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    元スレ麻倉葉「ひぐらしのなく頃に」

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    タグ : - シャーマンキング + - 恐山アンナ + - 麻倉葉 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 1 :

    『ミッ……ミッ……ミギ…………!!』

    アンナ「完全に形を忘れてるわ、あたしがあんたならすぐにあの世に送ってるところよ」

    「そうもいかねえだろ、救われねえ魂を救ってやるのがオイラたちシャーマンの仕事だ」

    アンナ「…………」

    アンナ「……怪我しないよう気を付けなさい、今は春雨もフツノミタマもないんだから」

    「ああ、分かってる」

    152 = 121 :

    確かに刀は普通持ち歩けないな

    153 = 1 :

    大石「恐山さん、これは一体……麻倉さんは一体何をしようとしてるんですか?」

    アンナ「あんたは下がってなさい、下手したら怪我するわよ」

    大石「…………!」

    『ミギ……ミギ……!!』

    「すげえ恨みだ……何か言いたいんだろ?ほら、オイラが聞いてやるから何でも言ってみな」

    『ミッ……ミギッ!!』

    バシッ!!

    「!」

    阿弥陀丸『よ、葉殿ッ!』

    155 :

    あー今日はインスピレーション沸かないから支援

    156 :

    今日完全版が届いた俺にタイムリーなスレ

    157 = 1 :

    大石「あ、麻倉さんの右腕に傷が……!?」

    アンナ「……あの馬鹿、怪我するなって言ったのに」

    大石「一体、なぜ麻倉さんの右腕に傷が出来たんです?」

    アンナ「霊から攻撃を受けたからよ、普通の人間に霊は触れられないけれどシャーマンは別」

    アンナ「特に、あの霊はここでずいぶんと酷い殺され方をしたんでしょ?だからその恨みをぶつけてるのよ」

    アンナ「普通の人間とは違う、霊であっても直接触ることのできるシャーマンにね」

    大石「まさか……麻倉さんの『右腕』が傷ついたのは」

    アンナ「さあ?見つかってない右腕と何か関係があるのかもしれないわね」

    大石「…………!」

    158 = 75 :

    私怨

    159 :

    その右腕って・・

    160 = 1 :

    阿弥陀丸『こやつ……!』

    「よせ阿弥陀丸……大丈夫だ、傷は深くねえ」

    阿弥陀丸『しかし葉殿!このままでは……』

    「これくらいの怪我は予想してたさ……大丈夫、こいつはまだ救える」

    「なんとかなる」

    阿弥陀丸『葉殿……!』

    161 = 38 :

    >>147
    第一印象から深入りし難いけど、事情を聞けば言いそうな気がしたが…

    162 = 1 :

    『ミギッ……ミギッ!!』

    「お前の気持ちはわかるぞ、自分の形が分からなくなって悪霊になるのも無理もねえ」

    「わけのわからんうちに錯乱して殺されちまって、右腕を持ってかれちまったんだもんな」

    『テッ……テッ……ミギ……!!』

    「けど……だからってこんなふうにこの世に恨みを持ったまま留まったらダメだ」

    『ミギ……テッ……!』

    「ああ、自分の右腕がどうなったのか……なんで自分が死んだのかも分からないまま成仏なんかできるわけがねえ」

    「だからオイラが協力する、お前のなくなっちまった右腕がどこにあるか、オイラも一緒に探してやる」

    『…………!!』

    「お前がなんで死んじまったのかも、ちゃんと分かるまで説明してやる!」

    『…………』

    163 = 132 :

    羽生や梨花にこういう能力があればな

    164 :

    面白え

    165 = 23 :

    初期マンキンな流れだ

    166 = 25 :

    >>147
    文句あるなら自分で書けば?

    167 :

    シロ・・・シロォ・・ッ

    169 = 1 :

    大石「なにが……一体何が起こってるんですか?」

    アンナ「思い出したようね、ちゃんと……元の姿を」

    『一体……これはどういう……』

    「オイラは普通の人間とはちょっとだけ違うんだ、だからこうしてお前とも話が出来るんよ」

    「良かったぞ、悪霊になっちまったお前のせいで誰かが犠牲になる前になんとかなって」

    『…………』

    「あと……会わせたいやつがいる、多分知ってる顔だと思うぞ」

    170 = 1 :

    アンナ「あんたも、準備はいい?」

    大石「えっ……わ、私の準備ですか?」

    アンナ「なんのためにあんたをわざわざここに連れてきたと思ってんの」

    「……おし、じゃあいっちょやってみるか」


    「憑依合体!!」

    171 = 27 :

    ヤバい
    事件が一気に解決しそう…


    思えばひぐらしほど葉が重要キャラになるものもないかも

    173 = 1 :

    『…………』

    大石「…………!」

    大石(あ、あの腕組みの仕草は……!まさか……!!)

    大石「お、お……」

    『変わらねえな、蔵人』


    大石「おやっさん!!」

    175 :

    しっえん!しっえん!

    177 = 1 :

    大石蔵人はその日、自分の慕い続けた人物との再会を果たす。

    外見は麻倉葉であっても、彼にはそこにいるのが自分の親父であると理解していた。

    数年越しの再会、そして大石は一年目の事件の詳細を知ることとなる。

    ダム工事現場での揉め事の最中、いつのまにやら思考が停止して部下に殴りかかてしまったことも。

    彼は自らが死ぬ直前までのことをはっきりと語る。

    大石は明らかとなった真実に驚きを隠せなかったようだが、それでも彼の言葉に耳を傾け続けた。

    事件の詳細を話し終えると、二人は生前の他愛のない話に花を咲かせ……

    それがきっかけでダム工事の現場監督にも笑顔が戻り……あの世へと向かう準備を整える。

    成仏する別れの際、ふと大石が涙を流すと

    『馬鹿野郎ォ!お前それでも日本男児か!!』

    彼は思い切り顔を殴りつけた。

    大石は確かにその感触を、以前と変わらぬその感触を肌で感じつつ

    「やれやれ……おやっさんからは最後まで拳骨を食らっちまったなぁ」

    自らの父親の旅路を見送ることとなった。

    178 = 27 :

    ヤバい…泣けてきた……

    180 = 121 :

    >>178
    くちゃい

    181 = 73 :

    これで終わりじゃないよね・・・

    182 = 1 :

    ・・・

    「……終わったな」

    アンナ「右腕がなくなったこと、もうどうでもよくなってたみたいね」

    阿弥陀丸『男同士の会話がこうも美しいものであるとは……拙者、感動したでござる』

    アンナ「ホント、男って馬鹿よね。殴らなきゃ相手に気持ちを伝えることも出来ないのかしら」

    「けど、それでもちゃんと成仏できたみてえだ。蔵人のおかげだな」

    大石「……正直、今でも信じられないんですよ。おやっさんの幽霊と会話したなんてね」

    大石「私とおやっさんの二人しか知らないことを麻倉さんが知っていたはずもない……」

    大石「それにさっきの会話で、私が感じたあの感覚は気のせいなんかじゃあ決してない!」

    「…………」

    大石「……ありがとう。なんだか、色々と肩の荷が下りた気分です」

    大石「そして私ゃ認めますよ、麻倉さんたちには我々には存在しない力があるってことをね」

    183 = 1 :

    アンナ「まったく、ずいぶんと虫のいい話ね」

    大石「?」

    アンナ「あんた、最初はあたしたちを餌に黒幕をおびき出せれば……なんて打算でもしてたんでしょ」

    大石「…………」

    大石「……なるほど、私が恐山さんに園崎家について尋ねた時、あなたがなにも答えなかったのは」

    アンナ「あたしは敵か味方か分からないようなやつに情報は渡さない」

    大石「お恥ずかしい限りで……私は鬼隠しの謎を解き明かしたいばかりに、刑事として大切なものを失っていたようです」

    大石「しかし……おやっさんの拳骨食らって思い出しましたよ、本当の刑事魂ってのがなんなのか!」

    186 = 1 :

    「一年目の事件は園崎家はやっぱ関係なかったみたいだな」

    大石「……そのようですね。最初から決めつけて疑ってかかっちまった私のミスです」

    アンナ「…………」

    大石「捜査をもう一度、立て直してみることにしましょう……何か新しい発見があるかもしれません」

    大石「どうやらあなたがたも鬼隠しについては調べているようですが……」

    「ああ、鬼隠しをなんとかしたいと思ってるのはオイラたちも同じだ」

    大石「なら、私のほうで掴んだ情報はなるべくお二人にも流すようにしましょう」

    大石「それが私に出来る、せめてもの借りの返し方ってやつです」

    187 = 27 :

    梨花ママに話聞けばすべて解決するんじゃないかな…


    生きたまま殺されたし、元女王感染者だから狂ってないし

    188 = 1 :

    大石「ただ……まだ、ほんの少しだけ今日起こったことを信じきれない自分もいるんです」

    大石「長年、幽霊なんてものとは縁のない生活を送ってきましたからね……」

    「ああ、無理もねえさ」

    大石「……少しだけ、ほんの少しだけ時間をくれませんか。今日のことを受け入れる時間を」

    「なんか悪かったな、いきなり引っ張ってきて霊と対話させるなんて無茶させて」

    大石「いえ、いいんです。私からは逆に感謝したいくらいなんですから」

    190 :

    おもしれえなおい

    191 = 1 :

    ―――

    アンナ「ところで、葉」

    「ん?」

    アンナ「怪我するなって、あたし言ったわよね」

    「あっ!」

    アンナ「言ったわよね?」

    「……すまん」

    アンナ「……傷、見せなさい」

    「た、大した傷じゃねえさ……そんな……」

    アンナ「深い浅いの問題じゃないのよ……ダンナが傷つくところなんて、妻としてはあまり見たいものじゃないわ」

    「!」

    アンナ「でも……あれだけ自我を失ってた霊に元の形を思い出させるなんて、多分あたしじゃできないこと」

    「アンナ……」

    アンナ「とりあえず……お疲れさま、葉」

    「……おお」

    192 = 1 :

    ちょっと風呂入ってくる

    193 = 121 :

    次は風呂代行だ

    194 :

    ふふふ・・・・・・。>>191を見ていたら、恥ずかしいことに勃起しちゃいましてね・・・・・・。

    195 = 25 :

    >>187
    症候群のこと葉もアンナも知らないじゃん

    196 = 38 :

    梨花ってどの程度まで知ってたっけ?

    198 :

    代行って何でもあるんだな

    199 = 25 :

    鬼隠し代行もあったりしてな

    200 = 121 :

    なにそれこわい


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