場ではあるだろう。
三十分ほどして小鳥は落ち着きを取り戻し、
Pの言い訳に耳を傾けてる。
「聞いてくれ小鳥。ああでもしないと美希は立ち直ってくれなかったんだ。
考えても見ろ。俺はあいつをなんとかしないと首になるんだぜ?
あの社長の態度を思い出してみろ。奴は血も涙もないゲス野郎だ」
「分かってますけど、それでもPさんが他の女と
イチャイチャしてるのを見るとムカムカします」
「悪かったよ。この通り謝ってるだろ?
もう二度とああいうことはしないから許してくれ」
Pの立場も微妙だよね。
アイドル達以外の本命彼女を作ったらアイドル達に嫉妬され、かといってアイドル達に手を出したら立場上当然まずい。
アイドル達以外の本命彼女を作ったらアイドル達に嫉妬され、かといってアイドル達に手を出したら立場上当然まずい。
Pは小鳥を抱きしめてキスし、なんとか
彼女の機嫌を直すことに成功した。
小鳥への愛は今でも消えてないし、夫婦生活を
円満に進めたいと思っていた。小鳥もそんなPの
気持ちが伝わったのか、今日のことは許してくれた。
翌日出勤すると、元気そうな美希がいた。
ついに復帰してくれたのだ。
仕事は目白押しだったが、難なくこなす姿に
アイドルとしての潜在能力を感じさせる。
復帰初日だというのに、仕事はほぼ問題なかった。
Pは以前そうしたように美希の頭を撫でてやる。
「えへへ。ハニーに褒められちゃった☆」
美希はうれしそうに目を細めるのだった。
Pもそんな美希を見てうれしい気持ちになった。
>>162 多分Pがズタボロになるとすっきりするよ
三人称なのはいいんだけど箇条書きみたいに見える
地の文で書いてるところを重複してキャラが喋ってるから余計に冗長
地の文で書いてるところを重複してキャラが喋ってるから余計に冗長
美希の復活に社長も気をよくしてくれた。
これで首は繋がったのである。
その後も美希の活躍は続き、順調なアイドル生活を
送っていたのだが……
「美希、いっぱいいっぱいがんばったよね?
ご褒美が欲しいなって」
「え?」
「ハニー分が足らなくなるとお仕事に気合が入らなく
なりそうなの。あと一回だけでいいから抱きしめて」
Pはバカな真似は止めろと言ったが、
美希は聞いてくれなかった。
世間のこととか仕事のことを口にするたびに、
美希の目から光彩が失われていくのだった。
「美希が努力したのにハニーは冷たいの」
「俺は妻帯者だ!!」
「そんなの知ってるの。それでもぎゅってしてほしいの。
ねえいいでしょ? 一瞬だけでいいから」
「ぐぬぬ……」
と拳を握りしめて戸惑うP。野生のPである。
あっちこっちと別の女の場所へ移り住んでは
いけないのだ。彼は遊牧民族なのではなく、すでに農耕民族だ。
「ここなら誰も見てないよ。いいよね?」
「ちょ……」
待ってくれと言う前に美希が抱き着いてきた。
小鳥とは違う女の感触に、血流がまたしても
上昇する。だがまだ理性を完全には失ってない。
誰も見てないとは言っても、事務所の中だ。
いつ誰に見られるか分かったもんじゃない。
「え……? Pさんと美希ちゃん……?」
この衝撃的なシーンを小鳥に見られてしまったのは
偶然というより必然だった。
もちろん美希も分かった上でやってる。
「な……? どうして小鳥がここに?」
「どうしてってここは会社の中ですよ。
私は休憩から帰ってきただけです。
そしたらPさんと美希ちゃんが抱き合ってて……」
驚いた様子のPと呆然した様子の小鳥。
またいつかのようにブチ切れるまで
時間はかかりそうになかった。
修羅場キタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !!
「ごめんね小鳥。ハニーは悪い人だから
美希のことが好きになっちゃったの」
「ちょ……」
Pは何言ってるんだと止めたかったが言葉にならなかった。
ふてぶてしい態度の美希に対し、小鳥は激怒しそうになった。
「待ってくれ小鳥!! 怒鳴る前に聞いてくれ!!
美希のほうから抱き着いてきただけなんだ!!
やましいことは何もしてない!!」
Pが必死に言い訳するけど小鳥は聞く気に慣れなかった。
衝撃的な浮気現場を目にしては冷静でいられない。
堂々と浮気された。あれだけ愛してると言ってくれたのに。
やっぱりアイドル事務所のPと結婚するなんて
間違いだったんだと思い、ついに最終手段に出ることにした。
「Pさん。死んでください」
「なっ……!!」
Pの置かれている立場を理解して、妻として夫を支えようとしない小鳥に腹が立つ
突きだされた包丁は、Pの脇腹を直撃するはずだった。
「避けないと危ないよ」
美希はとっさの判断でPを突き飛ばし、かわさせた。
命拾いしたPは顔面蒼白になって後ずさる。
今美希が押してくれなかったら間違いなく刺されていた。
心臓の鼓動が聞こえるほど恐怖していた。
疑問はたくさんある。包丁はどこから取り出したのか。
なぜ美希は冷静なのか。
今後の夫婦生活はどうなるのか。どうしたら
小鳥の機嫌を取り戻せるのか。
「あはっはあ……あははははは。
おかしいと思ってたのよ。女の子たちにモテモテの
Pさんが私なんかを選ぶわけないってずっと思ってたの。
やっぱりうまくうわけないよね。あははあはははあ」
「ひぃぃ」
妻の意外な一面を見せられ、Pは腰が抜けてしまった。
彼に抵抗の余地はなく、十字を切ることしかできなかった。
これはPが悪い
浮気はばれない様にするのが男の甲斐性だろ
ということで④
浮気はばれない様にするのが男の甲斐性だろ
ということで④
アナザーの駄SS書いてた人に似てる
無駄に宗教まぜるとことか
無駄に宗教まぜるとことか
>>187
当てはまるアイドルはいません
当てはまるアイドルはいません
「小鳥、嫉妬はいけないと思うの」
「浮気相手のくせによく言うわ。
あなたさえいなければ私とPさんは
幸せな結婚生活が送れたのに!!」
いきり立った小鳥が今度は美希を刺そうとするが、
運動神経がいいので簡単にかわされてしまった。
小鳥が美希を刺すことはできないことが分かった。
美希のほうがはるかに身軽だったのだ。
どうしたらこの娘を捕えることができるだろうかと
小鳥は考えていた。彼女の頭の中で残酷な計算が
行われていたのだ。
「もう手遅れだよ小鳥。ハニーは私の者になったの。
小鳥のことは忘れちゃったんだって」
「……そう。美希ちゃんたらいけない子ね」
「浮気相手のくせによく言うわ。
あなたさえいなければ私とPさんは
幸せな結婚生活が送れたのに!!」
いきり立った小鳥が今度は美希を刺そうとするが、
運動神経がいいので簡単にかわされてしまった。
小鳥が美希を刺すことはできないことが分かった。
美希のほうがはるかに身軽だったのだ。
どうしたらこの娘を捕えることができるだろうかと
小鳥は考えていた。彼女の頭の中で残酷な計算が
行われていたのだ。
「もう手遅れだよ小鳥。ハニーは私の者になったの。
小鳥のことは忘れちゃったんだって」
「……そう。美希ちゃんたらいけない子ね」
再び小鳥の突きが繰り出されたが、
これが思わぬ効果を生んだのだった。
「君たち、仕事の方は順調かね?」
グサッ
冗談のような音がして、たまたま近くを通りかかった
社長が刺されてしまった。
脇腹を押さえながら倒れる。
ぐふぅなどと言いながらどくどくを血を流してる。
致命傷のようだ。小鳥は外しちゃった☆などと言い、
社長から包丁を引き抜く。
「ぐぬおおおお!!」
彼の悲鳴などお構いなしで、今度はPを刺そうとした。
(やべえ!! 今度は俺かよ!!)
Pは壁際にいて腰が抜けてる。
必死に身体を起して逃げようとするが、
足は動いてくれない。
非常事態なのに役に立たない自分の足を呪った。
(やめてくれ小鳥!! 今ならまだやり直せる!!
俺たちはまだ幸せになれるんだ!!)
いくら心の中で唱えても小鳥には通じなかった。
「さようならPさん。美希ちゃんなら春香ちゃんが
押さえてるから安心して死んでね」
偶然近くを通りかかった春香は、成り行きで
美希が悪いと判断し、羽交い絞めにしたのだ。
これでPと小鳥の間を阻むものはない。
ついにPの人生の最後の瞬間が訪れようとしていた。
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