私的良スレ書庫
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元スレ萌郁「私は、岡部くん依存症だから」
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ダル「あれ、これでも動くんだ。で、何が起きる訳?」
岡部「……今は待つのだ」
萌郁「…………」
ダル「……終わった」
岡部「さあ、見るが良い。これが……電話レンジの力だ!」
ダル「どれどれ……うん?」
萌郁「……?」
岡部「フゥーハハハ! どうだ、驚いたか!? バナナが見事に」
ダル「ほっかほかに温まってるけど」
岡部「……はあ? 何を言っている、こうすればちゃんとゲル状のバナナができて…………ない?」
岡部「……今は待つのだ」
萌郁「…………」
ダル「……終わった」
岡部「さあ、見るが良い。これが……電話レンジの力だ!」
ダル「どれどれ……うん?」
萌郁「……?」
岡部「フゥーハハハ! どうだ、驚いたか!? バナナが見事に」
ダル「ほっかほかに温まってるけど」
岡部「……はあ? 何を言っている、こうすればちゃんとゲル状のバナナができて…………ない?」
>>402
ちょっとぞわっとしちゃったじゃないか
ちょっとぞわっとしちゃったじゃないか
>>403
お前は尻好きだ
お前は尻好きだ
岡部「な、なぜだ? 42型ブラウン管も準備はできている、電話レンジもある……どこもおかしくは無い」
ダル「オカリン、結局このバナナがどうなって欲しかった訳?」
岡部「そのバナナがゲル状になるはずなんだ……」
ダル「ゲル状? あるあ……ねーよ」
岡部「ほ、本当になるはずなんだ! いや、もう一度やれば必ず……」
ダル「そもそも、電子レンジで温めてゲル状になるなんて有り得ないだろ常考」
岡部「そんなことは無い……何かの間違いだ、そうだ、やり方が違ったのかもしれない……」
萌郁「……岡部くん」
ダル「桐生氏も彼氏に何か言ってあげた方が良いんじゃね?」
萌郁「私は……邪魔しないようにって言われたから」
ダル「…………」
ダル「オカリン、結局このバナナがどうなって欲しかった訳?」
岡部「そのバナナがゲル状になるはずなんだ……」
ダル「ゲル状? あるあ……ねーよ」
岡部「ほ、本当になるはずなんだ! いや、もう一度やれば必ず……」
ダル「そもそも、電子レンジで温めてゲル状になるなんて有り得ないだろ常考」
岡部「そんなことは無い……何かの間違いだ、そうだ、やり方が違ったのかもしれない……」
萌郁「……岡部くん」
ダル「桐生氏も彼氏に何か言ってあげた方が良いんじゃね?」
萌郁「私は……邪魔しないようにって言われたから」
ダル「…………」
数十分後
ダル「……オカリン、もう諦めた方が良いと思われ」
岡部「いや、俺は諦めん……何が違う、どうすれば」
萌郁「岡部くん……一度、休んだ方が」
岡部「……うるさい! 俺に指図するな!」
萌郁「……っ! ご、ごめんなさい……」
岡部「あっ……す、済まん」
ダル「……オカリン、もう諦めろって。桐生氏のためにも」
岡部「萌郁のため……どういう意味だ」
ダル「オカリン本当にどうしたん? 高校の頃からずっと、桐生氏のことばっか考えてたじゃんか」
萌郁「……橋田くん、私は良いから」
ダル「いや、最近のオカリンはやっぱり何か変だお。……少し、冷静になった方が良いんじゃね」
ダル「……オカリン、もう諦めた方が良いと思われ」
岡部「いや、俺は諦めん……何が違う、どうすれば」
萌郁「岡部くん……一度、休んだ方が」
岡部「……うるさい! 俺に指図するな!」
萌郁「……っ! ご、ごめんなさい……」
岡部「あっ……す、済まん」
ダル「……オカリン、もう諦めろって。桐生氏のためにも」
岡部「萌郁のため……どういう意味だ」
ダル「オカリン本当にどうしたん? 高校の頃からずっと、桐生氏のことばっか考えてたじゃんか」
萌郁「……橋田くん、私は良いから」
ダル「いや、最近のオカリンはやっぱり何か変だお。……少し、冷静になった方が良いんじゃね」
ダル「あれだけ幸せにするとか言っといて、そんな態度取るとかオカリンじゃないだろ」
岡部「……それは、俺では」
ダル「オカリンが彼女いて羨ましいとかリア充爆ぜろとか言ってたけど、
ちゃんと桐生氏を大切にしてたオカリンを僕はカッコいいと思ってますた」
萌郁「…………」
ダル「オカリン、何があったのかは知らんけど……少し頭、冷やそうぜ」
岡部「……違うんだ、俺は……実は」
ダル「今日はもう帰るから。また元に戻ったら協力でも何でもするお」
岡部「……ダル」
岡部「……それは、俺では」
ダル「オカリンが彼女いて羨ましいとかリア充爆ぜろとか言ってたけど、
ちゃんと桐生氏を大切にしてたオカリンを僕はカッコいいと思ってますた」
萌郁「…………」
ダル「オカリン、何があったのかは知らんけど……少し頭、冷やそうぜ」
岡部「……違うんだ、俺は……実は」
ダル「今日はもう帰るから。また元に戻ったら協力でも何でもするお」
岡部「……ダル」
萌郁「……橋田くん、行っちゃったね」
岡部「……元に戻ったら、か。……それができれば、こんな思いはしない」
萌郁「今日は……帰ろう?」
岡部「……分かった」
岡部(ダルは何も悪くない……あいつが言っていたことはすべて正しい)
岡部(だが、ダルの中の俺は……俺じゃない。萌郁を大切にしていたのは俺じゃない……)
岡部(……一人では、何も上手くいかない。それなのに……一人になってしまった)
岡部「……元に戻ったら、か。……それができれば、こんな思いはしない」
萌郁「今日は……帰ろう?」
岡部「……分かった」
岡部(ダルは何も悪くない……あいつが言っていたことはすべて正しい)
岡部(だが、ダルの中の俺は……俺じゃない。萌郁を大切にしていたのは俺じゃない……)
岡部(……一人では、何も上手くいかない。それなのに……一人になってしまった)
岡部「……鍵、返しに来ました」
天王寺「ん? どうした、さっきと違ってずいぶん元気がねえじゃねえか」
岡部「いえ、何でもありません……あの、また上の部屋を使わせて頂いても良いですか」
天王寺「いや、それなんだけどよ……実は、無理なんだ」
岡部「無理……? ど、どういうことですか!?」
天王寺「このビルも結構古くてよ、地震が来たら一発で潰れちまうかもって言われてな」
岡部「ま、まさか……取り潰す!?」
天王寺「そこまではいかねえけど、近い内にこのビルはしばらく閉鎖するんだよ。
俺も愛しのブラウン管ちゃん達を連れて、ちょっとの間お引越しって訳だ」
岡部「ブラウン管が……無くなる……」
天王寺「そういうことだ。残念だったら一台持ってくか? 大負けに負けてやるぞ?」
岡部「……失礼、します」
天王寺「おお、また会ったら買ってけよ」
天王寺「ん? どうした、さっきと違ってずいぶん元気がねえじゃねえか」
岡部「いえ、何でもありません……あの、また上の部屋を使わせて頂いても良いですか」
天王寺「いや、それなんだけどよ……実は、無理なんだ」
岡部「無理……? ど、どういうことですか!?」
天王寺「このビルも結構古くてよ、地震が来たら一発で潰れちまうかもって言われてな」
岡部「ま、まさか……取り潰す!?」
天王寺「そこまではいかねえけど、近い内にこのビルはしばらく閉鎖するんだよ。
俺も愛しのブラウン管ちゃん達を連れて、ちょっとの間お引越しって訳だ」
岡部「ブラウン管が……無くなる……」
天王寺「そういうことだ。残念だったら一台持ってくか? 大負けに負けてやるぞ?」
岡部「……失礼、します」
天王寺「おお、また会ったら買ってけよ」
萌郁「岡部くん……さっきよりも、落ち込んでる?」
岡部「……何も言わないでくれ。……帰ろう」
萌郁「……分かった」
岡部(ブラウン管工房が無くなる……それは42型ブラウン管が消えることを意味する)
岡部(数日の間にダルと関係を修復して……だが、それも数日間の間にだ)
岡部(もっとも、見たことのない現象を起こせと言ってできるのか……)
岡部(……甘かった。……失敗することなど、全く考えていなかった)
岡部(紅莉栖に頼るか? ……ただの学生が天才科学者と話ができると思うのか?)
岡部(いずれにせよ、俺一人では何もできない……元には、戻れない)
岡部「……何も言わないでくれ。……帰ろう」
萌郁「……分かった」
岡部(ブラウン管工房が無くなる……それは42型ブラウン管が消えることを意味する)
岡部(数日の間にダルと関係を修復して……だが、それも数日間の間にだ)
岡部(もっとも、見たことのない現象を起こせと言ってできるのか……)
岡部(……甘かった。……失敗することなど、全く考えていなかった)
岡部(紅莉栖に頼るか? ……ただの学生が天才科学者と話ができると思うのか?)
岡部(いずれにせよ、俺一人では何もできない……元には、戻れない)
萌郁のアパート
岡部「…………」
萌郁「……何か、食べない?」
岡部「……そんな気にもなれん、放っておいてくれ」
萌郁「でも……」
岡部「……このまま何もしないのも、楽かもしれないな」
萌郁「岡部くん……」
岡部「……済まない」
岡部「…………」
萌郁「……何か、食べない?」
岡部「……そんな気にもなれん、放っておいてくれ」
萌郁「でも……」
岡部「……このまま何もしないのも、楽かもしれないな」
萌郁「岡部くん……」
岡部「……済まない」
紅莉栖は記憶を持ち越しててたまにブラウン管工房きてたけど会えなくて、最後にもう一度ブラウン管工房に行こうと思った時に死にそうなオカリンに会って二人でタコ坊主を論破してDメール送る展開はよ
紅莉栖もリーディングシュタイナーもってるほうが面白展開だな
それから数日、俺は何もできず壁に身を預けたまま時を過ごしていた。
動かそうにも身体が動かない、そして動く気も起きない。
萌郁はただ俺を見守り続け、時折水と食事を口に入れてくれる。
しかし、その行為すら今の俺には邪魔で、無意識に手で振り払っていた。
どうしてこうなったのかは分からない。色々原因はあるだろう。
前の世界線の数々の出来事、止まる余裕など無かった。
心も身体もボロボロのまま、俺はこの世界線にたどり着いた。
それは、萌郁がもし俺と会っていたらどうなるか、というあってはいけない考えが生み出した結果だ。
ダルに俺が知らない岡部倫太郎の話をされたのも辛かった。
そのことで俺は、この世界で「俺」のことを分かってくれる者は居ないと知ってしまった。
……いや、もう認めよう。俺は、疲れてしまった。
もう、何も考えず、このまま消えてしまいたい。
そう考え始めた時――萌郁の顔がアップで俺の視界に入ってきた。
そして、
動かそうにも身体が動かない、そして動く気も起きない。
萌郁はただ俺を見守り続け、時折水と食事を口に入れてくれる。
しかし、その行為すら今の俺には邪魔で、無意識に手で振り払っていた。
どうしてこうなったのかは分からない。色々原因はあるだろう。
前の世界線の数々の出来事、止まる余裕など無かった。
心も身体もボロボロのまま、俺はこの世界線にたどり着いた。
それは、萌郁がもし俺と会っていたらどうなるか、というあってはいけない考えが生み出した結果だ。
ダルに俺が知らない岡部倫太郎の話をされたのも辛かった。
そのことで俺は、この世界で「俺」のことを分かってくれる者は居ないと知ってしまった。
……いや、もう認めよう。俺は、疲れてしまった。
もう、何も考えず、このまま消えてしまいたい。
そう考え始めた時――萌郁の顔がアップで俺の視界に入ってきた。
そして、
岡部「……っ!? んっ――な、何を……」
萌郁「んっ……。お水、飲まないと……脱水症状になるから」
岡部「……だからと言って、口で飲ませようとするヤツがあるか」
萌郁「岡部くん、やっとこっちを向いてくれた」
岡部「……何?」
萌郁「ずっと何もしないで、そのまま……消えてしまいそうだった」
岡部「……消えてしまえば良かったのにな」
萌郁「そんなこと、無い。……岡部くんが消えたら、私は生きてる意味なんて無いから」
岡部「それは以前の俺との記憶があるからだ……俺にはそこまでする様な価値は無い」
萌郁「岡部くんは、岡部くん。他の誰でも無い」
岡部「……またそれか。ああ、そういえば……お前は、俺としたかったんだよな」
萌郁「……岡部くん? ――っ!? な、何を……」
岡部「お前の望み通り……好きなだけしてやるって言ってんだよ」
萌郁「んっ……。お水、飲まないと……脱水症状になるから」
岡部「……だからと言って、口で飲ませようとするヤツがあるか」
萌郁「岡部くん、やっとこっちを向いてくれた」
岡部「……何?」
萌郁「ずっと何もしないで、そのまま……消えてしまいそうだった」
岡部「……消えてしまえば良かったのにな」
萌郁「そんなこと、無い。……岡部くんが消えたら、私は生きてる意味なんて無いから」
岡部「それは以前の俺との記憶があるからだ……俺にはそこまでする様な価値は無い」
萌郁「岡部くんは、岡部くん。他の誰でも無い」
岡部「……またそれか。ああ、そういえば……お前は、俺としたかったんだよな」
萌郁「……岡部くん? ――っ!? な、何を……」
岡部「お前の望み通り……好きなだけしてやるって言ってんだよ」
俺は力ずくで萌郁を押し倒し、そのまま両腕を掴んだ。
あの時と同じように、完全に主導権を握る体勢だ。
「何を……するつもり?」
「もう、どうでもいい……このまま何も考えず、馬鹿なことをしてやろうと思ってな」
「……そんなことしても、何も変わらない」
「だが、お前は言ったではないか。性欲に従うまま、俺を誘っただろうが」
「……ごめんなさい」
「謝っても何も変わらない……大人しくしろ」
「……分かった。好きにして」
無抵抗になった萌郁に俺は少しずつ顔を近づけていった。
その距離は縮まり続け、目の前に萌郁の豊満な胸が現れた。
着ているブラウスを?ぎ取り、肌を露出させ――そんなことはしなかった。
萌郁の胸に顔を預け、そのまま俺は涙を流し始めた。
「岡部……くん?」
「……萌郁、俺は……どうすれば……っ……何も、このままでは……」
あの時と同じように、完全に主導権を握る体勢だ。
「何を……するつもり?」
「もう、どうでもいい……このまま何も考えず、馬鹿なことをしてやろうと思ってな」
「……そんなことしても、何も変わらない」
「だが、お前は言ったではないか。性欲に従うまま、俺を誘っただろうが」
「……ごめんなさい」
「謝っても何も変わらない……大人しくしろ」
「……分かった。好きにして」
無抵抗になった萌郁に俺は少しずつ顔を近づけていった。
その距離は縮まり続け、目の前に萌郁の豊満な胸が現れた。
着ているブラウスを?ぎ取り、肌を露出させ――そんなことはしなかった。
萌郁の胸に顔を預け、そのまま俺は涙を流し始めた。
「岡部……くん?」
「……萌郁、俺は……どうすれば……っ……何も、このままでは……」
「この世界では俺は……五年間の記憶が無いも同然だ」
「……それなのにダルやまゆり、他の仲間のことを覚えている」
「だが、相手の記憶の中に居るのは俺ではない……別の岡部倫太郎だ」
「誰も俺が俺じゃないことなんて知らない……誰にも存在が認識されていない」
「この世界に一人……俺だけが急に取り残されたようだ。そして元の場所にも戻れない……」
「萌郁、俺はこのままなのか? このまま……世界から離れて生きていかなければならないのか?」
「……岡部くん」
「答えろ! 答えてくれ……俺は、一人で生きていくしか……」
崩れていく俺を、何かが優しく包み込んでくれた。
それは、萌郁の腕と体温だった。
「萌郁……」
「岡部くんは、一人じゃない……この世界から、断絶なんてさせない」
「……それなのにダルやまゆり、他の仲間のことを覚えている」
「だが、相手の記憶の中に居るのは俺ではない……別の岡部倫太郎だ」
「誰も俺が俺じゃないことなんて知らない……誰にも存在が認識されていない」
「この世界に一人……俺だけが急に取り残されたようだ。そして元の場所にも戻れない……」
「萌郁、俺はこのままなのか? このまま……世界から離れて生きていかなければならないのか?」
「……岡部くん」
「答えろ! 答えてくれ……俺は、一人で生きていくしか……」
崩れていく俺を、何かが優しく包み込んでくれた。
それは、萌郁の腕と体温だった。
「萌郁……」
「岡部くんは、一人じゃない……この世界から、断絶なんてさせない」
「お前が俺を……繋ぎとめてくれるのか?」
「……五年前、岡部くんがしてくれたのと同じことを、私もしてあげたい」
「そして、私なんかのためにDメールを送ってくれたことを……無駄にしたくない」
萌郁はそう言うと俺をさらに強く抱きしめた。
どこかへ行ってしまいそうな自分が、強く引き戻されたようだった。
「まゆりちゃんを何度も酷い目に遭わせて……それなのに、最後には赦してもらおうとして」
「……萌郁? お前……その記憶は」
「岡部くんと一緒に寝ている時に……夢を見た」
「その夢は、まさか……」
「……銃を持っていたり、車に乗っていた。そしていつも……まゆりちゃんを」
「それともう一つ……血だらけになった私の最後の願いを、岡部くんが叶えてくれる夢……」
「……あの時の記憶もあるのか」
「岡部くんはあんなことをしなくても良かった。それなのに……私のせいで、岡部くんをここに連れてきてしまった」
「……ごめんなさい、私は岡部くんを犠牲にして……幸せな時間を手に入れてしまった」
「……五年前、岡部くんがしてくれたのと同じことを、私もしてあげたい」
「そして、私なんかのためにDメールを送ってくれたことを……無駄にしたくない」
萌郁はそう言うと俺をさらに強く抱きしめた。
どこかへ行ってしまいそうな自分が、強く引き戻されたようだった。
「まゆりちゃんを何度も酷い目に遭わせて……それなのに、最後には赦してもらおうとして」
「……萌郁? お前……その記憶は」
「岡部くんと一緒に寝ている時に……夢を見た」
「その夢は、まさか……」
「……銃を持っていたり、車に乗っていた。そしていつも……まゆりちゃんを」
「それともう一つ……血だらけになった私の最後の願いを、岡部くんが叶えてくれる夢……」
「……あの時の記憶もあるのか」
「岡部くんはあんなことをしなくても良かった。それなのに……私のせいで、岡部くんをここに連れてきてしまった」
「……ごめんなさい、私は岡部くんを犠牲にして……幸せな時間を手に入れてしまった」
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