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    元スレ麻倉葉「ひぐらしのなく頃に」

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    タグ : - シャーマンキング + - 恐山アンナ + - 麻倉葉 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    551 :

    来たか

    552 = 249 :

    圭一「梨花ちゃんを助けるって……赤坂さん、それって一体……?」

    レナ「梨花ちゃんは……何か困ってることがあるのかな?」

    梨花「それは……」

    羽入『梨花……以前、葉とアンナから教わったことを忘れましたか?』

    梨花「!」

    羽入『仲間に頼る、それは決して逃げではない……それは仲間を信じて共に戦うこと!』

    梨花「…………」

    アンナ「で……どうすんの?」

    梨花「……今からボクは信じられないことを言いますです。それでもみんなは話を聞いてくれますですか?」

    圭一「当たり前だろ!俺たちは仲間なんだ!」

    梨花「では……聞いてください、僕の話を。これからの未来の話を」

    557 = 261 :

    おお >>1帰ってきてる
    シャマシュにキッスされたか

    559 = 249 :

    ・・・

    梨花「……ボクの話はここまでなのです」

    圭一「梨花ちゃんが……殺される……?」

    魅音「…………」

    赤坂「梨花ちゃんは、鬼隠しが始まる前からすでに誰がどのように犠牲になるかを私に説明してくれた」

    大石「そして……その予言通りの結果になったと」

    赤坂「ええ。だから……私は梨花ちゃんの言うことを信じます」

    大石「ふむぅ……」

    梨花「圭一たちは……信じてくれますですか、僕の話を」

    560 = 249 :

    圭一「……梨花ちゃん」

    梨花「?」

    圭一「まずは敵の正体を暴くところから始めようぜ」

    魅音「そうだね、どこの誰が敵なのかが分からなきゃ守りようがないし」

    沙都子「梨花に恨みを持っているような人間がこの村にいるでしょうか……」

    詩音「沙都子なんかは意外と梨花ちゃまに思うところはあるんじゃないですか?」

    沙都子「し、詩音さん!」

    梨花「み、みんな……信じてくれるのですか?こんなおとぎ話のような戯言を……!」

    562 = 249 :

    レナ「信じるとか信じないじゃないんだよ、梨花ちゃん」

    梨花「えっ……?」

    レナ「どんな理由であったとしても、仲間である梨花ちゃんが助けを求めてる」

    圭一「それも、きっと悩みに悩んで、勇気を出して打ち明けてくれた告白だ」

    圭一「だったら俺たちは梨花ちゃんを助ける、ただそれだけの話だろ?」

    魅音「敵が誰なのかは知らないけど、おじさんの仲間に手を出すってんなら容赦はしないよ!」

    沙都子「第一、梨花は私の親友ですのよ?助けない理由などございませんわ」

    詩音「私も色々と梨花ちゃまにはお世話になってますしね」

    レナ「大丈夫……レナたちも、必ず梨花ちゃんの力になってみせるから」

    圭一「約束するぜ梨花ちゃん!俺たちはどんな時でも、梨花ちゃんの味方だ!」

    梨花「圭一……みんな……」

    563 = 368 :

    >>1おかえり

    564 = 548 :

    「私、オヤシロ様。今あなたの後ろにいるの・・・」

    圭一「俺もいるぜ」
    梨花「圭一」
    魅音「あんただけに、いいカッコさせるもんですか」
    梨花「魅音・・・」
    沙都子「部活メンバーは、あんただけじゃないのよ!」
    レナ「お持ちかえりぃ~」
    梨花「みんな・・・」

    悪魔超人「こ、これが友情パワーか」

    566 = 249 :

    赤坂「さて……少し、私から話をさせてもらってもいいかな」

    梨花「?」

    赤坂「僕はこの村に来る前、少し気になることを調べてみたんだ」

    赤坂「結果……この村のとある機関に、不透明な金の流れがあることが発覚した」

    梨花「そ、それは……」

    赤坂「それは……入江診療所」

    梨花「ど、どういうことなのですか……赤坂」

    赤坂「詳細まではまだ分からない……けれど、あそこがただの診療所ではないことは確かだ」

    圭一「それってつまり……怪しいのは、監督ってことかよ?」

    沙都子「そんな……か、監督は良い人でしてよ!」


    アンナ「どうかしらね」

    567 = 249 :

    梨花「あ、アンナ……?」

    アンナ「人は対面だけではなにも推し量ることの出来ない生き物よ」

    アンナ「どれだけ外面が良くても、その心が穢れきっている人間なんて大勢いる」

    アンナ「実際、あたしはそういう輩を嫌というくらいに見てきたわ」

    沙都子「でも……でも……!」

    アンナ「あたしはその入江って医者が黒幕だって言いたいわけじゃない」

    アンナ「ただ、よく知りもしない人間の全てを絶対的に決めつけるのは愚かだってことよ」

    梨花「…………!」

    568 = 359 :


    570 = 249 :

    「…………」

    大石「んっふっふ……どうしました葉さん、ずいぶんと考えていらっしゃるようですね」

    「ウェッヘッヘ、オイラはあんま頭よくねえから考えるのに疲れちまった」

    大石「難しい問題です、そう簡単に答えを出すのは無理でしょう」

    「だから、ちょっと梨花のことをオイラに当てはめて考えてみたんよ」

    「百年、千年戦っても勝てねえやつってのはどんな奴か……」

    大石「ほう、なかなか面白い考え方をなさいますね」

    「そしたら……いたんよ、オイラじゃ絶対勝てないやつが」


    『お前は僕の大切な半身なんだ』

    「……多分、あいつじゃオイラが百年かけて戦っても勝てんと思う」

    571 = 359 :


    572 :

    「○○なんよ」っての、確かに葉の口癖だったけど、ここまで連発してると何か違和感がある

    573 = 249 :

    「オイラはほとんどの奴には百年くらいかければ一回くらいなら勝てると思う」

    「相手が天使だろうが、大仏様だろうが、隙を突けば多分なんとかなるはずだ」

    「それすらできねえような相手は……単純に強すぎて尚且つオイラのことを知り尽くしてるような奴だ」

    アンナ「…………」

    梨花「よ、葉……つまりは何が言いたいのですか?」

    「梨花が百年かけて勝てんってことは、それだけ敵もデカい力を持った奴ってことだ」

    「そんで百年間、毎回お前を殺してるってことは……お前をすげえよく知ってる奴なんだと思うぞ」

    梨花「…………!」

    574 = 377 :

    ようやく来ましたね、>>1さん

    576 = 249 :

    赤坂「……なにか、心当たりがあるようだね」

    梨花(……ある。私を確実に殺せる大きな力を持っていて、私を知り尽くしている組織が……!)

    梨花「でも……そんな、まさか……!」

    アンナ「あんた、さっきあたしが言ったことをもう忘れたの?」

    梨花「!」

    アンナ「…………」

    圭一「梨花ちゃん……?」

    梨花「……ありますです、気にかかることが」

    577 = 249 :

    梨花「でも……それを言う前に聞いておきたいことがあるのですよ」

    「?」

    梨花「ボクが気にかけている組織は……今年の鬼隠しの犠牲者に大きくかかわっているのです」

    梨花「そして……入江にも」

    沙都子「そんな……!」

    魅音「今年の鬼隠しの犠牲者って……!」

    梨花「でも、ボクの考えの通りならば入江は黒幕ではないはずなのです」

    レナ「…………」

    梨花「黒幕として考えられる人はいますです、でもその人は今年、間違いなく死ぬはずなのです」

    梨花「みんなは……これをどう思いますですか?」

    578 = 249 :

    赤坂「今年の鬼隠しの犠牲者……それは確か……」

    梨花「富竹、そして……鷹野の二人です」

    沙都子「で、では……あのお二人が……!?」

    梨花「でもおかしいのです、黒幕であるのならば今年の鬼隠しの被害に遭うはずがないのですよ」

    レナ「……富竹さんたちは、どういう亡くなり方をするのかな?」

    梨花「富竹は自らの手で喉をかきむしって死に、鷹野はドラム缶の中で焼き殺されます」

    「…………」

    「……燃えちまったら誰が誰かなんて分からんと思うぞ」

    580 = 249 :

    梨花「…………?」

    「……オイラは人が燃やされるのを何度か見たことがある」

    アンナ「…………」

    「こういうのはあんまり言いたくねえけど……焼かれちまったら分からんぞ、本当に」

    アンナ「……そうね、あんたの兄の専売特許に近かったものね」

    大石「……シャーマンであるお二人の世界は私には理解しがたいですが、ご指摘は非常に的を射ている」

    大石「焼死ってのは実に厄介な死に方でしてね、身元の確認には非常に手間取るんですよ」

    大石「確認できたとしても、それが正確であるかは保証しかねますしね」

    赤坂「私も、ドラム缶で焼き殺されるといった方法には疑問があります」

    赤坂「こんな小さな村でそんな派手な殺し方をすれば確実に何かしらの証拠が残りますからね」

    赤坂「なのになぜ……そんな面倒な殺し方をしたのでしょうか?」

    587 = 249 :

    梨花「…………」

    魅音「どうも、きな臭い感じがしてきたね」

    詩音「自分が殺されたと見せかけて……裏ですべてを動かしていた、ってことですか」

    赤坂「可能性は、十分にあるだろうね」

    梨花「……とても、信じがたいことなのです。でも、これはボクにとって今までになかった選択肢」

    梨花「……鷹野たちを疑うというのは、今までの世界でも初めての経験なのですよ」

    赤坂「個人的見解ですが……疑うべき対象からその、富竹という人物は除外しても構わないと思います」

    大石「そうですねぇ……喉をかきむしって死んだ、なんてのを偽装するのはどう考えても不可能でしょう」

    赤坂「ええ、おそらく……彼は深い闇の部分は何も知らない。そして、最後は祟りに乗じて……消された」

    アンナ「…………」

    588 = 420 :

    オヤシロ様は神クラスの霊と考えていいんだろうか

    589 = 298 :

    >>588羽入は霊じゃなかった気がする

    590 = 249 :

    圭一「とりあえず、注意すべき相手は絞られてきたな」

    魅音「うん……一番マークしなきゃいけないのは鷹野さん、その次に富竹さんと監督だね」

    梨花「それと……ボクを見張り守る役割を持った山狗と呼ばれる組織も存在しますです」

    沙都子「山狗……?その山狗さんが梨花を守ってくださいますの?」

    梨花「……この組織は富竹、鷹野の指示のもとで動きますです。つまり」

    詩音「鷹野さん、もしくは富竹さんが黒幕だった場合……そいつらが敵に回るってことですね」

    赤坂「……おそらく、今まで梨花ちゃんが殺されてしまった一番の要因はその組織だと思うよ」

    大石「参ったなこりゃ……ずいぶんとデカい話になってきたようです、これじゃおそらくは警察内部にも」

    赤坂「ええ。敵の諜報部、もしくはそれに準ずる何かが潜り込んでいる可能性が高いですね」

    591 :

    麻倉家って政界にもパイプあるんだっけ

    592 = 332 :

    あるね

    593 = 249 :

    魅音「……よし、みんな聞いて。ここで一度、宣誓しておこうと思う」

    梨花「?」

    魅音「敵の正体は分かってきたけど、どうにも一筋縄じゃ行かない相手みたいだ」

    魅音「そいつらに勝つにはまず、こっち側がまとまってなきゃどうにもならない」

    魅音「だから……誓って、みんな。何が何でも梨花ちゃんを守って、今年の鬼隠しを止めるって!」

    梨花「魅ぃ……!」

    「おし、それじゃあいっちょ全員でふんばるとするか」

    『オーッ!』

    594 = 591 :

    >>592
    日本じゃ無敵に近いな

    595 = 249 :

    ・・・

    詩音「あの、葉くんとアンナさん……ちょっとだけいいですか?」

    「ん?」

    詩音「その……さっきのクチヨセっていうんですか、呼んでみてほしい人がいるんです」

    アンナ「……なに、行方不明の思い人でも呼んでほしいのかしら?」

    詩音「!」

    魅音「し、詩音……あんた!」

    詩音「ごめんお姉……でもどうしても知りたい!戦う前に!悟史くんが生きているかどうか」

    詩音「だってこの戦いでもし勝てれば、悟史くんがどこにいるかわかるから!」

    沙都子「し、詩音さん……!」

    アンナ「…………」

    アンナ「無理ね」

    596 = 249 :

    詩音「無理……?」

    アンナ「その悟史って子の魂はあの世にはない……それにこの世に留まってもいない」

    詩音「そ、それって……つまり……!」

    アンナ「生きてるってことよ、肉体を持ってね」

    詩音「!」

    沙都子「にぃにぃが……生きて……!」

    アンナ「さすがにどこにいるかまでは分からないけど、それは確かよ」

    詩音「良かった……本当に、良かった……!!」

    魅音「……勝たなきゃいけない理由、増えたみたいだね」

    597 = 249 :

    ちょっとだけ風呂行ってくる

    600 :

    おい風呂代行出番だぞ


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