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    元スレ麻倉葉「ひぐらしのなく頃に」

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    タグ : - シャーマンキング + - 恐山アンナ + - 麻倉葉 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    651 = 617 :

    「……フッ、あっはっはっは!コイツはまたストレートな答えが返ってきたね!」

    「ああそうさ、あたしら園崎組と警察は仲が悪い……それがなんだっていうんだい?」

    「味方同士で喧嘩したまんまじゃ敵と戦っても勝てねえ」

    「ああ……だから、あたしたちに仲良しこよし。お手て結んでお友達になれって言いたいのかい?」

    「別にずっとそうしろなんて言わねえさ。けど……鬼隠しについては協力してもらわんと困るんよ」

    「はっ、どうやって協力しろって言うんだい。第一、そこの刑事さんは鬼隠しの黒幕が園崎だと疑って……」

    大石「ああ、それなんですけどね……どーもすみません、私の勘違いだったようです」

    「……は?」

    大石「いやいや、実に申し訳ないです。私はもう、園崎が裏で暗躍してるなんて思ってはいませんよ」

    「とまあ、そういうことだ」

    652 = 643 :

    しえん

    653 = 617 :

    大石「思えば、ダム戦争の時からずいぶんとやり合ってきたもんです」

    大石「あんたたちの組のモンに撃たれたこともありましたし……ま、その逆も然りですか」

    「…………」

    大石「……ここらで、一端止めにしましょう……ダム戦争を引きずっても不毛でしかありません」

    「……こいつは驚いた、まさかあんたからそんな言葉が出てくるとね」

    大石「なっはっは……まあ、心境の変化ってやつですな。若い子たちの影響を少なからず受けたおかげ、ですかね」

    654 = 617 :

    「……どうします、お母さん」

    お魎「……どうもこうもなあ、なんで目の敵と手ぇ組まなならん」

    「…………」

    お魎「第一、こんガキどもの言ってることなんぞいっぺんも信用ならんね」

    お魎「わけのわからんことぬかして園崎の名ぁに傷つけることを……」

    圭一「!」

    お魎「要求は飲めん、こんだほまども!」


    圭一「いい加減にしろよこの野郎!」

    655 = 617 :

    圭一「俺は警察とヤクザの関係なんてよく知らない。だからあんたらが普段どこでドンパチやってようが口出しはしない」

    圭一「けど今は違う!今回の敵はこの雛見沢全体の敵だ!今に限ってはあんたらは同じサイドにいるんだよ!」

    圭一「警察だとかヤクザである以前に、あんたらはこの雛見沢の住人だろ!その雛見沢が危機に陥ってる!」

    圭一「なのになんで!なんでテメェは手を結ぼうとしやがらないんだ!」

    お魎「こんガキ……言葉遣いも分からんか、あんじょうすったらん!」

    圭一「言葉遣いの問題じゃない!これは魂の問題だ!」

    圭一「くだらねえ意地を張って村のために戦おうとしないクソババアはすっこんでろ!」

    656 :

    まだ残ってたか 支援

    657 = 617 :

    お魎「こんガキ……なんぬかしようか!」

    圭一「!」

    阿弥陀丸『葉殿……あの老婆、日本刀を!』

    (ああ……抜いたな)

    圭一「今さら俺はそんな脅しに……」

    「……下がっててくれ、圭一」

    圭一「葉!」

    「万が一があるかもしれねえ、ここはオイラに任せとけ」

    圭一「けど……!」

    お魎「ぬあああっ!」

    ブンッ!

    658 = 650 :

    みてるよ、支援!

    660 = 617 :

    「…………」

    お魎「……なんね避けんかった」

    「斬る気がねえのが分かったからな、止めてくれる確信があった」

    お魎「…………」

    「……お母さん」

    お魎「気分悪ぅなった、そんガキどもはもう帰らせえ」

    「……そういうことさね、今日はもうお開きだよ」

    圭一「待ってくれ!まだ俺たちは返事を……」

    「くどいね!今日はもうお開きだって言ったろ……これだけ好き勝手やって、まだ何かやるってのかい?」

    圭一「…………!」

    「……どうも、ここまでみてえだな」

    アンナ「…………」

    661 = 631 :




    もう限界だ寝る
    代行の代行頼むわ…

    663 = 650 :

    >>661任せろ!

    664 = 617 :

    ・・・

    圭一「悪かった、葉……ついかっとなって言いたいこと言っちまった」

    「圭一は悪くねえさ」

    大石「ふーむ……やはり私が一緒に来たのが失敗でしたかね。……申し訳ないです」

    「連れてきたのはオイラだろ、謝られても反応に困っちまうぞ」

    魅音「葉くん……みんな……」

    詩音「別室から見てましたけど……とんでもないことしてくれちゃいましたね」

    圭一「悪かった……ホントに」

    「すまん」

    詩音「きっと伝説になりますよ、未成年の子供が園崎お魎を相手に日本刀抜かせて一悶着あったなんて」

    「……すまん」

    魅音「あ、ばっちゃをはじめとした園崎家は全面的に協力してくれるって」

    「……すまん、…………ん?」

    圭一「オイ魅音……今なんて……」

    665 :

    これ終わったらジョジョとマンキンで頼む

    666 = 617 :

    詩音「びっくりですよ……あのばあさんがこんな突拍子もない話に手を貸してくれるなんて」

    魅音「ばっちゃとしても本当は一丸になって戦いたいと思ってたんだよ」

    魅音「でも、園崎家頭首としてはそう簡単に警察と手を組むわけにもいかない……だから」

    「あんたたち若いのがきっかけを作ってくれるのを待ってたんだね」

    魅音「お、お母さん!」

    「フフ……圭一くんと葉くんだったかい?なかなかどうして、若いのに度胸があるじゃないか」

    「あの泣く子も黙る園崎お魎にあそこまで言っちまうなんて……ホント、大した子たちだよ」

    圭一「俺は正直、園崎家の上の人がどんな感じなのかなんてよく知らなかったんで……」

    「オイラもまだこの雛見沢に来て日が浅いからな」

    圭一「多分、お魎さんの怖さをよく知らない俺たちだからこそあそこまで言えたんだと思います」

    「フフ……何も知らないってのも、時には武器になるもんなんだね」

    667 = 617 :

    アンナ「それに」

    「?」

    アンナ「園崎お魎が温かな心を持ってくれていたことが幸いだったわね」

    詩音「温かな心って……アンナさん、それはさすがにないですよ」

    詩音「あのおっかない鬼婆に人間らしい心なんてもんがあるわけが……」

    アンナ「彼女は強い語気tその風格で威厳を保ち、周りを畏怖させるような振る舞いをしていた」

    アンナ「それは己の立場を考えて自らの思いを吐露できない心情の裏返しよ」

    魅音「…………」

    アンナ「あの老婆も、本当はとても優しい人」

    668 = 617 :

    圭一「とりあえず……これで園崎家の協力も得ることが出来たな」

    「あんたたちの言うような敵が攻めてくるなんてにわかには信じがたいけどね」

    「ま、攻めてこないなら来ないでそれもよし……もし来たら」

    「この園崎茜、己の血が沸騰するまで戦い抜いてやるさ!」

    「……すげえかっこいいな、お前らの母ちゃん」

    魅音「あ、あはは……昔は色々と凄かったみたいだから……」

    670 = 643 :

    保守は任せました

    671 = 617 :

    ―――
    同日、某所

    鷹野「そう……あの子が、ね」

    小此木「仲間を集い、不穏な動きを見せています……我々の目的に勘図いている可能性も」

    鷹野「フフ……面白いじゃない、今は泳がせておいて構わないわ。騒ぎが起こればやりにくくなるわ」

    小此木「綿流しまで待て…ですか、了解しました」

    鷹野「何が起こるか分かっていたところで防ぐことが出来るわけでもない……そうでしょ?」

    673 = 617 :

    ―――
    綿流し前日、山中

    富竹「はっ……はっ……!」

    富竹(不覚だった……まさか、こんな事態になってしまうとは……!)

    富竹「梨花ちゃんの忠告がこんな形で実現してしまうなんて……!」

    富竹(鷹野さん……まさか、あんな計画を考えていたとは……!!)

    富竹(山狗も完全に寝返っている……くそっ、このままでは……!)

    富竹「なんとか番犬部隊を呼ばなければ……!」

    パーンッ!

    674 = 617 :

    鳳4「こちら鳳4、目標を電気中で狙撃。標的は崖から沼に落下、生死は不明」

    鷹野「沼に落下?……ずいぶんとお上手な腕前ね」

    小此木「すいません、まさかこの山狩りをすることになるとは思いませんでしたんで」

    鷹野「富竹の死体が発見できるまで沼地近辺を探しなさい」

    小此木「はっ!」

    675 = 617 :

    ・・・

    魅音「と、富竹さんが行方不明になってる!?」

    赤坂『滞在していたホテルから忽然と姿を消したと、おそらくは……』

    詩音「敵が動き出してきたみたいですね……!」

    赤坂『とにかく私は今から梨花ちゃんの家へ脱出するように電話をかける!』

    赤坂『君たちも各々で動いてほしい!』

    レナ「……いよいよだね、圭一くん」

    圭一「ああ、俺たち部活メンバーに喧嘩を売ったことを後悔させてやるぜ」

    魅音「うん……この日のために、今まで準備を進めてきたんだから!」

    678 = 617 :

    ・・・
    同時刻、梨花宅

    prrrr prrrr

    梨花「!」

    沙都子「着信……!」

    梨花(一分以上鳴り続ければ……ただちに脱出せよ、の合図!)

    沙都子「……58、59、60……まだ止まらないということは……!」

    梨花「沙都子!逃げますですよ!」

    沙都子「了解しましたわ!」

    679 = 617 :

    鶯2「こちら鶯2、標的とその同居人一名が家から脱走!」

    鶯3「こちら鶯3、様子からこちらの目的を知っての逃走であると思われる!」

    小此木『捕えろ!R以外の標的には発砲も許可する!』

    鶯3「それが二人は並び寄り添って走っており……

    小此木『ちっ!Rに弾が当たってしまう可能性も……狙撃はなしだ!人数をかけて追い込め!』

    鶯3「了解!」

    680 = 617 :

    梨花「敵は撃ってきませんですね……」

    沙都子「やはり敵は梨花のことだけは傷つけたくないようですわね!」

    梨花「でも……後ろから来てますですよ、沙都子!」

    沙都子「問題ありませんわ!梨花、私にぴったりとついてきてくださいませ!」

    ・・・

    鶯2「ぐあああっ!?」

    鶯3「ぬああっ!!」

    小此木『どうした!』

    鶯3「お、落とし穴のトラップだ!しかも一つや二つだけじゃない!」

    鶯2「ここ一帯が落とし穴だらけだ!」

    小此木『連続した落とし穴、狼穽か……ふざけたことを!』

    682 = 617 :

    雲雀7「待ち伏せろ、やつらは間違いなくここにやってくるはずだ!」

    雲雀6「鶯の一部がやられたらしい……少し面倒な相手みたいだな」

    「ああ、オイラたちは結構しぶといぞ」

    雲雀6・7「!?」

    「阿弥陀流!後光刃!」

    「ぐがっ……!!」


    「うし……じゃあ次、行くか」

    684 = 617 :

    ・・・

    鷹野「何をやっているの!子供二人を捕まえるくらい、山狗なら簡単でしょう!」

    小此木「そうもいきませんね……あの山はあの子供らには庭同然、そこを動き回られちゃ厳しいってもんです」

    鷹野「だったらその分を人数でカバーすればいいだけの話でしょう!早く増援を……」

    小此木「そっちも、きっちりと対処されとりますな」

    鷹野「…………?」

    小此木「増援部隊は……園崎組の集団と撃ちあいになっとるようです」

    鷹野「園崎組ですって……馬鹿な!こっちは奇襲に近い形でRを追跡してるのよ!」

    鷹野「それなのに山狗の増援部隊と真っ向から戦えるような装備を整えた園崎が来れるはずが……」

    小此木「準備しとったと考えるのが自然でしょうな、こちらの動きに対して」

    鷹野「…………!」

    小此木「どんな手を使ったかは知りませんが……こっちの動きが筒抜けだったんでしょうな」

    鷹野「…………フ」

    小此木「…………三佐?」

    鷹野「面白いことをしてくれたようだけれど……まだまだこっちには手があるわ」

    685 = 617 :

    ・・・

    梨花「追手が来なくなりましたですね……」

    沙都子「オーッホッホ!私の華麗な罠で全員をからめ取ってしまったようですわね!」

    魅音「沙都子!梨花ちゃん!」

    圭一「良かった、無事だったか!」

    沙都子「余裕ですわね、スリルがなさすぎて物足りないと思っていたくらいですわ」

    雲雀1「いたぞ!」

    レナ「でも、やっぱりまだ追ってはいるみたいだね」

    686 = 617 :

    魅音「一人くらいならちょろいもんだって……よっと!」

    雲雀1「うおあっ!!」

    圭一「す、すげーな魅音!何だ今の技!?」

    魅音「へっへっへー、今のは空気投げっていうおじさんの奥義だね」

    レナ「魅ぃちゃんすごい!レナも……」

    雲雀2「逃がすな!」

    レナ「負けてられないかな!」

    バキッ!

    雲雀2「うぐがっ…………」

    圭一「神速のレナパン……全然衰えちゃいないみたいだな」

    689 = 617 :

    ・・・

    圭一「うらっ!」

    雲雀10「ぐっ!」

    魅音「もうちょっとで園崎家の戦闘部隊と合流できるよ!そうすればもう安全だから!」

    レナ「…………」

    圭一「どうした、レナ」

    レナ「……なんだか変じゃない?さっきから敵は一人ずつしか来ないでしょ」

    レナ「普通に考えたら何人かで固まって襲ってきたほうが効率がいいはずなのに……」

    詩音「嫌な感じですね……まるで『少しずつおびき出されている』みたいな感覚が……」


    鳳1「その通りだ」

    690 = 617 :

    圭一「なっ!」

    鳳1「全員を罠にはめて勝ったと思ったか?囮を一人ずつ倒して舞い上がったか?」

    梨花「!」

    レナ「やっぱり……さっきまでのは……!」

    魅音「くっ……あとちょっとで園崎家と合流できるのに……!」

    鳳1「合流してどうする?」

    魅音「……どういう意味さ」

    鳳1「いくら任侠集団とはいえ、本気で戦闘のプロに勝てると思っているのか?」

    詩音「それって……まさか!」

    鳳1「まもなく園崎家戦闘部隊の制圧が完了する、お前たちの頼みの綱はなくなった」

    圭一「嘘だろ……くそっ!」

    691 :

    誰か北斗の拳のキャラクターでひぐらし作って

    692 :

    正直小中学生が武装した大人に勝てるとか意味わかんないよな

    アニメしか見てないが解決編の実はあっさり倒せる感はちょっと拍子抜けした

    693 = 617 :

    鳳1「全員、罠に警戒しつつ前進しろ!Rを捕獲したのち、その他全員を処分する」

    梨花「!」

    梨花(そんな……そんな……!)

    詩音「ダメです!完全に囲まれてますよ!」

    レナ「くっ……!」

    沙都子(私の罠もこの辺りには……!)

    魅音「ここまで来て……ここまで来て……!」

    梨花「嘘……こんなのって……!!」

    圭一「くそっ……みんな諦めるな!諦めるなあぁぁぁぁっ!!」

    694 :

    くそっ追いついてしまった

    695 = 617 :






    ―――憑依合体!!

    鳳1「!?」

    696 :

    >>691 ラオウ「ぬははははははははは
    はははははははははははははははは
    ははははははははははははははははは
    ははははははははははははははははははははは」

    698 = 617 :

    『阿弥陀流!真空仏陀斬り!!』

    山狗「ぐああっ!!?」

    圭一「よ……葉!!」

    「よっ」

    魅音「よっ、じゃないよ!もうちょい遅かったらここにいる全員がゲームオーバーだったんだから!」

    「遅れてすまん、けど……ゲームオーバーってのは多分違うと思うぞ」

    「お前らの力はこんなもんじゃねえだろ?」

    レナ「よ、葉くん……?」

    「……抜けるぞ、コイツらの包囲」

    699 = 617 :

    詩音「ほ、本気で言ってるんですか?」

    「いつまでも囲まれっぱなしじゃそのうちやられちまうだろ?」

    圭一「む、無理だ葉!お前でもこの人数を相手にするのはさすがに……」

    「オイラは無理なことはしない。だから」

    「無理じゃない」

    梨花「葉……!」

    「行くぞ!阿弥陀丸!」

    阿弥陀丸『応ッッ!!』

    700 = 617 :

    ・・・

    鳳1「ぐっ……!」

    「……これで全員だな」

    詩音「す、すごい……!あれだけの人数を……あんな木刀一本で……!」

    レナ「サムライ……みたいだったね、葉くん」

    魅音「みたいなんてもんじゃない、サムライだったよ……あれは」

    圭一「止まってる時間はないぞみんな!早く園崎と合流しないと!」

    鳳1「ば、馬鹿が……合流したところで……もうすでに園崎は制圧されているはずだ……」

    「…………」

    鳳1「……いくらお前でも、園崎を圧倒するレベルの山狗の数では対処できまい」

    「勘違いすんな。戦ってるのは、オイラたちだけじゃねえぞ」

    鳳1「…………?」


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